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え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

2009年05月

流石はキング、ブザービーターで惜しくも2連勝ならずでござるの巻

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キャヴス(1勝)96-95マジック(1勝)

今日のTV放送で言ってましたが、ご存知の通りレブロン・ジェームズは2003年のドラフト1位指名。その翌年、「レブロンはもうドラフトされたって誰か教えてあげたら?」と一般の方にまで言われながら負けまくったマジックが、その甲斐あってドラフト1位指名したのがドワイト・ハワードです。一から球団を作るならどっちが欲しいかなんて議論にもよく出てくるこの2人が遂に正面対決する時が来たんだなあと、改めて思いましたね。ところで実はあと2人の1位指名選手がこのマジックVSキャヴスの両チームに揃っています。・・・ま、それも放送で言ってましたがジョー・スミス(1995年指名)、そしてマジックでACを務めているパトリック・ユーイング(1985年指名)ですな。

さて、前回ルイスの劇的な3ポイントショットで勝ったマジック。あの一撃でキャヴスのグローリーロード一直線ムードは消し飛んだと言って良いでしょう。もしも第2戦もキャヴスが敗れる事があれば、半ば規定路線かと思われていたキャヴスのファイナル進出はかなり絶望的になります。キャヴスにとってマストウィンな第2戦だった訳です。

両者第1戦と同じラインアップで臨んだその第2戦、またまたキャヴスが先手を取りました。で、5-11となった場面で、昨日のドワイトによるゴール破壊に続き、本日もハプニングがありました。



ご覧の通り、モー・ウィリアムズがドワイトにボールを投げつけたのです。先日のアルストンによるエディー・ハウスにツッコミ事件同様、もしかするとドワイトもモーに一発入れてしまったかも知れませんからモーを一方的に責める気は無いですが、まあテクニカルファウルぐらいあっても良かったかな〜とは思いました。ともあれ、今日もまたキャヴスが先行します。1Qからいきなり二桁リードを奪われ、1Q終了時には3ポイント2本を沈められて16-30、またも大量リードです。

2Qになると更に酷くなります。てか、ジョー・スミスって3ポイントシュート決められるんですね。20-43とかなった時はいくらなんでも負けるかなぁと思いましたよ。が、第1戦では出番の無かったレディックが頑張ったり、ルイスの3が入ったりして地味に点差を詰めて行きます。44-56、まあ第1戦の事もありましたし、12点差なら後半何とかなるんじゃないかなーと思ってました。

そしたら本当に3Qからそうなったから吹きましたよ。カンファレンスセミファイナルで戦った時にセルティクスの芸風でも受け継いだんですかね?それともハーフタイム名物のヴァンガンディーHCの檄が効いたのでしょうか。ともあれ、マジックの反撃はまたもルイスがリード。3ポイントを2本連続して58-64と迫った時にはキャヴスがすかさずタイムアウトを取りました。クリーヴランドの客も2日前の悪夢が頭をよぎり始めます。ここはキャヴスが一度押し返しましたが、残り1:47でタコルーが3を沈め、69-75と再び迫りました。このスコアのまま試合は4Qへと突入したのです。

運命の4Q、ゴタートがダンクとアリウープでまずは暴れます。それでもキャヴスが73-82として9点差にしたのですが、ここからキャヴスファンの全く安心出来ない時間が始まったのです。マジックはタコルーのレイアップ、新人リーのFT×2、ピートラスの3、そしてリーのレイアップで9-0のラン。一気に82-82と追いついてしまいました。

ここから、第1戦同様接近戦のスタートです。互いに相手を突き放し切れないこのバトル、しかし今回は気持ちキャヴス優位。3点リードを再三取るものの、マジックもそれ以上突き放される事は無く、その都度1点差に迫ります。そして残り1:40。モーのフローティングジャンパーでキャヴスが90-93とした場面。ルイスの3、今回は外れました。しかしレブロンのレイアップをピートラスがブロック!オフェンスに移ったマジックはインサイドに切り込んだルイスが、今度はタコルーにパス。残り48.7秒、タコルーの3はネットを揺らし、93-93で同点!もうクリーヴランドの皆様は気が気じゃありません。

しかも、直後のモーのジャンプショットはドワイトがブロック。キャヴスはオフェンスリバウンドを取り、今度はレブロンがインサイドに切り込んでレイアップを決めてカウントワンスロー・・・と思いきや、審判の笛はレブロンのトラヴェリング。うん、これはいくらなんでも歩き過ぎですね。マジック、20秒タイムアウトを取ります。

タイムアウト明け、一旦パルヴォヴィッチのファウルで試合は止まりました。残り13.6秒のこの場面で、マジックはフルタイムアウトを取ります。そしてこの場面、やはりマジックはタコルーに賭けました。時間を使った彼はドライヴしてフリースローライン付近でジャンパーを放ち、見事に沈めたのです。残り、実に1.0秒。キャヴスファンいよいよ意気消沈であります。しかし、1秒残してしまいました。キャヴス、もちろんタイムアウトです。

キャヴス、最後のオフェンス。その時、レブロンのハイライト集に間違い無く収録されるであろう名場面が生まれてしまったのです。



ゴール下付近から3ポイントラインへ猛ダッシュしたレブロンはモーからのボールを受け取ると、タコルーのハンズアップをものともせずに3ポイントを放ちました。ルイス必死のジャンプも届かず、正面から放たれたそのシュートがバンクしながらもネットを揺らした時、2連敗の崖っぷちに立たされていた選手達、コーチ陣、アリーナの観客が総立ちになってレブロンの劇的なブザービーターを祝福したのです。・・・マジックの選手達とコーチ陣、関係者、クリーヴランドまで遠征してきたファン達を除いて。いやー、惜しかった。

http://www.nba.com/games/20090522/ORLCLE/boxscore.html

ドワイトは今回上手く抑えられてしまいました。18リバウンド2ブロックはともかくFG3/8で10得点ですからね。これはディフェンシヴ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの先輩、ベン・ウォーレスの頑張りもありますね。ドワイトからオフェンスファウルを奪ったのを見た時は、そんな弱った演技のビッグベンは見たくないなどと思いつつも、経験値というものを見せられた思いです。ジョー・スミスもドワイトにハードなファウルをしてましたね。例によってドワイトのFTは4/8だったので、この作戦は図に当たったと言えるでしょう。

ルイスはFG6/15でしたが3FG4/7で23得点5リバウンド2スティールでした。相変わらずの勝負強さを見せたタコルーもFG9/17、3FG2/4で21得点4アシスト。新人リーはFG4/9で11得点とまあまあでした。アルストンはFG1/7の4得点2アシスト止まりでしたが、何故か2ブロックです。終盤出ずっぱりのピートラスは10得点2ブロック、レディックも7得点するなど、相変わらずベンチ陣は悪くなかったですね。それだけにレブロンの一撃が残念です。

とはいえ、アウェーで2戦共接戦を繰り広げ、そのうち1戦を勝ったのです。キャヴスが今シリーズも圧勝すると考えていた人達はもう認識を改めましたね?そしてここからはマジックのホームで2連戦です。レギュラーシーズン通りの結果で行けば、マジックは問題無く勝てるはずです。そうなればマジックは一気に王手をかけられる計算になります。無論そうさせまいとレブロンは更に神がかりな活躍を見せてくることでしょう。しかし、レブロン1人ならたいていは何とかなります。それこそジョーダン1人が63得点してもセルティクスは勝ってますしね。

ま、でも今日みたいな日もあります。こんな日ばかり何度も起きられてはたまりませんけどね。カンファレンスセミファイナルの第4戦でもグレン・デイヴィスにブザービーター喰らいましたが、まあ似たようなものです。幸いにも、今日は第7戦ではありません。そしてホームコートアドヴァンテージはこちらにあるのです。焦る事は何もありません。引き続き、熱く応援して参りましょう。

P.S.

モーのボール投げつけ事件を取り上げておいてなんですが、そんなにジャッジに大きな不満はありません。マジックファンから見れば「リーのあれがなんでチャージングになるのよ」「ドワイトは背中向けて立ってるのにファウルかよ」となりますが、キャヴスファンから見れば「ドワイト肘打ってるじゃねぇかよ」「つーか今蹴ってたんじゃね?」ってなもんです。

「ボフィシャル」「カニシャル」(クラヴドリブル→カニ)などなかなかセンスのある新語だとは思いますが、私はあまり審判のジャッジにどうこうは言わない立場です。審判批判はだいたい場が荒れますしね。モーのボール投げつけは流石に後でジャッジが覆る気がするので取り上げただけとご理解下さいませ。



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ナゲッツ(1勝)106-103レイカーズ(1勝)

1985年、あなたはどこで何をしていましたか。まだ生まれてない方もいらっしゃいますよね。因みに私は大阪で中学生でした。あの頃の体育の先生、今思えば新婚旅行でロサンゼルスに行くぐらいのレイカーズファンでした。今お会いしたら、ショータイムバスケットボールの魅力について語れそうですね。

そんな私が社会人になる程の歳月の間、ナゲッツというチームはずっとプレーオフでレイカーズに勝てないでいました。勝てないというのはシリーズをでなく、文字通り1勝も出来ずにいたのです。勿論毎年両者がプレーオフに出られた訳ではありません(正直、ナゲッツがあまり出てないんですが)。両方プレーオフに出ても対戦しない事もあります。都合11試合の間、ナゲッツはレイカーズに敗れ続けて来たのですよ。これ、NBA史上2位の長さだったりします。
ムトンボ時代に一瞬浮上したのを最後にずっとやられ役であり続けて来たナゲッツでしたが、カーメロ・アンソニー加入で流れは変わりました。それまでの地味な紺と茶色のユニフォームを水色と黄色ベースにしたのも正解でしたね。あれでチームのイメージも相当改善されたように思います。

そんなナゲッツが、第1戦同様の接戦を制し、遂に24年に渡る連敗記録をストップしました。しかもこれでレイカーズのホームコートアドヴァンテージをも奪取ですよ。日本に古株ナゲッツファンがいかほどいらっしゃるか分かりませんが、もしもいらっしゃったらかなり感激でしょうね。

勿論まだ2試合が終わったに過ぎませんが、ナゲッツの何が凄いかと言って、レイカーズのホームでこれだけの戦いを続けている事。で、次の第3戦からデンヴァーで試合ですよ。まあ相手はあのレイカーズですから何も安心は出来ませんが。私、流石にマジック対ナゲッツのブルー対決なファイナルは無いよなと思っていましたが、これはちょっと分からないですね。ナゲッツの強さの底がかなり見えない感があるんですよ。

親友レブロンは先にファイナルを経験していますが、カーメロにも遂にスポットが当たって来ました。正直これまでアレなスキャンダルもありましたが、キャヴスとナゲッツのロスター構成を見比べると、カーメロのサポーティングキャストの方が上回っているんじゃないかと思えて来ます。そう、鍵はビラップスですよ。

ナゲッツのファイナル進出、あるかもな気がしてきました。

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ルイス魂の一撃!決勝3でマジック先手でござるの巻

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マジック(1勝)107-106キャヴス

リーグトップの勝率。MVPとコーチ・オブ・ザ・イヤー。プレーオフ開幕8連勝。全試合二桁点差。2シリーズ連続スウィープ。キャヴスの優勝は確かに揺るぎ無いかのように見受けられます。実際、カンファレンスファイナルのプレヴューを見ても殆どがキャヴス勝ち抜け予想。ESPNに至っては10人のエキスパート全員がキャヴス勝利の予想と来ています。レギュラーシーズン対戦成績ではマジックが2勝1敗、ここ10戦で7勝しているというのにです。

そんな中にあって、数少ないマジック派がサー・チャールズ・バークリー。マジックでACのユーイングに頼まれたのか、レブロンとの因縁からの反感なのか、はたまた単なる反骨精神なのかは分かりませんが、ともあれ彼はマジックがシリーズを制すると主張したのです。

さて、セルティクスとの死闘だったカンファレンスセミファイナルを第7戦まで戦い抜いて来たマジックでしたが、疲労はそれ程酷くは無かったでしょう。一つには東西交代で試合を行う関係上、試合間隔が2日開いた事。もう一つは、そもそも主力がまだ若く、疲労が深刻な問題にはならない事がありました。キャヴスは確かにゆっくり休めた事でしょうが、休め過ぎて試合感覚が鈍ったのではないかと思います。

モー・ウィリアムズ、デロンテ・ウエスト、レブロン、ヴァレジャオ、イルガスカスと不動のキャヴス先発陣に対し、マジックは遂にレディックに代わり新人リーが先発に返り咲き。対セルティクス戦、シューターたるレイ・アレン相手ならレディックのディフェンスは有効でしたが、ドライヴの多いウエストに対してはリーの方がベターだとヴァンガンディーHCは読んだのです。

試合開始丁度1分、ドワイトが歴史を作ります。0-4の場面でリーのレイアップが外れたところでオフェンスリバウンドを奪うと、ボースハンドでいつものように激しくダンク。すると、なんとダンクのショックでゴールポスト上に設置されているショットクロックがそのまま倒れてしまったのです。今にして思えば、なかなか示唆的な光景でした。

試合展開はしかし、キャヴスが試合開始から飛ばします。8連勝の破竹の勢いそのままに二桁リードを奪うと、マジックは点差を詰める事がなかなか出来ません。ピストンズ、ホークスに続きマジックまでも喰らうかと思われたキャヴスの勢いは、前半終了時、モー・ウィリアムズの超ロングブザービーターをも呼び込んだのです。48-63、15点差。しかもキャヴスのブザービーターは今プレーオフ3度目。全てがキャヴスの勝利、キング戴冠へ向かっているかのようでありました。9連勝を信じてやまない観衆逹の喜びの声。しかし、ヴァンガンディーHCのハーフタイムでの一言が、試合の流れを全く別物にしてしまったのです。

'We're all witnesses.'

それはナイキのレブロンCMキャッチコピーです。センス良いにも程があるこの一言が、マジックのメンバーに火をつけました。もちろんそれだけではなく。ヴァンガンディーは後半に向けてのアジャストを指示したものと思われます。かくして、逆襲の時は来ました。

セルティクス戦ではパーキンスのディフェンスに手を焼いていたドワイトでしたが、キャヴスには彼を止める術がありません。3Q開始早々にティップインとランニングフックを決めて幸先良いスタートを切ると、ダンクにアリウープにと暴れます。更に、ルイスも覚醒。前半FG2/5だった彼でしたが、後半に入ると次々とシュートを沈めます。反対に、前半絶好調だったキャヴスのオフェンスは沈黙。かくして2Q終了時の15点のビハインドは、3Q終了時には僅か4点となっていたのです。もうクリーヴランドのファンは楽勝ムードなど吹き飛んでしまいました。

そして勝負の4Q。残り10:06、遂にアンソニー・ジョンソンの3ポイントでマジックがこの試合初のリードを奪います。ここから両者、息の詰まるようなラリーの応酬が延々続きました。残り1:17時点で4点のリードを取ったマジックでしたが、キャヴスも押し戻します。ヴァレジャオのレイアップ、そしてウエストの3。残り40.8秒で102-103とキャヴスが土壇場でリードを取り戻したのです。

しかし、マジックはもう止まりませんでした。アルストンのパスを受けたルイスのジャンパーがキャヴスのゴールを射抜きます。残り31.6秒、104-103。またしてもマジックがリード。こうなるとキャヴスはレブロンの出番です。ドライヴをかけ、ドワイトの6thファウルを誘いながらのジャンパー。もちろんFTも外しません。残り25.6秒、104-106。クリーヴランドのファンが安堵の息をもらしていられたのは、しかし短い間の事だったのです。

20秒タイムアウト明け、ボールを持ったのはタコルー。しかし、今回は自らシュートを放つ代わりに、決定的なパスをルイスに出したのです。残り14.7秒、またしてもルイスでした。3ポイントがまたしてもネットを揺らし、マジックは107-106としたのです。キャヴス、タイムアウト。

このクラッチタイム、やはりレブロンがボールを持ちます。が、ゴール下までドライヴしたレブロンも今回はファウルを取れず、またしてもこの場面で自らシュートを打ちませんでした。外にいたモー・ウィリアムズにパスしたのです。しかし彼もリーのチェックが飛んでくるのを見て、更にデロンテ・ウエストにパスします。ウエストが放った3ポイントは、しかし決まりません。リバウンドを巡って両チーム入り乱れ、タコルーとレブロンのジャンプボールとなったのが残り1秒の事です。ジャンプボールの結果、ボールは再度モー・ウィリアムズに渡りました。しかしながら、ハーフタイム終了時の奇跡はもう起きなかったのです。モーのオフバランス気味のジャンパーは決まることはありませんでした。かくしてマジックは今プレーオフで初めてキャヴスに土を付け、それと同時にホームコートアドヴァンテージをも掻っ攫ってしまったのであります。

http://www.nba.com/games/20090520/ORLCLE/boxscore.html

ドワイトはこの試合、実に30得点13リバウンド2スティール。ええ、あれほどセルティクス戦ではボールをもらえないと愚痴っていたのにです。要するにセルティクスだとパーキンスがディフェンスで頑張っていた上にチームでのヘルプも上手かったのでドワイトがオフェンスに行く機会が少なかったのですが、イルガスカスとキャヴスが相手となるとドワイトを止められる者は相変わらずいないということですね。

この日の殊勲、ルイスはといえばFG9/13、3FG3/4の22得点7リバウンド3アシスト。特に後半はFG7/8、3ポイント3本全てヒットという覚醒振りでした。タコルーはFGこそ4/11でしたがFT6本全て沈めての15得点6リバウンドに加え、なんと14アシスト!アルストンとどっちがPGか分からない状態です。もっともそのアルストンもFG4/10で11得点8アシストですから悪くは無かったですね。先発に返り咲いたリーはFG2/7で4得点2アシストと控え目な感じでした。

勝敗を分けた要素として、ベンチスコアリングの差は大きかったです。何しろ、キャヴスが僅か5点止まり(しかも全てジョー・スミス)だったのに対し、マジックは4人合わせて25点。その中でもFG5/10、13得点2リバウンドのピートラスがまたしても抜きん出ていましたね。29:59もの出場時間を得て、すっかりマジックの6thマンの地位を築き上げつつあります。因みに、先発落ちしたレディックはそのままベンチに座っていました・・・(´・ω・`)

さて、このカンファレンスファイナル第1戦はキャヴスにとってよりも、マジックにとって非常に重要な一戦でした。プレーオフの下位シードチーム全般に言える事ですが、ホームコートアドヴァンテージの無い側のチームはそのままホームで勝利し合っていれば、最終的には上位シードチームが勝って終わりである以上、相手本拠地で勝たなければなりません。

加えてキャヴスは2シリーズ連続スウィープでの勝ち上がりで波に乗りまくっていました。第1戦でマジックもブローアウト負けでも喰らおうものなら、ああ、マジックも同じ運命かと世間も思うでしょうし、選手逹自身もそう考えかねません。ピストンズ、ホークスの面々も第4戦頃にはそんな気分に苛まれていたんじゃないでしょうか。

そうならないためにも、キャヴスの連勝を絶ち、今までとは違うシリーズの流れを作り出す先制パンチとしての1勝が大事だったのです。前半が終わって15点のビハインドだった時には危なかったんですが、ヴァンガンディーの檄が飛んだ結果は皆さんご存じの通りですね。

もっとも、まだ1試合終わったに過ぎません。キャヴスにしてみれば次の第2戦こそしっかり勝ち、アウェーの第3・4戦どちらかで勝ってホームコートアドヴァンテージを取り返せればさして問題ありません。評論家の方々も恐らくは同意見でしょう。マジック敗退に張ったESPN10名様もそう思っていると思います。

であればこそ、マジックとしては次の第2戦も勝ってしまいたい。アウェーで2連勝出来てしまえば、一気に流れは変わります。ここまで順調に来過ぎた事がキャヴスには逆にカウンターのように効くはずです。やはりレギュラーシーズンと同じく、マジックには勝てない・・・そういう意識を持たせればしめたものです。

レブロンは決して諦めないでしょう。今回のように時としてラストショットを躊躇う若さはあるものの、彼はどんなに追い詰められても最後まで戦いを止めない男です。しかし、レブロンがそうでもサポーティングキャスト逹までそうだとは限りません。

レブロン以外にオールスター級のタレントがいないキャヴスのロスター構成が、こうなると響きます。モー・ウィリアムズはいますけどね。要は、チームが浮き足立ちかけた時に落ち着いて1本返すようなヴェテランが欲しいのですよ。マジックの場合、ドワイト以外にもルイスとタコルーがいます。彼らがクラッチタイムにも強く、いざという時にも頼りになるのは、マジックファンじゃなかった方々も良くお分かりになったと思います。だからこそ、セルティクスに先に王手をかけられても粘り勝てました。ドワイトがパーキンスの攻守に阻まれても戦えた所以です。果たしてそういう選手が、キャヴスにはレブロン以外にいるのでしょうか?王様は裸なんじゃないかと、最近私は疑い始めています。

第1戦で改めて浮き彫りになった通り、キャヴスにはドワイトを止める術がありません。ゴールポストの次はキャヴスそのものを倒しに来るであろうスーパーマン、そしてマジック。このシリーズ、流れ次第では一気にマジックが持って行ってしまうかも知れませんね。そのためにも、マジックの面々には第2戦でも気を抜かずに結果を出して欲しいと思います。

P.S.

☆★NBA 08-09 プレーオフスレ 21st Edition☆★

440 バスケ大好き名無しさん sage 2009/05/21(木) 12:24:18 ID:???
お前らそろそろ最高額砲さんに謝らなきゃいけないよね

オーランド・マジックを熱く見守る会パート20

125 バスケ大好き名無しさん sage 2009/05/21(木) 12:27:41 ID:???
ルイス様は最高額にふさわしいお方でした
今まですいませんでした

※か、漢・・・。



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ドラフトロッタリー2009決定

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http://sports.espn.go.com/nba/draft2009/news/story?id=4181208

気の早い話と言いますか、正直これからカンファレンスファイナルというタイミングでやられても今ひとつ興味薄なんですが、2009年のドラフトロッタリーが決まりました。

http://sports.espn.go.com/nba/draft2009/columns/story?columnist=ford_chad&page=MockDraft-090519

http://www.nbadraft.net/2009mock_draft

1.LAC
2.MEM
3.OKC
4.SAC
5.WAS
6.MIN
7.GSW
8.NYK
9.TOR
10.MIL
11.NJN
12.CHA
13.IND
14.PHO
15.DET
16.CHI
17.PHI
18.MIN(fromMIA)
19.ATL
20.UTA
21.NOH
22.DAL
23.SAC(fromHOU)
24.POR
25.OKC(fromSAS)
26.CHI(fromDEN)
27.MEM(fromORL)
28.MIN(fromBOS)
29.LAL
30.CLE

という事で、今回のマジックはドラフト指名権がありません。2巡目すら1つも持っていないのです。私がドラフトに興味を持ち難い理由、お分かり頂けますでしょうか。ただ、スミスGMは1巡目後半〜2巡目指名権獲得の可能性を示唆しています。私の見たところ、1巡目に3つ、2巡目に2つの指名権を抱えたウルヴスあたりが取引の有力候補でしょうね。

なお、1位指名は神童リッキー・ルビオで確定しているのかと思っていましたが、ここまで見る限り6-10のPF、ブレイク・グリフィンでほぼ決のようですね。やはりサイズの方が重要視されるということでしょうか。

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カンファレンスファイナル、開幕

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レイカーズ(1勝)105-103ナゲッツ

2003年ドラフト。あの時、2位指名でダーコ・ミリシッチでなくカーメロ・アンソニーを指名していれば・・・と思うピストンズファンは少なく無いと思うのですね。ヨーロッパのKGとの呼び名も高かったミリシッチがその後いかに期待を裏切って来たかは皆様よくご存知の通りです。マジックでドワイトとツインタワーを形成した時は、これでやっとミリシッチにもチャンスが来たかと思ったものでしたが、その後グリズリーズでもパッとしません。少なくとも、ドラフト2位指名の期待に応える結果は残せていないのが現実でしょう。

ジョー・デュマースともあろう方がこんな見込み違いを・・・とお思いの向きもありましょうが、それだけ有能なビッグマンは貴重だという事です。マジックだって今でこそドワイトのお陰でここまで来ましたが、シャック移籍以降どれだけビッグマン確保に苦労したか、という話ですね。しかもマジックは、ドワイトを指名した貴重な1位指名権を、危うくロシアの大熊なる鬼外れ選手指名に浪費するところだったんですよ。

話が逸れました。ピストンズファンがかつて夢見た「もしカーメロを指名していたら」という想像は、ある程度結実したのです。デトロイトではなく、デンヴァーで。ピストンズファンがナゲッツに親近感を抱くのは至って自然な事なのですね。勿論ナゲッツには仮面のシューターも細身の好ディフェンダーもテクニカルファウル王もいません。しかし、クラッチショットに滅法強いファイナルMVP獲得PGがいるのです。幸いインサイドの人材も粒が揃っています。なるほど、強いはずです。マジックファンとしては2年連続プレーオフ敗退時のトラウマが疼くというものです。

初戦はレイカーズが終盤を制して勝ち、プレーオフでの対ナゲッツ連勝記録を11と伸ばしましたが、今日の善戦を見る限りではこの連勝記録は遠からず途切れるかな、と思います。もちろん、レイカーズはカンファレンスセミファイナル7試合を戦い抜いて48時間でこの試合だったとあうハンデはありますが。

レイカーズ、ナゲッツファンはもちろんピストンズファンの方にも楽しめるウエストのカンファレンスファイナル。好勝負を期待しましょう。

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カンファレンスセミファイナル答え合わせ&カンファレンスファイナル予想

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まずは答え合わせを粛々と。

カンファレンスセミファイナル予想

☆イースト

・キャヴスVSホークス

予想4-0→結果4-0

これは自信ありました。重ね重ね申し上げますが、ホークスが弱いんじゃありません、キャヴスが強過ぎるんです。

・セルティクスVSマジック

予想2-4→結果3-4

1敗の誤差のみでしたね。いやー、信じてたに決まってるじゃないですかあはははは(←冷や汗を拭きながら)

☆ウエスト

・レイカーズVSロケッツ

予想4-1→結果4-3

勝ち上がり予想は簡単でした。ただ、ロケッツがここまでやる事を予想するのはロケッツファンでも難しかったでしょう。特にヤオミンの離脱後とか絶対予想不可能ですよ。「最初からロケッツはやると思ってました(by佐藤藍子)」な方、うっかりいらっしゃいませんかね?

・ナゲッツVSマヴス

予想4-2→結果4-1

あの誤審がなければ完全的中だったと思うんだ(´・ω・`)確かにマヴスも意地は見せたと思います。てか、ビラップスってやっぱり凄いんだなと。

勝ち抜け的中率は100%でしたが、普通に予測すればキャヴス、レイカーズ、ナゲッツは誰しも選ぶところですからあまり誇れるような話でも無いですね。マジックに張るのはマジックファンなら当たり前な訳ですし。勝敗数は完全的中1、誤差1が2、誤差2が1試合でした。うん、まあまあですかね。

ではいよいよカンファレンスファイナル予想です、パフパフ〜。


☆イースト

キャヴスVSマジック

遂にプレーオフで激突するキングとスーパーマン。レブロン絶対王制の始まりか、ドワイトのマジックキングダム設立か。そんな2チームの共通項はズバリ、共にファイナル進出1回で、共に0-4のスウィープを喰らっていること。ファイナル進出チーム中でファイナルシリーズの勝ち星が無いのはこの2チームだけなんですね。

そんな悲しい過去はさておき、両者のマッチアップですがシーズン中に関してはマジックが大きく勝ち越し中。最大41点差をつけてのブローアウト勝ちもまだ記憶に新しいところです。

キャヴスの強みはホームコートアドヴァンテージ、スウィープ勝ち連発の勢いと休養十分であること。逆にデメリットは試合の間が空き過ぎて試合感が鈍っている危険性でしょうか。
ドワイトに対する対策がキャヴスにあるかは見物ですね。セルティクスもかなりドワイトを抑えるべく厚い守りを敷きましたが、結局20-20を喰らってたりします。しかし、ディフェンスの鬼マイク・ブラウンHCの事、必ずやスペシャル・ホールドを繰り出して来る事でしょう。

レブロンがある程度得点しまくる事は不可避です。大事なのはヒートにおけるウェイド、優勝前のブルズにおけるジョーダンと同じく、エースが何点取ろうと他のメンバーが続かなければどうにもならないというモードに相手を追い込む事です。

SGのポジションは恐らくマジックに利があります。カンファレンスセミファイナルで評価急上昇のピートラスとレディック、そして新人リー。彼らがレブロンをある程度邪魔しつつ、ドワイトがインサイドで暴れ、キャヴスの意識がインサイドに向いた隙を衝いて3ポイント・・・基本的にはこれで勝てるはずです。

レギュラーシーズンの対戦成績は必ずしもプレーオフで再現される訳でもありません。しかし、セルティクスの飽くなき勝利への執念からマジックの面々が得るものがあったならば、シリーズは思わぬスピードでスーパーマンが持って行ってしまうかも知れません。しかし、キャヴスの侮れない破竹の勢いを考え、4勝2敗でマジック勝利と予測しましょう。

☆ウエスト

・レイカーズVSナゲッツ

アイヴァーソンがビラップスに代わった結果がこれですからナゲッツは凄いですな。今回一番底が見えないチームかも知れません。

ガソルとバイナムのツインタワーを擁しながらヤオミン抜きのロケッツに苦戦したという事実がレイカーズの安心感を些か損ねた気もしますが、私はやはりレイカーズ有利は動かないと思います。ビラップスの一撃で時に驚くべき展開(ナゲッツ白星先行)も有り得るでしょうが、終わってみれば「やっぱりレイカーズはツエーな」ってなるんじゃないでしょうか。4勝2敗、レイカーズ。

ウエストの予想がちと悩みどころでしょうね。ま、私はイーストの勝ち上がり予想さえ当たればもう良いんです。苦戦の果てに頂点への道は折り返し地点まで開けました。ここから先はマジックが自分達のバスケットを出来るか、それに尽きるでしょう。ここまで打ち破ったチーム逹の無念まで背負って、マジックが更にワンランク上のプレーを見せる事を信じたいと思います。目指せ、更なる高み!

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ゴースト一掃!ディフェンディングチャンピオンを倒し、カンファレンスファイナル進出でござる!の巻

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レイカーズ(4勝)89-70ロケッツ(3勝)
マジック(4勝)101-82セルティクス(3勝)

セルティクス、そしてロケッツにまず、最敬礼( ̄― ̄)ゞ

セルティクス、ロケッツに共通していたのは、スターパワーの不在でした。セルティクスはKG、ロケッツはT-MAC、そして途中からヤオミン。サポーティングキャスト1枚の脱落でも時に結構なダメージになるのに、よりにもよってBIG3を擁したこの2チームは、どちらもそのBIG3から脱落者が出るという大ハンデを背負っていた訳ですね。マジックもネルソン離脱は痛かったですが、アルストン獲得という対応策が取れたのですからダメージは幾分軽減されました。しかし、セルティクスとロケッツの場合、埋まりようのない大穴を抱えてプレーオフに進み、しかも1stラウンドを突破してきたのです。

そんな中でロケッツはヤオミン離脱後も対等に戦いました。そしてセルティクスは、KGというディフェンスの要を欠いたツケで1stラウンドからブルズにOT連発の厳し過ぎるシリーズを勝ち抜いて来たのです。そう、スター欠落の穴は短期的には各選手達の奮闘で埋まったりします。世界選手権でガソルを欠いて優勝したスペイン代表あたりは象徴的ですね。'95-96、シャック不在のシーズン前半を引っ張ったペニーの飛躍なんてのもありました。

しかし、やはりこういう頑張りは長くは続かないのですよ。ペニーだってシャックが移籍してしまうと、あの活躍を再現する事は出来ませんでした。それは何故かと言うと、負担がかかるからです。短期的には耐えられる負担も、長期化すれば疲労し、同じようなパフォーマンスを見せる事が難しくなります。ヤオミンが途中戦線を離れたのも、T-MAC不在の重荷が遂に来てしまったとは言えないでしょうか。ロケッツが最後にあっけなく敗れたのも、あしたのジョーじゃありませんが真っ白に燃え尽きたという感じだったんじゃないかなと。T-MACとヤオ抜きでこれだけ戦えた事が凄いのであって、それが分かるからこそオバマ大統領までもがロケッツを称えたのだと思います。

セルティクスの場合、不在のスターは1人でした。しかし、インサイドの支えを欠いて戦うのはやはり容易な訳が無く、それが1stラウンドからの苦戦に繋がっていましたね。彼らの場合はBIG3の年齢の高さという問題もあり、長期戦になる程不利という弱みもあったのです。それでもセルティクスは戦いました。それは最早、戦力の問題ではなくディフェンディングチャンピオンのプライド、勝利への飽くなき執念がそうさせたのであり、それが結実したのがあの第4戦、グレン・デイヴィスのブザービーターだったと思います。

ドック・リヴァースがかつて'00-'01シーズンに率いた「ハート&ハッスル」マジックに、その姿はダブります。そう、疲れ果てているところにレディックの執拗なマークに遭ってシュートが決まらないレイ・アレン、同じく疲労のためかいつものようなチームを牽引する馬力がやや不足していたピアースだったにも拘わらず、セルティクスはマジックに先に王手をかけたのです。これを褒め称えずにいられましょうか。そう、今日のセルティクスは遂に矢尽き刀折れたのです。マジックが先に喉元に刃を突き付けられたものの、何とか体勢を立て直して反撃に転じた時、セルティクスは弁慶の如く立ったまま果てていたのでした。

http://www.orlandosentinel.com/sports/basketball/magic/orl-sportsmagic-celtics-notes-17051709may17,0,1954396.story

今回、試合前にユーイングACがマジックの勝利を約束するという一幕がありました。ユーイングは現役時代、この種の発言をすると必ずチームが負けるという不吉なフラグ持ちでして、あっちでもドック・リヴァースHC(ニックス時代のチームメイトでもありましたね)がむしろユーイングの発言を歓迎してたりしました(笑)。まあヴァンガンディー、リヴァース共に軽く流してましたけどね。

両者ここまでと同じ先発ラインアップで臨んだ最終戦、アルストンの3を号砲としてマジックは遂に湿り続けていた3ポイント砲が炸裂、たちまち12点リードを奪います。レイ・アレンのシュートがようやくまともに決まり始めたセルティクスもこれ以上引き離されはしませんでしたが、しかし差を詰める事もなかなか叶わなかったのです。2Qには4点差まで迫る場面もあったものの、前半終わってなお45-37。マジックは後半もこのリードを守り続けます。

3Qもまた何度と無く4点差まで迫ったセルティクスでしたが、そこから先が詰まりません。時にドワイトのブロックに阻まれ、時にマジックの3がヒットし、セルティクスはそれ以上迫れずにいたのです。そして最後にセルティクスがこのリードを詰め始めたのは3Qも終盤。ロンドのFT2本、そしてブザービーターのジャンパーも決めて66-61として3Qを終わらせました。このシリーズ何度と無くあったように、またしてもセルティクスの反撃が来るのか、遂にボストンのゴースト達が蠢き始めたかとと思われた矢先、マジックは容赦無くシュートの雨を降らせたのです。

4Qが始まるなりマジックはピートラスの3がヒット!そこからリーの3ポイントプレージャンパー、またもピートラスのジャンパー、次いでタコルーの3ポイントプレーレイアップ。ドワイトのFT2本が決まった時にはマジックは13-1のランを完成させ、79-62のリード。そして、ここまで本当に全力で頑張って来たセルティクスには、もうこの攻勢を跳ね返す力は残されていなかったのです。

それでもセルティクスは満員の観衆の声援を受けて最後の力を振り絞り、残り4:12で12点差に迫ります。しかし、タコルーの3ポイントがボストンの観客を黙らせました。次いでタコルーはフェイダウェー気味のジャンパーを決め、95-78と突き放します。ラリー・バードのようなシュートを決めたのはセルティクスではなく、マジックの青いユニフォームに身を包んだトルコから来た男でした。かくして姿を見せ始めたかに見えたゴーストたちは消え去りました。NBA最多優勝を誇る名門チームも、遂にシーズンを終えて精根尽き果てた体を癒す時が来たのです。

http://www.nba.com/games/20090517/ORLBOS/boxscore.html

ここまでぱっとしなかったタコルーが、遂にFG9/12、3FG4/5の大爆発で25得点5リバウンド12アシストと遂に覚醒。土壇場での強さを、試合全体で見せ付けた格好です。ルイスはFG5/14でしたが3FG2/4で19得点5リバウンド4アシスト。そしてドワイトはと言えば、12得点16リバウンドに5ブロック。FGの数こそ少なかったですが守備で見せました。アルストンはFG6/16でしたが3FGは3/7、15得点4アシスト2スティールでした。レディック?FG2/3で5得点でしたが、4アシストですからまあ良し。今日のベンチスコアリングはピートラスに止めを刺します。FG6/7、3ポイント3本も全て沈めて17得点3リバウンドと申し分無いにも程があるスコアです。

かくして、マジックはNBA史上初めて2勝3敗からセルティクスを倒したチームとなったのです。これは実に33チーム目にして初の快挙となりました。ただ、これはそもそもセルティクスが第7戦まで持ち込んだ事が凄いのです。KG抜きでここまで戦った事をセルティクスファンは誇りに思うべきだと私は心から思います。そう、セルティクスの全盛期はまだ終わっていません。来季に健康なKGがコートに戻れば、アトランティックディヴィジョンは引き続き彼らのものです。今回のマジックはハンデもらって勝ったようなものだ、という事は忘れてはならないでしょう。セルティクスとの勝負の決着、本番は来季以降でしょうね。

ともあれマジックはこれでチーム20年の歴史で3度目のカンファレンスファイナル進出です。そう、シャック&ペニーの'95(ペイサーズを4-3で下してファイナル進出)、そして'96(ブルズに0-4の惨敗)以来の快挙となります。マジックはNBA全30チーム中ベスト4に勝ち残った、そう言い切って問題ありません。

そしてカンファレンスファイナルの対戦はキャヴスVSマジック、レイカーズVSナゲッツというなかなか新鮮な並びになりました。レブロン対ドワイト、コービー対カーメロと考えるとかなり世代交代が進んだ感がありますね。レイカーズにとってはピストンズ時代に痛い目に合わされたビラップスの存在も頭にちらついている事でしょう。そしてセルティクスとの対戦(=昨カンファレンスファイナルのリヴェンジ)を望んでいたレブロンにとっては、代わりにシーズン中の最大41点差ブローアウトの屈辱を晴らす機会が訪れたとも言えます。今季レブロンは"Maybe we'll see them again, deep in the playoffs."と発言していましたが、遂に言葉の通りとなった訳です。

試合の無い間にカンファレンスセミファイナルの答え合わせ、そしてカンファレンスファイナルの予想をアップしたいと思います。ま、今季はもうマジックが勝つ予想しかするつもりはありませんが



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ウェイマン・ティスデイル(1964.6.9〜2009.5.15)

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http://www.nba.com/2009/news/05/15/tisdale.obit.ap/index.html


http://sports.espn.go.com/ncb/news/story?id=4168852

http://www.soonersports.com/sports/m-baskbl/spec-rel/051509aaa.html

既報の通り、骨癌のため右足を切断し、闘病生活を送っていた元NBA選手、ウェイマン・ティスデイルが5月15日の朝に亡くなりました。残念ですが、先に亡くなった忌野清志郎同様、彼もまた癌には勝てなかったのですね。

テキサス州フォートワースに生まれた彼は当初はバスケットボールに関心は薄かったのですが、8年生時に初めてダンクのやり方を習うとバスケットボールをプレーし始めます。彼はよくいる、バスケ選手だけど音楽にも興味があるといったレベルではなく、そもそも音楽の方が大好きでした。誰に習うでもなく独学で覚えたベースを、彼はオクラホマ大にリクルートされた後も弾き続けていたのです。

3年在籍したNCAAで彼は3度に渡ってビッグ・エイト・カンファレンスのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれます。1〜3年生の間にAP選出のオールアメリカン1stチームに3度選ばれたのは彼がオクラホマ大史上初であり、オクラホマ大での総得点数は3年プレーした選手としては未だに1位。.578というFG成功率は歴代2位です。そして'84年のロサンゼルス五輪にはマイケル・ジョーダンと共にプレー、金メダルを獲得したのです。オクラホマ大で彼の背番号23が永久欠番化した事は言うまでもありません。

'85年、ペイサーズに指名されてドラフト2位でNBA入り。以降、キングス、サンズと渡り歩いて12年のキャリアを全うします。オールスター選出こそありませんでしたが、'89-'90シーズンのキングスではキャリアベストとなる22.3得点、そして7.5リバウンドをマーク。ミッチ・リッチモンドとの内外デュオはなかなかの破壊力だったものです。

'96-'97シーズン、サンズでのプレーオフ1stラウンド敗退を最後に引退。まだ32才の若さでしたが、現役時代から既に彼のアーティスト活動は始まっていました。NBA引退により、よりベーシストとしての活動が本格化した事は言うまでもないでしょう。



このEPK(プロモーション用映像)でも分かる通り、彼のベースの腕前は本物でした。キャリア通算8枚のアルバムをリリースし、特に2001年にリリースした「フェイス・トゥ・フェイス」はビルボードチャートのコンテンポラリー・ジャズ部門1位を獲得します。'70sファンクバンドに音楽的な影響を受けた彼はクール&ザ・ギャングの「ゲット・ダウン・オン・イット」などをカヴァーしてもいますね。2008年に最後のアルバム「リバウンド」をリリースしたばかりだったというのに、ジャズギタリストのノーマン・ブラウンとプロジェクトを計画していた矢先の不幸だったのです。

http://sports.espn.go.com/ncb/columns/story?columnist=kreidler_mark&id=4170151

こちらの記事でも指摘されている事ですが、ティスデイルの魅力は人懐っこいあの笑顔だったと思います。それはコート以外の場所にいる時の彼の表情を見れば一目瞭然というものですね。私も彼の表情は笑顔以外殆ど記憶にないくらいですから。

NBA選手としての名声は後世に残るレヴェルまでは今一歩届かなかった感がありますが、'90sNBAを知る者としてはやはり記憶に残る存在でした。NBA関連のニュースやヴィデオソフトなどでは彼のベースを弾く姿はしばしば印象的に引用されていましたからね。エイズに感染した割に力一杯元気なマジック・ジョンソンのような例もあるだけに、もっとミュージシャンとしても長いキャリアを送ると思っていたのですが、残念です。合掌。



※参考文献

Wikipedia

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有言実行!ドワイト魂の20-20で第7戦突入でござるの巻

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マジック(3勝)83-75セルティクス(3勝)
ロケッツ(3勝)95-80レイカーズ(3勝)

まず最初に一言。ロケッツファンの方々、シリーズ終了とか書いて正直すまんかったm(_ _)mモビルスーツの性能の違い、もといロスターの違いが戦力の決定的差で無い事を今更ながらに思い知りましたよ。これはもしやブライアン・クックとファイナルで再会なりますか?

それには、マジックが勝ち抜けない事には始まりません。しかし、ロケッツが古豪レイカーズと厳しい戦いを繰り広げているように、マジックもまた古豪セルティクスに、チャンピオンの何たるかを教えられているかのようです。マジックもロケッツも共に王手をかけられ、昨季のファイナル進出チームが揃って勝ち上がりかという記事も躍った今日、しかしマジックもロケッツも依然として心は折れていなかったのです。

試合に先立ち、マジックには波風が立っていました。既報(その1その2)の通りドワイト・ハワードが、初めてヴァンガンディーHCの采配に異論を唱えたのです。僅か10本のFGアテンプトだった事を指摘したドワイトは、もっと自分にボールを集める事を要求したのです。

http://sports.espn.go.com/nba/playoffs/2009/news/story?id=4165886

結論から言えば、ドワイトはヴァンガンディーに即謝罪しました。また、一部で取り沙汰されはじめていたヴァンガンディー更迭論は、スミスGMが即座に否定。チームに余計な不安を与えない良い判断だったと思います。

とはいえ、セルティクスに王手をかけられた背水の陣である事には変わりありません。負ければシーズン終了、2年連続のカンファレンスセミファイナル敗退は優勝が視野に入った今季の締め括りとしてはちょっと寂しい結末ですよね。

かくて満員御礼のホームで、負けられない戦いは始まりました。マジックの先発はSGにレディックを入れたプレーオフお馴染みのラインアップ。新人リーの先発復帰あるかなと思いましたが、ヴァンガンディーは頑固です。セルティクスは恒例のロンド、アレン、ピアース、グレン・デイヴィス、パーキンス。

試合はまたしてもセルティクスが先行。ドワイトの発言からしてドワイトにボールが集まると分かっているセルティクスは1Qからドワイトに何枚もディフェンスを付けて、ボールをドワイトの手に渡すまいとしますが、それでもドワイトはオフェンスリバウンドを奪ってはゴールに叩き込みます。しかし彼以外全員がFGをミスし、いきなり8-13とリードを持っていかれてタイムアウトを取った時にはまたかよ!と思いましたが、ここは流石にすぐ追い付きます。22-25、1Qはまあまあかなという感じでした。2Qに入ってもまたセルティクスが33-42とリードを取りかけましたが、ここもQ終盤にかけてピートラスの3をきっかけにマジックが迫り、45-46で前半を終えます。

しかし、正直ここまで携帯観戦していて、生きた心地がまるでしなかったと言いますか、マジックが勝てる気がいま一つしなかったのも事実。しかもその続きは午前中から会議が長引いて全くチェック出来ず・・・ケフンケフン。ともかく、タコルーは前半僅か2得点。ドワイト、ルイス、そして時たま打つシュートが不思議に入るピートラスぐらいしかまともに貢献しているように思えなかったんですよね、文字面だけ見てると。

ともあれ試合は後半、3Qに入ります。その3Qですが、いきなりマジックのオフェンスがまたしてもフリーズ。セルティクスはその間に9-0のランで一気に45-55としたのです。うわー今度こそテラヤバスなこの状況で、再びドワイトが立ち上がります。まずはパーキンスのファウルを誘って3ポイントプレー。次いでルイスのレイアップが外れたところをまたまたティップイン。更にこの後もフックショットに御馴染みタコルーからのパスでアリウープにとドワイトはアンストッパブル。この頑張りがあったからこその61-62でいよいよ4Q入りです。

しばしの競り合いで始まった4Q残り8:38、リーのジャンパーでマジックはこの試合初めてのリードを奪います。マジックとセルティクスが互いに逆転を繰り返し続けていき、残り3:46にロンドがレイアップを決めた残り3:46時点で75-75の同点、ここから地元の観衆達にとって至福の時間が訪れたのです。

まずはスカラブリニのルーズボールファウルを受け、ドワイトがFT2本中1本を決めます。次にアルストンのフローターがネットを揺らしました。残り1:52、ここでセルティクスがタイムアウト。しかし、タイムアウト明け、ロンドの同点を狙った3はアルストンのブロックに遭います。しかもここでクラッチタイムの男、タコルーの3ポイントがヒット!81-75、残り1:23。セルティクスはまたも20秒タイムアウトを取らざるを得ませんでした。

しかし、またしてもロンドが被害に遭います。今度はパスをルイスにカットされ、タコルーにジャンパーを打たれました。これは外れたものの、ここでオフェンスリバウンドを取ったのは誰あろうルイス。14秒後にハウスのファウルを受けた彼は、FT2本をキッチリと沈め、83-75としてマジックの優位を決定的なものとしました。20秒タイムアウト後のレイ・アレンの3が外れた時、この試合の趨勢は決しました。やや苦しい試合展開から終盤に8-0のランを決めたマジックが第6戦を制し、シリーズの決着は最終戦に持ち越されたのです。

http://www.nba.com/games/20090514/BOSORL/boxscore.html

結局16回のFGアテンプトを得たドワイトはそのうち9本を決め、23得点22リバウンド3ブロックと好守に大暴れ。特にオフェンスリバウンドを10個も奪い、得点に繋げたのは相当大きかったですね。ルイスも3ポイント4本は全部外したもののFG7/18で20得点に6リバウンド3アシスト2スティール。アルストンはFG4/9、3FG2/4と控え目になって11得点3アシスト、そして3スティールに2ブロックをマークしました。タコルーはFG3/13と散々でしたが、7得点3アシストといったところ。レディックに至ってはFG7本全てミスして2得点止まりでしたが、レイ・アレン相手に良いディフェンスだったのでそこは評価します。ベンチ陣ではピートラスがFG4/8で11得点2スティール、リーがFG2/5で6得点でした。チームFG成功率、僅か36.6%だった事は強調しておいて良いでしょう。

セルティクスではロンドの19得点16リバウンド6アシスト4スティールというスタッツが謎です。なぜに16リバウンド?それと、地元とは言えどヴィンス・カーターがオーランドでのマジック戦を2戦連続見に来たというのも気になります。・・・もしかして、かなり真剣にマジック入り考えてます?

これでいよいよ第7戦です。カンファレンスファイナルの相手、キャヴスは既に4連勝で勝ち抜けて高みの見物だというのにこちらは第7戦までフル稼働ですよ。思った通り、1位通過と2・3位では今季のイーストの場合天地の差ですね。セルティクスは2シリーズ連続第7戦な訳でして、ご苦労様ですとしか言いようがありません。

KG抜きのセルティクスとは言え、ボストンでの第7戦です。ボストン・ガーデン時代から住まうゴースト、当日会場に詰め掛けるであろう綺羅星の如きレジェンド達。そして歴史に裏打ちされたボストン必勝を疑わない観客達。タイに持ち込んだとはいえ、そしてマジックにとって得意なアウェーだとは言っても、これは相当タフな戦いになること必至です。

しかし、この際ですからマジックにはセルティクスのみならずボストンのゴーストとも戦い、これを打ち破って欲しいですね。ボストンでの第7戦に勝利したチームは過去に2チームしか存在しません。マジックが3つ目のチームになれれば、これはマジックのチーム史においても相当誇り高い瞬間となるはずです。

そもそも前回、第5戦の記事冒頭の部分を思い出してもみて下さい。「世界各地に飛ばされたルフィ一味」「狙撃されて仮死状態に陥った花山薫」「両手を折られた陸奥九十九」「マカの身代わりに斬られた上に黒血が混じったソウル」「(前略)悟空」。ルフィ一味は世界中に飛ばされた後、それぞれの地で頑張っているようですね。ルフィ自身は刑務所で大暴れ中ですし。花山薫は完治していないのに病院を抜け出してリヴェンジにかかっているところで連載休止中ですし、陸奥九十九は「四門」を決めて「ディアーボ」を葬り去りました。ソウルは体調を回復し、黒血を体内に抱えながらもマカと共に戦ってますね。悟空は・・・なんか最後はかめはめ波か元気玉でフィニッシュでしょ(笑)。思えばテキトーに引用したマンガばっかりですが、「疵面」以外はどれもゴースト的なものと戦ってません?悟空だってあの世とか行ってましたし(←強引)。

横道はこれくらいにしておきましょう。ともかく泣いても笑ってもカンファレンスセミファイナルはあと1試合、勝てばクリーヴランドでカンファレンスファイナル第1戦、負ければ今シーズン終了です。まだマジックはここで止まる訳にはいきません。ディフェンディングチャンピオン最後の意地が勝るかマジックのインサイドとアウトサイドのハーモニーに凱歌が上がるか、大注目と行きましょう。そして、明後日にはマジックのカンファレンスファイナル進出を喜び合おうではありませんか。

さて、ちょっくらゴースト除けの御祓いに行って来ますかね。♪お化けなんてないさ、お化けなんて嘘さ、寝呆けた人が、見間違えたのさ〜





だけどちょっとだけどちょっと僕だって怖いな(笑)



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個人賞まとめ

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D誌やらH誌やらにもあらかた載ってますし今更なんですが、まとめときますね。


http://www.nba.com/awards/


☆MVP

レブロン・ジェームズ一択でしたねぇ。NBAも彼に取らせたかったことでしょう。チーム成績からしても妥当の一言です。以上。

☆6th Man

ジェイソン・テリー(マヴス)でした。うん、まあこれも宜しいかなと。

☆MIP

ダニー・グレンジャー(ペイサーズ)、これまた一択でOK。デヴィッド・リー(ニックス)はチーム成績が厳しかった?デヴィン・ハリス(ネッツ)でも良かった気はします。

☆ディフェンシヴ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー

んなもんドワイト・ハワードしかありえないだろう常識的に考えて・・・。KGの長期不在とキャンビーの成績降下ってのもありますが、リバウンド王&ブロック王な時点でまあ他の選択肢は無くなりましたの巻。

☆ルーキー・オブ・ザ・イヤー

http://www.nba.com/bulls/news/rose_rom_081201.html

デリック・ローズ(ブルズ)が1位指名の面目を保ちました。むしろプレーオフの大活躍で彼の新人王は一層肯定されたと思います。お見事、としか言いようがありません。

☆オールNBAチーム

http://www.nba.com/2009/news/05/12/allnba.team.release/


・1st
D.ウェイド(MIA)
K.ブライアント(LAL)
L.ジェームズ(CLE)
D.ノヴィツキー(DAL)
D.ハワード(ORL)

・2nd
C.ポール(NOH)
B.ロイ(POR)
P.ピアース(BOS)
T.ダンカン(SAS)
Y.ミン(HOU)

・3rd
T.パーカー(SAS)
C.ビラップス(DEN)
C.アンソニー(DEN)
P.ガソル(LAL)
S.オニール(PHO)

レブロンが1位票122の610点、コービーが1位票119の604点、ドワイトが1位票116の598点、そしてウェイドが1位票103の572点。この4人がNBAのTOP4という事でしょうか。ま、KGが故障していなければ同じノリで得票していたかなと。

☆コーチ・オブ・ザ・イヤー


http://www.nba.com/cavaliers/news/mike_brown_coy_090420.html


わあ、リーグトップの成績だしマイク・ブラウン(キャヴス)で当然だよね・・・っておいおいおい!スタン・ヴァンガンディー一択とちゃうんかい!と思いましたが、まあリーグ1位の成績を挙げた以上はキャヴスからの選出でもしょうがないですね。む、無念じゃ〜。

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この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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