さて、そろそろ東西プレーオフ出場チームも東8位以外は固まりました。ぼちぼちプレーオフ予想に入っても良いかなーと思うんですが、今年はその前に趣向を変えて、各チームの視点からプレーオフへのヴィジョンを考えてみたいと思います。まずはちと上位進出は難しげなイーストの9〜6位チームからです。
☆ブルズ(東9位)&ラプターズ(東8位)
一時はプレーオフ出場の夢絶たれかけたブルズでしたが、ラプターズの大不振も手伝って再び可能性が出てきましたね。デリック・ローズは「我々はプレーオフに出場してキャヴスと戦うだろう」と強気です。今日は負けましたが。
一方ラプターズは東5位を走っていた勢いはどこへやら、今やプレーオフに出られるかどうかの境目まで調子を落としています。ファンのフラストレーションは新加入のタコルーへと向かい、今やタコルー獲得は失敗扱いのフルバッシング。遂にはベンチスタートの刑です。'09オフに「トルコのマイケル・ジョーダン」とまで評した声があったのも今や昔、であります。マジック時代を知る我々から見れば.410のFG成功率とか平常運転だと思いますし、要は彼がクラッチな能力を発揮する前に試合が終わってるから彼が余計目立ってないだけという気もしますが・・・。
ともあれ、今の調子であれば勢いは完全にブルズ>ラプターズですね。ただ、どちらのチームであれプレーオフは1stラウンドで終わるのは確実です。だって、待っているのはリーグ最高勝率のキャヴスですからね。1勝出来たら健闘しましたねと言っていいレヴェルです、ハイ。
要はプレーオフに出て最後まで戦うか、それともドラフトロッタリーに期待するかですね。まあロッタリーもプレーオフギリギリアウトのチームじゃ上位指名権は期待出来ませんし、大して指名順位に差が無いならプレーオフ出た方が良くね?と思わなくもありません。ただ、ブルズはともかくラプターズはせめてプレーオフ出場ぐらいは果たしておかないとボッシュ移籍は確実になってしまうと思うんですよ。それはそれでアリとコランジェロ翁が考えているなら話は別ですが。ま、そういう話はファイナル明けにしましょうかね。
☆ボブキャッツ(東7位)
遂に来ましたボブキャッツのポストシーズン。ラプターズとブルズにまとめて抜かれればまさかのプレーオフチケット返上もなくはないのですが、今回はジョーダンの執念とラリー・ブラウンの手腕で何とかなるかと。ラプターズとブルズの両方に抜かれる危険も無しとはしませんが、2/3なら何とかなるんじゃないかなと。ただ、ジョーダンにせよラリー・ブラウンにせよ、口では「アップセットだ」云々言っていたとしても、流石にプレーオフ初参加のチームがいきなり勝ち上がれるとは思っていないでしょう。
わざと8位に落ちて相性の良いキャヴスと戦えば、なんて意見もありますがレギュラーシーズンとプレーオフは通常別モノです。シャックにジェイミソンにZとヴェテラン揃いのキャヴスがプレーオフで自爆するとは考え難く、恐らくは1勝出来れば儲けモノって感じで終わるでしょう。相手はリーグ最高勝率チームなんです、冷静になりましょう。
かといってこのまま7位でマジックと当たっても同じ事です。1勝が2勝ぐらいまでは行けるかも知れませんが、今の戦力充実したマジックに4勝するヴィジョンはちょっと浮かびません。やはり、出来れば避けて通りたい相手ですね。つーことで、ボブキャッツ的には6位以上を目指してせめてイーストの2トップは避けられればって感じでしょう。
思うんですが、ボブキャッツってドワイトやレブロンみたいな分かりやすい絶対的エースはちょっといませんよね。これって要するに、ジョーダンとしてはピストンズその2を目指しているのでしょうか。いや、もっと言えばこれはデュマースへの挑戦状でしょうね。そう、ジョーダンはデュマースが成し遂げた突出したスーパースター不在での強豪チームを作り上げるという功績を再現しようとしているのでしょう。・・・あのデュマースの慧眼はジョーダンには欠けているので、このままならボブキャッツはジョーダン時代のウィザーズの悪夢を繰り返すだけであるような気はします。
☆ヒート(東6位)
ウェイドのワンマンワンマンといつも言ってますが、ファイナルMVPはやはり伊達ではありません。ワンマンでもここまでチームを持ってこれるあたりはやはりスーパースターですな。しかもT-MAC時代のマジックあたりと違い、ある程度はサポーティングキャストもいるのは流石です。アマレは結局今季は来ませんでしたが(´・ω・`)
上下チームが共に1.5ゲーム差であり、このままウェイドに故障が無ければ東の6位は固いのではないかと思います。となると1stラウンドはセルティクスorホークスなんですが、昨季より上積みのあるホークスは厳しいかなと。むしろセルティクス相手にスピード勝負でも挑んだ方がいい戦いになりそうです。てか、これでヒートが勝ったりしたらそれはもうウェイド伝説1ページ追加モノですね。
セルティクスに7戦まで行って勝てるかどうか、ホークス相手なら2勝4敗とかかな。もしカンファレンスセミファイナル行けてもそこまでな気はします。が、1勝でも勝てば勝つ程ウェイドのヒート残留の目が上がるでしょうから、たとえシリーズ敗退したとしてもなるべくはシリーズ長期化で、チームに手応えと可能性を感じさせるシーズンの終わり方を心掛けたいところでしょう。
1998-2004
アーティスト:ゆらゆら帝国
販売元:ミディ
発売日:2004-09-16
おすすめ度:
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☆ブルズ(東9位)&ラプターズ(東8位)
一時はプレーオフ出場の夢絶たれかけたブルズでしたが、ラプターズの大不振も手伝って再び可能性が出てきましたね。デリック・ローズは「我々はプレーオフに出場してキャヴスと戦うだろう」と強気です。今日は負けましたが。
一方ラプターズは東5位を走っていた勢いはどこへやら、今やプレーオフに出られるかどうかの境目まで調子を落としています。ファンのフラストレーションは新加入のタコルーへと向かい、今やタコルー獲得は失敗扱いのフルバッシング。遂にはベンチスタートの刑です。'09オフに「トルコのマイケル・ジョーダン」とまで評した声があったのも今や昔、であります。マジック時代を知る我々から見れば.410のFG成功率とか平常運転だと思いますし、要は彼がクラッチな能力を発揮する前に試合が終わってるから彼が余計目立ってないだけという気もしますが・・・。
ともあれ、今の調子であれば勢いは完全にブルズ>ラプターズですね。ただ、どちらのチームであれプレーオフは1stラウンドで終わるのは確実です。だって、待っているのはリーグ最高勝率のキャヴスですからね。1勝出来たら健闘しましたねと言っていいレヴェルです、ハイ。
要はプレーオフに出て最後まで戦うか、それともドラフトロッタリーに期待するかですね。まあロッタリーもプレーオフギリギリアウトのチームじゃ上位指名権は期待出来ませんし、大して指名順位に差が無いならプレーオフ出た方が良くね?と思わなくもありません。ただ、ブルズはともかくラプターズはせめてプレーオフ出場ぐらいは果たしておかないとボッシュ移籍は確実になってしまうと思うんですよ。それはそれでアリとコランジェロ翁が考えているなら話は別ですが。ま、そういう話はファイナル明けにしましょうかね。
☆ボブキャッツ(東7位)
遂に来ましたボブキャッツのポストシーズン。ラプターズとブルズにまとめて抜かれればまさかのプレーオフチケット返上もなくはないのですが、今回はジョーダンの執念とラリー・ブラウンの手腕で何とかなるかと。ラプターズとブルズの両方に抜かれる危険も無しとはしませんが、2/3なら何とかなるんじゃないかなと。ただ、ジョーダンにせよラリー・ブラウンにせよ、口では「アップセットだ」云々言っていたとしても、流石にプレーオフ初参加のチームがいきなり勝ち上がれるとは思っていないでしょう。
わざと8位に落ちて相性の良いキャヴスと戦えば、なんて意見もありますがレギュラーシーズンとプレーオフは通常別モノです。シャックにジェイミソンにZとヴェテラン揃いのキャヴスがプレーオフで自爆するとは考え難く、恐らくは1勝出来れば儲けモノって感じで終わるでしょう。相手はリーグ最高勝率チームなんです、冷静になりましょう。
かといってこのまま7位でマジックと当たっても同じ事です。1勝が2勝ぐらいまでは行けるかも知れませんが、今の戦力充実したマジックに4勝するヴィジョンはちょっと浮かびません。やはり、出来れば避けて通りたい相手ですね。つーことで、ボブキャッツ的には6位以上を目指してせめてイーストの2トップは避けられればって感じでしょう。
思うんですが、ボブキャッツってドワイトやレブロンみたいな分かりやすい絶対的エースはちょっといませんよね。これって要するに、ジョーダンとしてはピストンズその2を目指しているのでしょうか。いや、もっと言えばこれはデュマースへの挑戦状でしょうね。そう、ジョーダンはデュマースが成し遂げた突出したスーパースター不在での強豪チームを作り上げるという功績を再現しようとしているのでしょう。・・・あのデュマースの慧眼はジョーダンには欠けているので、このままならボブキャッツはジョーダン時代のウィザーズの悪夢を繰り返すだけであるような気はします。
☆ヒート(東6位)
ウェイドのワンマンワンマンといつも言ってますが、ファイナルMVPはやはり伊達ではありません。ワンマンでもここまでチームを持ってこれるあたりはやはりスーパースターですな。しかもT-MAC時代のマジックあたりと違い、ある程度はサポーティングキャストもいるのは流石です。アマレは結局今季は来ませんでしたが(´・ω・`)
上下チームが共に1.5ゲーム差であり、このままウェイドに故障が無ければ東の6位は固いのではないかと思います。となると1stラウンドはセルティクスorホークスなんですが、昨季より上積みのあるホークスは厳しいかなと。むしろセルティクス相手にスピード勝負でも挑んだ方がいい戦いになりそうです。てか、これでヒートが勝ったりしたらそれはもうウェイド伝説1ページ追加モノですね。
セルティクスに7戦まで行って勝てるかどうか、ホークス相手なら2勝4敗とかかな。もしカンファレンスセミファイナル行けてもそこまでな気はします。が、1勝でも勝てば勝つ程ウェイドのヒート残留の目が上がるでしょうから、たとえシリーズ敗退したとしてもなるべくはシリーズ長期化で、チームに手応えと可能性を感じさせるシーズンの終わり方を心掛けたいところでしょう。
1998-2004
アーティスト:ゆらゆら帝国
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