ネッツ104-96セルティクス
バックス94-71ヒート
ペイサーズ100-90ブルズ
グリズリーズ120-109ニックス
ブレーザーズ110-91ウルヴス
ジャズ133-110ロケッツ
ウォリアーズ95-88ピストンズ
☆本日のハイライト
・セルティクス、ピアース不在でネッツにホームで苦杯
・ウェイドの居ぬ間にバックス6連勝
・T-MACが膝の痛みで後半DNP&0得点、グリズリーズはランドルフがキャリアハイの25リバウンドに31得点
・ウォリアーズ、14点ビハインドからひっくり返す
・元マジック&現ヒートのカルロス・アロヨ、自動車運転のトラブルで警察に逮捕される
皆さん、H誌4月号付録「深遠なるスタッツの世界」はもうご覧になられましたでしょうか。H誌が以前から連載していた好企画「深遠なるスタッツの世界」を1冊に纏めたこの小冊子はなかなかの永久保存版だと思います。
元々アメリカ人ってのはスポーツに関するスタッツのデータをこれでもかってぐらい細かく押さえています。NBAの現地放送見てれば「○○年△月×日以来の白星」だの「チーム史上○人目の記録」だの、誰がそんなん下調べしてたんだと思うようなスタッツが紹介されて面食らう事がよくあります。平均得点、アシスト、リバウンド、スティール、ブロック、FG成功率、FT成功率・・・そういったスタッツを更に組み合わせて、エフィシエンシーなんてものまで最近は登場してますね。いわゆる+/-って奴です。私も昔、某掲示板のマジックスレでネルソンとアロヨのスタッツ論議になった時に、ネルソンよりアロヨの方がプラスの数値が上、という話を持ち出された時はちょっと考え込んだものでした。
ただ、スタッツって奴は盲信し過ぎるのも危険でして、例えば平均40分出場時間に馴らして各選手のスタッツを比較するなんて手法は一見公正なようで、全くそんな事はありません。だって全試合先発して40分以上出場する選手は当然僅かな休憩を入れつつギリギリのところで頑張ってるのに対し、例えばベンチから20分分程度出場する選手なんかは体力に余裕を持ってプレーしてる訳です。ましてや5〜10分程度のガベージタイム出場選手のスタッツなどはまるで参考になる訳がありません。
エフィシエンシーにしても、先発選手は相手の一線級の選手同士でぶつかり合うのに対し、ベンチメンバーはベンチメンバー同士で戦う訳で、大概の場合ベンチメンバーってのは先発選手よりは多少格が落ちます。よりハードな相手と戦っている先発選手と、些か柔なマッチアップになるベンチの選手を同様に+/-で評価して良いのか?と思ったのですね。果たして後にアロヨはスミスGMに評価されながらも結局マジックを去り、ネルソンは皆さん御存知の通りで今やマジックの先発オールスターPGとして不動の地位を築き上げました。私の当時の考え方も捨てたもんじゃなかったかな〜と思ったりします。
とはいえ、やはり選手の評価にこういったスタッツの分析が重要なのは確かでして、実際今シーズンのマジックもどうやらエフィシエンシーを選手起用の参考データに取り入れてるように思いますね。ブランドン・バスが起用されないのは何故だ、みたいな話が良く言われてますが、彼はこの+/-で言うと彼のスタッツの割にマイナスが目立つんですよ。先日のキャヴス戦では良いプレーを見せたので今後は局地戦で出番がありそうですが、コンスタントには出場機会を得られないのは今季このまま続きそうな気がします。
また、試合終盤に先発メンバーじゃない面子が結構コートに残っている事があります。それこそネルソンの代わりにJウィル、バーンズの代わりにレディックだったりする事がありますね。あれもどうやらその試合中の+/-を判断しているように思われます。勿論彼らコーチ陣はプロですから、我々が見るような個々人の+/-ではなく、恐らくはユニットでの+/-を比較し、ドワイト、カーター、ルイスという核の部分は残しつつも残りの部分に関しては試合毎に判断しているものと思われます。最近はPGに関してはネルソンで固定しているようですが。
そういう中にあって、このH誌連載をまとめた飯野貴弘さんによる労作は是非一度目を通す価値はあるはずです。H誌を普段購入されてない方も、今回は是非買ってこの別冊を読んでみて下さい。ここに書かれている事全てが真実とは限らないかもしれませんが、こういう分析の仕方もある、という視点を持つ事はプラスになるはずですから。
HOOP ( フープ ) 2010年 04月号 [雑誌]
販売元:日本文化出版
発売日:2010-02-25
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なお、この小冊子にも紹介されてますが飯野さんはブログも開設されています。興味のある方はそちらもチェックなさってみて下さい。
http://blog.goo.ne.jp/t123da/
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アーティスト:クレイジーケンバンド
販売元:ユニバーサル・シグマ
発売日:2010-02-24
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バックス94-71ヒート
ペイサーズ100-90ブルズ
グリズリーズ120-109ニックス
ブレーザーズ110-91ウルヴス
ジャズ133-110ロケッツ
ウォリアーズ95-88ピストンズ
☆本日のハイライト
・セルティクス、ピアース不在でネッツにホームで苦杯
・ウェイドの居ぬ間にバックス6連勝
・T-MACが膝の痛みで後半DNP&0得点、グリズリーズはランドルフがキャリアハイの25リバウンドに31得点
・ウォリアーズ、14点ビハインドからひっくり返す
・元マジック&現ヒートのカルロス・アロヨ、自動車運転のトラブルで警察に逮捕される
皆さん、H誌4月号付録「深遠なるスタッツの世界」はもうご覧になられましたでしょうか。H誌が以前から連載していた好企画「深遠なるスタッツの世界」を1冊に纏めたこの小冊子はなかなかの永久保存版だと思います。
元々アメリカ人ってのはスポーツに関するスタッツのデータをこれでもかってぐらい細かく押さえています。NBAの現地放送見てれば「○○年△月×日以来の白星」だの「チーム史上○人目の記録」だの、誰がそんなん下調べしてたんだと思うようなスタッツが紹介されて面食らう事がよくあります。平均得点、アシスト、リバウンド、スティール、ブロック、FG成功率、FT成功率・・・そういったスタッツを更に組み合わせて、エフィシエンシーなんてものまで最近は登場してますね。いわゆる+/-って奴です。私も昔、某掲示板のマジックスレでネルソンとアロヨのスタッツ論議になった時に、ネルソンよりアロヨの方がプラスの数値が上、という話を持ち出された時はちょっと考え込んだものでした。
ただ、スタッツって奴は盲信し過ぎるのも危険でして、例えば平均40分出場時間に馴らして各選手のスタッツを比較するなんて手法は一見公正なようで、全くそんな事はありません。だって全試合先発して40分以上出場する選手は当然僅かな休憩を入れつつギリギリのところで頑張ってるのに対し、例えばベンチから20分分程度出場する選手なんかは体力に余裕を持ってプレーしてる訳です。ましてや5〜10分程度のガベージタイム出場選手のスタッツなどはまるで参考になる訳がありません。
エフィシエンシーにしても、先発選手は相手の一線級の選手同士でぶつかり合うのに対し、ベンチメンバーはベンチメンバー同士で戦う訳で、大概の場合ベンチメンバーってのは先発選手よりは多少格が落ちます。よりハードな相手と戦っている先発選手と、些か柔なマッチアップになるベンチの選手を同様に+/-で評価して良いのか?と思ったのですね。果たして後にアロヨはスミスGMに評価されながらも結局マジックを去り、ネルソンは皆さん御存知の通りで今やマジックの先発オールスターPGとして不動の地位を築き上げました。私の当時の考え方も捨てたもんじゃなかったかな〜と思ったりします。
とはいえ、やはり選手の評価にこういったスタッツの分析が重要なのは確かでして、実際今シーズンのマジックもどうやらエフィシエンシーを選手起用の参考データに取り入れてるように思いますね。ブランドン・バスが起用されないのは何故だ、みたいな話が良く言われてますが、彼はこの+/-で言うと彼のスタッツの割にマイナスが目立つんですよ。先日のキャヴス戦では良いプレーを見せたので今後は局地戦で出番がありそうですが、コンスタントには出場機会を得られないのは今季このまま続きそうな気がします。
また、試合終盤に先発メンバーじゃない面子が結構コートに残っている事があります。それこそネルソンの代わりにJウィル、バーンズの代わりにレディックだったりする事がありますね。あれもどうやらその試合中の+/-を判断しているように思われます。勿論彼らコーチ陣はプロですから、我々が見るような個々人の+/-ではなく、恐らくはユニットでの+/-を比較し、ドワイト、カーター、ルイスという核の部分は残しつつも残りの部分に関しては試合毎に判断しているものと思われます。最近はPGに関してはネルソンで固定しているようですが。
そういう中にあって、このH誌連載をまとめた飯野貴弘さんによる労作は是非一度目を通す価値はあるはずです。H誌を普段購入されてない方も、今回は是非買ってこの別冊を読んでみて下さい。ここに書かれている事全てが真実とは限らないかもしれませんが、こういう分析の仕方もある、という視点を持つ事はプラスになるはずですから。
HOOP ( フープ ) 2010年 04月号 [雑誌]
販売元:日本文化出版
発売日:2010-02-25
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なお、この小冊子にも紹介されてますが飯野さんはブログも開設されています。興味のある方はそちらもチェックなさってみて下さい。
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販売元:ユニバーサル・シグマ
発売日:2010-02-24
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アーティスト:クレイジーケンバンド
販売元:A-hi Records
発売日:2010-02-24
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