NBA ALL-ROUND MAGIC オーランド・マジック&NBA最新情報ktkr!

300万ヒット行きました。ありがとうございます。

2008年08月

(追記あり)田臥、帰国へ

http://www.tochigibrex.com/news/release_080831.html

そうですか、遂に日本に戻りましたか。

日本人初のNBA選手となり、その後もABA、NBDL等のマイナーリーグでNBA入りを狙っていた田臥勇太でしたが、遂に日本リーグ(JBL)新加入のリンク栃木ブレックスと2年契約を交わし、日本に戻ってくる事になったようです。ユーロリーグへ挑むという可能性を本人も示唆していましたが、このタイミングでの帰国ということは、実質NBA復帰の道は諦めたと考えて良いでしょう。

そのクイックネスは誰しもが認めるところでしたが、結局のところシュート力と背丈の低さから来るディフェンスへの不安が彼の起用をためらわせていたのもまた事実。NBA挑戦は残念な結果ではありましたが、たとえ少しの間でもNBAにいられたという一点だけで、田臥の功績はやはり大きなものであると言わざるを得ません。後に続く者たちにとって彼の存在がどれほど大きかったかは言うまでもないでしょう。

9/2には入団会見が行われます。そこで本人の口からNBA挑戦についてなど語られることでしょう。日本代表にも勿論出てくれるはずです。引き続き、日本バスケ界第一人者のプレーに注目ですね。

☆追記

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2008/04/02/14.html

リンク栃木ブレックスの監督って田臥の能代高時代の恩師、加藤三彦さんだったんですね。いろいろ納得しました。

banner_03

日系二世のNBA―伝説のプレイヤーワッツ・ミサカとその時代

ホーネッツ・グリズリーズ契約情報+トレード2本(含ユーイングJr.)

ブログネタ
NBA に参加中!
http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=nba&id=3558348

ホーネッツから行きましょう。ニュージーランド初のNBA選手、ショーン・マークスと契約です。ラプターズ、ヒート、スパーズ、サンズと渡り歩いてきた典型的なロールプレーヤーです。いままで在籍してきたチームには全て2シーズン留まり、1シーズンあたりの出場試合数は最高でも25試合ですが、どうあれ8年NBAに残っている事は評価するべきでしょうね。8/23に33才の誕生日を迎えたばかりの彼、ビッグマンの控えの控えとしてもう少し残り続けそうです。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3558642

ホーネッツがニュージーランドならこちらはイラン。グリズリーズ、北京五輪で16.6得点11.2リバウンドを残したセンター、ハメッド・ハッダディと契約です。23才と若い彼、7-2の長身を誇ります。ミリチッチやガソル弟と国際派フロントコートを形成するのでしょうか?それ以前に言葉の問題が心配ですが、何だか応援したくなります。

http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=nba&id=3553519

トレード話行きます。まずはちょっと旧聞に属しますが、ネタが溜まるのを待ってた関係で掲載を見合わせていたサンズ・ロケッツ間トレードです。

サンズ←ショーン・シングルテリー
ロケッツ←D.J.ストロベリー

シングルテリーは2008ドラフトにてキングスに2巡目42位指名され、アーテスト絡みのトレードでロケッツにトレードされていた選手です。NBAデビュー前に早くも3チーム目の移籍とは彼も大変ですね。PGの控えの1人としての役割を期待されているようです。

ストロベリーはダントニ指揮下のサンズで33試合、平均8.2分の出番に留まっており、実力の程は何とも言えません。SGがFT.474ってのはいかがなものかと思いますが・・・。壊滅的なFG成功率(.315)が気になりますが、起用方法や戦術とのフィットの問題だったかも知れないと、特に理由も無く弁護してみたりして。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3559816

最後にニックスのトレード情報を。

ニックス←パトリック・ユーイングJr.
ロケッツ←フレデリック・ワイス指名権

まじっすか!!(AA略)

ユーイングJr.も上記のシングルテリー同様、2008ドラフトにてキングスが43位指名後、アーテストのトレード時にロケッツへトレードされていました。NBA入り前に3チーム目の移籍という点も同じです。違うのは、言うまでもなく偉大な父の球団に入ってしまうというところでしょう。トレードの相手がよりによってワイスの指名権だなんて、これはもう無償トレードのようなものです。ニックスとしては半ばオールドファン向けのサービスとしての獲得でしょうか?

これ、ユーイングJr.にとってはプレッシャー以外の何者でもないと思うんですけどね。本人も偉大な父に及ばないのは重々承知していると思いますが、わざわざその父がいた球団にルーキーから在籍ってどうなんでしょ?バリー兄弟、ダニー・シェイズ、ダミアン・ウィルキンスetcレジェンド選手の息子・親戚のキャリアも様々ですが、ユーイングJr.もむしろこの状況を逆手に取って堂々NBAキャリアをスタートさせて欲しいなと思います。

banner_03

息子

栄光無き天才たち1 アンファニー・ハーダウェイ(続)

ブログネタ
NBA に参加中!
オーライ、諸兄がペニー好きなのは良く分かりました。何しろ第1回の記事をアップした途端に1日のアクセス初の300突破です。今回の企画、ツカミは上々ですなということで、本来なら次の選手の記事に行くとこなんですが、今回はペニーの記事で書き忘れた事を書き足す続編を書く事にします。今回は日本語版のウィキペディアを貼っときますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%80%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4

・・・今にして思えば、ペニーって6-6の長身でPGだった訳です。あの頃マイケル・ジョーダン人気が一旦引退という名の休憩を入れつつ健在だった一方で、PGの理想としてマジック・ジョンソンというアイコンも依然強力でした。本来なら6-6以上の身長があればナチュラルポジションはSG〜SFな訳ですが、この時代PGという選択肢も割と普通だった訳です。これはペニーだけの話ではなく、例えばスティーヴ・スミスなんかも6-8のタッパながらデビュー当時、ヒート時代は「マジック・ジョンソン2世」と言われていました。スミスは結局SGで定着、後にはシューターとして活躍しましたが、ペニーの場合も結局SG〜SFになった訳です。

そもそもマジックの場合はガードではなくフォワード体型でして、結果PGからCまで全てをこなす究極のオールラウンダーと化した訳ですが、ペニーやスミスは結局ガード体型だったんだなぁと今更ながらに思いますね。もしマジック・ジョンソンが'80年代にあれほどの活躍を見せていなければ、彼らのNBAでのデビューはPGではなくSGだったことでしょう(正確にはペニーのデビューはSGですが)。逆に、レブロンはもっとデビューが早ければPGデビューも有り得たかなぁと思います。あ、でもグラント・ヒルはSF起用だったか。・・・彼の場合はSFでしたけどPGがリンジー・ハンターだったりしたので、実質ヒルがPGっぽかったですね。

ところでHOOP誌が200号を発売しましたが、8〜9ページにて過去の表紙が全部載ってます。ペニーは’95年8月号(ファイナル進出時)を皮切りに'96年1月号、5月号、12月号、'97年1月号と計5回表紙になってますね。そしてその次にオーランド・マジックの選手が表紙になるのには’02年5月号のT-MACまで待たなければなりませんでした。因みにT-MACが表紙になったのは4回、マジックを離れた後は0回です。ドワイトも早く表紙を飾ってくれたまえよ〜。

http://www.kicksonfire.com/category/sneaker-culture/nike-basketball/air-penny/

ところでエア・ペニー兇魄Δ靴審様にも朗報が。この秋以降、いよいよエア・ペニー兇復刻発売される模様です!

nike-air-penny-ii


pennymagiccolors
black-red-nike-air-penny-ii-2-31
nike-1-2-half-cent-penny-hardaway-hybrid-1


上から順に、エア・ペニー兇離リジナルカラー2種(2008年秋冬発売予定)、ヒートのカラーに合わせたブラック/レッドモデル(2009年初頭発売予定)、そしてNike 1/2 Centなるフォームポジットとのフュージョンモデル(2009年3月発売予定)です。上記リンクにあるようにエア・ペニー3の再発売もあるようですので、ペニーファンは今のうちから資金を用意しておくと良いと思いますよ!

あと、動画をいくつか追加しときましょう。



ペニーが'96年のオールスター出場時、隣に座っていたジョーダンにウォームアップのパンツを下ろされた時の映像ですね。最後の映像は翌年、ペニーがジョーダンを警戒してパンツを押さえてるんですね(笑)。





ペニーのCM映像もいくつか貼っておきます。リトル・ペニー来日時のCM動画どっかにないですかねー?

banner_03

NIKE AIR ZOOM FLIGHT 96 BLACK/WHITE-ROYAL ナイキ・エアズームフライト・バスケットシューズ
Yahoo!ショッピング(ヤフー ショッピング)



エリス、3ヶ月欠場へ/ティスデイル、癌と戦う

ブログネタ
NBA に参加中!
http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3556108

ウォリアーズのモンタ・エリスですが、折角再契約したばかりなのにかかとの手術で3〜4ヶ月欠場の模様です。来季は先発PGでの起用が予定されていた彼の欠場は、ウォリアーズにPG補強の必要が生じる事を意味します。今この段階からFAでの補強は厳しいですし、トレードの必要に迫られる可能性があるかも知れません。こういう故障が他チームに及ぼす影響も結構侮れないんですよね・・・。

http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=nba&id=3555031

昨日に続き、元選手ニュースです。元サンズなどでプレーしていたフォワードのウェイマン・ティスデイルが骨癌のため、右足を切断しました。選手時代からミュージシャン活動で知られていた彼、最新アルバム「リバウンド」はこの癌との戦いにインスパイアされた内容になっているそうです。

データ的には今後10年以上を生きる可能性は63%だそうですが、元々スポーツマンでもある彼の場合はもっと強いかもですね。マジック・ジョンソンだってエイズ感染しているのを時々忘れる健康振りですし、ティスデイルにも頑張って欲しいなと思います。

banner_03

ゲット・ダウン・オン・イット

さよならダックワース

ブログネタ
NBA に参加中!
http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3553879

ドレクスラー、テリー・ポーター、バック・ウィリアムズ、ジェローム・カーシーと共にブレーザーズの'90年及び’92年のファイナル進出に貢献したセンター、ケヴィン・ダックワースが44才の若さで亡くなりました。11年のキャリアで平均11.8得点5.8リバウンド、オールスターにも2回出場した7フッターは無料のバスケットボールクリニックでオレゴンへ向かう旅の途上でした。死因ははっきり報じられていないようですが、体重増加の問題を抱えていたようなので心臓発作あたりが疑わるところでしょうか。

'97年に引退後もポートランドに在住して大工、魚釣り、ハンティングなどを楽しんでいたようです。建築会社やレストランの経営もしつつ、バスケットボールのクリニックも行っていたかと思われます。ビッグマンにはどうにも荒くれもののイメージが付き纏う人が多い中、彼は元チームメイトのポーターが「彼は大きな、愛すべきテディベアだった」と評するジェントルマンでした。合掌。


banner_03

モーツァルト:レクイエム

北京五輪後のアメリカ代表/マジックのライター解雇?

ブログネタ
NBA に参加中!
・・・さて、北京五輪もどうやら無事終わり、いよいよ来たる'08-'09シーズンへの助走が始まります。が、その前に前回記事のフォローを。

北京五輪も無事に終わり、これでもうこの面子は次の五輪には出ないだろうなーと勝手に思ってましたが、実際のところそうでもなさそうです。

http://www.orlandosentinel.com/sports/basketball/magic/orl-gold-medal-olympics-basketball-082408,0,1017472.story?page=2

オーランドセンチネル紙の報ではドワイトとクリス・ポールは次のロンドン五輪にも呼ばれれば出るつもりで、他にも今のチームの半分は合流するはずだそうです。誰がだろ?と思って調べようとしたら、Go NewYork Go!さんに先越されてました・・・orz・・・詳しくはそちらにてご確認下さいませ〜。いやー、分かり易く纏まってて恐れ入ります。なお、記事のソースはこちらです。

http://www.nytimes.com/2008/08/23/sports/olympics/23teambox.html?ex=1377230400&en=720e6ddc3d08e148&ei=5124&partner=permalink&exprod=permalink

・・・以下は全くの余談ですが、フロリダ・トゥデー紙のフォーラムに気になるコメントがありました。

フォーラムのURLはもっと短くならんもんですかね

フロリダ・トゥデー紙のライヴァル、オーランド・センチネル紙の主なマジック担当ライターの2人(ブライアン・シュミッツとTim Povtak)のうち、Tim Povtakの方がどうやら解雇されたようなのです。Tim Povtakは先日のマゲッティーFA時にマジック入りの可能性を積極的にアピールしていましたが、これに関してはかなりブライアン・シュミッツと意見が割れました。皆様ご存知の通りマゲッティーは結局ウォリアーズへ行ってしまいましたし、ピートラスとの契約の件に関しても完全にフロリダ・トゥデー紙がオーランド・センチネル紙を出し抜いてしまいました。

オーランド・センチネル氏がTim Povtakの情報収集能力に見切りをつけたのか、単にTim Povtakに個人的な問題があったのかは分かりませんが、取り急ぎ代わりの人間が入らないと取材能力が落ちるだけなので早く人的補充をお願いしたいもんですね。それとも、これは単なるリストラの結果でしょうか?マジック弱小期ならともかく、これからという時期なのでそれは勘弁願いたいものであります。

banner_03

決定版ルポライター事始 (ちくま文庫)

栄光無き天才たち1 アンファニー・ハーダウェイ

ブログネタ
NBA に参加中!
前々から暖めていた新シリーズ、です。

タイトルはかつてヤングジャンプ誌に連載されていた人気連載からの引用です。過去にマジックに在籍した選手の中から、時にエースとしてNBAをリードしたスター、マジックのファンの記憶に残り続ける選手達、またはNBA史に残る記録・名場面を演出した選手達を取り上げます。但し、優勝した事がない選手のみ取り上げますので、例えばシャキール・オニールは取り上げません。

第1回はやはり、そのシャックと共にマジック最初の黄金期を築き上げたこの方以外考えられません。アンファニー・“ペニー”・ハーダウェイ、その人です。ただ、ペニーに関してはこのブログ創設時に取り上げています(こちらこちらです)。彼のキャリア自体はウィキペディアバスケットボールリファレンス.comなどに詳しいのでそちらをご参照いただくとして、今回はあの頃のペニーの「輝き」を伝えられれば、と思います。

まずはマジックが今までのところチーム史上唯一となるファイナル進出を果たした’94-'95シーズン時のスターティングラインアップ紹介の様子です。



ホーレス、スコット、ニック、ペニー、シャック・・・マジックが最も熱かったあのシーズン。PFの穴をホーレス・グラント獲得で埋めると同時に、ブライアン・ショーの加入で控えPGをも確保する事で、マジックはペニーをPG・SG両方のポジションで使えるようになりました。そんなペニーの、'94-'95シーズントップ10プレーをご覧下さい。



マジック本人のお墨付きもあってマジック・ジョンソン2世と言われていた上に、マイケル・ジョーダンと比較されるという当時のスターSGならほぼ全員が経験した道をも通る・・・後から振り返ってみてもかなりハードな状況でこれだけ華のあるプレーを見せたというのが、今にして思うと凄いなと。今のレブロンに近いものがあったと思いますし、まして当時はジョーダンが一度は引退したとはいえ、人気・実力共にNo.1だった時代です。少年時代のT-MACやレブロンがペニーに憧れたのも分かります。そんなペニーに、ナイキが彼の名を冠したシグニチャーモデル「エア・ペニー」を作ったのも当然の流れではありました。



ペニー自身はシャイなところがあって演技も決して上手くはありませんでしたが、ナイキは「リトル・ペニー」という人形を使う事でその問題をクリア。ジョーダンよりも目鼻立ちが整ってイケメンだったペニーの人気は更に高まりました。



しまいにはリトル・ペニーはCMのみならずNBAのTV放送時にまで登場。この'95-'96シーズン、シャックのプレシーズンマッチでの怪我に伴う出遅れの間、ペニーのプレーは一層輝きを増し、スーパースターの座を更に確立します。実際この時のペニーはジョーダンでもなかなか止められず、マジックファンならずともジョーダンの次はペニーの時代が来るか?とさえ思えたものでした。そして皮肉にも、そのことがシャックとの溝を作り、このシーズンを最後にシャックがマジックを出て行ってしまう一因となってしまうのです。そう、エア・ペニーの売り上げはシャックのシグニチャーモデルをも軽く上回っていたのです。

しかし、シャックの移籍と共にその輝きは翳り始めます。'96-'97シーズン、センターに空いた致命的な大穴はマジックをブルズに次ぐイースト2位の強豪から、単なるプレーオフチームへと失墜せしめます。成績降下の結果ブライアン・ヒルHCは解雇され、その際ペニーがチームを扇動したとの噂はペニーの印象を一気に悪くしてしまいました。そして迎えたプレーオフ、1stラウンドの対戦相手は地元のライヴァルでもあるマイアミ・ヒート。敵地でたちまち2連敗して崖っ淵に立たされたマジックはホームに戻った第3戦でもホーレス、サイカリーを失った上に点差を開けられ、絶望的な状況に立たされます。が、ペニーがここで覚醒しました。



「ペニーをジョーダンにしてしまった」・・・ヒートのティム・ハーダウェイの言葉です。ダレル・アームストロングの台頭、デレク・ストロングのディフェンス面での貢献、マジックのスモール・ラインアップがヒートの予想を裏切った事など他にも勝因はありましたが、ペニーを止める事が出来なかった事こそがヒート最大の誤算だった事は言うまでもないでしょう。この第3戦で42得点を挙げたペニーは、次の第4戦でも41得点してマジックを再度勝利に導き、シリーズを崖っ淵から2勝2敗のタイにまで持ち込んだのです。そして運命の第5戦、ペニーは33得点と最後まで奮闘するも届かず、惜しくも1stラウンド敗退。この年に始まったマジックのプレーオフシリーズ連敗(及びプレーオフ不出場)は昨季の対ラプターズ戦でストップするまで、実に11年の長きに渡り続く事となったのです。

そしてペニーのプレーがここまで輝きを見せたのも、このシーズンが最後でした。翌'97-'98シーズンは膝の故障が悪化して19試合の出場のみで実質棒に振り、ロックアウトで短縮された'98-'99シーズンにはチームを久々のイースト1位(タイ)まで導いたものの1stラウンドにて若きアイヴァーソン率いるシクサーズに1勝しか出来ず敗退。そのオフ、マジックはサラリーキャップを空けるべくニック・アンダーソン、ホーレス・グラントといったファイナル進出に貢献した面々を容赦無くトレードで放出。そしてマジックのフロントと完全に対立してしまっていたペニーもまた、サンズへとサイン&トレードという形で出て行く事となるのです。なお、このトレード時にサンズから加入したのが、現役でのマジック在籍最長選手となるパット・ギャリティーです。

サンズにてジェイソン・キッドとの「バックコート2000」を結成したペニーでしたが、1年目の'99-'00シーズン、キッドが故障で殆ど休んだプレーオフ1stラウンドにて前年の王者スパーズ(こちらはダンカンがDNPでしたが)を破る原動力となったのが唯一の光明でした。相次ぐ故障はペニーからオールスタープレーヤーのオーラを奪い去り、ペニーは先発選手の座すら怪しくなってしまいます。ニックスへトレードされても状況は変わるどころか更に悪化、先発どころか出場もままならなくなります。そして、'05-'06シーズンのトレードデッドラインでマジックに再度トレードされますが、トレード後1試合も出場する事無く解雇。これはペニーの大型契約がこのシーズンで終了するため、サラリーキャップ空けを目的としたトレードに他ならなかったのです。

昨季シャックとの不仲を解消して、初めて1番以外の背番号(7番)で臨んだヒートでのカムバックも結局16試合で終了。ペニーのNBAでのキャリアは最早終わったのかも知れません。しかし、まだ37才です。運動能力は衰えても、バスケットボールのセンスまでは鈍っていないと私は信じています。もう一度ペニーの勇姿を、叶うならマジックの新ユニフォーム、復活のピンストライプ姿で見たい。それが往年のペニーを知るファンのささやかな願いです。

banner_03

NBAフューリアス・フィニッシュ 特別版

アメリカ、有終の美@北京五輪

ブログネタ
北京五輪閉幕 に参加中!
☆3位決定戦

http://www.nbcolympics.com/basketball/resultsandschedules/rsc=BKM400102/index.html

http://sports.espn.go.com/oly/summer08/basketball/men/boxscore?gameId=837

アルゼンチン87-75リトアニア

準決勝のアメリカ戦でジノビリが故障退場、この試合にも出場なし。アルゼンチン不利かと思われましたが、サッカーの金メダルに続き、意地の銅メダル獲得です。デルフィノ20得点10リバウンド3アシスト、スコラ16得点、ノシオニ14得点8リバウンド4スティール、この3人がチームを引っ張りました。リトアニアはヤシャケヴィシャスがFG4/12の9得点止まりだったのが響き、2Q中盤以降リードを奪う事が出来ませんでした。

☆決勝戦

http://www.nbcolympics.com/basketball/resultsandschedules/rsc=BKM400101/index.html

http://sports.espn.go.com/oly/summer08/basketball/men/boxscore?gameId=834

アメリカ118-107スペイン

準決勝のアルゼンチン戦ではジノビリがコートを早く去り、今度はカルデロンがDNP。こりゃもうアメリカ圧勝フラグかと思われましたが、流石は大黒柱たるガソル抜きで世界選手権決勝戦を制したスペインです。1Qには一時リードを奪う奮闘を見せました。その後やはりアメリカが逆転するものの、スペインも決して大きく引き離される事なく喰らい付いていきます。特に3Q中盤には何度と無く4点差まで詰めてきました。

そして4Q。ガソルが開始早々にティップイン、ダンクと連続得点し、更に天才児ルビオのアシストでルディー・フェルナンデスが3を決め、残り8:16にしてスペインが2点差にまで迫りました。が、アメリカはここでコービーが起点になります。自らジャンパーを決めると次はデロン・ウィリアムズの3、次いでドワイトのダンクをアシスト。そして、フェルナンデスの3ポイントに自ら3を決め返して応えます。レブロンも自ら外したレイアップのオフェンスリバウンドを奪って押し込み、103-92に。

それでもスペインは諦めません。フェルナンデスがドワイト相手に奪った3ポイントプレーとなるダンク、ガソルのFTとジャンパーで残り3:34にて104-99まで迫りました。そして2:29にはカルロス・ヒメネスの3で108-104とアメリカに最後まで試練を与えます。が、レブロンのアシストでウェイドが3ポイントを入れ返します。111-104、残り2:08です。

スペインの奮闘もここまででした。ナヴァロが外したFTのオフェンスリバウンドをルビオが奪い、ヒメネスが3を放つも今度は外れます。キッチリ2点を追加したコービーに対し、スペインはナヴァロがレイアップをミス。最早スペインにはファウルゲームしか手は残されておらず、アメリカはクリス・ポールがまず2本、次いでルビオが犯したテクニカル・ファウルの分をコービーがキッチリ2本ずつ沈めます。更にポールが1本外したものの、最早勝敗には関係無い事でした。アメリカがアテネでの雪辱を遂に晴らし、2000年シドニー五輪以来の金メダル奪回に成功したのです。今回は目出度く男女揃っての金メダルとなりました。

両チームの接戦振りはスタッツにもハッキリ現れており、両者のFG成功率はアメリカ60.0%、スペイン51.4%。3ポイント成功率もアメリカ46.4%、スペイン47.1%。リバウンドでは31対37とむしろスペインが制していました。決勝戦でのMVPを選ぶなら、FG脅威の9/12で27得点を叩き出したウェイド、要所を見事に締めて20得点6アシスト2ブロックのコービー、14得点7リバウンド3アシストと最後までオールラウンダーなレブロンでしょうか。スペインではガソル兄が流石の21得点6リバウンドでしたが、フェルナンデスの22得点は本当に良くやったなと思います。あと、ナヴァロの18得点4アシストも流石ですねぇ。

ともあれ、アメリカ4年越しの悲願は遂に成就しました。ただ、4年後のロンドン五輪はまたしても辞退者続出→敗退、の轍を踏みそうな気がしてしょうがないのは私だけでしょうか?世界選手権は確実に落としそうな気がしたりもしますが、まあそれも良し。今回みたいにアメリカが完全本気モードだと流石にどこも勝てないのは良く分かりましたし、次の世界選手権とロンドン五輪はオデンやデュラントといった次の世代中心に戦ってくれればと思う次第です。ドワイトは次も召集かかる気がしますが・・・。

banner_03

ドリームチーム ~バルセロナ五輪 1992~

'08-'09マジック、早くも始動

ブログネタ
NBA に参加中!
http://www.floridatoday.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20080823/SPORTS/808230314/1002/SPORTS

北京でマジックのキャプテン、ドワイト・ハワードが金メダルを賭けた戦いを繰り広げている一方で、フィラデルフィアでもう1人のキャプテンが来季へ向けて始動しました。ネルソン、その人です。

ネルソンの呼びかけで彼の生まれ故郷たるフィラデルフィアはチェスターにて、マジックの現ロスター登録の13人中実に11人(@北京のドワイトと、@トルコのタコルー以外全員ですね)が自主的に集合、5日間に渡ってコンディション調整、ボクシング・ワークアウト、バランス・エクササイズ、適正な走法及びジャンプ技術の映像分析を午前中にヴィラノヴァ大にて行い、午後はスクリメージ。

そして余った時間ではチームの皆で食事、ボーリング、ペイントボールトーナメントを行い、地元フィラデルフィア・フィリーズの試合を見に行っていました。因みにネルソンは現地水曜のゲームでは始球式の役も務めたりしてます。で、今週末にはニュージャージーのアトランティックシティーにてギャンブルツアーに繰り出して、この集まりは終了のようです。・・・発砲事件とかに絡まないよーにお願いしますよ〜。酔っ払って婦女子関係トラブルとかも無しにして欲しいところです。

ともあれ、フォイルはネルソンのこの行動を、52勝して1stラウンドを突破した昨季以上にチームの結束を高めた、と非常に強く賞賛しています。「NBAでこんな事(キャンプ開始前に選手が自主的に集まった事)は非常に稀だし、これはチームの親密さへ正しく解釈出来る類の事だよ。(昨季の)良いケミストリーは偶然起こったと思ってる人もいるけど、良いケミストリーってのは互いに一緒にいて、共に精を出し、本当にお互いを知るようになって起きるものなんだ」とフォイルは語ります。

ドワイトがいない間、ネルソンがこういうリーダーシップを取る事を私は非常に高く評価したいです。もちろんフランチャイズの顔はドワイトですし、クラッチタイムのエースはタコルーですが、コート上のリーダーは先発PGたるネルソンです。その彼がキャプテンシーを発揮し、そしてその呼びかけにアメリカ国外にいる2人を除いた全員が集まる・・・これはネルソンのリーダーシップがマジックのロスター全員に認められている証でもあります。

昨季まではアロヨ先発、ネルソン6thマンでもいいのでは?などと考えていた私ですが、昨プレーオフでの言動と行動を一致させてチームを引っ張った姿、そしてこのオフのこの行動を見て、ネルソンという選手を信じる事にしました。マジックフロントも同じ考えとみていいでしょう。ネルソンがトレードされる可能性はこの先相当低いと考えて間違い無いと思われます。

プレースタイル的にピュアPGタイプではないこともあって、どうしてもネルソンへの評価はファンのみならず専門家の間でも割れているような印象を受けます。しかし、ドワイトとの仲の良さ、NCAAのセント・ジョセフ大時代にも見せたリーダーシップとメンタルタフネス(彼は'03-'04シーズンにチームを27勝0敗に導き、ウッデン賞とネイスミス賞をはじめとする数々のアワードに輝いています)、そして昨プレーオフでのT.J.フォードとカルデロンを圧倒したラプターズ戦、ビラップスとスタッキーに相対したピストンズ戦でのプレー振り・・・ネルソン、我々が思っている以上のプレーヤーなのかも知れませんね。

ともあれ、マジックの来季へのスタートが選手の自主的フライングで始まりました。シクサーズとラプターズの補強をはじめ他チームの動向も気になりますが、まずはドワイトが金メダルを土産に無事アメリカへ戻って来るのを待ちつつ、マジックが昨季以上のケミストリーを産み出す事を信じたいと思います。

banner_03

静かなリーダーシップ (Harvard business school press)
リーダーシップが身につく本

ヒート・スパーズ・セルティクス・ホーネッツ・ナゲッツ契約情報

ブログネタ
NBA に参加中!
http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=nba&id=3547575

まずはヒート、自チームの制限FAだったドレル・ライトと2年再契約です。昨季は44試合しか出られませんでしたが34試合に先発、苦しいチーム状況下でFG成功率.488の3FG成功率.364、7.9得点5.0リバウンドとなかなかの成績でした。近年では珍しくヒート一筋の選手です。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3549346

既報の通り、スパーズはフィンリーと再契約。プレーヤーズオプション付きの2年500万ドルの契約になるようです。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3549061

クリッパーズ→キャヴス→ブレーザーズと移籍を重ね、ここ2シーズン全休で引退かと思われていた元高卒ルーキー、ダリアス・マイルズ。セルティクスが保障無しの契約でギャンブルに出たようです。クリッパーズファンのアイドルだった彼ももうすぐ27才ですが、深刻な膝の故障が彼のプレーから光を奪っていました。

マイルズはドラフト時、スポーツイラストレイテッド誌の表紙をガーネットと共に飾っていて、私もその号は持ってます。

http://vault.sportsillustrated.cnn.com/vault/cover/featured/9765/index.htm

1030_large


そのKGと、意外な形で再会する事になった訳です。膝の具合が依然心配ですし、運動能力の落ちたマイルズがどこまでやれるか正直心配ではありますが、まだ若いだけに復活して、Q.リチャードソンとの拳の会話(自分の頭を叩くアレです)を久々に見たいものですね。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3549380

パーゴをロシアに持っていかれたホーネッツですが、キャヴスからデヴィン・ブラウンを呼び戻す事になりました。'06-'07シーズンにはここで11.6得点4.3リバウンド2.6アシスト0.8スティールと4部門でキャリアハイを記録した彼にとっても、ホーネッツはより良くフィットするチームなのかも知れません。クリス・ポールもここまで3シーズンフル出場は無く、特に'06-'07シーズンは64試合の出場に留まっていたりするだけに、場合によっては先発PGとしての出場機会もあるかも知れませんね。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3548705

最後はナゲッツ。既にタックス払いまくりで大変なところではありますが、キャンビー放出で何とか余裕を作り、J.R.スミスとの再契約に至りました。3年1650ドルといった内容みたいですね。コート内外で微妙なトラブルが多いところもアイヴァーソンやカーメロと組むには丁度いいんでしょうか(笑)。ホーネッツ→ナゲッツと何故か水色ユニフォームに縁のある彼、毎年FG成功率と3ポイント成功率を上げています。オールスターにはなれないでしょうが、スターター〜6thマンのポジションでNBAに長く生き残れそうですね。

banner_03

ウクレレ ウルトラマン
この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
カテゴリ別アーカイブ
最新コメント
BBS
初めての方等、お気軽に一言どうぞ。前サイトのBBS流用です。 BBS
至高のスニーカーショップ
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ブログランキング
このblogでお楽しみ頂けた方、また他blog検索などの際にもポチっとどうぞ。 人気ブログランキングへ
QRコード
QRコード
緊急地震速報
ニコ生(青文字先輩フルボッコ)
楽天
Googleアドセンス
Google検索(当ブログ内検索用)
カスタム検索
  • ライブドアブログ