☆現地1/20

サンダー94-86ヒート
スパーズ109-99ナゲッツ

☆現地1/21

ホーネッツ78-76ヒート
キャヴス106-92ジャズ
ニックス98-91シクサーズ
ホークス110-91ペイサーズ
ピストンズ128-118マジック
グリズリーズ92-86ラプターズ
マヴス98-75ウルヴス
ペリカンズ96-80レイカーズ
サンダー105-103(OT)ウィザーズ
サンズ118-113ブレーザーズ
ネッツ103-100キングス
ウォリアーズ126-113ロケッツ

☆現地1/22

ブルズ104-81スパーズ
ジャズ101-99バックス
セルティクス90-89ブレーザーズ
クリッパーズ123-84ネッツ


http://www.latimes.com/sports/lakers/la-sp-kobe-bryant-injury-20150123-story.html

さて、そろそろオールスター情報も集まってきたのでそちらを書こうと思ったら、またまた残念ニュースが飛び込んできましたね。はい、今年もまたコービーのシーズンがポストシーズンを待たずして終わってしまいました。左肩を痛めてしまった結果でして、これでコービーのシーズンが半ばで終るのも3シーズン連続になります。流石にこうも故障が続くと、ファンのコービーへの風当たりも厳しくなる一方ですね。

ファンの皆さんも意見真っ二つ、早く引退しろor擁護で割れておりますね。いやー、かつてコービーがペニー・ハーダウェイをおじさん扱いしていた生意気盛りの頃を知る者としては感慨深いものが・・・なんて話も多分再三しているんじゃないかな、私。

スター選手の引き際は大きく分けて2つ。余力を残してサッと引退するか、ボロボロになるまでやるか。明らかにコービーは現在、後者を選択しています。本人は前者のつもりかも知れませんが・・・。

後者のパターンで我々の世代が思い当たるのはバークリー。彼はロケッツでのキャリア終盤、故障を繰り返しながら出場を続けました。それは彼が一度も優勝していなかったからでもあります。最後は結局引退を余儀なくされましたがね。このパターンとほぼ同じなのがユーイングでした。彼もニックスから事実上の引退勧告を受けたようなものでしたが断り、ソニックス(現サンダー)へ、そしてマジックへ移籍してキャリアを終えました。優勝と縁が無かったのもバークリーと同じです。ああ、ドミニク・ウィルキンスもこのパターンですね。彼らに共通するのはいずれも、優勝の為に現役に拘ったということです。最後はレイカーズへ移籍したカール・マローンもこの分類に含めて良いでしょう。

しかし、優勝していながら引退せずに現役を引っ張った選手もいます。忘れられがちですが、オラジュワンも現役に拘りました。彼はロケッツで3度のファイナル出場、2度のチャンピオンに輝きながらもなお現役を続行、ラプターズに移籍してまでコートに立ち続けました。正直、未だにこの人がこうまでプレーを続けたモチヴェーションが分かりませんが、まあそこは人それぞれですからね。

我々より上の世代のファンであれば、カリーム・アブドゥル=ジャバーの名前が出てきます。彼は6回のチャンピオンに輝き、43才まで現役を続けました。ただまあ、彼の場合はキャリア終盤にレイカーズが2連覇を果たし、3連覇をかけたシーズンだったという特殊事情があったりします。まあそもそも40才過ぎて一線級というのが色々おかしい訳ですが。

カリームやダンカンを見れば分かる通り、ビッグマンは基本さえしっかりしていれば、そして体をちゃんとケア出来れば長いキャリアを送れます。逆に1〜3番ポジションの選手はやはり運動量が大きいので苦労しますね。グラント・ヒルは選手再生工場サンズで頑張りましたが、あれはマジック時代の相次ぐ故障による長期欠場の副産物で、かかと以外は疲労しなかった事も幸いしているように思います。コービーの場合はもうずっとレイカーズの看板選手として踏ん張り続けましたからね。

先日のキャヴス戦でコービーがレブロンと仲良く談笑しながら対戦していたのを見て、コービーも遂に引退を決意したのでは?という憶測もあるようです。まあ全く考えていないかと言えばそんな事は無いでしょうね。しかし、私はまだ今季でコービーが引退するとは思ってません。あの和やかムードは単にレイカーズが優勝と関係無いポジションにいるからに過ぎないと私は見ています。レイカーズが今もタイトルコンテンダーだったらまた話は違ったのではないかなと。

そもそもコービーの背番号を見て下さい。ええ、24番です。本人は否定していましたが、あれは明らかにジョーダンの23番を意識した背番号ですよ。NBA入り前から憧れ続けた不世出のスーパースターに追い付き追い越したい・・・それこそがコービーの現役続行のモチヴェーションに他なりません。

実際のところ、コービーがジョーダンを超えたという評価は将来に於いても起きないでしょう。キャリア通算FG成功率で5割超えのジョーダンに対し、コービーは.450ぐらいが関の山。優勝回数も5回まで来ましたが、そこから苦しんでいますね。キャリア総得点で彼を超えたのは素晴らしいですが、恐らくはコービー本人こそが、これでジョーダンを越えたなんて考えから最も遠いはずです。

つー訳で恐らく、コービーはまだまだ現役に拘るはずです。何しろ、彼が仰ぐ目標、マイケル・ジョーダンは齢40にしてなおコートに立ち続けたのですから。レイカーズファンの皆さん、まあ流石にこの先戦力が揃えばコービーが今までのようにシュートを乱発する事は無くなると思います。現在のチームの成績低迷はコービー個人ではなくチームの方針の結果なのですし、レイカーズファン諸兄には今しばらくフランチャイズスターの「コービー・ショー」にお付き合い下さいませ。だって、まだその幕は降りていないのですから。

再び戦力が揃った時、コービーが今一度輝くか否か、私は楽しみにしています。案外レブロンとの会話も、数年後にファイナルで会おうなんて言っていたのかも知れませんよ?ま、全ては将来分かりますよって事でひとつ。








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