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え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

2010年11月

苦悩のヒート?

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ヒート105-94ウィザーズ
サンダー95-89ホーネッツ
マヴス101-91ロケッツ
ジャズ109-88バックス


☆本日のハイライト
・マヴス来てます6連勝
・ジャズも手負いのバックスを倒し6連勝
・ホーネッツはサンダーに逃げ切られ0.5ゲーム差に迫られる
ブルズのブーザー、練習には参加
アントワン・ウォーカー、NBADLで復帰へ



さて、チームは盛り下がっているヒートですが、話は盛り上がってます。やれマヴス戦後に選手だけでミーティングしたとか、やれスポルストラHCがレブロンに説教したとか、しまいにはヒートの選手達がスポルストラへの信頼を失いつつあるなんて、見たんかお前らと言いたくなるような情報まで玉石混淆で入って来ます。

http://sports.espn.go.com/chicago/nba/news/story?id=5862624

そこへ更に、T-MACが何故か「レブロンはブルズの方が良かった」等と言いながら乱入してきました。あんたレブロンと一緒にプレーしたがってませんでしたっけという素朴な疑問置き去りな彼ですが、しかし面白い事を言っているのは確かです。彼の発言を引用すると、こんな感じですね。

"[Chicago] was a better decision, a better place for him. You can't just go somewhere and have that type of chemistry he had in Cleveland."

クリーヴランドの時のようなケミストリーはそうそう無理ですよ、と。で、本題はこちらです。

"When they're on the court together, they're terrible. Him and D-Wade don't complement each other. They're somewhat the same type of players, 'Bron and D-Wade. ... Both of those guys need the ball, and they don't shoot the ball like Ray Allen. That's why they're having trouble scoring in the halfcourt, because they can't get a rhythm, because one of them is dominating the ball. That guy might be getting off, but the other guy [isn't]."

"That's why when they're on the court together, they're terrible. They're rhythm players that need the ball. I'm like that. I can't stand out there and catch and shoot. I've never been a guy that sits out there waiting for the ball to come to me."


簡単に言えばシューターじゃない、同じタイプの選手であるレブロンとウェイドが共存出来る訳が無い、2人共ボールを独占して持って無いと乗れないタイプなんだから・・・という話です。実はこの話の真のキモは「俺もそうなんだ」という、レブロン&ウェイドにかこつけたT-MACさんの自己アピールだったりするんですが、そこは多分あちらでも全力でスルーされている事と存じます

スルーと言えば、ボッシュの存在自体も最早完全スルーかい、って感じですがそれは正しいモノの見方なので私もスルーしましょう。そう、今のヒートは結局レブロンとウェイドがどう共存出来るかこそが最重要ポイントなんですよね。ボッシュは今や脇役の筆頭格ぐらいのポジションに過ぎません。本人もそれを望んでいる気がしますしね。

思えばセルティクスのBIG3が機能したのはタイトルに飢えたヴェテランオールスター3人が単に頭数揃ったというだけではなく、シューター(アレン)、エースアタッカー(ピアース)、インサイドファイター(KG)とバランス良い3人だったという要素が大きいんですよね。勿論、残り2ポジションにロンドとパーキンスという若き人材を得たのもラッキーでした。

翻ってヒートの場合、ウェイドもレブロンもロングレンジが駄目では無いのですが、どちらかと言うと2人共にアタッカー。インサイドに切り込んでダンクなりレイアップなり決めたり、FT取りに行ったりするタイプですよね。そしてボッシュはインサイドでダーティワークというより、外からシュートを打つ姿に象徴されるようにゴールに正対して得点を取りに行く、ピュアなビッグマンとは些か異なるタイプです。

それでも私、ペイントへ突撃したがる2人と外でフリーになるのを待つボッシュならイレギュラーなパターンながらも噛み合うんじゃないかなと思ってました。なのでそんなにヒートが出遅れるとは思わなかったのです。ブルズの記録を破るとかは寝言は寝て言えと思ってましたが、昨季のキャヴスみたいにシーズン途中から一気に来ると思ってましたし、今も思ってます。

これだけヒートが予想以上に出遅れた理由は、多分元々の組み合わせの問題だけでは無いと思います。ええ、故障です。それも単なる戦力の欠落というだけの話じゃありません。躓きの第一歩は、プレシーズン初戦でのウェイドの故障による戦線離脱でしょう。あの怪我があったため、ヒートは折角のプレシーズンで新BIG3の実戦投入が殆どできずに本番を迎える事となってしまいました。そりゃ出遅れもします。

更に響いたのはマイク・ミラーの故障でしょう。彼は単なる3ポイントシューターではなく、実は結構なオールラウンダーなんですよね。彼がチームにいれば単に外角のシュートがより安定する、というだけではありません。ボールの回りが良くなるんです。ジェームズ・ジョーンズも良く頑張ってますが、こういうところではマイク・ミラーに遠く及びません。エディー・ハウスだってポジションはPG~SGでも自身のシュートが第一でしょう。彼らは彼らなりにヒートに貢献していますが、ミラーが出来る事とは差があります。

そしてハスレム。彼のようなハードワーカータイプこそが、実はスター軍団となったヒートのような球団には真に必要な人材でした。彼の穴がダンピアーで埋まるかというと、何とも言えないなぁってのが正直な感想ですね。スタッツ的にはいいとこ行けるかも知れませんが、目に見えない部分での貢献とか、ヒートの戦術への理解度とかでは圧倒的にハスレムに軍配が上がるのが実情でしょう。

要はシーズンへの準備がキッチリ整わないまま開幕を迎えてしまった上に戦力不足な訳でして、そんな状態で苦戦しているのを捕まえて「ヒートオワタ」とか騒ぐのは正直早過ぎると思うんですよね。しかし、この早漏モードな流れは日本の2chだけではありません。むしろ現地アメリカの方が早くも上記に多数紹介したような記事で溢れ帰っている訳です。



このレブロンの、スポルストラHCへの肩激突事件がそういう話の火に油を注いだ事は明らかでしょう。確かに、敬意を持っている相手にやることじゃありませんね、これ。パット・ライリー相手には多分やらないだろうと思います。



もっとも、キャヴス時代にマイク・ブラウンHC(当時)にも同じように肩でぶつかった事のある彼なので、もしかするとまったく深い意味は無い可能性もあります。ありますが、昔からHCの事を馬鹿にしていた可能性も否めませんね。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=5864576

とはいえスポルストラHCとレブロンはミーティングを持ち、とりあえず少なくとも表面上はぎくしゃくした雰囲気を取り除きました。一応和解したのかなー、みたいな感じですね。肩衝突の件に関してもレブロンは、

"I didn't realize it and I don't think Coach realized it either until it was brought to our attention. Incidental contact, I guess."

と、火消しに回っている印象です。

ま、このHCとレブロンの経緯についてはESPNよりもヤフーですね。最早完全にレブロン推しのESPNに対するカウンターカルチャーとして機能し倒しているヤフーの記事ですが、その中心は勿論ワジロフスキー。今回もぶっ飛んでます。

http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=A2KIPHRZ_PRMQQ4BHQe8vLYF?slug=aw-lebronspoelstra112910

「King James wants Spoelstra to bow to him」っていう強烈な記事のタイトルが全てを言い表してますね。キャヴスでは好きに振舞えた裸の王様レブロンが、ヒートではスポルストラに行動の自由を制限されている件、ウェイドがレブロンの悪影響を受けて一緒にHCバッシングに動こうとしている様などが書かれています。

http://sports.yahoo.com/nba/blog/ball_dont_lie/post/Relationship-between-LeBron-and-coach-gets-chill?urn=nba-290079

しかし、ワジロフスキー以上に飛ばしまくってるのはこちらの記事でしょう。これ、一読すれば分かりますが上で取り上げたESPNの記事のソースがレブロンの馬鹿エージェント、マーベリック・カーターである事を暴露しているんです。カーターがメディアを使ってヒート側にプレッシャーをかけようとしている、って書いてるようなものですよこれは。

つー訳で、表面的に和解したところでこんなHCと選手のパワーゲームが繰り広げられているような状態で、果たしてチームとしてまとまるのか正直心配ってレヴェルを超えてますが、ともあれこの日は勝てたのも事実です。そこからなんだかんだで纏まっていくのか、それとも空中分解しかかったところでパット・ライリーの出番か。ヒートの行方、早くも正念場です。

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シーズンここまでを軽くレヴュー

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ホークス96-78ラプターズ
ニックス125-116ピストンズ
スパーズ109-95ホーネッツ
ジャズ109-97クリッパーズ
ロケッツ99-98サンダー
ネッツ98-96ブレーザーズ
ナゲッツ138-136サンズ
ペイサーズ95-92レイカーズ


☆本日のハイライト
・スパーズ独走、17点ビハインドからホーネッツを仕留めてリーグ1位を堅持
・ペイサーズ、レイカーズにステイプルズセンターで初白星
・ジャズは貫禄5連勝
・スミスがトリプルダブル、ホークス圧勝
・カーメロ抜きでナゲッツがサンズとのハイスコア対決に勝利
・ニックス、2TOの末に10年振りの勝率5割到達

さて、シーズンも粛々と進み、各チームただ今15~18試合を消化ってとこですね。シーズン中18~21%ぐらいを終えたって訳です。アバウト2割を終えたところで、各チームの順位はどんなところか、サクッと触れていきましょう。まずはイーストです。

1.マジック
1.セルティクス
3.ホークス
4.ブルズ
5.ペイサーズ
6.ヒート
7.ニックス
8.キャヴス
9.バックス
10.ラプターズ
10.ネッツ
10.ピストンズ
10.ボブキャッツ
14.ウィザーズ
15.シクサーズ


マジックとセルティクスの首位争いは昨季冒頭と同じですね。ホークスも例年通りですし、ブルズに関してはブーザー落ちとは言え、大体予想通りでしょうね。

しかし、流石にペイサーズとヒートの順位が逆になる状況を予想出来た人間はそうはいなかったはずです。私、ヒートがシーズン序盤出遅れる事は予想付いたんですが、流石にペイサーズがここまで伸びる事は読めませんでしたよ。ヒバートの成長がそのままチームの成長に繋がってる気がしますね。勿論31Iscreamさんのご指摘通り、グレンジャーも更に頑張っているのですが。インサイドがしっかりしているチームは安定します。ペイサーズ、多分この調子でシーズン終了まで行けると読みたいですね。シーズン前の私の最下位予想、鬼外れで結構ですw

ニックス、キャヴスがプレーオフ圏内に入る頑張りを見せているのは予想通りでしたが、バックスの出遅れは想定外でしたね。うーん、戦力アップしたようでそうならないバスケの世界は深いですな。バックスより下のチーム達は・・・ま、まだ挽回の余地はあるので焦らない事ですね。戦力の圧倒的格差はどこも無いと思いますから。

さて、今度はウエストです。

1.スパーズ
2.レイカーズ
3.マヴス
4.ホーネッツ
5.ジャズ
6.サンダー
7.ナゲッツ
8.ブレーザーズ
9.ウォリアーズ
9.サンズ
11.グリズリーズ
12.ロケッツ
13.キングス
14.ウルヴス
15.クリッパーズ


スパーズがシーズン序盤からこれだけ飛ばしまくると誰が予想した事でありましょうか。昨季のセルティクスと同じく、今のうちに貯金を作ってゆっくり吐き出しながら主力温存を図る作戦なのでしょうか。レイカーズは当然上位なので省略。

マヴスがなんだかんだでこの位置に付けてきたのはいいですね。ノヴィツキーに残された時間も決して長くはなくなって来た訳ですし。そしてホーネッツの大躍進&ジャズの中躍進が続きます。エースがやる気満々のサンダーとエースの心がNYCなナゲッツに殆ど成績の差が無いのは何だか皮肉ですな、しかし。うーん、正直ここまでのチームはプレーオフ確定の勢いでここまで来ています。

となると、残り1枠を8位の野戦病院ブレーザーズ、すっかりスタートダッシュの貯金を使い果たしたウォリアーズ、神様仏様ナッシュ
様なサンズ、ザックネ申とゲイが盛り上げるグリズリーズ、実は少しずつ上位に戻りつつあるロケッツと、実に5チームで争うという恐ろしい事になる訳です。どうするんじゃこのハイレヴェル競争。正直どのチームが出ても今年の千葉ロッテマリンズ並みに侮れません。

キングス、ウルヴス、クリッパーズはそれぞれ若い柱が出来てはいるので、あとはペイサーズ状態に持って行くのにもう一押しって感じでしょう。その一押しが更なる補強か、若い力の成長か、はたまたHCの力量なのかはケースバイケースでしょうね。どちらかというと、インサイドに柱のあるウルヴスとクリッパーズに未来への希望を持ちたいと思った次第です。

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PINBALL WIZARD

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ホークス99-90ニックス
マジック100-99ウィザーズ
シクサーズ102-86ネッツ
キャヴス92-86グリズリーズ
ウォリアーズ104-94ウルヴス
マヴス106-95ヒート
バックス104-101ボブキャッツ
ブルズ96-85キングス


☆本日のハイライト
・ホークス、ニックスの連勝を5でストップ
・復活のデリック・ローズ30得点、ブルズ勝利
・モー25得点12アシスト+ヒクソン16得点、キャヴス勝利
・ドレル・ライト、キャリアハイの30得点+ウォリアーズチーム記録の3ポイント9本成功、ラヴ21得点22リバウンドのウルヴスを凌ぐ
マヴスのヘイウッド、HCと喧嘩していた
レイカーズのバイナム、3週間以内の復帰見込み



だから言わんこっちゃ無いと。先のキャヴス戦でヴァンガンディHCがマジックのディフェンスが良く無い事を指摘していたので次の試合はヤバそうだなと思ってたんですが、その次の試合がまさか今日だったとは。私、昨日更新もテキトーに熟睡して、起きてみたらもう4Q中盤で焦りましたよw

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-news-1128-20101127,0,7630743.story

カーターが例によって欠場し続ける中、このゲームではウィザーズもウォールが右膝を痛めてこれまたお休み。これは正直マジック楽勝だろと思った貴方、それは甘いです。今季のウィザーズ、ウォールがいないとアリーナスがバシバシ点を取ってくるんですよ。このゲームもまた、そうなりました。

1Qで30-20、前半終了時55-43としたところまでは良かったんです。問題は後半、でした。3Q開始早々のアリーナスのアシストでブラッチェが決めたレイアップを合図に、ウィザーズの猛反撃が始まったのです。じりじりと点差を詰めて来たウィザーズはアリーナスの3ポイントプレーとなるレイアップを皮切りに9-0のランを決め、一気に63-64と逆転に成功します。一旦ドワイトの3ポイントプレー&アリウープダンクで再逆転したマジックでしたが、直後にヤングの連続得点等で再逆転。この点の取り合いを何とかドワイトが凌いで、3Q終了時点で74-72としたマジックでしたが、前半とは明らかにゲームの流れが変わってしまいました。

4Q開始早々に5点差を付けて逃げ切ろうとしたマジックに、ウィザーズはヤングが連続得点。また吹かれたドワイトのテクニカルによるハインリックのFTを挟んで、ヤングの3ポイント2本とフェイダウェイ4本が連続で決まり、逆にウィザーズは5点をリード。ハインリックの3ポイントが決まった残り5:54時点では遂に6点までリードを広げてきたのです。私が目覚めて試合展開を寝惚け眼でチェックした時は、多分この瞬間でしたΣ(・ω・ノ)ノ

この宜しくない展開で、マジックはまずネルソンが3。アリーナスにジャンパーを決められたもののQちゃんが返します。アリーナスはそのリチャードソンからキッチリFTをもぎ取って2本共決め、またまた5点差に持ち込みますがマジックもルイスがインサイドに切り込んでフローティングショットを沈めました。この時点で、残り時間2:40。

更にアリーナスはQちゃんから5つ目のファウルとFTを引き出し、1本を沈めました。91-95となった次のオフェンス、マジックはQちゃんがボールを持ちます。ディフェンダーが付いて躊躇したのかフェイントなのか、一旦3ポイントを打ちそうだったQちゃんでしたが結局打ちます。こういうのって普通決まり難いよね、って一瞬思いましたが、これがなんとヒット!94-95、何とかなりそうな舞台が、この一撃で整いました。

ウィザーズはハインリックがジャンパーをミスし、マジックはドワイトがインサイドでボールを持ってヤングのファウルを受けます。相当大事なこのFT、ドワイトは2本共揃えて決めました。96-85、残り1:30でマジックが遂に逆転したのです。しかし、このゲームはここから正にピンボールのように行方が分からなくなったのです。

20秒タイムアウト後、ウィザーズはまたもアリーナスが行きます。ジャンパーが見事に決まり、96-97とまたもウィザーズがリード。しかも直後のネルソンのジャンパーは決まりません。しかし、アリーナスもここでとどめのジャンパーが決められませんでした。そして次のオフェンス、マジックはネルソンがインサイドへ切り込むとドワイトへパス。ドワイトはペイント外へ離れながらのフックで決めました。残り26.2秒、98-97。ウィザーズ、最後のフルタイムアウト投入です。

ウィザーズ、もうアリーナスに全開で託します。そしてQちゃんに代わってディフェンスについたデュホンの上からアリーナスが放ったジャンパーはリムを一旦跳ねた後、ネットを潜ったのです。しかし、このショットが外れていたとしてもウィザーズはマクギーがキッチリリバウンドに飛んでいたので、多分叩き込まれてしまっていたと思います。残り13.9秒、沸き上がる場内。この正念場、勿論マジックはネルソンが行くのは目に見えていました。何しろネッツ戦、ペイサーズ戦とクラッチジャンパーを決めている男です。ウィザーズとても警戒しない訳がありません。

http://sports.espn.go.com/nba/recap?gameId=301127027

しかし、このタイムアウトの間にドワイトはチームメイト達ににこう言っていたのです。

"Just throw it up, and I'll go get it."

「とにかく投げ上げろ、そうしたら決める」彼はその通りのことをやってのけました。と同時に、マジックがクラッチタイムでネルソンで勝負を賭ける意味も明らかになったのです。ボールを持ちゴール正面に立ったネルソンは例によってドワイトのスクリーンを使い、スウィッチしたマクギーの上から遠目のジャンパーを放ちます。このショットはエアボールでした。しかし、マクギーはスウィッチしたため空いたインサイドに、ドワイトがキッチリリバウンドを取るべく待ち構えていたのです。

実はネッツ戦、ペイサーズ戦ともドワイトはそうしていました。相手ビッグマンをネルソンが引っ張り出してショットを放ち、それが外れても相手センターのいないペイント内でドワイトがリバウンドを取り叩き込む・・・これがマジックのクラッチタイム戦術の真の狙いだったのです。そしてこの夜、ドワイトはリバウンドを取ると相手にファウルさせる暇も与えずにそのまま押し込んだのです。残り4.3秒、100-99。ワシントンの観客達がまたも落胆に沈みます。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-wizards-1128-20101127,0,1787803.story

このプレーを決めた時についてのドワイトのコメントです。

"When he threw it up, I knew I didn't have a chance to come back down and try to go back up because they was going to foul right away. So, I just tried to shoot it off the glass as quick as possible. That way, if I missed it, I could have a chance to get the rebound."

ファウルする前にシュートを打とうとした、ミスしてもまたリバウンドを取れるチャンスがあるから・・・よく分かってます、このヒト。

20秒タイムアウト後、最後のウィザーズのオフェンス。勿論アリーナスが来ます。マークに付いたピートラスをアリーナスが振り切った先にはドワイトがいました。アリーナスは遠目のフローターに賭けるしかなかったのです。アリーナスも遂にこれを決めることはならず、ここにピンボールの行方は定まりました。マジックが危ない橋を渡り切り、ウィザーズ戦4連勝を決めたのです。

http://www.nba.com/games/20101127/ORLWAS/gameinfo.html#nbaGIboxscore

ドワイトは6試合連続の20-10となる32得点(今季ベスト)11リバウンド2ブロック。Qちゃんも今季ベストとなる20得点でしたね。ルイスがFG3/11で9得点と久々に冴えず、ネルソンも11得点4アシストと決して調子良くは無かった中で、終盤の戦い方がキッチリ出来たのは収穫ではありました。ウィザーズはアリーナス31得点(これまた今季ベスト)5リバウンド5アシスト、ヤングがベンチから21得点でしたね。あと、Jウィルさんが今度は退場する事無く7:34プレー出来た事を喜んでおきたく思いますw

ディフェンスの脆さは再びヴァンガンディHCに厳しく締めて頂く事を期待しておきつつ、セルティクスと再びイースト1位で並んだ事を今は素直に喜んでおきましょう。誉められたゲーム内容ではありませんが、こういう競り合いを制する力を持つ事もまた強豪の証なのですから。



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マジックとキャヴス、それぞれの今

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マジック111-100キャヴス
ボブキャッツ99-89ロケッツ
セルティクス110-101ラプターズ
ピストンズ103-89バックス
ヒート99-90シクサーズ
サンダー110-106ペイサーズ
マヴス103-94スパーズ
ナゲッツ98-97ブルズ
サンズ116-108クリッパーズ
ジャズ102-96レイカーズ
グリズリーズ116-111ウォリアーズ
ホーネッツ97-78ブレーザーズ


☆この日のハイライト
・スパーズの連勝、マヴスが12でストップ
・レイカーズもジャズに敗戦
・ホーネッツはブレーザーズに快勝
・ヒートは無事連敗を3でストップ
・ペイサーズ惜しい、サンダーに逆転僅差負け
ボガット不在のバックス、ピストンズに敗戦
グリズリーズのハダディ、彼女と痴話喧嘩で仲良く逮捕

イランから来た男、ハダディの彼女の名前はGoolnaz “Asal” Karbalaeinematmoeeneyと言います。Kenchさんも突っ込まれてましたが、誰か何と読むのか教えて下さいw

さて、マジック対キャヴスです。昨季までならかなりの緊張感を持ってこのカードに挑んでいたと思うのですが、今季はクリーヴランド騎士団を率いていた王様が自らマイアミへ出奔してしまったため、注目度も大幅ダウンしてしまいました。先日やっとこ入手したSLAM誌最新号のシーズンプレヴューを見てみると、イーストの1位予想はマジックで、最下位はキャヴスという扱いですからね。

確かに現状マジックはイースト2位でセルティクスを追ってますのでここは概ね合ってます。世間的に予想外なのはキャヴスがプレーオフ争いが出来る位置にしぶとく喰らい付いている点でしょう。キャヴスのチーム士気、決して悪くはありません。何しろ先のバックス戦でもモー・ウィリアムズがブザービーターを叩き込んで劇勝したところです。

http://espn.go.com/nba/recap?id=301126019

しかしまあ、結果だけ言ってしまえばさすがにこの対戦、マジックに分がありました。1Q終了時点で32-22としたマジックは、簡単に言うならそのリードを最後まで守り続けたのです。マジックのFG成功率は今季ベスト2位の55.6%にまで達し、3ポイント成功率も45.2%。久々にマジックのオフェンスが炸裂した格好です。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-cavs-gamer-1127-20101126,0,7519283.story

しかし、ヴァンガンディHCは不機嫌でした。キャヴスもスコットHCが「審判がマジック贔屓だった」とブチ切れてましたが、ヴァンガンディは違う方向に切れていたのです。

"We were terrible defensively. Terrible. Terrible. I saw very few good things defensively. We were terrible. Another 47 percent game. It's the same old thing. With us right now, when the scoring is easy, we won't guard, and that's why we can't put games away. We play one end of the floor at a time. So, we're going to be in these challenges all the time."

オフェンスが好調だとディフェンスしない、だから突き放し切れなかった・・・というヴァンガンディの言は確かでして、実はキャヴスのFG成功率も47.1%。と決して悪いものではありませんでした。そんな調子では終盤に急にシュートが入らなくなったり、相手がディフェンスを締めてきたりしたらどうすんの?って話です。その前にセーフティーリードをキッチリ取ってゲームを終わらせる方が安全なのは言うまでもありません。

http://www.nba.com/games/20101126/CLEORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

先発5人全員+バスが2桁得点なのは結構なんですが、キャヴスもモー・ウィリアムズが20得点8アシスト&ジェイミソンが22得点。またセッションズはFG6/8で13得点6アシストです。勝ったから良かったようなものの、終盤ズッコケてたらどうなっていたのやらって感じです。

今のキャヴスを見ていると、ペニー、ニック・アンダーソンといった面々が離脱した直後、「ハート&ハッスル」を合言葉に奮闘していた時代のマジックを思い出します。タイトルコンテンダーからは大幅に遠ざかってしまったにも拘わらずこれだけの士気を維持しているのは、例のオーナーの怒りパワー+スコットHCの手腕もあるのかなと思ったりします。ヒートが今の調子だとプレーオフに出られてもヒートと対戦するのは難しいかも知れませんが、頑張って欲しいと思います。

マジックだってドワイトがいなくなってしまえば、今のキャヴスと同じくチーム作りはリセットです。それもあってキャヴスの現状は正直他人事には思えないんですよね。キャヴスを他山の石とし、マジックも現状に決して安心する事無く頑張って頂きたいものです。



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War is over (if you want it)

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ホークス116-96ウィザーズ
クリッパーズ100-82キングス

☆本日のハイライト
・ゴードン28得点&グリフィン25得点15リバウンド、クリッパーズ勝利
・ホークス、連敗を3でストップ
セルティクスのウエスト、右手首を壊して復帰時期未定



新人王、グリフィンが怪我しなければもう彼で決まりじゃないでしょうか。ウォールも例年の争いなら新人王確定コースですが、グリフィンの印象が強過ぎます。ウォール的には同時授賞まで持ち込めれば上々って感じかなと。

さて、皆さん私がこんなタイトルで何の話書くのって多分思われている事と存じます。あ、別にお隣の国で起きてる事とかを書くつもりはありませんよ。そっち方面常々思う事はありますが、ここはバスケのブログですから。

http://sports.espn.go.com/nba/truehoop/miamiheat/news/story?id=5847505

私が今回取り上げたいのは現地12/2に迫ったレブロンのキャヴス帰還です。ブーイングどころかレブロンへの危害が加えられる恐れさえ感じられる不穏な空気を見て取ったキャヴス側はこの試合にいつもより多い警官を投入し、ヒートのベンチ及びヒートが入場する入り口側にも更にレブロンに対する非難メッセージの類いを禁止。サインボードは勿論、衣類に至るまで持ち込みを禁じる事としたのです。

特にTシャツ類に関しては、レブロンに対して攻撃的なメッセージの入ったTシャツを着てきたファンに対してはそれを脱いでもらい、代わりに用意してあったキャヴスTシャツを着てもらう、という手はずとなっております。勿論、異物・危険物の類が投げ込まれないように警備の目も光る訳ですね。



NBA、そしてキャヴス側が恐れる事態は、やはり'04年11月19日に起こったピストンズ対ペイサーズで起きた観客までを巻き込んだ乱闘劇です。アメリカ全土で放送予定のこのゲームで、このような醜い光景が展開されたら目も当てられません。勿論、もっと恐ろしいのはレブロンに何らかの危害が及ぶケースでしょう。



アスリートに対して一般人が危害を加えたといえば、テニスのモニカ・セレシュが刺された悲劇が挙げられますね。この事件でセレシュは直接引退した訳ではありませんが、復帰後も元の強さを保てなかったのは確かです。このような悲劇が繰り返される事は流石に避けて欲しいものですね。

サッカーのフーリガンみたいな事が起きるのだけは本当に勘弁です。今回は状況が状況だけにブーイングぐらいはしょうがないかな、と思いますが、なんつーか互いに心のゆとりを持って会場に臨んで欲しいなぁと思った次第です。

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復讐とテクニカルと

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キャヴス83-81バックス
ラプターズ106-90シクサーズ
セルティクス89-83ネッツ
マジック104-95ヒート
マヴス111-103サンダー
グリズリーズ105-84ピストンズ
スパーズ113-109ウルヴス
ロケッツ111-101ウォリアーズ
ジャズ105-87ホーネッツ
ブルズ123-115サンズ


☆本日のハイライト
・ウルヴス金星ならず、スパーズ延長戦の末に12連勝
・ニックス5連勝
・ブルズは2TOの末に勝ち星
・シャック25得点11リバウンド、セルティクス逆転勝ち
・ライヴァルPG対決、デロン&ジャズに凱歌
・モー・ウィリアムズのブザービーター、キャヴス激勝

前哨戦は、何故か三つ巴舌戦でした。

マジックとヒートとの舌戦は思えば、レブロンの茶特番放送後にマジックのオーティス・スミスGMが「レブロンがあんな選択をするとは思わなかった(プププ」みたいな事を言っちゃった事に端を発しています。レブロンからの反論あり、ヴァンガンディHCとヒートのライリー社長との一騎討ちありとフロリダ半島内で狭く盛り上がっていたバトルに、ロサンゼルスから想定外な乱入者が現れました。名将、フィル・ジャクソンです。

http://sports.espn.go.com/los-angeles/nba/news/story?id=5842655

ヒートの出足が一般的な期待程では無いなと世間に認知し始められた頃合いにわざわざ「70勝あるで!」などと言い出すだけでもこのヒトのなかなかいやらしい(注:誉め言葉)メディア戦術が見て取れますが、今度はヒートが連敗で苦しんでる真っ最中に「ヴァンガンディの事態が再発するのではないか(=スポルストラはライリーと交代するんじゃないか)」と言い出したのです。このヒトの何が狡猾かと言って、東でファイナル進出の可能性があるチームの事を、第三者を装いながら言い募るとこですね。水に落ちた犬状態のヒートを更に棒で打とうとかどんな鬼ですかと。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=5846687

それに真っ先に反論したのは、なんとスポルストラHCでもライリーでもなく、なんとヴァンガンディそのヒトだったのです。ライリーとは決して良好な仲では無いスタンも、同じライリーの門下生でかつての自分と同じようなシチュエーションに晒されている若き後輩が、トラッシュトークでHC界の頂点に立つグルに苛められているかのような光景に、とても他人事とは思えなくなったんじゃないでしょうか。

"Phil has no idea what the Van Gundy situation was because, even though he coaches in our league, he certainly had no insight or knowledge of that. So an analogy he'd make to my situation would be totally useless because he doesn't have any clue what the situation was in that case."

"To second-guess another coach and comment on a situation he knows nothing about -- it's inappropriate. And it's also ignorant. I don't mean that commenting on Phil's intelligence. He's obviously a very smart guy. I mean it as ignorant [in that] he doesn't know what that situation was and he doesn't know what the situation is now.

"I don't think, unless their relationship has changed drastically, that [Jackson] and Pat talk on a regular basis. So I doubt he would have any information whatsoever on what's going on in Miami."


部外者のフィルがなんでヒートの内情を知ってるんだ?というまあ至極当然な反論は生真面目なスタンらしいっちゃあらしいですね。一方、当事者のスポルストラHC自身は割と暢気にジョークで返してましたw

"I'm single, so I don't anticipate I'll be taking a leave with the team to spend time with my family."


「僕は独身だから(ヴァンガンディみたく)家族と時間を過ごしたいからってチームを離れないよw」ってアンタ、庇ってくれた相手の方をネタにしてどうすんのと(笑)。まあそんな小ネタもありつつ、マジック対ヒートの今季第2戦が行われた訳です。

しかしまあこのタイミングでヒートと当たるのは、正直マジックにとってはラッキーだったと言えます。何しろヒートが既に連敗してチームの士気もやや低目だったのは事実です。前回フルボッコされたリヴェンジを狙うにはおあつらえ向きのタイミングだった事は疑う余地の無いところです。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-vince-carter-1125-20101124,0,6286666.story

ただまあ、マジックも弱りポイントが無かった訳でもありません。何せ、この試合ではカーターがスパーズ戦での故障を受けて欠場したのです。代打先発にはルイスの影に隠れてひっそりシュートスランプだったレディックが入りました。

http://sports.espn.go.com/nba/recap?gameId=301124019

この試合、それでもなおマジック優位に動きました。ボッシュが背中を痛めて一時欠場していた前半からバスが大当たりしたマジックは1Qを26-18、2Qには一時12点のリードを奪います。前半終了時点で50-43、なかなか良い感じですね。この後もこの試合は、マジックが僅差のリードを守り続ける展開となります。そして4Q冒頭、遂にヒートはマグロアのダンクで1点差に迫ります。が、ここはルイスのジャンパー→レディックの3→ルイスのジャンパーで再び突き放しました。

しかし、ヒートは再び追いすがります。残り9:06、ウェイドがルイスから5つ目のファウルを奪ってのFTからヒートは7-0のランで1点差に迫ったのです。ネルソンの3で一旦引き離したマジックでしたがウェイドのドライヴからのダンク、そしてピートラスのファウルを受けながらのジャンパーをねじ込んできました。これで3ポイントプレーを決め、遂にヒートは87-88と逆転してきたのです。

ここからドワイトとボッシュのFTで89-89と並んだ時点から、ネルソンが覚醒します。カーター不在のマジックにあって彼のクラッチタイムでのプレーは冴え渡りました。ドワイトのスクリーンをキッチリ生かしてまずはジャンパー、次いでドライヴしてのレイアップ。お次はレディックへのアシスト。そしてとどめに、残り1:56時点でのジャンパー。ネルソンの手になる8-0ランで97-89となった時点で、ヒートには奇跡が起きない限り勝つ事は叶わなくなりました。そして、やはり奇跡は起きなかったのです。残された時間はFT試投とレブロンのダンク&レイアップにのみ費やされ、タイムアップ。ここにマジックのリヴェンジはひとまず果たされたのでありました。

http://www.nba.com/games/20101124/MIAORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

ハスレム不在&ダンピアー未だDNPのヒートのインサイドで暴れまくったドワイトは24得点18リバウンド。レディックはFGこそ5/12でしたが地道に稼いだFT7本全てをヒットして20得点5アシスト。そしてこの日もまたクラッチタイムでの勝負強さを見せ付けたネルソンは17得点に加えてキャリアハイの14アシストをマークしてみせたのです。ルイスもあまり目立ちませんでしたが14得点ですね。そしてベンチからはバスがFG9/12でもって18得点6リバウンド!ドワイトとのコンビネーションにも目を見張るものがありました。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-heat-game-1125-20101124,0,7168573,full.story

ヒートに今季初の3連敗をプレゼントしたマジックですが、一点だけミソを付けた感があるのはテクニカルファウル。これが、珍しくもドワイトが対象ではありません。まずはJウィルさんが3Qに登場して僅か41秒でトラヴェリングを吹かれた直後にボールをマグロアに向けて投げたかどで一発テクニカル退場。審判にボールを返そうとして失敗したようにも見えなくはありませんがね

そしてもう1人はネルソンでした。3Qに一度審判への抗議でテクニカルを吹かれていた彼は、4Q残り39.0秒という場面でエディー・ハウスからファウルを受けた際に彼と揉め、2つ目のテクニカルで合わせ技一本退場となったのであります。これ、ネルソンにとってキャリア初の退場でした。キャリアハイのアシストとキャリア初の退場記録を同じ試合で達成したという訳ですねw

http://sports.espn.go.com/nba/truehoop/miamiheat/columns/story?columnist=windhorst_brian&page=Struggling-101125
http://espn.go.com/blog/truehoop/miamiheat/post/_/id/1741/the-miami-heats-nuclear-option

因みに3連敗のヒートの方は色々記事が上がってますね。レブロンとウェイドが助け合えていないとか書かれてたりしますが、まあこれだけ故障者が相次いではチームケミストリーの形成に時間がかかるのも仕方無いのかなと私なんかは思います。今はじっくり我慢の時、でしょう。

因みに2chのヒートスレはなかなか自虐的な方向に盛り上がってます。まもなく終了予定の現行スレでは、次スレのタイトル案がこんな感じで飛び交ってました。

913 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:05:16 ID:???
【謙虚に】マイアミ・ヒート【正しい道へ】

でよくない?

914 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:08:24 ID:???
【めざせ】最強マイアミ・ヒート【73勝】
でおk

915 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:10:32 ID:???
【目指せPO】中堅マイアミ・ヒート【ZOの魂よ蘇れ】

916 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:11:49 ID:???
ネタスレタイでもいいけどね
ニートのネタみたいに、
11月はキリが悪い12月になったら本気出す
とか

917 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:13:41 ID:???
マイアミヒート応援スレPart〜にしてやれよw

918 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:21:23 ID:???
【まだ間に合う】幻のマイアミ・ヒート【70勝】

919 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:22:10 ID:???
【スリーキングス改め】最強マイアミ・ヒート【ダチョウ倶楽部】

920 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:29:04 ID:???
【BIG3】最強マイアミ・ヒート【解散へ】

921 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:34:04 ID:???
【ボッシュ】マイアミ・ヒート【エースに】

922 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:35:19 ID:???
【1勝で】チャリティー・マイアミ・ヒート【1000円寄付】

923 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:36:09 ID:???
【フロリダの恥】マイアミ・ヒート【羞恥心】

924 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:38:50 ID:???
【頭の中がディズニー】ヒート【目を覚ませ】

925 バスケ大好き名無しさん sage 2010/11/25(木) 16:39:41 ID:???
【目標は】最強マイアミ・ヒート【5連覇】

個人的には>>921が完成度高いと思いますw

ま、ヒートファンも焦る必要はまだありません。70勝はさておき、イースト上位に入ってファイナル進出を目指す道が閉ざされた訳では無いのですから、解体だトレードだHC交代だと焦らずに、チームの熟成をじっくり待てばOKだと思いますよ。マジックとの次の対戦は2/3までお預けですが、その頃までにどうなっているか見ものですな。

マジックの方はこの後キャヴス、ウィザーズ、ピストンズと戦って11月を終わります。再び連勝街道に乗ってセルティクスを追い抜き、イースト1位の座に帰り咲いて欲しいところですね。

P.S.

http://espn.go.com/nba/dailydime/_/page/dime-101125/daily-dime

本文で紹介し損ねましたが、参考までに。



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コービーとマイケル・ジャクソンの意外な交流

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ペイサーズ100-89キャヴス
ネッツ107-101ホークス
ウィザーズ116-114シクサーズ
ニックス110-107ボブキャッツ
マヴス88-84ピストンズ
レイカーズ98-91ブルズ


☆本日のハイライト
・レイカーズ、ブルズを倒し5連勝
・ニックスも好調4連勝
ノヴィツキー42得点12リバウンド、マヴス勝利
・グレンジャー24得点11リバウンド6アシスト、ペイサーズここ4戦を3勝
・延長戦を制してネッツ&ウィザーズ勝利
ヒート、ハスレムが今季絶望のためダンピアーと契約&スタックハウス解雇

http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=A2KIPGrMBu1MTjcAsQm8vLYF?slug=aw-kobebryantchat112310

レブロン関連でスクープ飛ばし倒してヤフーの名物記者と化しつつあるワジロフスキーさんが、今度はコービー関連で面白い情報を持って来ました。なんとコービーとマイケル・ジャクソンの間に交流があったというのです。バスケ界とポップ音楽界の頂点同士の交流とはまた豪勢ですな。




マイケル・ジャクソンと交流あるアスリートと言えばこのヴィデオクリップで共演したマイケル・ジョーダンが有名ですよね。トリビュートという話ならロン・アーテストがマイケルの代表作アルバム「スリラー」の1位獲得回数に因んで背番号37を選んだとか、MLBのケン・グリフィーJr.が名曲「ビリー・ジーン」でバッターボックスに入ったとか、MLSのケイ・カマラがシュートを決めた時にわざわざ白い手袋をしてマイケルのダンスをやってみせたとか色々あります。



しかし、コービーの場合は、なんとコービーが18才の時にマイケルが彼をネヴァーランドの農場に招待したのだそうです。流石マイケル本物のホモロリ(ry

・・・ケフンケフン、この記事にあったコービーのコメントを紹介します。

“It sounds weird, I guess, but it's true: I was really mentored by the preparation of Michael Jackson.”

“We would always talk about how he prepared to make his music, how he prepared for concerts. He would teach me what he did: How to make a ‘Thriller’ album, a ‘Bad’ album, all the details that went into it. It was all the validation that I needed – to know that I had to focus on my craft and never waver. Because what he did – and how he did it – was psychotic. He helped me get to a level where I was able to win three titles playing with Shaq because of my preparation, my study. And it's only all grown. That's the mentality that I have – it's not an athletic one. It's not from [Michael] Jordan. It's not from other athletes. It's from Michael Jackson.”

マイケルは楽曲製作への準備、コンサートへの準備をどうやったかをコービーに語ったのです。不朽の名作アルバム「スリラー」そして「バッド」をいかに作り上げたかをディティールまで語ってくれたマイケルの話が、コービーがシャックと共に3連覇を達成する心構えに繋がったという話は初耳ですね。コービーはその心構えをアスリート達、マイケル・ジョーダンからすらも学ばず、マイケル・ジャクソンから学んだというのです。これは本当に興味深い話ですね。音楽とバスケット、一見何の繋がりも無い世界ですが、頂点を極めようという者が見る景色は同じという事でしょう。

このインタヴュー自体はまだまだ延々続いてまして、「Beat the Heat」と言われる事についての感想やビル・ラッセルとの邂逅について、更にはマイケル・ジョーダンについて「Michael wasn't Michael until he won championships. It's as simple as that.」なんて事を言ってたりとなかなか興味深いので、長英文ですがレイカーズファンならずとも一読を勧めます。D誌かH誌さん、翻訳記事出してもらえませんかね

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スパーズ、未だ精強也

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セルティクス99-76ホークス
ペイサーズ93-77ヒート
サンダー117-107ウルヴス
サンズ123-116ロケッツ
スパーズ106-97マジック
ジャズ94-83キングス
クリッパーズ99-95ホーネッツ
ナゲッツ106-89ウォリアーズ


☆本日のハイライト
・ウェイド復帰も絶不調のヒート、ペイサーズに意外な敗戦
・ホーネッツもクリッパーズに番狂わせを喫す
・セルティクスは問題無くホークスに白星
・デュラント&グリーン復帰、サンダーまたも勝利
ヒート、ダンピアーと契約か

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-spurs-gamer-1123-20101123,0,7525021,full.story

"We played pretty good the first 46 minutes. I have to do a better job, especially if the ball is in my hand at the end. I think I have to do a better job of getting us shots. They made some 3s, and when you don't get a shot up when I turn the ball over, it's tough when they continue to score."

今日はもう、このネルソンの試合後のコメントが試合内容を端的に言い表していると思います。正直もうこれで試合の話終わっても良いレヴェルです。

ジェファーソンが加入2年目にして絶好調、只今リーグ首位を快走中のスパーズの本拠地、サンアントニオにマジックが乗り込んでのこの試合、実際かなりの好ゲームでした。全く両者譲らぬ接近戦となったこの試合、互いに2桁リードを奪う事もならないまま4Qまで突入するという息もつかせぬ展開を見せたのです。

その4Qに入っても、試合の趨勢は依然として見えませんでした。その試合が些か異なる様相を見せ始めたのはカーターがレイアップを決めた時に足を痛め、戦列を離れてしまった後の事です。残り4:15、ピートラスの3ポイントが決まったところからパーカーの3→ドワイトのジャンパー→ジェファーソンの3→ルイスの3→ジノビリの3と、ドワイトを除いて3ポイントコンテストが突如始まりました。この3ポイントコンテストモードが終わった時、マジックは残り2:09で95-97のビハインドとなっていたのです。

そして次のオフェンス、ネルソンはボールをターンオーヴァーしてしまいます。対するスパーズもジェファーソンのレイアップをピートラスがブロックしてみせましたが、そのピートラスが3ポイントをミス。そして直後のスパーズのオフェンスという重要な場面で、パーカーはドワイトが自分へのマークでレディックがダンカンにスウィッチしたというミスマッチを逃さず、ダンカンへボールを送ります。ダンカンは勿論このレイアップを外しませんでした。残り1:07、95-99。これは効きました。

タイムアウト明け、しかしネルソンが再びここでしくじってしまいます。インサイドへ切り込んでファウルを受けたと思いきや、映像判定でスパーズボールとなってしまったのです。ここ数試合でクラッチタイムの英雄だったネルソンでしたが、その自信を逆にスパーズに狙い撃ちされてしまったのかも知れません。そして、ここでとどめを刺したのはジノビリでした。ピートラスのファウルを受けながらフローティングジャンパーを決めて3ポイントプレー、残り30.9秒にして95-102。そして次のオフェンスでレディックの3ポイントが落ちると共にマジックの命運は尽きました。ドワイトのダンクもリチャードソン懸命のスティールも最早大きな意味は無く、マジックの連勝は遂にストップしたのです。

http://www.nba.com/games/20101122/ORLSAS/gameinfo.html#nbaGIboxscore

ドワイトはFG11/16の26得点18リバウンド3スティール2ブロックと申し分無い活躍でしたし、ルイスも3ポイント3本全てを決めて14得点。そして終盤しくじったネルソンとてもFG7/14で15得点5アシストとそんなに出来が悪かった訳ではありません。チームFG成功率だって48.8%ですからね。ただ、マジックの持病と言ってもいいTOの多さはこの試合でもモロに出まして、スパーズの9に対してマジックのそれは16。この差がこの接戦の勝敗を分けたと言えるのではないでしょうか。あと、ドワイトがまたもテクニカルを吹かれ、シーズン通算5つ目となってしまったのは頂けません。

なお、スパーズではジノビリ25得点6リバウンド9アシスト、バツイチのパーカー24得点10アシスト、そして3ポイント4本全てを決めたボナー15得点7リバウンドが光りました。ま、敗戦は残念ですが現在リーグ1位をひた走るスパーズでは致し方無いかな、とも思います。私一押しのスプリッツァーは10秒しか出番がありませんでしたがw

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-news-1123-20101122,0,49301,full.story

また、この試合でドワイトはキャリア502試合目のゲームとなりましたが、ここまでの通算スタッツは6,310リバウンドと1,071ブロック。かつて500試合で6,000リバウンド1,000ブロックを超えていた選手はドワイト以前にはオラジュワン、ムトンボ、シャック、ダンカンの4人しかいません。ドワイトもまた、その偉人達に追いついた訳です。なお、リバウンド数ではドワイトはこの4人の誰よりも勝ります。もっとも、このリストには本当はビル・ラッセル、チェンバレン、ジャバーが含まれるべきなのですがね。これは'73-'74シーズンまでNBAではブロックショットを記録していなかったためです。

またこの試合に先立ち、マジックファンで末期ガンながらドワイトと交流を持ちながら闘病を続けていたケイ・ケロッグさんが亡くなっています。ドワイトは彼女の最期の願いを叶えるため、この夏に彼女との時間を持ちました。彼は彼女を「ママ・ケイ」と呼んでいたのです。このゲーム、スニーカーに「ママ・ケイの為に」と書き込んで頑張ったドワイトでしたが、惜しくも試合は落としてしまいました。

ドワイトには彼女の為に悲しんでいる時間もあまりありません。明後日にはこれまた現在不調のマイアミ・ヒートとの対戦が控えます。前回はフルボッコにされた相手だけに今回はリヴェンジを期したいところです。



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カーメロ、既に心ここに非ず?

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ラプターズ102-101セルティクス
ピストンズ115-110ウィザーズ
ホーネッツ75-71キングス
レイカーズ117-89ウォリアーズ


☆本日のハイライト
ラプターズ、対セルティクス戦連敗を8でストップ
ガソル全FG&FT成功、レイカーズ12勝2敗
・ホーネッツも負けず、スパーズに並ぶ11勝1敗
・ピストンズ延長勝ち
ヒートのハスレム、2月後半までDNPの見込み
アイヴァーソン、トルコリーグでのデビューは2点止まりながらチームは勝利

そうらしいんですよ、どうやら。まあそもそもトレード話が出て消えたり、そもそも移籍先希望チーム名が取り沙汰される時点でどうなのって感じではあったんですけどね。

http://ameblo.jp/higashiemi/entry-10411218585.html

私がシーズン前のチーム順位予想で、ナゲッツの項にビリー・ジョエルの名曲「ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド」を貼ったのを覚えていらっしゃるでしょうか。あの歌詞はまんま、今のカーメロの心境を表しているかのようです。マイアミビーチ(レブロン&ボッシュ)やハリウッド(バーンズ、ブレイク、ラトリフ)へ飛んでいく人もいる、(デンヴァーの)ロッキー山脈にも登った、でもこれ以上時間を無駄にしたくない、ニューヨークへの想いで一杯なんだ・・・ね、カーメロへの書き下ろしの曲かよ!ってぐらいパーフェクトに歌詞が当てはまってます。つーことで、今一度貼っときますのでPCユーザーの方は聞きながらお読み下さい。



http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=5827238

カーメロの嫁、ララ・ヴァスケスは「私はニューヨーク行きなんて勧めてないわよw」等と意味不明の供述をしておりますが、んな訳ねえだろ!と爆笑問題田中的なツッコミも入れたくなると言うものです。そりゃまあ芸能人ならハリウッドかNYC行きたがりますよね、日本と違って農ドルなんでジャンルありませんし。ナゲッツの関係者はあの奥さんをデンヴァーに定住させるべく、日本から山ガール文化を輸入してみては如何でしょうか(笑)。

同じ移籍願望を露にしたクリス・ポールの方はチームが只今リーグ1位タイと絶好調で移籍バナはとりあえずお預けとなっているのに対し、ナゲッツはウエスト8位とは言えそんなに悪くない位置にはいます。いるのですが・・・。

http://twitter.com/Kenchsden/status/5598720217321472
http://twitter.com/Kenchsden/status/5598819114819584

先日のナゲッツ対ブレーザーズ戦にて、スタジオのチャールズ・バークリーは「カーメロはもはやいないも同然」「カーメロは表向きは正しいことを言っているがプレイに心がないのはプレイヤーには明らか。リーダーがそうした状況でチームメートが付いていくわけがない。早くトレードした方がカーメロ、ナゲッツ両方のため」といった事をコメントし、ケニー・スミスもまたそれに概ね同意した、とNBA観戦の大先輩Kenchさんがツウィートされていました。

http://www.nba.com/playerfile/carmelo_anthony/career_stats.html

スタッツを見る限り、カーメロの平均得点は確かに昨季から下がっていますがリバウンドはキャリアハイペース。またFG成功率、特に3ポイント成功率はここまでのところ昨季以上です。数字上はそんなに手を抜いているようには見えません。

http://www.nba.com/playerfile/vince_carter/career_stats.html

移籍前に成績急降下といえばカーターでしたね。後にカーター自身も認めていましたが、明らかにネッツへ移籍する前、ラプターズ末期のカーターはやる気の低下がモロにスタッツに現れていました。それに比べてみれば、今回のカーメロはことバスケをプレーする事にかけてはキッチリ集中出来てるかなとは思います。

正直申し上げて私自身はナゲッツの今季のゲームをちゃんと見ている訳でもありませんので、バークリーの発言がどこまで正しいのかはちょっとまだ分かりません。ただ、自身NBAで戦い続け、引退後もNBAをウォッチングし続けているバークリーが「プレイに心がない」と言い切っている意味は結構重要だとも思うのですね。それが本当であるなら、残念で仕方ありませんがカーメロのナゲッツ時代はもうあまり時間が残されていないと言わざるを得ないでしょう。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2010/11/magic-title-move-acquire-billups-melo.html

余談ですが、オーランド・センチネル紙のブライアン・シュミッツはカーター、ゴタート、ネルソンをパッケージして、カーメロ&ビラップスを纏めてトレードで取っちゃえばいいじゃんなどと書いていました。ま、数日後にはネルソンさん最高や!って書いてて説得力皆無でしたがw

http://www.melotoorlando.com/

melotoorlando.comなる、カーメロをオーランドに呼ぼうぜ企画HPも既にあったりします。まあこちらは今のところ看板だけって感じですが(笑)。だからカーメロの心はNYCにあると何度言えば(ry

ともあれ、カーメロのニックス行きは最早時間の問題でしかないように私も思います。ただニックスにはドラフト指名権が欠乏しているだけに、ナゲッツ側は三角トレードででも若い力を仕入れたいところでしょうね。カーメロの願いが叶えられる日はまだ直近の事では無さそうです。ナゲッツフロントとしてはその間にニックスから出来るだけ有利な取引を整えるか、ホーネッツ同様結果を残してカーメロのホームシックが収まるミラクルに賭けるかを引き続き問われる事になりそうですね。

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ライヴァル誕生の予感

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ボブキャッツ123-105サンズ
マジック90-86ペイサーズ
グリズリーズ97-95ヒート
マヴス98-93ホークス
スパーズ116-92キャヴス
サンダー82-81バックス
ナゲッツ107-103ネッツ
ジャズ103-94ブレーザーズ
ニックス124-115クリッパーズ


☆本日のハイライト
レブロンの目前でゲイがブーザービーター、ウェイドが左手首故障の間にグリズリーズ大金星
・しかもヒートはハスレムが左足を痛める
スティーヴン・ジャクソン、ボブキャッツ史上初のトリプルダブル
デュラント2試合連続不在でもサンダー勝利
・スパーズ、冷徹に10連勝
グリフィン44得点15リバウンドでもクリッパーズ勝てず

☆★NBA 10-11 シーズンスレ 31th Edition☆★

645 バスケ大好き名無しさん sage New! 2010/11/21(日) 18:20:53 ID:???
そんなことよりグリフィンの超絶ダンク2連発でも見て落ち着けよ
http://www.youtube.com/watch?v=S2VLEGtRuz4



・・・いや、これ落ち着くとこじゃないだろJK。凄い運動能力だなオイ!新人の40得点15リバウンドはNB史上4人目の快挙だとか。オデン君は残念な事になってますが、どうやら彼は違う道を歩みそうな気配ですね。クリッパーズは依然として厳しい状況にありますが、頑張れ遅れて来た新人。ポジションは違いますがドワイトの未来の強敵になれそうであります。

さて、ヤオミンが故障でダウンし、オデン君が全くポテンシャルを発揮する機会の無いまま今日に至っているため、ドワイトにはここ数年ライヴァルと言える存在に正直恵まれていませんでした。ビル・ラッセルとチェンバレン、カリームとデイヴ・コーエンスとモーゼス・マローンとパリッシュ、ユーイングとオラジュワンとロビンソンといった具合に、ライヴァル同士の競い合いこそが互いを高めあうというのに、ドワイトと正面から好守に張り合える存在ってなかなかいなかった訳です。守備専門ならパーキンスという逸材はいますが。健康ならバイナムがいるのですが・・・ま、そこはガソル兄でも良いのでしょうが、彼もライヴァルというにはちょっと違う気がするのです。次代を担う新進気鋭のセンター、ロペス兄もまだまだドワイトとはなかなか張り合えない訳です。

が、そんなドワイトにも遂に強力なライヴァルが現れそうです。インディアナの地に今、リック・スミッツを継ぐ長々身センターが現れようとしています。ロイ・ヒバート。昨季もドワイト相手にグッドゲームを見せたビッグセンターの名門ジョージタウン大から来た7-2の巨人は1才年上のドワイトに迫る存在に成り得るポテンシャルをここに来て示しつつあります。ドワイトがオラジュワン&ユーイングの指導で成長したのならヒバートはビル・ウォルトン。先達の指導を受けて若い才能は伸び行くのですね。

5勝5敗、堂々のプレーオフ圏内を行くペイサーズは全くもって侮れるような相手ではありませんでした。ラリー・バードGMの言う長期プランはようやく実を結びつつあるようです。'05-'06シーズン以来となるプレーオフ出場へ向けて盛り上がるインディアナポリスにこの日、マジックが乗り込んだ訳です。

実際、この試合はなかなかの激戦となりました。6-0と快調なスタートを切ったマジックでしたが、前半を仕切ったのはヒバートだったのです。ドワイトがあまり結果を出せずに3つのファウルとテクニカルを吹かれてベンチに沈んでいたのに対し、ヒバートはその3つ目のファウルをダンクによる3ポイントプレーで奪うなど絶好調。並みの先発センターをも上回るはずのゴタートのディフェンスもものともせずにショットを決めて見せたヒバートは前半だけで17得点をマークしてペイントを完全に制圧。対するドワイトは6得点止まりと、この段階では完全にヒバート圧勝でした。49-52、前半はペイサーズのリードで終了します。

反撃の糸口はまず、ルイスからでした。この日ここまで8得点だった最高額砲はFG全弾成功を重ねます。ルイスは結局このQだけで13点を荒稼ぎし、マジックも最大9点をリードします。3Q終わって71-66、マジック有利な流れになって来ました。そしてこの後半、ドワイトがようやく立ち上がります。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-pacers-game-1121-20101120,0,6760427.story

"In the first half, my foul trouble was stupid. Reach in instead of going for blocks, just throwing people out of the way ― that's the stuff that I shouldn't be doing."


ドワイトは前半の自らのプレーの過ちを自ら修正して来ました。その結果、ドワイトとヒバートの立場は前半と後半で見事に入れ替わります。今度はヒバートがファウルトラブルに陥りました。4Q残り10:06、ドワイトがダンクと共にヒバートから5つ目のファウルを引き出し、前半3つ目のファウルを見舞われた時のリヴェンジを見事に果たします。ドワイトが次々得点して逃げるマジックに対しペイサーズもT.J.フォードのショットやダンリーヴィー息子の3ポイントなどで応戦し、徐々に追いすがってきます。これを突き放すべくドワイトは更に得点を重ねたのです。残り1:47、彼のジャンプショットが決まって85-83とするまで、マジックの4Qでの得点は全てドワイトが稼いでいました。

この大事な場面、ペイサーズは元優勝請負人ポージーが3ポイントをヒット!ペイサーズは残り45.6秒にして遂にリードを取り戻したのです。インディアナのお客さんは大喜び。そんなお客さんを10秒そこらで再び失望へと叩き落としたのは、またしてもネルソンでした。ボールを持つとネルソンはT.J.フォードのディフェンスを受けながらインサイドへ果敢に切り込み、ヒバートのブロックを超えるフェイダウェイを決めて見せたのです。先のネッツ戦でのクラッチショットと同じ位置からの同じような一撃は、しかもフォードのファウルで3ポイントプレーに。残り33.6秒、88-86。実にネルソンらしいビッグプレーでマジックが再びリードです。

そしてこの後、再び逆転を期したポージーの3ポイントも今度は決まらず、リバウンドはカーターの手に。残り9.8秒、ファウルを受けてフリースローラインに立った彼はここまでの不調にも拘わらずこの重要なFTを外しませんでした。90-86、これで決まりました。グレンジャーの3ポイントが外れ、ピートラスはリバウンドを掴むと共に勝敗も決し、ペイサーズファンの皆さんは残念な心境でコンセコ・フォールドハウスを後にすることとなったのでした。

http://www.nba.com/games/20101120/ORLIND/gameinfo.html#nbaGIboxscore


終わってみればドワイトはチームトップの25得点12リバウンド3ブロックと、大黒柱としか言いようが無い活躍。21得点のルイス、11得点のネルソンで2桁得点選手は終わり、というロースコア対決を見事に制した格好ですね。ヒバートも19得点10リバウンドと頑張りました。

http://espn.go.com/nba/recap?gameId=301120011

試合後のヴァンガンディHCのコメントが、なかなかでした。

"It was huge. We made our free throws down the stretch. It was a very difficult win and a very tough loss for them because I thought both teams played very, very hard and fought very, very hard."

そう、両チームどちらが勝ってもおかしくない展開でした。この試合を勝てたのはドワイトのオフェンス面での成長、ネルソンとカーターの勝負強さ、それが見事に結実した結果と言えるでしょう。

この後、マジックはいよいよスパーズ、ヒートとリーグトップクラスのチームとの対戦を控えます。この調子で苦しい展開のゲームでもキッチリ競り勝てるよう、マジック各選手の一層の頑張りに期待する次第です。



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この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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