NBA ALL-ROUND MAGIC オーランド・マジック&NBA最新情報ktkr!

え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

2008年12月

ムトンボ復活/クリスティッチ契約/R.デイヴィス出場停止

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http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3800585

ムトンボ、セルティクスかスパーズに行くとか言ってましたが結局恒例のロケッツとの契約となりました。フランシスを放出して空けたロスター枠は無駄にならなかった訳ですね。42才は言うまでも無く現役最年長です。2位は火星人サム・キャセールであります。

因みに歴代ではカリーム・アブドゥル・ジャバーが42才まで現役でした。セルティクスのBIG3、ロバート・パリッシュが43才までプレイしてまして、これでも歴代3位。2位は44才で現役だったケヴィン・ウィリス。ムトンボも含めてビッグマンほど長寿なのが良く分かります。1位?ナット・ヒッキーという5-11のガードで、BAA時代の'48年に1試合だけ出場しました。因みに御年、45才と363日だったそうです。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3800161

元ネッツのクリスティッチですが、結局ネッツはサンダーのオファーシートにマッチせず、クリスティッチはサンダー行きが確定です。ただ今どん底あえぎ中のサンダーとしては、キャップを空けたところで大物FAも期待出来ませんから、こういう堅実な人材を集めておいて、後はドラフト待ちって事で良いのかも知れませんね。恐らく今のサンダーでなら、ウィルコックス以外で一番当てになるビッグマンじゃないかと思います。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3798867

クリッパーズのリッキー・デイヴィスは薬物検査に引っ掛かって5試合出場停止処分です。どういう違反だったのかは詳細が語られていません。Go New York Go!さんによるとNBAと選手会の合意によって詳細は明かされないのだそうです。情報公開しようよ〜。また出場停止が次戦から5試合とは限らないようです。元々試合にずっと出ていない状態なので、とりあえずアクティヴロスターに名前だけ入れといて、5試合終わるのを待てば良いのでは?というKennyさんの考察が恐らく大正解かと思われます。

それにしてもデイヴィスというプレーヤーはつくづくアクシデントに無縁ではいられない人ですね。薬物違反は初めてではないはずですし、トリプルダブルまで1リバウンド足りなかったために自軍のゴールへシュートを打ちに行き、わざと外してリバウンドを稼ごうとした事件は最早彼のトレードマークです。ダンクコンテストで結構良いダンクを繰り出した事もあったんですけどね・・・。このヒトは引退までこの調子なんだろうなぁと思います。

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もう少し、あと少しでござるの巻

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☆現地12/29

ホークス109-91ナゲッツ
ピストンズ88-82マジック
ブルズ110-102サンダー
ウルヴス108-98グリズリーズ
ウィザーズ89-87ロケッツ
ジャズ112-95シクサーズ
ウォリアーズ117-111ラプターズ

☆本日のハイライト

・ブルズ、ニュージャージーでの連敗を13でストップ
・ウィザーズもアウェーでの連敗を5でストップ
・ホークスは'87-'88シーズン以来の新年前20勝達成
・サンズのナッシュ、試合途中で背中の痙攣で退場

http://www.nba.com/games/20081229/ORLDET/boxscore.html

マジックにとってもうずっと、ピストンズは高い壁であり続けています。T-MAC時代の3勝1敗からの3連敗、ここ2年連続のプレーオフでのシリーズ敗戦・・・その姿はまるで、ジョーダン時代のブルズを何度も退けてきたバッドボーイズのようです。まああんなラフプレーは今のピストンズはやりませんが。

今季こそマジックは絶好調でピストンズよりも勝率で上回っているものの、ドワイトへのディフェンスを心得たラシードとマキシールがいるピストンズは依然として脅威であり、ぶっちゃけプレーオフで対戦したくない相手No.1です。ビラップスがいなくなったぐらいでは全然油断なりません。昨プレーオフではビラップス抜きで負けましたし、今季のピストンズにしてもアイヴァーソン加入で暫く混乱していたようですが、どうやらフィットしてきたようで3連勝してましたしね。

かくしてやって参りましたマジックvsピストンズ、マジックは例によってボガンズをSGに入れたいつもの先発陣。ルイスが怪我との情報もありましたが、ピストンズへの意地もあったか結局出場を果たします。一方ピストンズはリップ・ハミルトンが足の付け根を傷めて2試合連続の欠場でした。先発はスタッキー、アイヴァーソン、プリンス、アミール・ジョンソン、ラシードでございます。

まあ簡単に試合の流れを言いますと、前半は案の定ドワイトが完全に抑えこまれ、なんと1点しか取れません。ネルソンもいつものようには行かず、時にブロックを見舞われます。それでもタコルーとルイスが何とか踏ん張って付いていこうとしましたが、前半は43-52とリードされてしまいます。

3Qに入るとやっとドワイトがまともに機能し始め、ダンクとは行かないもののインサイドで得点を重ねます。マジックもやっと追いすがり、4Q残り6:07までは互角な展開を続けました。が、そこから0-8のランを喰らってしまいます。折角のオフェンスリバウンドもチャンスに出来なかったマジックはネルソンの3も時既に遅く、またしてもピストンズの前に膝を屈してしまったのです。“試合後のルイスの発言が雄弁に試合の内容を物語っています。

We didn’t play well at all tonight―we played their style of ball.They slowed it down and made us play half-court basketball.”

実際90点取れなかったロースコア対決になった訳でして、これは完全にピストンズのペース。ネルソンがファウルトラブルで勝負どころでの出場時間を限られた側面もありますが、ヴェテランチームの老獪さは多少のロスターおよびHCの交代があっても健在といったところでしょうか。

ドワイトは結局FG7/15で18得点18リバウンド3ブロックでのフィニッシュ。4ブロック喰らったというのも対ピストンズ戦らしいです。ルイスがFG7/17の3FG6/12で23得点3リバウンド6アシスト、タコルーがFG6/12の3FG2/4で14得点5リバウンド8アシストでした。ネルソンはやや抑えられてFG4/12、3FGも1/5に留まって9得点0アシスト止まりでした。ボガンズ?7得点3リバウンド、及第点ですかね。

心配なのはピートラス。2Qにダンクに行った際、マキシールに当たられて背中と腕を強打して着地、右手首を痛めてゲームを離れてしまったのです。幸い今のマジックはSGのポジションが厚いので彼の離脱そのものは大ダメージではありませんが、大事に至らない事を切に願います。

試合結果そのものは残念でしたが、橋にも棒にもかからなかった一昨季、依然彼我の実力差がはっきりしてしまった昨季に比べれば、あきらかに戦力差は縮まってきています。次の対戦こそは相手の思惑に乗せられる事無く戦い勝って、苦手意識の払拭を図ってほしいものです。



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栄光無き天才たち9 グラント・ヒル(ピストンズ編)

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さて、ヒルのNBAデビューを語る前に、簡単にピストンズの歴史をおさらいしようと思ったらHOOP誌2月号で特集されてましたので、引用でもしつつまとめましょう。

1941年、日本が真珠湾攻撃でアメリカに宣戦布告した年に、インディアナ州フォートウェイン市を本拠地としてフォートウェイン・ツェルナー・ピストンズが創設されます。NBAの前身リーグの一つであるNBLに加盟したピストンズは2度優勝を飾ると、'48-'49シーズンにはこれまたNBAの前身リーグたるBAAへ移ります。NBAの前身リーグが2つ?ええ、NBLとBAA、2つのリーグが'49年に合併してNBAが誕生します。NBLとBAAの両方に属したことのあるピストンズは当然NBAにも参加。'57年にはデトロイトに本拠地を移転、ここに今に続くデトロイト・ピストンズが完成したのです。が、NBA加入後はずっとタイトルに縁の無い歳月を重ねていました。

転機は'81年でした。アイザイア・トーマスをドラフトで指名したのです。今でこそ無能GMよわばりされるわ自殺未遂事件を起こすわと散々なアイザイアですが、彼こそがピストンズというフランチャイズを支える大きな柱となったのです。そして'82年初頭にビル・レインビアとヴィニー・“マイクロウェーヴ”・ジョンソンをトレードで獲得します。

'83年にはHCにチャック・デイリーが就任。そして更なる転機は'85年に訪れました。この年のドラフトで、アイザイアに憧れたもう1人のガードがピストンズの指名を受けます。彼こそが現在最高の辣腕マネージャーの1人と謳われるジョー・デュマースだったのです。更にリック・マホーンも加入と、徐々に役者が揃っていきます。時は正にバードvsマジックの時代、セルティクスのBIG3やレイカーズのショータイム・バスケットボールに抗するべく、ピストンズにも彼らと違うアイデンティティーが必要でした。その答えこそが、悪名高いフィジカルなプレースタイル、通称「バッド・ボーイズ」だったのです。特にレインビアの荒々しいラフプレーの数々は対戦相手を恐怖に陥れ、「パブリック・エナミー」とまで言われました。その是非はともかく、ピストンズはピストンズなりに勝利に必死だったのです。プレーオフになるとジョーダン&ブルズを毎年のように反則スレスレのプレーで倒す姿は正しくNBAのヒールそのものでした。

エイドリアン・ダントリー、ジョン・サリー、そしてあのデニス・ロドマンが加入した'86-'87シーズンにはピストンズは完全にイーストの強豪としての地位を確立していました。が、プレーオフではカンファレンス・ファイナルでセルティクスと対戦、第5戦でラリー・バードが見せた「THE STEAL」と共にファイナル進出のチケットまでもスティールされてしまいます。



'87-'88シーズンにはやっとセルティクスを倒してファイナルへ進出しますが、今度はレイカーズがファイナルで待ち受けていました。3勝2敗と先に王手をかけたピストンズでしたが、第6戦で足首を捻るアクシデントに見舞われます。しかしアイザイアは足を引き摺りながら試合に強行出場すると、3Qだけで25得点を叩き出し、単独Qでのファイナル得点記録をマークする活躍でチームを牽引したのです。



それでも優勝に一歩届かなかったピストンズでしたが、ダントリーを放出してマーク・アグワイアを獲得した'88-'89シーズンにはファイナルでレイカーズを4-0で下して(パット・ライリーの練習熱心が過ぎて主力に怪我が続出したという逸話があります)初の王座獲得。翌'89-'90シーズンもドレクスラー率いるブレーザーズを倒して2連覇を達成しました。'83年のシクサーズを除く'80年代の王座を独占してきたセルティクスとレイカーズの2
強体制を、ピストンズが遂に打破したのでした。

しかし、革命者達の栄光の時は短いものです。'90-'91シーズン、ピストンズはカンファレンスファイナルで、ブルズというリーグきってのベイビーフェイスの前に0-4という完敗を喫したのです。ピストンズの主力達は試合が終わらないうちにロッカーへ下がるという、失礼極まりない、しかしあまりに彼ららしいやり方で去って行きました。最後までバッド・ボーイズは徹底したヒールであり続けたのです。この件が後に、アイザイアが初代ドリームチームに選出されなかった理由の1つとされています。



かくてピストンズの栄華の時は一旦終焉を迎えます。バッド・ボーイズの面々は徐々にピストンズを離れ、チャック・デイリーも'91-'92シーズンを最後に辞任。坂を転げ落ちるかのようにピストンズは弱体化していきました。'93-'94シーズン途中にはバッド・ボーイズの体現者と言って良かったレインビアが引退。頼みのトーマスも故障がちとなり、誰も居なくなったピストンズは新人アラン・ヒューストンの加入ぐらいでは到底彼らの損失を補えず、20勝というチーム史上ワースト2位の成績で終わります。そしてアイザイアもまた、'94年4月にアキレス腱断裂のため引退を余儀なくされたのです。

しかし、その成績故にドラフトで3位という高順位での指名権が得られました。アイザイアに代わるフランチャイズプレーヤーを正にピストンズは必要としていたのです。そして、グラント・ヒルという人材はその役割を果たすのに完璧なスターでした。

かくしてNBAデビューを果たすこととなったグラント・ヒル。1位指名だったグレン・ロビンソンがバックスとの契約金額で揉め、契約自体が遅れた事でややイメージを悪くした一方で、エリート家系に加えてNCAAでの輝かしい実績を引っ提げてやってきた、しかも爽やかイケメン。なんですかこのチートっ振り。バッド・ボーイズであれほど悪名を轟かせていたはずのピストンズは、彼らが去った後のロスターにおいて、ジョーダン以上のベイビーフェイスをフランチャイズの柱としたのです。

(以下、続・ピストンズ編へ続く)

※参考文献

デトロイト・ピストンズウィキペディア

DETROIT PISTONS Wikipedia

アイザイア・トーマスウィキペディア

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年末進行

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ナゲッツ117-110ニックス
マヴス98-76クリッパーズ
キャヴス93-86ヒート
ホーネッツ105-103ペイサーズ
セルティクス108-63キングス
レイカーズ130-113ウォリアーズ

☆本日のハイライト

・カーメロ、復帰即32得点
・セルティクスとレイカーズ、平常運転
・キャヴス、目下リーグ唯一のホーム無敗キープとなるホーム16連勝
・ノヴィツキー出場停止処分でもマヴスの勝ち
グリズリーズのミリチッチ、右拳を痛めて4〜6週間欠場へ

ミリチッチは過去7試合中5試合で二桁得点という地味ながらそこそこ結果を出しつつある活躍振りだったのに残念ですな。ユーロ帰りたいとか泣き言言わず、もうちょい頑張って欲しいものです。ドラフト2位という事前評価に見合った結果は出せていませんのでクワミ共々外れ指名選手の謗りは免れないでしょうが、それとNBAで生き残っていく事とは別問題だと思いますので。





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4Qから本気出すでござるの巻

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ホークス127-119ブルズ
ウィザーズ104-95サンダー
ネッツ114-103ボブキャッツ
マジック118-94ウルヴス
ロケッツ120-115ジャズ
ピストンズ87-76バックス
スパーズ106-103グリズリーズ
ブレーザーズ102-89ラプターズ

☆本日のハイライト

・ウィザーズ、連敗を8でストップ
・ロケッツとスパーズ、2TOの死闘を制す

ウィザーズvsサンダーですが、Go New York Go!さん情報では「少なくとも25ゲーム試合をしているチーム同士の対戦」という条件で、今回の両チームの対戦は、過去にここまで酷いチーム同士の対戦例がない、史上最低レベルのもの、なのだそうです。4勝23敗vs3勝27敗ですか・・・。いやいや、いつまでも雨の日ばかりじゃないですぞ、両チームのファンの皆さん。

http://www.nba.com/games/20081227/ORLMIN/boxscore.html

http://sports.espn.go.com/nba/boxscore?gameId=281227016

さて、本日はアウェーのウルヴス戦です。23勝6敗のマジック対5勝23敗のウルヴス、正直これはきっちりかっちり勝つべき試合です。が、先日のホーネッツ戦も前半30点差に気を良くし過ぎて後半サッパリだったマジックの面々の事です。明らかに最近、油断の兆候があります。こういう時にコロっと負けたりするんですよ、これが。相手がウルヴスみたいな若くて失う物の無いチームなら尚更というものです。

とはいえ、やはり彼我の戦力差は明らかです。ましてウルヴスには元マジックの新人王にして6thマンアワード受賞歴もあるシューター、マイク・ミラーもお休み中と来ています。かくしてマジックは試合開始早々に17-2のスタートダッシュをかけ、1Qを31-22と押し気味な試合展開で・・・あれ、結構点差戻されてるじゃないですか。既に1Q途中から油断の色が見えませんか?

2Q、そんなマジックにウルヴスはフォイとジェファーソンが得点を重ねて詰め寄ります。3:29にはR.カーニーの3が決まり、42-44とこの試合初めてウルヴスのリードとなります。ここは直後にルイスが3を返しますが、負けじとカーニーも3。しかしまたまたルイスも3と、ロングレンジ対決でQが進みます。結局このQを22-33としたウルヴスが53-55とリードして前半を折り返します。ヴァンガンディーHCもさぞやカリカリ来た事でしょう。

そんなヴァンガンディーHCの激が飛んだか、3Qはマジックが再度行きます。一瞬53-60と引き離されかけたところから反撃を開始すると、途中14-0のランを繰り出し、あっという間に69-61と再びペースを握ります。Q開始早々にネルソンが怪我で一時コートを離れたにも関わらず、その後もルイスを中心に得点を重ねたマジックでしたが、今ひとつウルヴスを突き放しきれず、79-74で4Qに入る事となりました。

全然ウルヴスにも勝機が見えてきたこの展開、ましてウルヴスは連敗がストップしたばかりで士気も悪くありません。連勝へ向け、ウルヴスは4Q開始早々にスパートをかけます。マッキャンツの3、そしてまたしてもカーニーの3が決まり、ウルヴスが再度82-82と並びました。マジック、堪らずタイムアウトです。

タイムアウト明け、マジックはリーがレイアップへ。これはラヴにブロックされてしまいました。が、ここでゴタートが貴重なオフェンスリバウンドを奪うと、テルファーのファウルを受けながらこれを捻じ込みます。この残り丁度10:00の3ポイントプレーで、ここまで何だかピリッとしなかったマジックが息を吹き返しました。そしてここから、マジックが誇る2大クラッチパフォーマーの競演が始まったのです。

この直後のウルヴスのオフェンスを24秒ヴァイオレーションに追い込んで止めると、マジックはネルソンが先程の怪我の影響も無くコートに復帰。すると早速タコルーの3ポイントをアシストです。更にリーのジャンパーをアシスト→自らジャンパー→リーのレイアップをアシスト、とネルソンはフル稼働です。更にタコルーのFT2本、ネルソンのジャンパーと決まって98-87、今度はウルヴスが堪らずタイムアウト。が、最早手遅れでした。

ネルソンとタコルーはもう止まりません。ネルソンがフォイとのジャンプボールを制すればタコルーがそのボールをキャッチ、ネルソンがレイアップを決めればタコルーも負けじとジャンパー。ネルソンがルイスへのジャンパーをアシストすればタコルーもフェイダウェイ・・・気が付けば、マジックは残り丁度3:00にして106-92と安全圏まで逃げ切っていたのでした。勢い余って、としか言いようの無いタコルーのジャンパーとネルソンの3ポイント2発を最後にお見舞いしたマジックが、接戦だったはずの試合展開から118-94と、終わってみればブローアウト勝ちだったという次第であります。

本日ドワイトは17得点5ブロックでしたがシーズンローの5リバウンドに5TO、そして5ファウルと何やら5づいた1日でした。1〜3Qの戦線維持に務めたルイスはFG9/17、3FG4/7で24得点7リバウンド2ブロック。そして4Qの立役者達、タコルーがFG8/12、3FG2/4で26得点7リバウンド3アシスト、ネルソンがFG8/14の3FG4/7で20得点6リバウンド8アシスト2スティールと今日も絶好調をキープです。何とかピートラスから先発の座を死守中のボガンズは久々にFGも決まって7得点5リバウンド。ただピートラスはボガンズの半分以下の出場時間で5得点だったりしますが。大事なところで3ポイントプレーを決めたゴタートが8得点4リバウンド(3つがオフェンスリバウンドです!)1ブロック、A.ジョンソンが7得点4リバウンド3アシスト、そして驚異の5スティールを決めました。出場時間が無かったのはフォイル先生とレディック、そして父親の逝去に伴い2試合を休む予定のクックでした。それと、ウルヴスの3ポイント成功率は61.5%と、50.0%のマジック以上だった事を付け加えておきます。一時は70%超えてまして、あのままだったら大変でしたよ。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orl-sportsmagic28122808dec28,0,163300.story

かくして勝ったことは勝ったマジックなんですが、こんな試合内容なのでやはりヴァンガンディーとしては手放しに評価する事は出来ません。実際ミネソタ大学のHC、タビー・スミスに「どうだい、コーチ?」と声を掛けられたヴァンガンディーはこう答えたのです。

"I'm good now. I'm good after that fourth quarter. I was either going to shoot myself ... or shoot them."

4Qは良かったけど、それまでは宜しく無かった、と。今日はウルヴスなのでこんな試合展開でも最後はブローアウト出来ましたが、こんな調子では次の対戦相手、ピストンズにまた煮え湯を飲まされかねません。ビラップスがいなくなったピストンズではありますが、忘れもしません、マジックは昨プレーオフで正にビラップスがいないにも関わらずピストンズにしてやられたのです。

マジックにとって2年連続プレーオフで倒された相手であるピストンズは依然として大きな壁です。先方の事情でメンバーやHCは代わってますので全く同じには考えられませんし、ここまでの成績も今やマジックの方が上回ってはいますが、それでもやはり彼らの経験値の高さ、マジックへの対処法の熟知振りを思い起こせば、やはり依然として手強い相手と言わざるを得ません。マジックの面々としてはプレーオフのリヴェンジ宜しく、2年連続の屈辱を思い起こしてハングリー精神を取り戻し、7連勝&ここ12戦中11勝の勢いを因縁の相手に叩き付けて欲しいと思います。





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難波ステップにて

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因みに店員さんに尋ねたところ、カラー及びチームは現品のみのようです。セルティクス、ニックス、ナゲッツ、レイカーズファンの方は急ぎましょう。

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シーズンここまでテキトー総括

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ヒート90-77ブルズ
ウルヴス120-107ニックス
ボブキャッツ95-87ネッツ
グリズリーズ108-105ペイサーズ
ピストンズ90-88サンダー
ホーネッツ88-79ロケッツ
ナゲッツ105-101シクサーズ
ジャズ97-88マヴス
ラプターズ107-101キングス
ウォリアーズ99-89セルティクス

☆本日のハイライト

・ドラ1vs2対決、ビーズリー&ヒートに凱歌
・ナゲッツとグリズリーズ、17点差を跳ね返す
・ウルヴス、13で連敗脱出(・∀・)
・ノヴィツキー、フラグラントファウル一発退場
・アイヴァーソン、勝利のクラッチショット
・セルティクス、今季初の連敗
ジャズのミルサップ、左膝故障で7〜10日間休み

セルティクスがまさかウォリアーズに敗れるとは思いませんでしたよ。復活のS.ジャクソンが28得点7リバウンド4アシストといい仕事しましたね。おお、ベリネリまで22得点4アシストしてます。マゲッティーはまだ出番無しですか・・・。

さて、ネタが少ないので、ここまでの成績を元に30チームのレヴューでもやってみましょうかね。ESPNのイメージでA〜Eの5段階に±付きで、印象批評バリバリのテキトー総括なので異論反論オブジェクションお待ちしております。

☆アトランティック

・セルティクス(27勝3敗) A+
まさかポージーがいなくなったのに昨季よりスパークするとは思いませんでした。BIG3さえ健康である限りこのまま突っ走るでしょう。恐れ入りました。

・ネッツ(14勝15敗) B+
更に出来るようになったな、デヴィン・ハリス!そしてブルック・ロペスはやはり即戦力でした。実は揃っていた戦力が機能すればまだまだやれるって事ですね。フランクHC、お見事です。

・ シクサーズ(12勝17敗) D
期待裏切りチーム1号。ブランド獲得は凶と出てしまったのでしょうか?イグオダラがやはりゴートゥガイ足りえないっぽいのも結構残念です。

・ラプターズ(12勝17敗) D
期待裏切りチーム2号。J.オニールは最早ここまでなのか、バーニャーニは外れドラフト1位で確定なのか?'10年にボッシュに逃げられないためにも、試練の時が続きます。

・ニックス(11勝17敗) B-
マーブリーとカリーを思い切って切ったのが功を奏していますね(カリーはまだ分かりませんが)。ダントニ体制が続く限りニックス加入を望む選手は絶えない事でしょう。レブロンが来るかどうかはともかく、完全に未来志向のチームになった事は吉です。最近調子悪いのは人手不足故でしょうか?

☆セントラル

・キャヴス(25勝4敗) A+
モーリス・ウィリアムズの加入がここまで大きいとはビックリです。これならレブロンもこのまま引き止められるでしょうか?リーグ2位の好成績、お見事ですな。レブロンにばかり注目が行くのは仕方無い事ですが、マイク・ブラウンHCの手腕ももっと評価されていいと思います。

・ピストンズ(16勝11敗) C-
アイヴァーソン加入はやはりマイナスだったようです。ラシードのトレード説もあるようですが、キャップ空けを考えれば無い選択肢でしょう。デュマース、恐らく今季はもう捨てました。

・バックス(14勝16敗) B-
ネッツ同様、ここも結構各ポジションに戦力が揃ってますからね。しかもレッドがほぼ半分の試合を欠場してこの成績は立派です。で、Luc Richard Mbah a Mouteって実際のところなんて読むのか誰か教えて下さい。

・ブルズ(13勝16敗) C-
もうちょい行けると思ってましたが・・・。新人デリック・ローズが当たりドラ1だった事は明らかなんですし、ハインリック離脱は致命傷では無いはずです。怪我したばかりですがデンあたりの奮起が望まれます。

・ペイサーズ(10勝19敗) B-
もっと厳しいチーム成績を予想していましたが、T.J.フォードとJ.ジャックの加入はプラスですね。勿論グレンジャーもいい感じです。ダンリーヴィーJr.が戻ってくれば結構手強いチームになる気がします。

☆サウスイースト

・マジック(23勝6敗) A+
ドワイトのディフェンス面での覚醒とネルソンの安定感が素晴らしいです。薄いと言われ続けていたベンチ戦力も結構揃ってきました。セルティクスとキャヴスの躍進に隠れていますが、優勝争いのダークホースに躍り出たと言って良いでしょう。因みにマジック、昨季はセルティクスに2勝2敗、キャヴスに3勝1敗です。

・ホークス(18勝10敗) A
遂に来た強いホークス復活。ジョッシュ・チルドレス離脱をものともせず、昨プレーオフでセルティクスをもう一歩まで追い詰めた勢いそのままに走っていますね。ビビーとホーフォードの存在がこのチームを安定させていると思います。

・ヒート(16勝12敗) A-
パット・ライリーはHCとしての手腕だけでなく、HCを抜擢する才能もありますね。スポールストラHCはヴァンガンディー兄弟を追える逸材だったようです。故障が癒えたウェイドもすっかり全力モードが戻って来ました。まともなセンターさえ加われば、もっと怖いチームに戻れるでしょう。

・ボブキャッツ(11勝19敗) C-
今季もこんなもんかなと思ってました。ただ、トレードで獲得したラジャ・ベルとディーオウの扱いをどうするかは気になります。噂通りニックスへ出すのか、キープなのかで全然違ってくると思います。

・ウィザーズ(4勝23敗) E
今季ガッカリ度No.1チームでしょう。アリーナスがいなくても昨季はやれていたのですが、流石に2シーズン連続は無理だったのでしょうか?そのアリーナスも全休の可能性が出てきましたし、もうロッタリー狙いで今季は若手育成期間と割り切るしかなさそうですね。

☆ノースウエスト

・ナゲッツ(19勝11敗) A-
所謂ひとつの神トレード、AI放出&ビラップス獲得が完全に吉と出ました。正直勝負所での安定感がグッと上がりましたね。今季は無理でも、将来の補強如何で悲願の1stラウンド突破の目もあると思います。そこ、キャンビーがいればなあとか言わない。

・ブレーザーズ(18勝12敗) B
もっと上に行くと思ってましたが、オデンくんの本格稼働はまだ先のようですね。彼が安定してダブルダブルを取るようになってくればいよいよシャレにならんダイナスティーが誕生すると思います。

・ジャズ(18勝13敗) A-
主力が次々欠場しているのにこの成績、本当にスローンHCの手腕は尊敬に値しますね。ブーザーは・・・また出て行きそうな気がすっごくするんですよねぇ、キャヴスを出た経緯もあんな感じでしたし。トレードに使うのも結構面倒な駒かも・・・。

・ウルヴス(5勝23敗) D
想定の範囲内かなあとも思いますが、ちょっと負け過ぎかなと。まあここも気分はドラフト待ちなんでしょう。ジェファーソンは良いんですけどね。

・サンダー(3勝27敗) D
ここも予定通りとは言え負け過ぎですな。最低勝率記録更新だけ避けてくれれば、と思います。・・・ところで、次のドラフトってそんなに鉄板な大物いましたっけ?リッキー・ルビオがNBAに入るかどうかはまだ分からんとですよ。

☆サウスウエスト

・スパーズ(19勝10敗) A
なんなんでしょうこの安定感。ジノビリとパーカーがあれだけ欠場してこのポジション、これぞヴェテランチームの真髄。依然全く侮れないチームである事、相変わらずですね。

・ホーネッツ(17勝9敗) C+
もっと行けるはず!プレーオフではどうあれ、レギュラーシーズンではスパーズを上回ってて欲しいんです、このチームには。ここまでのスケジュールも割と楽だったんですから宜しくお願いしますよ。

・ロケッツ(19勝11敗) B-
今季も健康問題がのしかかりますね・・・。あと、T-MACがなんだか元気無い様に思われます。FG成功率40%前後とかどうしちゃったんでしょうかね?最後に点を取るのはこの人だと思うのですが。

・マヴス(17勝12敗) B
こんなもんかなーと正直思います。そこそこ強いんだけど、1stラウンド突破は無理、みたいな閉塞感を打破するべく、キューバンオーナーは動けるのでしょうか?景気悪いしなー。

・グリズリーズ(10勝19敗) B
ゲイとマヨのコンボはなかなか良いですね。悪夢のようなハイレヴェルディヴィジョンにあって、正直良く頑張ってます。その1点において、ウルヴスやサンダーよりは前に進んでいると思いますよ。ガソル弟にも大いに期待してます。

☆パシフィック

・レイカーズ(24勝5敗) A
妥当、の一言ですかね。主力に何も無ければ今季もファイナルまで電車道かと。

・サンズ(16勝12敗) D
カー先生、もしかしてサンズを分解しに来たんじゃないですよね?このままだとプレーオフすら危うい位置です。FA組も引き止められないんじゃないかと危惧します。年齢的にアッパーなナッシュやシャックはともかく、アマレに出て行かれたらこのチーム終わっちゃいますよ!

・ウォリアーズ(9勝22敗) C
エリスを筆頭に選手が揃わないですからねぇ。2〜3番に偏り過ぎたアンバランスなロスターもそろそろ何とかしたいところでしょう。モローにもう一度出場機会を与えてあげて欲しいもんです。

・クリッパーズ(8勝20敗) D-
ガッカリ、です。プレーオフ戦線に絡むと思ってたんですが・・・ただ、みんなのアイドルことザック・ランドルフ加入後は面白くなったと思います。

・キングス(7勝23敗) C-
ケヴィン・マーティンも居ないし、まあしょうがないかなぁと。ジェイソン・トンプソンはじめ若手はそこそこ育ってますので、将来性はあるかなと。あるいは抱き合わせで大物FAとサイン&トレードでしょうか?





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フランシスの件 続報(または訂正)

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先日取り上げたフランシスのトレードの件ですが、その後Go New York Go!さんにてこんな記事がアップされてまして。

トレードしたことで、サラリーキャップからフランシスの契約金を除くことに成功したヒューストン(バイアウトでは、サラリーキャップ上、フランシスの契約金が残ってしまうので好ましくなかった–この部分で間違った解説をしていた日本語サイトがあったので、あえて書いておきます)。

・・・もしや、オラ間違えただか・・・orz

私は契約のバイアウトを二重に行う事が出来ないから止むを得ずトレードでの放出を行ったのかと思ってましたが、なるほど単なるバイアウトではサラリーキャップの計算からフランシスのサラリーは差し引かれません。だからブレーザーズのキャップ計算には未だにフランシスとマイルズのサラリーが計上されてるんですよね。Kennyさん、間違いに気付かせて下さり有難うございましたいや、Kennyさんが言ってる「日本語サイト」がうちみたいなマイナーブログという保証は無いんですけど、少なくとも私はあの記事のおかげで自分の誤りに気が付きましたので。万が一そうでしたらKennyさん、是非今後ともツッコミ宜しくです。

一度書いた事は加筆はしても削除はしない主義ですので、上記の私の記事には「オラ間違えただ」と書いておきますね〜。・・・「契約のバイアウトを二重に行う事が出来ない」ってルール、ありませんでしたっけ?

ところで、肝心のフランシス自体なんですが、Go New York Go!さんがリンクされている記事ソースがありまして。

http://blogs.chron.com/nba/2008/12/so_long_steve_hello_again_dike.html

この記事によると、エイデルマンHCも当初はフランシスを先発起用する事を考えていたものの、右膝の故障でプレー出来る体でなかったフランシスは練習でもチームメイトに敵わなかったようです。右膝も治しはしたものの、トレーニングキャンプには間に合わず、練習もシーズン中数回のみの参加。チームの遠征に帯同する事も殆ど無く、最近のアウェー3連戦までに出向いたのはグリズリーズ戦1戦のみ。その3連戦もフランシスはDNPではなくインアクティヴだったのです。

ヒューストンのゲームでは「We want Steve」との掛け声もかかるなど、依然としてヒューストンでの人気は根強いフランシスではありますが、フランシス自身はガベージタイムで出場したくない事、そういった時間に出場させなかったエイデルマンに感謝している旨をエイデルマンHCにも伝えたようです。

今のフランシスは、かつて持っていた爆発的なクイックネスとジャンプ力に頼らないプレーが出来ていないように見えます。しかしその運動能力のいくらかは取り戻せるかも知れません。あるいはフランシス自身がプレーを磨き、運動能力に頼らないプレースタイルを確立出来るかも知れません・・・この記事にはそうも書かれているのです。

実際私もフランシスのマジックを離れてからのプレーは殆ど見る機会がありません。全盛期の運動能力はもう残っていないのは分かっていますが、それでも親友モーブリーの分まで、もう一度NBAのコートでやれるところを見せて欲しい、それが短い間でもお世話になった元エースに対して私が思うところです。



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僕らは間違いを越えて正しさその向こう側へ
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ドワイト、ダンクコンテストへ/オールスター投票、中間発表

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http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=nba&id=3793028

出るのか出ないのか、ドワイト本人も心中揺れていた気がするオールスターサタデーの華、ダンクコンテスト。ドワイトの今の人気を確立した場でもあり、またドワイト自身も新技があることを仄めかしてもいたのですが、膝の故障が明らかになったこともあって出場するかどうかは明らかではありませんでした。今回の出場メンバーですが、こんな感じです。

ドワイト・ハワード(ORL)
ルディ・ゲイ(MEM)
ネイト・ロビンソン(NYK)

チャンプ2人に伸び盛りのスター、ゲイとなかなか面白い面子が揃いましたね。ところで今回は3人?という疑問が当然湧くのですが、実は出場枠残り1は投票で決まります。エントリーしているのは以下の3名様です。

ジョー・アレキサンダー(MIL)
ルディ・フェルナンデス(POR)
ラッセル・ウエストブルック(OKC)

こんなもんどう見てもフェルナンデス一択だろ常考・・・と思うんですけど、いかがでしょうかね。北京五輪でドワイトの上からダンクを叩き込んだフェルナンデスが登場すれば、ダンクコンテストが一層盛り上がるというものです。あの五輪のダンクを再現してきたりして(笑)。

という訳で、さああなたの一票をどうぞ(要ログイン)。3人のアピール映像を貼っときますのでご参考に。ほう、アレキサンダーは中国票を狙いに行きましたか。







ところで、第1回目をスルーしてしまってましたが、オールスター本戦の投票結果は只今こんな感じです。

http://www.nba.com/2008/news/12/25/1225allstarreturns/index.html

このまま行けば東はアイヴァーソン、ウェイド、レブロン、KG、ドワイト。西はコービー、T-MAC、アマレ、ダンカン、ヤオミンでしょうか。東はもう逆転は難しそうに思えますが、西はT-MACとクリス・ポール、アマレとカーメロあたりが引っ繰り返る可能性はあると思われます。それにしてもイ・ジャンリン76万票ですか・・・。実力以上の得票は時に重荷だという事を、中国ないし中国系の皆様には分かって欲しいものです。いや、投票したくなる気持ちは良く分かるんですけどね。

ともあれ、こちらもまだまだ投票受付中です(要ログイン)。大逆転を夢見る貴方はレッツログイン。清き一票を宜しくお願い致します。

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ちと油断気味ながら圧勝のクリスマスでござるの巻

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マジック88-68ホーネッツ
スパーズ91-90サンズ
レイカーズ92-83セルティクス
キャヴス93-89ウィザーズ
マヴス102-94ブレーザーズ

☆本日のハイライト

・セルティクス、永遠のライヴァルに遂に連勝を止められる
・一方キャヴスはホーム15連勝
・スパーズ、メイソンJr.のブザービーターで勝利

マジックとホーネッツは、球団創設以来のライヴァルと言って良い関係にあると思っていました。ほぼ時を同じくして誕生したこの2球団の足取りは結構近く、ホーネッツがLJ&ZOの強力フロントコートで「フューチャー・ブルズ」の異名を取れば、マジックはシャック&ペニーのコンビでホーネッツに追い付き追い越して一時代を築き上げたのです。

時は流れ、マジックはドワイト・ハワード獲得と共にリーグのエリートチームへの道を再度歩み始めましたが、今回もホーネッツはそのマジックの一歩先を行っています。昨プレーオフのカンファレンスセミファイナル、マジックがあっさりピストンズに敗れ去っていた一方で、若きスーパーPGクリス・ポール率いるホーネッツはスパーズをあと一歩のところまで追い詰めていたのです。ホーネッツのニューオリンズ移転に伴いカンファレンスは変わってしまいましたが、青いピンストライプユニフォーム繋がりでもある両チームのライヴァル関係は依然健在だと私は考えています。

さて、そのマジック対ホーネッツのライジングチーム対決となったクリスマスゲームだったのですが、ここまで22勝6敗でリーグ4位をひた走るマジックに対し、ホーネッツは意外にも16勝9敗とややペースダウン。♪なんでだろ〜と思いつつDUNK SHOOT誌2月号
のポールの最新インタヴュー読んでたら、「序盤戦今ひとつですよね?」みたいな質問に対してこんな事言ってますね。

「僕もそう思ってる中の1人だよ。何度も自分自身を責めたり、チームに対してきつく当たったりもしてる。今現在の成績はさほど重要なことじゃない。問題は僕たちの戦い方だ。昨シーズン、僕たちは常にハードにプレーし、毎晩激しく競い合っていた。一日も早く、チームをそういった状態に持っていかなきゃならない。」

それって、恐らく油断て奴が原因です。昨季あれだけやれたんだから序盤戦は多少流して、後半ないしプレーオフで本気出せばおkみたいな考えをしても良いのは、力の出しどころが判っているシャックやダンカンのような酸いも甘いも噛み分けたヴェテランぐらいだと思う訳です。若いチームがそれをやろうとすると、今回のホーネッツみたいな事になるのかなと。まあポールのこの姿勢を見る限り、そんな油断はそのうち払拭出来る事と思います。

http://www.nba.com/games/20081225/NOHORL/boxscore.html

さて肝心の試合なんですが、ホーネッツはストヤコヴィッチが欠場中。だからという訳でもないのでしょうが、互角な展開を想像していた大方の予想を大きく裏切る試合展開となります。何しろ試合開始3分も立たないうちにタコルー、ルイスの3、ネルソンの3で8-0。4分を過ぎる頃には2桁リード。29-14で1Q終了、意外なほどマジック優勢の展開は2Qになると更にエスカレート。タコルーとネルソンの3が次々ネットを揺らすと点差は更に広がり、ドワイトがリヴァースダンクを叩き込んだ3:20にはなんと30点差に。そして、前半はそのまま61-31という考え難い大差で終わったのです。実質、この時点で決着はついていました。

が、3Qになるとマジックが油断が過ぎたようです。30点差で気が緩むなという方が無理なのでしょうが、オフェンスは前半のオンファイヤーなホットシューティングがすっかり息を潜めてしまいました。2Qと逆に3ポイント攻勢を受けて些か点差も縮みます。が、何しろ30点差からのスタートではホーネッツも厳しく、3Q終了時点でも74-55であります。

そして4Q、流石に激が入ったか開始早々にピートラス、タコルーが次々得点。するとホーネッツは4Q開始から2分も経たずにポール、ポージー、ウエスト、チャンドラーといった主力の面々を一気にベンチに下げたのです。ベンチ陣が奇跡の追い上げを見せでもしない限り、主力温存という訳ですね。そして、結論を言ってしまえばホーネッツ先発陣の出番はもう無かったのです。

それにしても4Qの得点の止まり方は酷いものでした。特に7:13、ホーネッツのD.ブラウンがレイアップを決めたのを最後に、両チーム全くFGが決まらなくなってしまいます。残り2:01、R.ボウエンがやっとレイアップを決めた頃にはマジックもドワイト、ルイス、タコルーをベンチに下げていました。かくしてマジック久々のクリスマスゲームは、TV的にはあまり美味しくない展開ですがマジックの圧勝で幕を閉じたのです。

こんな展開の試合ですのでスタッツを並べても意味が薄い気もしますが、一応列挙しますとタコルーがFG6/12、3FG4/6で20得点6リバウンド5アシスト、但し5TO。ルイスもFG6/12、3FG2/5で18得点6リバウンド4アシストと何やら似通ったスタッツ。ドワイトはFG4/15と、らしからぬ感じで12得点15リバウンド3ブロック。チャンドラーとウエストに計4ブロックされたのもありましたが、ちと宜しくありませんね。ここまで絶好調だったネルソンはFG5/11、3FG4/6で14得点3アシストと、久々に「並」な感じでした。あと、ボガンズがまたしても0得点ですね。6リバウンドは良いのですが、このままだとピートラス(FG4/8で11得点)との先発交代はもう時間の問題かなと。

ところでこの試合、ホーネッツはクリス・ポールが0スティールでした。そう、記録更新が続いていたポールのスティール連続試合が遂に108でストップしたのです。まさか昨季までTO連発が得意技だったはずのマジックがこの記録を止めるとは意外でしたね。セルティクスの連勝記録も遂に止まりましたし、この日はどうも記録ストッパーな日だったようです。キャヴスも危うくホーム連勝記録が止まるところでしたしね。

かくして連勝を更に伸ばしたマジックではあるものの、ヴァンガンディーHCの“Our first half was our best offensive half of the year. The second half was easily our worst.”という言葉を待つまでもなく、あまり誉められた試合内容ではなかったのも事実です。特に後半の得点の止まりっ振りはかなり宜しくなく、これこそ「油断」だなぁと。スパーズ、レイカーズ、ホーネッツと西の強豪たちを倒す目覚ましい成果を挙げているマジックですが、その事が若い面々を増長させ、序盤のホーネッツのようにペースを落としてしまう事を懸念しています。まあそういう苦い経験も乗り越えてエリートチームってのは作られていくものなんでしょうけどね。

ともあれ、次の試合は1日空いてのウルヴス戦。・・・早速油断して落としそうだなあ、こういう試合。ドワイトの親友にして強敵のアル・ジェファーソンにボコられない事を祈ります。





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この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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