☆現地12/28

ホーネッツ99-85ボブキャッツ
マジック121-114ヒート
ネッツ109-106ウィザーズ
ピストンズ114-101ペイサーズ
ロケッツ103-83グリズリーズ
ブルズ103-99バックス
ラプターズ83-73スパーズ
サンズ94-88クリッパーズ
ブレーザーズ109-98ウルヴス
シクサーズ92-80キングス
レイカーズ123-109ジャズ
ナゲッツ124-120ウォリアーズ

http://www.nba.com/games/20071228/ORLMIA/boxscore.html

ヴァンガンディーHCとドゥーリングのマイアミ帰還ゲームは、ウェイドの強烈な恩返しで始まりました。シャックもモーニングもいないヒートではマジックも流石に苦労せず勝てるかと思いきや、ウェイドはチームの危機を救うべくゾーンに突入。ゲーム序盤から次々バスケットを揺らします。レイアップ、アリウープダンク、ジャンパー、ライトへのアリウープパス・・・いきなり全開です。

3Q残り9:38時点で10点差を付けてヒートがリードを奪うという予想外な展開から、流石にマジックも反撃に移り、Q終わり頃にはマジックが逆に5点差のリード・・・と思ったらウェイドが時間ギリでジャンパーを決めて3点差に縮めます。4Qに入ってなおウェイドは止まらず、自らショットを沈めるだけでなく、時にはハスレムやライトへのアシストを交えながらヒートのリードをほぼ独力で奪い返します。残り3:37で8点差を付けられた時は流石にヤバいなと思いました。

ここでマジックはタコルーがジャンパー、次いでドワイトへのアリウープパス、アロヨの3ポイントへのアシストと畳み掛けます。詰まった点差はルイスの残り31秒時点で決まったダウンタウンで遂にひっくり返ります。103-102、アシストは4Qフル出場のアロヨでした。

ウェイドとアロヨがFT2本ずつを沈めあって残り7秒、ウェイドの逆転をかけたショットは外れます。ファウルゲームの相手はリバウンドを取ったドワイトでしたが、この日のドワイトは引き続きFTが好調でした。2本とも決まり、3点差のヒート絶体絶命かと思われましたが、最後のオフェンスでウェイドはここまで好調だったルーキー、クックにボールを預けます。同点3ポイントは見事決まり、試合は延長に突入します。

延長戦、アロヨがまず自らショットを決めて先手を取ると、次いでタコルーのダウンタウンをアシスト。更にもう一度自らジャンパーを決めてヒートを突き放しにかかります。負けじとヒートもその間クック→ライト→クックの3、で再度同点に。

結局、ヒートに引導を渡したのはタコルーでした。FT2本を決めると次のオフェンス、残り11秒時点での3ポイントを見事決め、119-114!もはやヒートに打つ手は無く、孤軍奮闘で力尽きたかウェイドも結局OTでは無得点。マジック、無事久々の連勝です。

ウェイドはFG16/21でキャリアハイの48得点、そして7リバウンド11アシスト3スティール3ブロックという鬼気迫るプレーでしたが、あと一歩及ばず。マジックはドワイトが29得点21リバウンド、FTも9/11でした。タコルーが22得点6リバウンド6アシスト2スティール2ブロック、ルイスが17得点8リバウンド。そして先発のネルソンより出場時間が長かったのみならず、4Q〜OTの全時間で出場を果たしたアロヨが13得点7リバウンド5アシストでした。この傾向がこの試合限りなのか、今後も続くのかは気になるポイントです。

マジック、明日はホームに戻っての連戦でボブキャッツとの対戦です。ドワイトvsオカフォーの結果はもう明白なのでもう置いといて、確実に勝って再度弾みをつけたいところですね。

Dwayne Wade: Nba Player Profile (Std Sub Dol)