NBA ALL-ROUND MAGIC オーランド・マジック&NBA最新情報ktkr!

え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

2011年06月

激しい雨が〜続・ロックアウト突入寸前考察〜

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さて、続きです。

要するに、アメリカさんはいつ今以上の不況に突入するか分からないから、余計にこの手の労使交渉は縺れるんじゃないの?って話でしたね。私、両者の提示条件の乖離もさる事ながら、この大不況への懸念を考えたら、実際に交渉の筋道が見えてくるのは最悪実際に大不況の火蓋が切られてからなんじゃないかとgkbrしてます。少なくとも、この先このまま今まで通りのアメリカのままでいられる気はしないですね。MLBドジャースの破産と聞いた時は一瞬ビビりましたもん。まあ、色々記事を読む限り、どうもあれは景気後退とは別問題みたいですが。

前にも書いた気がしますが、プロスポーツなんてものはスポンサーがついてなんぼです。日本プロ野球がとうとうヘルメットのみならずユニフォームにも広告が目立つようになりましたが、背に腹は代えられない訳ですよ実際。NBAだってユニフォームに広告を入れずにここまで粘ってきましたが、これだけ金銭闘争で揉めるぐらいですから来季以降はユニフォームにIntelだのアップルだのと広告が踊るようになってもおかしくないかも知れません。

そんな余裕の無い環境になってくると、オーナー側も選手側も弱者により皺寄せが来る事は目に見えています。TV放送権で潤う大都市チームとそうでないスモールマーケットチームの格差はますます酷くなりそうですし、選手も本業以外の広告収入で稼げるスター選手とそれ以外の中堅以下の選手ではえらい違いでしょうね。

実際のところ、今後の方向性としてはこういった格差社会の進行に対する処方箋は、格差の抑制といいますか、弱者救済に行くしか無いと思うんですけどね。即ち、チーム格差を生んでいるTV放送権の配分を見直し、ケーブルTV等のローカル放送の収入も平等に配分する。これでスモールマーケットのチームが直面する厳しい状況は相当クリアになりますし、カネにモノを言わせていた大都市チームの乱暴な補強も出来なくなります。ハードキャップ導入も結構ですが抜け道を認めるならば尚更、放送権の分配見直しはセットで語られるべきでしょう。

選手間格差については最低保証額アップと最高額ダウンで対応すれば宜しいかと。どうせ最高額貰えるような選手は大概CMとかで稼げるでしょ、アリーナスとルイスとジョー・ジョンソン以外(泣)。勿論スーパースター抜きでNBAは成り立ちませんが、一方で1チーム12人いないと成り立たないのも事実です。

あと、高額契約選手には「出来高制」がもっと導入されると良いかもですね。年俸1000万ドルなら600万ドル保証+400万ドルは成績次第、とか出場試合が著しく少ないならバイアウト可能とか。大事なのは単に選手のサラリーカットに繋がるだけの改革では駄目よ、って話ですね。成果を挙げた選手が成果に相応しい収入を得る制度であって欲しいなと。その意味で、毎年年俸を見直す日本プロ野球のやり方も一つの手法かも知れませんね。契約期間だけ決めて、後は成績に合わせて毎年一定額の中で変動、なんてのもアリかと。

よく日米の大学の違いの話で、日本の大学は入学は大変だけど入りさえすれば後は楽勝で、逆にあっちの大学は入学は簡単だけど卒業は大変だ、なんて言うじゃないですか。プロ野球とアメリカメジャースポーツの関係はこれと正反対なんですよね。前年の給料ベースとはいえ毎年修正が入る日本プロ野球、一旦契約を結べばバイアウトや契約破棄等が無い限りは、どんなにやらかしても給料不変のメジャースポーツ。ジャンルは違えど日米互いに長所短所がある訳ですね。スポーツに関しては日本プロ野球方式導入で如何でしょ、アメリカさん?

なお、前回のロックアウト体験組としてロックアウト期間中どーだったかをちょっと思い出してみます。

・選手達が自主的にバスケイヴェント開催
・ネタに困るバスケ誌・NBA誌がこれらのイヴェント記事を掲載
・それでもネタ不足なので、NBA誌が昔の選手話ばかりに
SLAM誌がWNBA選手を表紙にして「THE NBA LOCKOUT IS OVER!!!」とぶち上げる(実際は全く交渉が止まったままでした)
・SLAM誌がヤケ気味に、ゴルフ中のショーン・ブラッドリーを唐突に付録ポスターに


ニックス23番


ブラッドリーのポスターは最初見た時、ちょっと意味が分かりませんでした(笑)。よくよく見るとヤケである旨がポスター自体に記されていたのもSLAM誌らしいセンスだなと思ったものです。ブラッドリー自身があれを見てどんな感想を抱いたかは気になりますが。

まあ、とりあえずロックアウトなんて誰得な世界である事だけは保証します。願わくばシーズンが正常に始まるタイミングで、最悪短縮シーズンでもいいから来季のシーズン開幕だけはお願いしたいですね。なお、短縮シーズンならミラクルニックスクル―(゚∀゚)―?!とケンプの運転手兄さんが主張している事実を最後にお伝えしておきます。うーん、因みにあの短縮シーズン、マジックはイースト1位タイなのに1stラウンドでアップセット食らって敗退してるんですよね。つー事でマジック的には縁起悪いので、短縮シーズン勘弁って事でひとつ(^_^;)



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崩れ落ちる前に〜ロックアウト突入寸前考察〜

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えー、今エントリーを読む前に、必ずNBAちゃんぷる〜の最新エントリー、「ロックアウトが起こりそうな予感」をご一読下さい。ま、うちを常時ご覧の方ならNBAちゃんぷる〜を見てない方はまずいないと思うんですが。

見ました?見ましたね?(←しつこい)

・・・これだけ前フリしといて全く関係無い話題に吹っ飛ばすのも面白いかなと一瞬思いましたが、そこまで体張ったネタは止めときますw では、本日のお題。

私、正直ロックアウトの話題は詳細が面倒くさいのでここまでムーディーに右から左へ受け流していた訳ですよ。とは言え流石にマジで決裂する5秒前になってきた今、話題的に触れない訳にもいきません。そんなところへtk兄さんが良く分かるエントリーを書いて下さった訳です。ありがてえ!ありがてえ!

ま、先日発売されたばかりのD誌なりH誌なりを買えばそのあたりの特集が載ってるとは思うのでそちらでもとりあえずおkなんですけどね。これ書いてる時点でまだ両誌買ったもののざっとしか目を通せてない私ですが、いくらなんでもこのタイミングで発売されるNBA専門誌がロックアウトについてページを割いてない訳がないだろJKと思うので、確認せず言い切っときます。こういう話はやはり専門誌の出番ですよね。ね?

ともあれ、諸々読んで頂ければロックアウトの危機についての全体像はだいたい見えてきたと思います。億万長者達VS千万長者達+百万長者達+NBA生き残りギリギリの方々、という対立構図が。

ところで、ここで素朴な疑問を呈してみましょう。今回、何故こんなにオーナー側は厳しい姿勢で選手達のサラリー削減に余念が無いのでしょうか?このままロックアウトに突入してしまえばデメリットが多い事ぐらい互いに分かっているはずなのに、ここまで強硬姿勢な理由はなんなんでしょう?

1.単純にオーナー側が守銭奴

シンプルですが、まあ有り得ます。東電社長だってあの体たらくで退職金5億円を受け取るようですし。福島の被災者に全額寄付しろっちゅうねん!はっ、つい横道に(-_-;)要するに、まあ経営者ってそんなもんですよね〜っていう結論の持って行き方です。全員そうとまでは言い切りませんが。

2.前回ロックアウトで勝利の味を占めた


これはあるかも知れません。ロックアウトってどうしても基本的にオーナー側が有利ですからね。選手側はスーパースター以外は給料が貰えずだんだん生活に困り、そのうち妥協を迫られる・・・そういう構図です。だから選手会側は選手に貯金を勧めてたんですが、そうは言っても選手の懐は千差万別ですからね。

3.ガチでお金が無い

とねがわ


「世間の大人どもが本当のことを言わないなら俺が言ってやる・・・
金は命より重い・・・!
そこの認識をごまかす輩は生涯地を這う・・・・・・!!」


いきなり利根川さん化してみましたが、実際NBA各球団の経営状態は良くないと聞きます。ペイサーズが一時期相当危なそうだったり、ホーネッツがNBA直轄チームになってしまったり、キングスが移転寸前だったところをケヴィン・ジョンソン市長のクラッチショットでようやくOT突入だったり。まあ最後の件はやや違う話ですが、要するにNBAチームって儲からないんです。

我らがマジックもドワイト体制で強豪になってからもずっと赤字だと聞きます。新アリーナになってようやくマシになったそうで、まああれだけタックス支払ってればね・・・と思ったら、これがタックス支払い体制突入前から赤字だったみたいなんですよ奥さん。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21606420110608

アメリカ経済もかなりヤバい状況が続いてます。リーマンショックなんてのもありましたが、要するにアメリカの資本主義は色々と上げ底だったのが誤魔化せなくなって来たんですよ。シークレットブーツ履いてたのバレちゃった、ズラが飛んでったみたいな・・・更迭したてな保安院の審議官は関係無いだろ!

このタイミングで、もしも何らかの事件を引き金にして大不況が始まる日が近いとしたら、億万長者のオーナー側としても左団扇ではいられません。彼らがNBAの経営に関して言っている赤字の規模などは確かに嘘かも知れませんが、本業含めた経営の危機を想定して吹っかけてる可能性はあるんじゃないかな〜と思うんですよね。

もっとも、そうだとしたら選手側とても同じ事。こちらはこちらで安定した収入を確保したい訳でして、契約期間や金額が縮むほど彼らだって困ります。CM等の副収入に多くを望めない中堅以下の選手なら尚更です。景気の良い中国企業のバッシュを履く選手が増える訳です、そりゃあ。ナイキやアディダス履いてたらビッグネームに隠れてただ履かせてもらうだけのバッシュも、中国メーカーなら広告収入に成り得ますし。マーブリーが中国へ自らのバッシュを売り捌きに行ったのは、結構正しい判断だったのかも知れませんね。

(以下続く)



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デヴィッド・ウエストの行き先考

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さて、シーズンオフに入りドラフトも終わった今、本来ならFA戦線の前哨戦が全力で火蓋を切るはずなんですが、何せCBAが決着しない事には話が進みません。6/30で現在の労使協定は無効となり、その先はロックアウトが待ち受けています。今回経営陣がウルトラ強気なのはNBAそのものというより、本業含めてアメリカ経済自体がかなりヤバいところに来ているのがあるんじゃないかなと最近は思うようになりました。こんな時に大統領やってる人も大変でしょうが、まあ頑張って頂きたいですな。日本にもこんな厳しい時に好き好んで首相を続けたい奇特なヒトがいるようですし。あ、特にあのヒトに賛否とかの話は置いといて下さいね〜。

さて、そうは言っても全く動きが無い訳じゃありません。トレードは勿論ですが、プレイヤーオプションやチームオプションを行使するか否かという動きが一方であります。チームオプションについては、それがルーキースケールであるなら、余程丸出だめ夫な選手でない限りはチームは行使するケースが多いと思います。サンズのカーターみたいなケースは行使されない確率大ですが、何だかトレードの駒に使われる可能性もまだありそうだと聞きます。引き取ってオプション破棄すればキャップ空けに便利ですからね( ̄ー ̄)

さて、じゃあプレイヤーオプション組はどうすんのって話です。引き取り手の多い人気選手なら迷わず破棄→完全FA化一択ですね。現チームに残留する気があろうがなかろうがこの選択肢は有効です。競争の原理が働いて、プレイヤーはより良い条件を引き出せますからね。逆にボーダーライン以下の選手が勘違いしてオプションを破棄してみたら、オファーが無くて無職でござる!なんて事になりかねません。何年前かのボイキンスが確かこれをやらかした記憶がありますね。辞表を出す時は感情に走らず、生活とか人生とか色々なファクターを冷静に考えてから出せよって話ですな。近場で原発事故が起きたとかであれば話は別ですが・・・(-_-;)

さて、そんな中で有力なFA候補選手がプレイヤーオプションを破棄、完全FAになる事を表明しました。ホーネッツ一筋でやってきた男、デヴィッド・ウエストであります。オールスターにも複数回選ばれ、クリス・ポールと共にフランチャイズの顔となったこの選手にも移籍の可能性が出てきた訳です。もっともウエストのスタンスはドワイトのそれにやや近い気はします。

ウエストの言ってる事を要約すれば、「残留が第一希望だが、条件次第では他チームを考える」という、まあ有力FA選手としてはしごく真っ当な内容ですね。ただ、球団自体がNBA直轄モードに入っている今のホーネッツにとって、大枚叩いて再契約という流れはそう簡単には出来ません。じゃあどこの球団がアップを始めたの、って話ですが。

真っ先に思い付くのはやはり暗黒卿(〔C〕Kennyさん)ことアイザイア・トーマスの手に落ちたニックス。アマレとほぼポジション被るやんという話もありますが、前回ニックスでやりたい放題やっていた時もポジションの被りなど全く気にせずにビッグネームを取りに行った歴史があるだけに油断はなりません。ただ、流石に交換材料に乏しいですな。新しいCBAの姿がまだ確定さていない現状で、さしものニックスでもサラリー総額を暴騰させるような補強はやらかさないと思います、多分。

そう、例年と違って今回はそういう縛りがあるんですよ。いつもなら適当なサイン&トレードで何とかなる話も、今オフは厳しいです。特に今の時点でキャップオーヴァーなチームがウエストを取るのは更に厳しいですね。

てか、そこは何らかの方法論で帳尻を合わせたとしても、難しいのそもそも、ウエストが行けそうな場所です。それと言うのも、只今強豪チームとされるチームは殆どPFのポジションが埋まってます。

まずは東から行きますと来季もスリーキングス体制を維持するヒートはボッシュを擁し、セルティクスはKGが健在。ブルズは今では多少後悔してるかもですがブーザーがいますね。空いてるなはマジックぐらいのものです。ホークス?ジョッシュ・スミスとホーフォードがいるチームですよー。スミスでも放出するなら別ですが。

西を考えてみてもマヴスはノヴィツキー、レイカーズはガソル兄、スパーズは衰えたりと言えどもダンカン、グリズリーズはご存知ザック神と、なかなか上手い具合に席が埋まってます。ガソル兄をオワコンと判断してレイカーズが取引を持ち掛ける可能性も無くはない気がしますが。

これらの球団に続く勢力を考えてみても、東だとニックスは上記の通りアマレ、シクサーズならブランドとこれまた上手い具合に先客あり。西だとブレーザーズは故障者続出の中でアルドリッジが健在、ロケッツにはスコラがいます。

かくて、プレーオフ出場ないし出場可能圏のチームでウエストがスッと入れそうなチームを考えてみると、マジックとサンダーぐらいしかなくね?って感じです。どっちにしても移籍するならサイン&トレードでしょうがマジックはトレード材料にやや苦しいですし、サンダーにしてもグリーンという切札はもう切ってしまいました。第一、どっちのチームもトレード材料として使えそうな筆頭候補がネルソンとウエストブルックでしょう。クリス・ポール移籍でも来ない限り、ホーネッツにはまるで嬉しくない話です。まあマジックならバスやらライアンやらレディックやら、あと先のドラフトで獲りたてのジャスティン・ハーパーやらを詰め合わせればちょっと可能性あるかもです。ハーパーはこういう取引用に獲得した説もあるぐらいですからね。あ、でもサンダーもハーデンとかイバカとかを取り合わせたら・・・厳しいかな〜。

ま、私にはウエストが移籍する可能性があるとしたら多分ここだろう、と考えている球団がひとつあります。ネッツです。何しろこのチームにはクリス・ポールのライヴァル、デロン・ウィリアムズがいるのです。ポールの相方からデロンの相方へ・・・これは胸熱展開じゃありませんか。しかもまともなセンター、ロペス兄もいます。只今ウィンブルドンで美人フィアンセ応援中のヴヤチッチも・・・あ、彼はFAでしたね。ともあれ、タレント的にも話題的にもネッツ入りというのはかなり面白い一手です。

http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=A0PDlMiR7AlO9FMAWQy8vLYF?slug=aw-wojnarowski_west_opts_out_free_agent_062711

なお、ヤフーの敏腕記者ワジロフスキー氏はウエストの残留には悲観的。移籍先の候補としてネッツとペイサーズを挙げてきました。確かにペイサーズも駒が揃ってる上にPFが空いてて好都合なんですよね。ジョージ・ヒルとコリソン、2人でスーパーPG1人分と考えるのもアリかも知れません。

てな訳で、ホーネッツファン的にはネッツにこそ最大の注意を払うべきだと思います。ウエスト自身はそれなりのサラリーが貰えるならホーネッツを1stオプションと考えていると私は見てますが、そこで話が頓挫してきたら真っ先にロシアンマネーが飛んでくるのを警戒して下さい。いや、警戒してどうなるもんでもないけども。今のホーネッツの体制でウエストが移籍したら、そして代わりになるインサイドの選手がいなくなったらクリス・ポールがニューオリンズの地を離れる確率は極めて高くなってしまいます。そんな残念な事態を防ぐ為にも、厳しいですがホーネッツフロントの頑張りに期待したいですね。



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新・栄光無き天才たち3 ドラジェン・ペトロヴィッチ〜夭折の1stユーロスター〜

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「栄光無き天才たち」「新・栄光無き天才たち」と続けざまにやっているこのシリーズですが、皆さんはこのタイトルの元ネタにあたる漫画「栄光なき天才たち」をお読みになった事があるでしょうか。主に週刊ヤングジャンプが以前に売れていた'80年代後半〜'90年代前半に渋く連載されていたこのシリーズは、明らかな先見性や優れた知性、並外れた能力を持ちながら残した足跡に比べてあまりに見合わない評価に終わってしまった偉人達にスポットを当てる、彼らの無念を慰めるかのような素晴らしい作品です。読んだ事が無いと言う方、是非ブックオフの集英社(文庫版もあります)コーナーをチェックしてみて下さい。

このシリーズで取り上げられた悲劇の偉人達の群像は多種多様です。ノーベル賞受賞確実と言われながら戦場に倒れた物理学者レッドパージの嵐に一度は全てを失った映画人つまらない決闘で無駄に命を散らした天才数学者世間の無理解と戦いながら日本人女性初のメダリストとなったアスリート、そして突然の事故でその才能が満開になる前に散ってしまったボクサーレーサー

今回取り上げるのは、ある意味今までで最もこのタイトルに相応しい人物だと言えます。ヨーロッパ出身の選手として初めてNBAで輝いた、しかしあまりに短い輝きで終わったガード選手、ドラチェン・ペトロヴィッチです。

1964年10月22日、彼が生まれたのはユーゴスラヴィア(以下ユーゴ)。ええ、そんな国名若い世代にはそろそろ通じませんね。世界史で第一次世界大戦を学べば分かりますが、あの時世界大戦を引き起こす原因となった東欧、バルカン半島に存在した連合国家です。マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチアなどに分立していた諸国は第一次大戦終了後にユーゴという1つの多民族国家となります。ペトロヴィッチが生まれたのはそんなユーゴのクロアチアの地で、父親はモンテネグロ人。ユーゴという国家が無ければペトロヴィッチも誕生する事は無かったと考えると、運命の不思議を感じますね。あ、このユーゴという国の成り立ちの事は覚えておいて下さい。世界史のテストで役に立ちますし、また将来必ず取り上げますので。

ペトロヴィッチは元々バスケットボールに近いところにいました。ひとつは実の兄、アレクサンダルがバスケットボールをやっていた事。今ひとつは親戚にセルビア人バスケット選手、デジャン・ボディロガがいたことです。かくて子供の頃からバスケットボールに触れたペトロヴィッチは13才でBCシベンカのユースチームに選抜されてキャリアをスタート。

そして15才にして彼が早くもユースではなく一軍チーム入りを果たした時、BCシベンカもまたユーゴスラビア一部リーグ入りを果たします。若きペトロヴィッチをスターと頂くチームは'82、'83年と続けざまにコラチカップに準優勝。更に'83年のユーゴクラブ選手権では弱冠18才のペトロヴィッチが決勝点となるFT2本を決めて見事優勝を果たします。が、翌日審判のジャッジに誤りがあったとのことで再試合が決定、これを拒んだBCシベンカはタイトルを剥奪されたのです。・・・早くも彼には悲運の影がちらついていました。



この後、1年の兵役を挟んでペトロヴィッチは兄アレクサンダルを追ってBCツィボナ・ザグレブへ移籍します。彼が加入するなりBCツィボナ・ザグレブはユーゴ選手権、ナショナルカップを制覇。更にはレアル・マドリードを下してチーム初のヨーロピアン・カップ優勝をもたらしたのです。この大会では翌年も若きサボニスを擁していたBCジャルギリスを下して連覇。またナショナルカップでも連覇を果たします。更には'87年、ヨーロピアンカップ・ウィナーズカップを制覇と、チームに次々と優勝カップを増やしていったのです。

BCツィボナ・ザグレブ在籍の4年の間、ペトロヴィッチはユーゴリーグの1部で37.7得点、ヨーロッパのクラブ対戦で33.8得点というアヴェレージを残しました。最早ユーゴではやり尽くした感のあるペトロヴィッチは新たなるチャレンジを求めていたのです。そんな彼に興味を示したNBAチームがポートランド・トレイルブレーザーズで、'86年のドラフトでブレーザーズは彼を3巡目60位で指名していたのです。が、そもそも3巡目という低さからも伺える通り、そこまで獲得に本気だったかは何とも言えません。この時代、ユーロで成果を出している選手が今程には重視されていなかったのもまた事実でした。ペトロヴィッチ自身もこの段階ではNBAを選ばず、レアル・マドリードと400万ドルの契約を結んだのです。




レアルでもペトロヴィッチはスペインのナショナルカップ制覇をもたらし、ファイナルシリーズの得点(42点)及び3ポイント成功数(8本)でACB(スペインリーグ)記録をマーク。またヨーロピアンカップ・ウィナーズカップ決勝では62得点を叩き出して優勝に貢献しました。そして、遂に彼はNBA入りを決断。ブレーザーズはレアルに違約金(約150万ドル)を支払い、ここにペトロヴィッチのNBA入団が実現したのです。

ペトロヴィッチがNBAにやって来た'89-'90シーズンのブレーザーズはリック・エイデルマンが率いる強豪チームでした。そしてバックコートにはテリー・ポーターとドレクスラーが固定されており、言語の壁もあってペトロヴィッチは出場時間が伸びなかったのです。25才を迎えたばかりだった彼はこのシーズン77試合出場先発無し、平均12.6分出場で7.6得点。FG成功率.485と3ポイント成功率.459は流石でしたが、ファイナルまで勝ち進んだチームにあって、いかにヨーロッパ最優秀選手と言えども出場機会をいきなり得る事は難しかったのです。プレーオフでも12.7分の出場で6.1得点に終わった彼の不満は、翌シーズン更に爆発します。彼の出場時間は更に縮んで7.4分となり、4.4得点と成績もダウン。しかも38試合中20試合でDNPです。こんな事ならレアルに留まっていた方が余程マシだったと、ペトロヴィッチ自身も思ったことでしょう。ルディ・フェルナンデスもそうですが、どうもブレーザーズはユーロ圏の選手の扱いが上手くないようです。

転機は三角トレードでした。ナゲッツが絡んだこのトレードで、ペトロヴィッチはネッツへと移籍したのです。名将ビル・フィッチに率いられていた当時のネッツは'86年を最後にプレーオフから離れていたものの、この年を最後に引退したレジー・セウス、2年目のムーキー・ブレイロック、怪我持ちビッグセンターのブウイ、そして期待の新人デリック・コールマンを擁していました。ペトロヴィッチはこのチームにあって出場時間を20.5分と伸ばし、12.6得点を挙げてようやくNBAでの足がかりを得ます。

そして翌'91-'92シーズン、遂にペトロヴィッチの才能がNBAでも開花します。セウス引退と入れ替わるようにやってきた新人PG、ケニー・アンダーソンが加入したこのネッツにおいて、ペトロヴィッチは全82試合で先発SGとして完全定着、FG成功率.508、3ポイント成功率.444で20.6得点3.1リバウンド3.1アシストをマークしてみせたのです。SGでFG成功率5割超なんて、マイケル・ジョーダン以外には殆ど存在しないハイアヴェレージです。そしてペトロヴィッチの飛躍に足並みを揃えるかのようにネッツの成績も14勝プラスで40勝となり、ネッツは遂にプレーオフ出場を果たしたのです。

ネッツでの初プレーオフ、キャヴスと対決したペトロヴィッチは初戦で40得点を叩き出し、第2戦でも23得点、そして第3戦では20得点3リバウンド6アシストをマークする大活躍を見せました。結局1勝3敗で1stラウンド敗退となったものの、ネッツに久々に明るい希望が見え始めた事は明らかでした。

更にはこのオフ、ペトロヴィッチは3度目のオリンピックに出場します。15才のジュニアチーム時代からユーゴ代表としてプレーしていた彼は'84年のロサンゼルス五輪では銅メダル、'86年の世界選手権では銅メダル(但し大会の最優秀選手に選出)、'88年ソウル五輪では銀メダル、そして’90年世界選手権では遂に金メダルと輝かしい成績を収めてきたペトロヴィッチでしたが、母国ユーゴの分裂・独立に伴い、クロアチア代表としてこのバルセロナ五輪にやってきたのです。ドリームチームが君臨したこの五輪において、クロアチアは予選ラウンドでそのアメリカにこそ70-103と敗れたものの、残りの試合全てを勝って決勝トーナメントへ進出。準決勝ではユーゴ時代に五輪や世界選手権で激戦を繰り広げてきたソヴィエト連邦を自らのクラッチFTで見事沈め、決勝戦でアメリカとの再戦を果たしたのです。



ペトロヴィッチにとってドリームチームと対戦するという事は、マイケル・ジョーダン、そして旧チームメイトたるドレクスラーとの対戦をも意味しました。こんなバケモノ2人相手に24得点を挙げた事実こそ、むしろ評価されるべきでしょう。この決勝では25-23と序盤リードを奪うなど、クロアチア代表チームはなかなか意地を見せました。最終的には85-117で敗れはしましたが、クロアチア代表の2試合の点差は33点と32点であり、これはドリームチームの最小得失点差1・2フィニッシュです。再独立を果たしたばかりのクロアチアにとって、これは誇るべき銀メダルであった事は間違いありません。

そして'92-'93シーズン。フィッチに代わってネッツHCに就任したのはなんとドリームチームのHC、チャック・デイリー。そしてブレイロックが去ったネッツはケニー・アンダーソン、コールマン、そしてペトロヴィッチのBIG3体制を確立します。五輪のダメージがあったか70試合の出場に留まったペトロヴィッチでしたが、FG成功率.518(全ガード中2位)、3ポイント成功率.449(リーグ2位)、22.3得点(リーグ11位)2.7リバウンド3.5アシストとスタッツを更に向上させます。

2/28のニックス戦でケニー・アンダーソンがシーズン終了となったにも拘わらずチームは43勝と更に成績を向上させ、ペトロヴィッチ自身もNBAオール3rdチーム入りを果たしたこのシーズン、しかし彼はオールスターには選ばれませんでした。キャヴスから3人、ペイサーズからシュレンプがイースト代表として選ばれたこのオールスターにおいて、ペトロヴィッチはこのシーズンのハイスコアラー上位13名中唯一オールスターに選ばれなかったのです。この事実はペトロヴィッチをいたく失望させました。

そしてプレーオフ、ネッツはまたもキャヴスと対戦します。このシリーズ、ペトロヴィッチがFG成功率5割を超えた2試合はネッツが勝ち、.430を割り込んだ3試合ではネッツが敗戦というある意味分かり易いシリーズでした。ケニー・アンダーソン不在のまま2勝3敗というのは、むしろネッツは健闘したと言うべきなのでしょう。ケニー・アンダーソンが復帰するであろう来季こそはネッツも更に躍進するはずだ、そう見えました。

しかしながら、ペトロヴィッチ自身はネッツに対しても不満が募り始めていました。'93年オフのユーロバスケットでクロアチア代表としてポーランドへ向かった彼はチームメイトとの温度差、未だ契約延長をしてくれないチームに失望していたのです。そしてペトロヴィッチはアメリカ人レポーターに対して、NBAでの自身への敬意の欠落(オールスター不選出など)故にユーロへの出戻りを考えている事、ギリシアの2チームが3年750万ドルのオファーをオファーする用意がある事を告げたのです。パナシナイコスBCと口頭で合意している、という噂もありました。これらが本気だったのか、ネッツへの単なるプレッシャーとしてのものだったのか、今ではもう分かりません。

ペトロヴィッチはクロアチアの首都ザグレブへの飛行機に乗らずに、ドイツ人モデルにして女子バスケット選手だったガールフレンドと一緒にドライヴでクロアチアへ戻る事を選びます。そして運命の1993年6月7日、17:20。29才の誕生日まで4ヵ月半を残していたペトロヴィッチは、ドイツはバイエルン州インゴルシュタットから15マイルほど北に位置するデッケンドルフで、ガールフレンドが運転するフォルクスワーゲン・ゴルフの助手席で睡眠をとっていました。

激しい雨に濡れたアウトバーンで、その悲劇は起きました。スリップしていた車を避けようとしたトラックがガードレールにぶつかってしまい、道を塞いでしまったのです。トラックのドライヴァーはトラックを離れて後続の車を止めようとしましたが、数秒後にペトロヴィッチを載せたフォルクスワーゲンが衝突してしまったのです。そして運転していたガールフレンド、同乗していた元女子バスケット選手、ペトロヴィッチのうち、ペトロヴィッチだけがその事故で即死してしまったのでした。シートベルトを締めていなかった事が致命的だったようです。

彼の訃報に、ネッツのGMを務めていたレジェンドセンター、ウィリス・リードは「私にとっては息子を亡くしたようなものだ」と涙を流したそうです。チームメイトとの軋轢はいざ知らず、チームフロントは彼に敬意を持っていたように思えます。実際ペトロヴィッチの背番号3はネッツの永久欠番となりました。そのキャリアの短さ、オールスター未選出である事などを考え合わせてもこれは異例の措置です。

無論、本国でのペトロヴィッチの夭折後の扱いはもっと上でした。彼がかつて活躍したツィボナスタジアムは'93年10月4日にドラチェン・ペトロヴィッチ・バスケットボール・ホールと改名されます。ザグレブには彼の名前を冠した通りが出来、NBAチームとユーロの強豪チームを戦わせていたマクドナルド選手権のMVPは'94年以降ドラチェン・ペトロヴィッチ・トロフィーに改名。'95年の4月29日にはスイスにあるオリンピックミュージアムの前にペトロヴィッチのモニュメントが完成します。これは全アスリート中でも2人目の快挙だったのです。

彼の伝説は21世紀になってもなお終わりません。'01年7月9日、テニスの全英オープンを制したゴラン・イワニセヴィッチは10万人を集めた優勝パレードで、なんとペトロヴィッチのレプリカジャージを着たのです。その翌年、'02年にはバスケットボール殿堂、'07年にはFIFA殿堂入りを果たします。更には'06年にザグレブの地にドラチェン・ペトロヴィッチ・メモリアルセンターが完成、'08年にはユーロリーグ史上の偉大な50人に選出されているのです。恐らく、こういったペトロヴィッチへの追悼の意を込めた表彰は今後も続く事でしょう。

最後に、ウィキペディアにも引用されているペトロヴィッチへの追悼の言葉を2人分紹介したいと思います。

「多くの素晴らしい選手がいるアメリカでは想像するのが難しいだろうが、我々(クロアチア)は400万人の国家だ。彼無くしては、(我々の)バスケットボールは3歩後退する」(実兄アレクサンダル)

「ドラチェンと対戦するのはスリリングだった。毎回やりあう度、彼はアグレッシヴな態度で競ってきた。彼は神経質だったのではない、僕が彼に対するように彼は僕に対してきたんだ。だから、僕らは過去にいくつかの素晴らしい対決が持てたし、不幸な事にそれらは短い(期間の)対決だったんだ」(マイケル・ジョーダン)


NBA史上初と言って差し支え無い、ユーロから来た選手で初めてNBAチームのエースとなった選手。NBAでのスターとしての期間は僅か2シーズンで終わってしまいましたが、その足跡は決して色あせる事は無いでしょう。昨今のNBAでこそ普通にユーロはじめアメリカ国外出身の選手達が多数活躍していますが、今日の隆盛にはペトロヴィッチのような先駆者の存在がある事を覚えておいて欲しいと思う次第です。



※参考文献

ウィキペディア
Wikipedia
NBA.comより伝記
バスケットボールリファレンス.comよりキャリアスタッツ
ドリームチーム戦績
ニューヨークタイムス紙より、逝去直後の記事



Reebok NBA CAP NewJersey Nets リ−ボック ニュ−ジャ−ジ ネェツ キャップ
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NEWERA CAP(ニューエラ) NEWJERSEY NETS RED/WHITE/NAVY※【あす楽対応】
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ドラフト2011纏め(マジック以外編)

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さて、毎度ながらドラフトに関してはサクっと行きます。何せマジックが上位指名権を持っていないので情報収集をする気になれないんですよねw マジックがロッタリーチームになる日が来たらドラフトにも身が入りますが、まあそんな日は当面来ない事を願います。

http://sports.yahoo.com/nba/draft;_ylt=AqbM9TIVLr2i_LoiX0Lx4kW8vLYF

それではいよいよ実際の指名です。例によってコピペ気味に行きましょう。

1.Cleveland Kyrie Irving PG
2.Minnesota Derrick Williams PF
3.Utah Enes Kanter PF
4.Cleveland Tristan Thompson SF
5.Toronto Jonas Valanciunas PF
6.Washington Jan Vesely PF
7.Charlotte Bismack Biyombo PF
8.Detroit Brandon Knight PG
9.Charlotte Kemba Walker PG
10.Sacramento Jimmer Fredette SG
11.Golden State Klay Thompson SG
12.Utah Alec Burks SG
13.Phoenix Markieff Morris PF
14.Houston Marcus Morris PF
15.San Antonio Kawhi Leonard SF
16.Philadelphia Nikola Vucevic PF
17.New York Iman Shumpert PG
18.Washington Chris Singleton SF
19.Milwaukee Tobias Harris SF
20.Houston Donatas Motiejunas C
21.Portland Nolan Smith PG
22.Denver Kenneth Faried PF
23.Chicago Nikola Mirotic PF
24.Oklahoma City Reggie Jackson PG
25.New Jersey Marshon Brooks SG
26.Denver Jordan Hamilton SF
27.Boston JaJuan Johnson PF
28.Miami Norris Cole PG
29.San Antonio Cory Joseph PG
30.Chicago Jimmy Butler SF

31.New Jersey Bojan Bogdanovic SF
32.Orlando Justin Harper PF
33.Detroit Kyle Singler SF
34.Washington Shelvin Mack PG
35.Sacramento Tyler Honeycutt SF
36.New Jersey Jordan Williams C
37.LA Clippers Trey Thompkins PF
38.Houston Chandler Parsons SF
39.Golden State Jeremy Tyler PF
40.Milwaukee Jon Leuer PF
41.LA Lakers Darius Morris PG
42.San Antonio Davis Bertans SF
43.Minnesota Malcolm Lee SG
44.Golden State Charles Jenkins SG
45.New York Josh Harrellson C
46.LA Lakers Andrew Goudelock PG
47.LA Clippers Travis Leslie SG
48.Atlanta Keith Benson C
49.Memphis Josh Selby PG
50.Philadelphia Lavoy Allen PF
51.Portland Jon Diebler SG
52.Detroit Vernon Macklin C
53.Orlando DeAndre Liggins SF
54.Cleveland Milan Macvan PF
55.Boston E'Twaun Moore SG
56.Denver Chukwudiebere Maduabum C
57.Portland Tanguy Ngombo F
58.LA Lakers Ater Majok C
59.San Antonio Adam Hanga SG
60.Sacramento Isaiah Thomas PG


とりあえず1位がアーヴィングなのだけは自信がありました。このヒトは普通に大成するに3,000点。逆にデリック・ウィリアムズが外れ指名になるような予感がするのは私だけでしょうか・・・。3位のトルコから来たデカいヒト、キャンターはオクァー先輩に代わってジャズの先発センターですかね。10-10とかはいけるんじゃないかと予想。それと、5位でヴァランチュナスを指名したラプターズは、後々6位指名されたヴェセリーにしとけば良かったのに・・・となる気がします。ボブキャッツは今回も「あ〜あ」ってなる予感しかしないんですが

あと、例の如くドラフト絡みのトレードが多発したのでそちらも纏めておきます。上のドラフト結果は下記のトレードを踏まえてのものとなっておりますのでご注意下さい。スティーヴン・ジャクソン絡みの三角トレードについては紹介済なので省略。マジックの指名権交換も同じく。

http://www.nba.com/2011/news/06/23/draft-trades/index.html
http://sports.espn.go.com/nba/draft2011/news/story?id=6692627

ペイサーズ←ジョージ・ヒル
スパーズ←1巡目15位指名権(カワイ・レオナルド)、2巡目42位指名権(デイヴィス・バータンズ)、'05年46位指名権(Erazem Lorbek)


スパーズ、噂のトニー・パーカーではなくなんとジョージ・ヒルの方をトレードに出しました。そんなにレオナルドが欲しかったのかは謎ですが。やっぱあれですかね、ヒルのルーキースケール終了前に出したって感じかなと。・・・あれ、SFのレオナルドを入れたって事はジェファーソンの立場は?

ネッツ←1巡目25位指名権(マーション・ブルックス)
セルティクス←1巡目27位指名権(ジャジュワン・ジョンソン)、'14年2巡目指名権


ネッツは偉い細かいトレードアップをしましたね。これでブルックスが持ち前の得点力を生かしてブレイクすればネッツお見事!となりますが、果たしてどうなりますか?

ウルヴス←ブラッド・ミラー、1巡目23位指名権(ニコラ・ミロチッチ)、将来の1巡目指名権
ロケッツ←ジョニー・フリン、1巡目20位指名権(ドナタス・モティユナス)


ロケッツはまたPG仕入れましたか。モティユナスは7フッターですがセンターは務まるんですかね。そしてウルヴス、ルビオが来たからフリンを出すのは分かりますが何故ミラーを引き受けたのか・・・。

ウルヴス←1巡目28位指名権(ノリス・コール)、2巡目43位指名権(マルコム・リー)、現金
ブルズ←1巡目23位指名権(ニコラ・ミロチッチ)


で、更にウルヴスは上記トレードで得たミロチッチをブルズへ流し、またPGを獲得と。2巡目のリーはPG/SGって感じですね。・・・素直にウルヴスは指名権キープしてた方が良かったんじゃないかと思いますけどね、私は。

ブレーザーズ←レイモンド・フェルトン、2巡目57位指名権(Tanguy Ngombo)
ナゲッツ←アンドレ・ミラー、1巡目26位指名権(ジョーダン・ハミルトン)、将来の2巡目指名権
マヴス←ルディ・フェルナンデス、'07年1巡目30位指名権(Petteri Koponen)


優勝してもマヴスの補強に隙無し。なんとブレーザーズから、2巡目57位というほぼ無価値の指名権でフェルナンデスを獲得しました。現有PG・SG陣とどう併用するのかは不透明ですが、なかなかのグッジョブと思います。ブレーザーズはPGを若くしたのは良いですが、チームにどうフィットするかですね〜。ナゲッツはアンドレさん出戻りですか。

ニックス←2巡目45位指名権(ジョッシュ・ハレルソン)
ホーネッツ←現金


金満(?)ニックスは何故かホーネッツから2巡目指名権を買い取り。ケンタッキー大のハッスルセンターらしいですが運動能力は無い模様。・・・まさか、アイザイア自らの指導でレインビア2世誕生か!?

ウォリアーズ←2巡目39位指名権(ジェレミー・タイラー)
ボブキャッツ←現金


ボブキャッツも指名権をウォリアーズへ売り飛ばしました。かくてbjリーグ史上初のNBA選手となったビッグマン、ジェレミー・タイラーはマイケル・ジョーダンの元ではなく、ウエストコーストでのNBAデビューを飾る事となりそうです。ボブキャッツにいたらクワミ・ブラウン2号扱いされるところだったので、これはこれでOKかなと。

レイカーズ←将来の2巡目指名権
ナゲッツ←2巡目56位指名権(Chukwudiebere Maduabum)


最後はナゲッツ、レイカーズからゲットしたのは・・・なんじゃこのチャンバワンバみたいな名前。ナイジェリアから来たこの謎の巨人が後にNBAを席巻・・・したらいいスね。

P.S.

http://blog.goo.ne.jp/tatsuya0505/e/ce304380438c05e9555e78ffb233a07b
http://blog.goo.ne.jp/tatsuya0505/e/bb5c788aa6e05610abd3533572b506d1

御馴染みtkさんのNBAちゃんぷる〜、例によって詳細なドラフト解説付きなのでお勧めです。



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ドラフト2011纏め(マジック編)

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☆本日のハイライト
ウルヴス、ランビスHCを解任へ
アーテスト、「Metta World Peace」へ改名へ

まず、本題行く前にアーテスト改名について。こういう改名は過去にも例がありまして、'81年にはリロイド・バーナード・フリーという選手が「WORLD B. FREE」なんて名前に変えてます。こういう改名は世界平和とかを祈りたくなるもんなんでしょうか。自己顕示欲よりは何か熱いものを感じますな。まあその昔あれだけ大乱闘をかましたアーテストが平和?と言いたくなる向きもありましょうが、今更売名行為をやる必要がある年でも無いでしょうし、まあ今敢えて日本に来てくれるレディー・ガガみたいなもんだと良い方に解釈しておきたいと思います。

さて、今回のドラフトですが今年もまたマジックは蚊帳の外だよなーと元々感じていました。何せ2巡目も下位、53位指名権じゃ出来る事は限られてます。こりゃ今年もドラフトでの戦力上積みは無理かなーと思っていた訳です。

が、ドワイトから戦力アップのプレッシャーがかかっている今の状況で、マジックがこのまま漫然と53位指名だけで終わるのは無理なのは見えていました。なんかやるだろうなーとは思ってたんですよ。ドワイトを指名した'04年ドラフト時にネルソンを獲得した時みたいに将来の指名権を使うか、トレードに組み込むか、かなあと。

実際、トレードの噂もありました。私が見掛けた獲得候補はエリス(GSW)、ナッシュ(PHO)、イグオダラ(PHI)、ジョッシュ・スミス(ATL)など。そこへ今朝、若干リアリティーありげな噂が飛び込んで来たのですよ。

マジック←アンドレ・ミラー+21位指名権
ブレーザーズ←ネルソン


これ、実は続きがあります。即ちミラーと指名権をそのままホークスへ流し、三角トレードでジョッシュ・スミスを取りに行くという作戦だったようです。ようです、ってのは要するに実現しなかったんですね(笑)。そりゃあそうで、同じディヴィジョンで、しかも2年連続プレーオフで激突した2チームで普通トレードはやりません。

じゃあマジックはトレードに動かず終わったかと言いますと、まあそうでも無かったんですねこれが。ただ、ちょっと予想外な手を使ってきました。

http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-draft-0624-20110623,0,6216529.story

マジック←ジャスティン・ハーパー(2巡目32位指名)
キャヴス←'12・'13年2巡目指名権


ドワイトが指名された'04年ドラフト時に、マジックが2巡目31位で指名していたヴァレジャオをあっさりキャヴスへ放出した事がありましたが、まるでその時のお返しのように今度はキャヴスが2巡目指名権2つで32位指名した6-9のPF、ハーパーを譲ってくれました。2巡目指名選手と2巡目指名権2つって一見損な取引ですが、マジックが強豪である限りは2巡目指名権はどうせ下位なのですから、これはむしろ得な取引です。ま、キャヴスはマジックからドワイトが移籍して弱体化し、指名権の価値が上がる事を期待しているのでしょうが。

http://nbadraft.net/players/justin-harper

ハーパーは本来1巡目下位での指名が見込まれていましたが、良くある事ながら2巡目まで落ちて来たパターンですね。ピュアPFではなく3ポイントを得意とするややコンボフォワードです、っておいおいまた3ポイント打ちのPFですか。

http://nbadraft.net/players/deandre-liggins

そして本来持っていた2巡目53位指名権はそのまま行使、名門ケンタッキー大からデアンドレ・リギンズを指名しました。彼は6-6のSGで、在学中に3ポイント成功率を上げてきた選手です。・・・このチームは意地でも3ポイントの得意な選手を引っ張ってくるのなw

昨ドラフトにて2巡目59位指名したスタンリー・ロビンソンが結局ロスターに残る事も出来なかったように、2巡目下位指名選手は開幕ロスターに残れていればラッキーぐらいの感じなのが正直なところです。ただロビンソンの時も言ってましたが、最近タフさが欠けているマジックのペリメーター・ディフェンスに彼が貢献出来るなら、生き残れる可能性は結構ありそうです。ロビンソンと違って3ポイントが入るのもマジックのチーム作りには合ってます。目指すはブルース・ボウエンって感じでしょうかね。

ところで話戻ってハーパーなんですが、こっちは同じ2巡目選手でも恐らくロスターに残る可能性は高そうです。ただ、気になるのはまたしてもマジックが3ポイントの打てるPFを取った意味。実際彼がどれほどの戦力足り得るかを確認する機会が多くないのは不安ですが、もしも彼が額面通り3ポイントも打てるPFとしてNBAで通用し、ディフェンスでもやれるとなればライアンかバス、どちらかは確実にトレードの駒となります。ハーパーにチャニング・フライ化を期待する向きもあるようですがちょっとタッパが足りない気がしますし、NBAで生き残るならやはりPFでしょう。流石にこのタイプをドワイトのバックアップに起用するのには無理があると思います。

正直、打てる手の少ない中でスミスGMはそこそこ良い仕事をやれたとは思います。しかしまあ、「そこそこ」でドワイトが満足してくれるとも思えません。CBA交渉もまだ固まらない現状ではトレード以外に打開策はありませんが、6/30までは現行CBAルールでのトレードが可能なのも事実。そこまでにスミスGMが手を打ってドワイトを安心させるか、それとも未だ不透明な新CBA決着を待ってから動くか。ま、まずは6/30まで我々ファンも様子見ですね。




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速報:ドラフト寸前三角トレード

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http://sports.espn.go.com/nba/draft2011/news/story?id=6697545

恒例、ドラフト寸前トレード情報入りました。

バックス←スティーヴン・ジャクソン、ショーン・リヴィングストン、ウードリッヒ、19位指名権(ボブキャッツより)
ボブキャッツ←マゲッティ、7位指名権(キングスより)
キングス←ジョン・サーモンズ、10位指名権(バックスより)


まずバックスですが、これはシンプルに昨オフのマゲッティ獲得をミスと判断したんですね。ただ、一昨季にバックスを救ったサーモンズをも出すとは驚きです。PGがやけに増えましたが、リヴィングストン、またはジェニングスをSGで起用するつもりでしょうか?ただ、ジャクソンがバックスでのプレーを望まないとも聞いているのでもう一山あるかも知れません。

他2チームはドラフト指名権アップが狙いですね。キングスはもうウードリッヒを必要としていなかった感がありますし、ボフキャッツはまあスウィングマンを出してスウィングマンを仕入れた訳です。ただ、マゲッティってディフェンス面はどうだっけなーとか色々思わなくはありません。相手ディフェンダーからファウルを取るのは達者なんですが。

ドラフトで各チームが誰を指名するかによって各チームの狙いはもっと鮮明になる気もしますね。ま、とりあえず現在進行形のドラフトの続きを待つとしましょう。



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本日輝いていたレス大賞 99 マスコット

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546 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 12:51:01.64 ID:???
アメリカってロゴとかは結構カッコいいの多いけど
マスコットのブサイクさはどうにかならんのか?
ブルズの牛とかキモくて蹴りいれたくなるわ

548 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 12:56:46.01 ID:???
BOSのおっさんマスコットはどうにかしろよ

549 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 12:59:21.13 ID:???
マスコットがおっさんってまじ意味不明だな

553 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:04:27.21 ID:???
>>548
あのおっさんマスコットはラッキーとか言う名前で
よくチャリとかスケボー乗って出てくる
まあただのチョッキ着たおっさんだけど

555 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:08:29.19 ID:???
BOSのおっさんはたしかけっこう前にクビになったろ
今はもう出てないんじゃないか?

552 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:02:14.37 ID:???
ブルズはまだ許せる。ウォーリアーズのは、もはやマスコットとは呼べないw

554 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:05:14.54 ID:???
>>552
これ?
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/thumb/4/4a/Golden_State_Warriors.svg/200px-Golden_State_Warriors.svg.png

GSW


557 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:13:48.95 ID:???
>>554
今はそれじゃないよね確か

558 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:18:13.77 ID:???
>>546
なんか鼻毛でた恐竜みたいなやついたよな

559 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:22:27.65 ID:???
>>558
オーランドの奴かな?

※参考動画



566 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:28:21.80 ID:???
どいつもこいつも可愛くないw

http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_0.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_1.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_2.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_3.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_4.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_5.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_6.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_7.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_8.jpg
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_9.jpg

ロケットクマ
スパーズのアレ
びよ〜ん
なんでしょ
鳥人
さよなライオン?
そのアフロはどうか
病的ウサギ
火クマー
年季が違うぜ!


569 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:41:18.12 ID:???
マスコットもさることながら、ネーミングもセンスねーよなw
サンズのやつなんてゴリラだぜ。そのまんまじゃねーかよw

571 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:42:26.37 ID:???
>>569 雑だなw

570 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:41:25.68 ID:???
>>566

http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_4.jpg

↑笑い飯の「鳥人」


鳥人


572 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:43:10.51 ID:???
>>570
球団もよくこんなんでOKしたな(笑)

574 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:55:35.39 ID:???
マスコットに共通してるのは目が飛び出ててエグいよね

588 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 15:35:45.94 ID:???
http://images.stanzapub.com/readers/2008/11/19/469167_7.jpg

これ、心霊写真だろw
グロすぎるwwww

病的ウサギ


568 バスケ大好き名無しさん sage 2011/06/20(月) 13:34:54.23 ID:???
Jリーグが唯一勝てる領域だ。

http://img03.ti-da.net/usr/furibazu/InternetsExplorers%E5%A3%81%E7%B4%99.jpg

Jビーフ(違)


※クマ率高くないですかね?個人的にはブルズの牛さんが一番まともな気も。



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そんなフランに騙されて

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☆その他本日前後のハイライト
スペインに帰化するサージ・イバカ、早速欧州選手権の代表チーム参加を目指し中
マヴスのドゥウエイン・ケイシーAC、ウルヴスの時以来となるHC就任へ



http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-orlando-magic-fran-vazquez-0622-20110621,0,5312762.story
http://www.euroleague.net/euroleaguenews/transactions/2011-12-signings/i/86190/5611/regal-fcb-locks-up-vazquez

♪泣いた〜りしたら〜いけな〜いかも〜ね〜

マジックのドラフト指名を蹴り、その後もアメリカに来る気がなさげだったものの今オフ前(つまり'10-'11シーズン中)マジックと交渉を重ねていたと言われていたフラン・ヴァスケスが、FCバルセロナと再契約を果たしてしまいました。

さて、どーゆー事なのって感じですが、まあ正直運が悪かったなーと。昨今のマジックのインサイド事情を考えれば先発PF及び控えCとしての出場時間が結構見込めたはずのヴァスケスでしたが、よりによってこのタイミングでCBA交渉が終わりそうに無い、というのが一番痛かった気がします。そりゃ確実にお金貰える方を取りますわ、普通。何しろNBA選手の側でもユーロリーグでのプレーを考えている選手がいるぐらいなんですから。

ルビオみたいにこのタイミングでスペインからNBA入りを決めた選手もおるがな、という見方もありましょうが、彼はまだ若いですからね。ヴァスケスは今既に28才なんです。まあユーロでは何やら心配な病気が流行ってますし(ルビオがこれを避けてアメリカを目指す可能性もあるかもと見ています)アメリカはアメリカで何やら原発が危ないらしいよ、なんて噂もありますし(ルビオがやっぱりNBA入りを取り止めるとしたら原因はこの噂が真実と分かった時でしょう。彼がNBA入りを決めたタイミングではこの噂はありませんでした)と危険度もいい勝負ですし、外的要因も似たようなもんとなると、後は確実にプレー出来る方を取った方が良いですな。

契約延長は1年とも2年とも言われていますが、とりあえず来季は彼を引っ張れなくなった事だけはこれで確定です。ドワイトを休ませられるバックアップ役を探すというタスクは残念ながら継続ですね。この調子ではサマーリーグも無しでしょうからオートンを実戦に近い場所で鍛えるチャンスもありませんし、なかなかキツいところです。

来るドラフトもどうせ2巡目下位指名権では多くを望めないからか、マジックはワークアウト等も行わないようです。ドワイトがあれだけハッパかけてる状況でこのままフロントが何も動かないとも思いませんが、とりあえず一つ選択肢を失ったマジックは引き続き厳しい舵取りを迫られそうですね。



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Dog Days〜オーランド・マジックの今オフを占う・その9

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さて、マジックの話題ですよ。ドワイト・ハワード回りでまた色々起きてますんで、ちょっと纏めてみましょう。

レイカーズはもうドワイトでなくクリス・ポールに目標を変更したんではないか、なんて説が流れる中、マジック・ジョンソンが「レイカーズはドワイト取っちゃいなYo!」などとツウィートしていたそうですね。流石にマジックも自分で即このツウィートを削除したのだそうですが。

http://www.sfgate.com/cgi-bin/blogs/warriors/detail?entry_id=91308

一方でウォリアーズがドワイト獲得トレードを打診した、なんて話も出てます。ただ、交換材料がモンタ・エリスとビートリンズだって言うんですよね。うーん、流石にそれは無いでしょう。ドワイトをこの時期にトレードで出すとして、そんな材料でマジックが首を縦に振る訳がありません。まあ軽く流して良い話でしょう。

http://www.nba.com/2011/news/06/13/dwight-howard-free-agency-future/index.html

私が気になっているのはむしろ、ドワイト本人の発言です。まず先日、ドワイトは'11-'12シーズン終了後にFAになると宣言した事。これは言うまでも無く、マジック側へのドワイトのプレッシャーです。自分をオーランドに留まらせたいなら本気でヒートやブルズ、セルティクスに勝てるような補強をしてくれ、と彼は言っている訳ですね。まあここまではウルヴス時代のKGみたいなもんで、そんなに驚くにはあたりません。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2011/06/dwight-howard-says-orlando-magic-used-gilbert-arenas-wrong-way.html#more-18458

ただ、更にドワイトは驚きの発言をぶちかましてきました。なんと、アリーナスについて言及してきたのです。アリーナスがtwitterアカウントを復活早々に罰金を食らった件については正直色々呆れてここで取り上げる気も失せた私でしたが、今回はなんとドワイトがアリーナスを擁護。なんと「僕らのコーチ(ヴァンガンディHC)はアリーナスを正しい形で起用したとは思わない」と言ったのですよ。

おいおい、今までヴァンガンディHCについて「いらいらし過ぎ」なんてコメントはあっても、選手起用そのものについてドワイトがこんな事を言ったのは正直初めてですよ。記事の続きを読む限りヴァンガンディのコーチングそのものへの不満はなさげですので、この件がエスカレートするとも思いませんが、ドワイトさんどうしたの?とは正直思います。

発言内容を総合する限りではドワイトはHC交代をアピールしているのではなく、アリーナスを頼りにしているように見受けられます。あの1stラウンド、アリーナスは確かに活躍したゲームがありましたが、ドワイトが言うようにそれは確かに遅きに失しました。でも、私にはそれはHCではなくアリーナスの問題であるように見えましたけどね。

それにアリーナスにもっと出場機会を与えるとして、それはPG・SGどっちのポジションなのか、という疑問もあります。PGであればネルソンの出番が減る、ないし先発をアリーナスに譲る事を意味しますし、SGであれば単純にスモールラインアップになってディフェンスに不安を残します。ドワイトが不安視しているペリメーターのディフェンスはどうするのでしょうか?ま、もっと言ってしまえばそもそも故障の多いアリーナスを長時間起用出来るのか、って話ですね。

ネルソンをトレードに使ってしまうなら自然にアリーナスの出番は増えるでしょうが、アリーナスがまたあの調子で欠場を重ねるような事があれば、マジックはなかなか厳しい事になります。その時はいっそタコルーを先発PG起用ですかね(^_^;)

http://www.examiner.com/orlando-magic-in-orlando/can-the-orlando-magic-make-a-play-for-chicago-s-carlos-boozer

今の時点で先のウォリアーズ話以外で記者が提唱する補強策を2つほどご紹介しましょう。1つがブルズからドワイトの親友、ブーザーをトレードで獲得する策。確かにブルズはあのカンファレンスファイナルでブーザーの存在感の無さにかなりがっかりしてそうですからね。でも、そんな選手取ってメリットあるんかいという素朴な疑問も残ります。因みに交換材料はJ-Richサイン&トレード+ライアン、またはレディック+バスという提案内容です。要はSGとPFを取る訳ですな。ブルズ的には昨オフ一度はオファーシートを出したレディックの方が美味しいかも知れません。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2011/06/vince-carter-would-look-good-in-an-orlando-magic-uniform-now.html

今ひとつ、オーランド・センチネル紙がここに来て言い出したのがカーター呼び戻し作戦。案の定と言うべきでしょうが、彼はラスト1年のチームオプションを行使されず、サンズは彼の保証された契約を買い取る模様です。まあ要するに、カーターは完全FA選手になるんですよ。

私が一昔前にルイスの出戻りを予想(まあifの2乗なんですが)したのと同じよーな事をあっちの記者も考えとるなー、って正直思いましたよええ。ま、この2策を併用すればこんなロスターが出来上がります。

仮にブーザーをJ-Rich絡みで取るとすると、

PG→ネルソン、アリーナス、デュホン
SG→カーター、レディック
SF→タコルー、Q
PF→ブーザー、バス
C→ドワイト


控えC問題は手付かずですが、まあ無くはないかなという感じです。ブーザーをレディック+バスで取る案だと、

PG→ネルソン、アリーナス
SG→カーター
SF→タコルー、Q
PF→ブーザー、バス
C→ドワイト

こっちだとSGが1人必須ですね。J-Rich再契約可能なら問題ありませんが、控えクラスの選手しか引っ張れないと厳しいです。

てか、こんなメンツでそもそも勝てるのか、って話ですね。正直ブーザーを取ってきたところで、最近のカーターやルイス同様プレーオフで今一つな選手が増えるだけな気もします。カーター呼び戻しにしても確かに安くつくでしょうが、そもそも彼とルイスがダメだと判断したから放出した訳で、そこを戻したところで多くを望んではいけないでしょう。カーターは控えないし仮の先発で出場時間は控え目、ぐらいの体制でなければマズいかと。無論、これは先に私が言ってみたルイス出戻り案でも同じ事です。

ブーザー獲得でドワイトの機嫌を伺うのもアリっちゃアリですが、出来れば他の選択肢が無いかな〜とは思いますね。前から言ってますが、どうもブーザーという選手に怖さを感じないんですよね。何気に故障も多いですし。

クリス・ポール級が今のマジックが持つ交換材料でそうそう簡単に取れれば苦労はありませんが、まあ長い夏になりそうですし、スミスGMには我々を良い意味で裏切る補強を期待したいもんですね。

P.S.
http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=AjZQbmi9RzMjON9yyAGiIQG8vLYF?slug=ap-warriors-draft

エリス絡みのトレードの可能性をウォリアーズのラリー・ライリーGM(なんちゅうHC向きっぽい名前だw)が否定した模様です。



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アーティスト:岡村靖幸
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この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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