NBA ALL-ROUND MAGIC オーランド・マジック&NBA最新情報ktkr!

え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

2008年04月

スカイルズ、バックスHCへ就任

http://www.nba.com/bucks/news/coach_hired_080421.html

優秀な人材には声が掛かるのが早いですな。サンズ、そしてブルズを率いて一定の結果を収めてきた名将スコット・スカイルズ、シーズン途中のブルズHC解任後にもかかわらず、今度はバックスと4年契約でHC職返り咲きです。ニックスのウォルシュGMもジャマール・クロフォードやエディー・カリーが元ブルズでスカイルズのコーチングを受けていたということもあってアイザイア・トーマス解雇後の後任候補としてスカイルズを狙ってようですが、一歩出遅れましたね。もっとも、スカイルズがニックスに行きたかったかどうかは別問題ですが。

早くも3チーム目のHC職ながら実はまだ44才と若いスカイルズの目標はタレントが揃いつつあるはずなのに今ひとつ結果に結びつかないバックスを纏め上げることですが、こういうタスク好きそうですよね、スカイルズって。今季は怪我人の影響などもあって結果を出せていませんが、タレントの質量はそこそこ揃っているチームだけに、スカイルズのような名将が率いるなら再浮上はそう難しい話ではないでしょう。うむ、またイーストに手強いチームが登場するやも知れません。T-MAC時代にチンチンにされた悪夢が甦りませんように

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プーランク:牝鹿

ジノビリ、6thマン・オブ・ザ・イヤー受賞

http://www.nba.com/news/sixthman_080421.html

レギュラーシーズンの終了は各アワード発表の合図でもあります。ということで先頭を切って発表されたのは6thマン・オブ・ザ・イヤーな訳ですが、この賞だけは誰がどう見ても確定してましたね。選定は1〜3位に投票していくシステムなんですが、何せ1位票が124人中123票という圧倒的な得票率で、スパーズのジノビリが受賞となりました。そりゃそうですよね、6thマンなのにチームの得点王なんですから。こんな斬新な選手起用をやってのけるポポヴィッチHCの柔軟な発想には恐れ入ります。

なお2位は昨季の受賞者、サンズのバルボサでした。ジノビリ以外の唯一の1位票は彼への投票です。ちょうどプレーオフで激突する両者がこんなところでも火花を散らしてますねー。

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グレイテスト・ヒッツ

2連勝/2連敗

キャヴス(2勝)116-86ウィザーズ
ジャズ(2勝)90-84ロケッツ

レブロンはもうどうしたらいいんですかねこれ。今度は30得点9リバウンド12アシスト、殆どトリプルダブル達成で2ブロックとかもうバケモンでしょう。ただ、今季のキャヴスにはマイケル・ジョーダン1人でキャヴスを「ザ・ショット」で沈めていた頃のブルズのような危うさも若干感じます。サポーティングキャストたる面々が今の体たらくではセルティクスを倒すのは難しいのではないかなと。

そしてロケッツ、ホームで2連敗・・・。アルストンとヤオミンを欠いてよくやってるとも言えますが、チームのピークを持って来るのがちょっと早過ぎたのでしょうか?アルストンは第3戦復帰の可能性もあるようですが、問題は次からジャズのホームで2連戦だということです。

ロケッツもウィザーズも次戦を落とせば9割詰みって感じですが、アウェーで星を取り戻さねばならないロケッツの方が更に厳しい状況なのは言うまでもありません。ウィザーズにしてもこのまま電車道で土俵を割ってしまうようならアリーナスの去就への影響は避けられないでしょうね。ともあれ、「It's not over till the fat lady sings.」、太っちょ女が歌うまではまだ終わりではありません。シリーズはまだまだこれからです。


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GAME(DVD付) 【初回限定盤】
GAME

2003年以来の・・・(つД`)

マジック(1勝)114-100ラプターズ
レイカーズ(1勝)128-114ナゲッツ
シクサーズ(1勝)90-86ピストンズ
セルティクス(1勝)104-81ホークス

http://www.nba.com/games/20080420/TORORL/boxscore.html

2003年4月27日。T-MAC率いるマジックは後にオールスターモードのレイカーズを倒して世界を驚かせることになるピストンズ相手に3勝1敗と王手をかけました。アップセット、そして1stラウンド突破確実かと思われたマジック久々のチャンスは、ピストンズ気合の3連勝で打ち砕かれたのです。その時、ドワイト・ハワードはまだアトランタのスーパー高校生でした。

そのT-MACこそドワイトの入団と共に去ったものの、遂にプレーオフ戦線に戻ったマジック。2007年はピストンズに4タテ喰らわされて世間の荒波に揉まれたものの、今季は堂々イースト3位の成績を掲げてこの舞台に戻りました。もっとも、相手はやや相性が悪いかと思われていたラプターズであります。昨プレーオフで果たせなかった今度こその1勝にプレッシャーにならないか心配ではありました。

そんな懸念を初手から吹き飛ばすネルソンの3、そしてネルソンのアシストからタコルーのレイアップとマジックは先手を取ります。タコルーのダンク、エヴァンスとルイスの3・・・マジックのオフェンスは完璧に機能し、1Qだけでなんと43点、しかも1Qで3ポイント9本というセルティクスと並ぶ記録まで打ち立ててしまいました。流石にこれはちと出来すぎでして、2Qにはマイルドに点差を詰められます。それでも前半終了時点では60-47、なかなか順調ではありました。

ドワイトのダンクやボッシュのアリウープが飛び交う3Qはほぼ互角に経過しつつ、ラプターズは3ポイントで徐々に点差を1桁内に詰めてきます。それでも3Qは何とか10点差で逃げ切ったものの、勝負の4Qに入るとカポノの3が火を吹きます。1撃目で点差は1桁に戻り、パーカーのFT×2本の後の2撃目で一気に点差は5点に。若きマジック、正念場が来ました。

が、4Qで簡単に崩れないのが今季仕様のマジック。タコルーのフェイダウェイ→ドワイトのダンク→ドワイトのレイアップ→ドワイトのダンク→ネルソンのレイアップの5連続得点で再度98-83まで突き放し、その後ラプターズが点差を1桁に戻す事は無かったのです。マジック、プレーオフ久々の白星まで5年かかりましたよ。思えば長かったですたい・・・(つД`)

ドワイトはいきなり戦慄の25得点22リバウンド、そして5ブロック!レブロン、クリス・ポールに続く若きエースのグレイトパフォーマンスです。相方ネルソンも24得点7アシストとなかなか上出来でした。タコルーも21得点6リバウンド6アシストと相変わらずです。

そしてルイス、数字面でこそFG5/14で13得点4リバウンド5アシストと微妙なスタッツですが、“(Lewis) fronted me the whole game. He was up in my space. I should have done a better job expecting that. He did a good job”とボッシュに脱帽させる程ディフェンス面での貢献は目覚しいものがありました。あのルイスがオフェンスでなくディフェンスで相手エースにここまで言わせるなんて感動さえ覚えます。ボッシュは“I'll be ready for it in game two.”とも言ってますので油断はなりませんが、言ってみれば暫定PFであるルイスがここまでやってくれたのは嬉しい誤算です。

先発5人+ドゥーリングが2桁得点となったマジックはFG成功率でも53.2%とラプターズの37.6%を圧倒。これはネルソン&ドゥーリングのコンビがラプターズ最強のPGコンビ、T.J.フォード&カルデロンを抑えたというのも大きいと思います。実際ネルソンとドゥーリングのFGがそれぞれ7/13、4/8なのに対し、フォードとカルデロンは意外にも1/9、3/11と低調でした。PGでは遅れを取っているかと思いましたが、どっこい頑張りましたね。ここも良い意味で計算外でした。いや、ケニー・スミスの分析「マジックのガードは過小評価」も案外当たってるのかも知れませんね。

かくしてなかなか順調な立ち上がりを見せたマジックですが、いやいや4勝を挙げるまで油断はなりません。2003年も3勝1敗でこりゃあもう大丈夫だろ常考・・・と思ったら足元を思いっきり掬われたのです。第2戦で負ければホームコートアドヴァンテージはラプターズに移ってしまうのが現実ですし、このまま油断する事無く、でもこの第1戦の感触は忘れる事無く次戦に臨んで欲しいと思います。

それにしてもピストンズがいきなり黒星でちょっとビックリです。ここ数年のプレーオフでのピストンズは絶対的な強さが無いような・・・。ラプターズに勝たない事にはその先の心配などしている場合ではありませんが、ピストンズと言えども意外に高いハードルではなくなりつつあるのかも知れませんね。

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スピリット(初回生産限定盤)(DVD付)

さよならシアトル・(スーパー)ソニックス?

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3353270
http://www.afpbb.com/article/sports/basketball/2380144/2848100

・・・正直言いますと、チームの移転ってあまり好きじゃありません。ヴァンクーバーからメンフィスへのグリズリーズ移転は正直仕方無かったなぁと思いますが、ホーネッツがシャーロットからニューオリンズへ移ったのはなんだかショックでした。もしかしたら自分が応援していたかも知れないフランチャイズでしたからね。まあこのケースはチーム経営陣が地元の総スカンを喰らったので致し方無いんですけど。

で、ソニックスです。オクラホマ・ソニックスとかになっちゃうんでしょうか、これ。シアトルに学生時代住んでいたうちの会社の後輩女子(20代美人)もガッカリでしょうねえ、これ。まあ古くはウィルキンス(ドミニクじゃなくHCで有名な方)やデニス・ジョンソン、近くはケンプ、ペイトン、レイ・アレン、そしてルイスとフランチャイズプレーヤーを割りとあっさり放出してしまうチームの経営方針が宜しくなかったとか聞いたことがありますが、真偽の程はいかがなものでしょうかね?

まあ上記ソースを見てもまだ確定したとは言い難いようですが、出来れば移って欲しくないなぁというのが懐古厨の思いですね。とは言えNBAフランチャイズを狙う都市は決して少なくなく、例えば前々回オールスターを開催したラスヴェガスなんてのもそのクチです。マジックもアリーナ新築問題で一歩間違えばラスヴェガス・マジックになってたかも知れない訳でして、まあ他人事では無いですよというお話でした。

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KEEP ON,MOVE ON

開戦

キャヴス(1勝)93-86ウィザーズ
スパーズ(1勝)117-115サンズ
ホーネッツ(1勝)104-92マヴス
ジャズ(1勝)93-82ロケッツ

いよいよプレーオフの火蓋が切って落とされました。初戦からいきなりゾーン突入で後半だけで20点を奪い、ウィザーズをほぼ独力で沈めて見せたレブロン、キッドとのマッチアップにも関わらず初のプレーオフで35得点10アシスト4スティールの天晴な活躍を見せたイケメン若武者クリス・ポールと見せ場の嵐ですが、まあやっぱスパーズ対サンズが凄過ぎますね。フィンリーの3でOT突入→ダンカンの3でダブルOT突入、って一戦目からどんな名勝負ですかそれ。1stラウンドのはずなのに試合内容は既にカンファレンスファイナル級の熱戦、プレーオフ序盤の白眉シリーズになりそうですね。第7戦まで縺れるような、歴史に残るシリーズを期待したいです。

ところでロケッツだけがあっさりホームコートアドヴァンテージを早速持っていかれてしまいました。3年連続1stラウンド対決のキャヴスvsウィザーズ、2年連続プレーオフ対決のスパーズvsサンズと同じく、ここも2年連続の対決ですが、流石にヤオに続きアルストンの欠場は痛いですね。チームの先発PGとCが居ない状態で今の過酷なウエストでのプレーオフ戦線を勝ち抜くのはちと荷が重過ぎます。とはいえ、T-MACのいる今のロケッツはマジックファンの私としては、もしかすると今のマジックの姿だった可能性もある陣容だけに心情的には応援したいかなあ。大変厳しいチーム事情ではありますが、何とかT-MACには漢の意地を見せて欲しいところです。


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ヒトラーVS.スターリン 独ソ開戦―盟約から破約へ (WW selection)

マジックvsラプターズ 専門家達の考察

さて、早速海外の各サイトではプレーオフ1stラウンドの勝敗予想がなされております。それらの記事から、マジック対ラプターズのマッチアップに関する考察をまとめてみました。まずはスポーツイラストレイテッド。

http://sportsillustrated.cnn.com/2008/writers/marty_burns/04/17/east.breakdown/index.html?eref=T1

ラプターズの4勝2敗と予想Σ(・ω・ノ)ノ
あらら、いきなりマジックの負け予想であります。ネステロヴィッチがドワイトを止め、その間にボッシュ大暴れ、と。更にPG対決もマジック不利と予想しております。ヤベー。

http://sports.espn.go.com/nba/playoffs2008/series?series=tororl

続きましてESPN。おお、こちらは評論家10人中9人がマジック勝利と予想しております。マジックの4勝1敗という読みが4人、4勝2敗が5人、2勝4敗が1人ですな。てか、その評論家の中にジャレン・ローズが混じってる件について(´д`;)因みにローズはマジックの4勝2敗という読みです。一般の方の投票でもマジック優勢との読みですね。

http://sportsline.com/nba/postseason/matchups/quarterfinals/ORL-TOR

お次はCBS。ややマジック優位、という読みですね。こちらでは評論家5人中4人がマジックが勝つと読んでいます。4勝1敗が1人、4勝2敗が2人、4勝3敗が1人、2勝4敗が1人です。

http://msn.foxsports.com/nba/story/8042640#3

FOXスポーツ行ってみましょう。こちらはPGはやや駄目だけどマジック優位、という読みです。ラプターズは3ポイントに頼り過ぎ、とのことですが、それってマジックも同じな気がするんですが(^-^;)ここはマジックの4勝2敗という読みです。

http://sports.yahoo.com/nba/playoffs/tororl;_ylt=Auoya1a0LCodHpIVBWF459G8vLYF

ヤフーさんは毎度お馴染み、ケニー・スミスの分析です。こちらは5つのカテゴリーに分けてマッチアップを分析してますが、簡単に書くとこんな感じです。

バックコート→マジック優位。マジックのガードは過小評価
フロントコート→マジック優位。BIG3が全員背が高く技術と運動能力あり
ベンチ→互角。どっちのチームもベンチ薄い
コーチ→互角。
不確定要素→マジック優位。マジックの方がタレント豊富

で、結論はマジックが勝ち上がるという読みですね。ケニー・スミス曰く「ラプターズはボッシュへの助けが十分でない」そうですが、はてさて?

http://www.nba.com/magic/playoffs/2008_Playoffs__Orlando_Magic_-267548-2128.html
http://www.nba.com/raptors/news/2008playoff_central.html

最後にNBA.comより、マジック及びラプターズのサイトから関連記事です。流石にNBA.comはどちらが有利とも書いてませんね。以上、諸々参考にしてみて下さい。

私?これだけマジック優位の予想を見せられても全然不安です。正直冒頭のスポーツ・イラストレイテッド誌(CNN)HPの記事の分析が一番気になってます・・・。と言いつつ、マジックに勝ち上がって欲しいんですけどね。ドワイトとルイス、我らがゴートゥガイたるタコルーの活躍は勿論の事、意外と強心臓のネルソンあたりもビッグショットでチームを1stラウンド突破へ導けると信じたいところですね。

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Blue Magic

プレーオフ2008 1stラウンド徹底予想

つーことでお待たせしました、東西1stラウンドを精緻に予想してみようと思います。おおっともうこんな予想もあるんですね、負けてられません。

http://www.basketball-zine.com/gh/archives/2008/04/nba_1_1.php

では行ってみましょう!( )内の数値はシード順位です。

☆イースト

・セルティクス(1)vsホークス(8)

是非も無いですね、昨年マジックがピストンズに挑んだ時と同じようなものです。ホークスがこのマッチアップで得るものはただ一つ、「経験」だけでしょう。セルティクスの4勝スウィープ勝ちと予想。

・ピストンズ(2)vsシクサーズ(7)

これまた戦力差は結構あると思います。シクサーズは確かに良く頑張りましたが、ピストンズ相手では流石に分が悪いとしか言いようがありません。イグオダラはビッグディールを得るためにも意地を見せたいところでしょうけどね。ピストンズ、4勝1敗を予想。

・マジック(3)vsラプターズ(6)

正直、私がマジックファンで無ければここは4勝2敗でラプターズと書きます。アップセットの可能性が最も高い組み合わせと言わざるを得ません。どう転んでも激戦は不可避という様相ですが、ここは試練を乗り越えマジックの4勝3敗と予想しましょう。

・キャヴス(4)vsウィザーズ(5)

3年連続の対決、最早立派な因縁対決です。この対決は彼我に戦力差があまりなさそうですが、実質レブロン1人のキャヴスの方がやや分が悪いのでは?と思いますね。それでも4勝3敗、レブロンの爆発力>アリーナスの爆発力でキャヴスの勝ちと予想する次第です。

☆ウエスト

・レイカーズ(1)vsナゲッツ(8)

アイヴァーソンとケニオン・マーティンはまたしてもコービーとレイカーズの前に膝を屈することになりそうですな。カーメロがあんな不祥事を起こした後だけに余計ナゲッツには厳しそうです。4勝1敗でレイカーズと予想。アイヴァーソンの意地でナゲッツも1勝だけは挙げると思います。

・ホーネッツ(2)vsマヴス(7)

マヴスは昨季の恨みを八つ当たりするべき時かと思われます。ええ、アップセット返しです。キッドとポールの新旧最強PG対決が楽しみですが、シリーズが長引けば長引くほど経験値の差でマヴス有利かと。マヴス、4勝3敗で予想。

・スパーズ(3)vsサンズ(6)

・・・1stラウンドの対決ですかこれ?サンズはこの日のためにあのトレードに踏み切ったようなものですね。シーズン終わりまでクルージング出来なかったこと、昨プレーオフでのオーリーアタックの恨み等々考えてもサンズ有利かと。サンズ、対スパーズ用のスペシャルホールド炸裂で4勝3敗と予想。

・ロケッツ(5)vsジャズ(4)

ここも2季連続の対決ですか。シード上はジャズが上ですが勝敗数で上回るロケッツがホームコートアドヴァンテージを握ります。これはホームコートでの圧倒的な勝率が売りのジャズには良くないニュースです。アルストンが2試合欠場と見られるロケッツも厳しいですが、ヤオミン欠場に比べれば可愛いもんでしょう。ロケッツ、4勝3敗と予想。

・・・当たるも八卦当たらぬも八卦。さあ、どうなりますことやら。

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NBA アップセット&アンダードッグス

貴様等クビです

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3351315

シーズン終了時の風物詩、HC交代噺三題でございます。え〜、まずはスコット・スカイルズHCの後を継いでいたブルズの臨時HC、ジム・ボイランが解雇されました。パクソンGM曰く"I do think we need a different, or new, type of vibe with our team.A different kind of energy."だそうですが、誰を雇うつもりですかね。ブルズのPG出身者で誰か適任者いないかなぁ。とは言え、このチームの未来は割と明るいと私は踏んでいます。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3351403

お次はバックス。Larry Krystkowiak(読めねぇよ)HCがHC就任1年で解雇です。まあ26勝56敗では致し方無いところでしょうか・・・。イ・ジャンリンもいますし、怪我人が出なければこのチームはこんなものではないと思うのですがね。ここはもう面倒だからテリー・ポーターでも呼び戻せばいいじゃないと思うんですが、まあ実際には新たな選択肢を模索するでしょう。

http://www.nydailynews.com/sports/basketball/knicks/2008/04/16/2008-04-16_knick_season_isiah_thomas_era_end-2.html

そして皆様お待たせしました、いよいよニックスのアイザイア・トーマスHCの命運が尽きる模様です。後任はマーク・ジャクソンのような新人HC説からスカイルズ説、ジェフ・ヴァンガンディ復帰説までヴァラエティーに富んでおりますが、正直どれが正解かよう分かりません。マーク・ジャクソンないしジェフ・ヴァンガンディ就任なら現在マジックにてドワイトの指導者役を務めているユーイングのマジック離脱・ニックスAC就任は十分有り得ますね。ヤベー、次のドワイトの師を探さねば。オラジュワン?それともシクサーズコネクションでモーゼス・マローン?

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管理能力開発のためのインバスケット・ゲーム

'07-'08レギュラーシーズン、終了/シーズン前予想の答え合わせ

ピストンズ84-74キャヴス
マジック103-83ウィザーズ
マヴス111-98ホーネッツ
ペイサーズ132-123ニックス
ボブキャッツ115-109シクサーズ
セルティクス105-94ネッツ
ヒート113-99ホークス
ウルヴス110-101バックス
ブルズ107-97ラプターズ
ロケッツ93-75クリッパーズ
ナゲッツ120-111グリズリーズ
スパーズ109-80ジャズ
サンズ100-91ブレーザーズ
ソニックス126-121ウォリアーズ

http://www.nba.com/games/20080416/WASORL/boxscore.html

幾シーズンかNBAを追いかけているヒトならシーズン終盤の試合が時に消化試合でしかなく、勝敗にあまり深い意味が無いということは否応無しに覚えてしまう事と思います。はて、提督ことデヴィッド・ロビンソンが得点王獲得のために得点を荒稼ぎしてみせたのはそんなに大昔の事では無かったように思うのは私だけでしょうか?それはともかく、マジックのレギュラーシーズン最終戦も例外では無く、率直に言って完璧な消化試合でした。

何しろスターターからしてマジックはネルソン、ウィザーズはBIG3全員がDNP。ドワイトは1Qフル出場するとベンチへ下がるという、連続出場記録継続のためだけの先発かよ!という状況でしたし、ルイス&タコルーも前半のみの出場と来たもんです。双方のチームともベンチプレーヤーフル稼働という、試合の経過を追いかける事に何の意味も無い試合でありました。

そんな具合なので、J.J.レディックがキャリアハイの18得点+4リバウンド3アシストの活躍を見せたところであまり評価は出来ないかなという話です。まあ彼としてみれば、出場時間さえあればやれることをアピール出来たというところでしょうけどね。むしろ前半だけで15得点のルイスや12得点のタコルーを誉めてあげたいぐらいです。あ、あとゴタートのこれまたキャリアハイとなる12得点11リバウンドも良いアピールになったかも知れません。

ともあれ、シャック&ペニー時代以降ベストとなる52勝をもってマジックは今季を終える事が出来ました。今季マジックが得た勲章を、個人タイトルも含めて並べるとなかなかのものです。

・ディヴィジョンタイトル&第3シード
・シーズン通して3ポイントシュート4本以上成功(NBA史上初)
・ドワイトのダンクコンテスト優勝
・ドワイトのオールスタースターター
・ドワイトの史上最年少リバウンド王
・ドワイトのダブルダブル回数(69回)リーグ1位
・ドワイトのダンク数(269回)リーグ1位
・ドワイトのブロック/ゲーム(2.17)リーグ5位
・ルイスの3ポイント成功数リーグ3位、タコルーの同12位

これにドワイトのオールNBA1stチーム、タコルーのMIPが加わるとするとなかなかの壮観ですね。ルイスの超大型契約に揺れたマジックの今季でしたが、ここまでの結果だけを見るに成功のシーズンだったと言って良いかと思います。もちろん大事なのはここから、プレーオフでどこまで勝ち進めるかなのですが。

その意味で、レギュラーシーズン最終日まで順位が定まらなかったウエストの激戦は歴史的に見てももっとも激しいレギュラーシーズンだったと言えるでしょうね。イーストのチームが先発メンバーを余裕で休ませているのとはかなり対照的でした。ともあれ、これでNBAはレギュラーシーズンの全日程を終了しました。最終的に確定した順位は以下の通りです。

☆イースト

1.Boston
2.Detroit 7.0
3.Orlando 14.0
4.Cleveland 21.0
5.Washington 23.0
6.Toronto 25.0
7.Philadelphia 26.0
8.Atlanta 29.0
9.Indiana 30.0
10.New Jersey 32.0
11.Chicago 33.0
12.Charlotte 34.0
13.Milwaukee 40.0
14.New York 43.0
15.Miami 51.0

私の予想はこれこれですが、最初のざっくりした予想だとイースト1・2位を的中させているのに、ディヴィジョン別予想だとセルティクスとマジックの1位しか当たってないのはどういうことかと・・・orz・・・まあ、ヒート大崩は予想困難なので仕方無いですが、ニックスを過大評価してしまったかな?ネッツもマグロアが全く期待外れでしたね。

☆ウエスト

1.LA Lakers
2.New Orleans 1.0
3.San Antonio 1.0
4.Utah 3.0
5.Houston 2.0
6.Phoenix 2.0
7.Dallas 6.0
8.Denver 7.0
9.Golden State 9.0
10.Portland 16.0
11.Sacramento 19.0
12.LA Clippers 34.0
13.Minnesota 35.0
14.Memphis 35.0
15.Seattle 37.0

・・・11位と12位の間に越えられない壁が存在する件について。こうしてみるとキングスも結構頑張ったんですね。さて、私の予想は
これ
これでしたが、最初の予想だとプレーオフに進むチーム自体は全チーム的中させたものの、順位が全然違いますねー。ディヴィジョン別予想でホーネッツを最下位にしてるあたり/(^o^)\ナンテコッタイって感じです。あ、ノースウエストはブレーザーズとウルヴスが逆な以外当たってるかな。

・・・という微妙な精度で予想を当てたり外したりした私が、次はプレーオフ1stラウンド全カード予想に挑みたいと思います!待て次回更新!

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オール・エンズ
この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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