ウィザーズ114-111ボブキャッツ
ホークス82-79ヒート
セルティクス105-82ウォリアーズ
マヴス100-94ロケッツ
ピストンズ98-86ニックス
キャヴス97-86ウルヴス
バックス110-103レイカーズ
ペイサーズ105-93ホーネッツ
ラプターズ95-89グリズリーズ
スパーズ128-110マジック
サンズ127-111キングス
ネッツ106-101ブレーザーズ
クリッパーズ101-90ナゲッツ

試合後、スパーズのポポヴィッチHCは「恐らく、我々の今年ベストの勝ち星だろう、疑い無く」と言いました。スパーズはプレーオフに近い緊張感を持って今日の試合に臨んだと思います。マジックがディフェンディングチャンピオンにそこまで意識されたという事実をまずは素直に喜びたいですね。

アウェー全勝のマジック対ホーム全勝のスパーズ、矛と盾がぶつかり合う今季序盤の大一番はチームの勢いそのままにマジックが先手を取ります。ルイスこそ抑えられていたもののドワイトは1Qだけで1ゲームのスタッツのような数字を並べ、タコルーは超高確率でショットを沈めていきました。が、流石はスパーズ、他チームと違い大幅なリードを奪うどころか致命的な点差になることなくついてきます。この時点で正直マズイなとは思ってました。

案の定スパーズはマジックに64%のFG成功率を許しながら前半終了時点で64-59の5点差のリードしかマジックに許しません。そして後半、チャンピオンが遂に牙を剥きます。ダンカンをCに入れるスモールラインアップを用いたスパーズはパーカー、ジノビリが容赦無くマジックのディフェンスを破り、さしもの好調マジックもたちまちリードを奪われてしまいました。

更に苛烈な4Qのスパーズの猛攻の前に、さしもの若きライジングチームも遂に力尽きました。ドワイトに出来る事はせめてものアリウープをぶちかますことだけでしたが、結局この日はFG14/19で34得点16リバウンド3ブロック!タコルーが25得点5リバウンド5アシスト、ネルソンが15得点5リバウンド9アシストでした。アリーザ移籍後初の試合と言う事でタコルーとルイスはそれぞれ41分と44分の出場でしたが、ルイスはシュートを放つ機会自体も減ってしまう5TOもあってか12得点6リバウンドに止まりました。なお、マジックの新加入2人はギャリティーと一緒にDNPでした。

スパーズではパーカーが32得点9アシスト、ジノビリがベンチから出てきての27得点4リバウンド5アシスト。何気にブレント・バリーのFG7/8、うち3FG5/6での19得点も激痛でしたね。ダンカンは地味なようでいつの間にか20得点16リバウンド5アシスト2ブロックでした。

案の定フルボッコだったという感じではあったものの、あのスパーズを本気にさせたマジックの実力、特にスパーズのハードなディフェンスに56%のFGを決めるオフェンス力は証明出来たと思います。後はTOの数(マジック11に対し、スパーズは3)、FTなどの細かい部分の修正はもちろんですか、そもそも試合の流れをどう読み、そして流れを引き寄せるかというところが若きマジックの課題な訳でして、今マジックはそれを実戦で学んでいる最中と言って良いでしょう。その意味で今日スパーズがここまで本気でやって見せてくれたことにマジック側はむしろ感謝するべきです。

チャンピオンチームがなぜチャンピオンとして君臨しているのか。それを実地で教えるのにこれほど雄弁な試合相手は無いでしょう。かつてアイザイア・トーマス率いるピストンズがレイカーズに苦しめられたように、そしてその後チャンピオンになったピストンズにいいようにやられ続けたことによってジョーダンとブルズが鍛え上げられたように、マジックは今日スパーズにボコられたことで大きな経験を積みました。それを思えばアウェー連勝記録終了などはいい授業料というものです。

連勝は止まりましたがうかうかしていられません。1日空けて次は6勝5敗でここまで来ているボブキャッツです。今のマジックは連勝時の勢いを失う事無く、若いチームらしくもっともっと突っ走って、時には今日のスパーズ戦のように思い切り壁にブチ当たれば良いと思う次第です。まずは新加入のクックとエヴァンスがどうフィットするかも楽しみにしたいとこですね。

なお、ウィザーズはアリーナスがまたしてもの3ヶ月休場決定にも拘わらず一気に0勝5敗から6連勝まで伸ばしてきました。アリーナス欠場でも勢いが止まらないのはいい傾向です。ってか手強いなこれは(´д`;)