スパーズ107-97マジック
ホーネッツ114-106ペイサーズ
マヴス103-90クリッパーズ
ブルズ103-94ホークス
ジャズ128-106ボブキャッツ
ブレーザーズ102-82ウィザーズ

http://www.nba.com/games/20080325/SASORL/boxscore.html

NBAの名場面集DVDで、チェンバレン対ジャバーのビデオを見たことがあります。今思えば、ダンカン対ドワイトってのはそれと同じ価値がある対決なんでしょうね。NBAの今と未来を担う対決、昨季はドワイトのアリウープブザービーターという劇的な試合もあったりします。今季は既にスパーズのホームで110-128とボコられていたマジック、ホームでのリヴェンジなるかというところでした。なお、先日ソニックスにトレード移籍後解雇されていたブレント・バリーがスパーズと再契約するも、この日はまだ出場しませんでした。

試合は1Q5:31でダンカンが2ファウルを受け早々にベンチへ。この隙にマジックがリードを奪うかと思いきや、フィンリーが10得点でエースのいないチームを引っ張り、結局29-28とほぼ互角な展開に持ち込みます。が、ネルソンがドワイトと衝突、4:39でベンチへ戻るとこの日はもう出場しませんでした。更に残り42秒、ここまでオールスター級の活躍を見せていたタコルーに悲劇が襲い掛かります。オフェンスファウルで転倒の際、なんと右手首を痛めてしまいました。

2Q、タコルーは結局10:19で試合を離れます。同タイミングでダンカンが戻るもマジックはここからスパート、ドワイトのフックショットで45-38までリードを広げます。スパーズの多彩な反撃に対しドワイトはアリウープダンクにレイアップにと次々と得点するものの、やはりネルソンとタコルーの穴は大きいです。この時間にJ.J.レディックまで出番が回るという状況
でスパーズに抗するのはやはり苦しく、56-58で前半を折り返します。

それでも3Q、マジックがもう一度走ります。ドゥーリング、エヴァンス、ボガンズ、ルイス、ドワイトという布陣で得点を重ねて、69-61まで点差を広げました。スパーズの回答は、15点連続の反撃でした。やっとルイスの3ポイントプレーで反撃するも流石に15点は痛く、73-80と逆に水を開けられてしまいます。

4Q残り7:16、ドワイトのレイアップで3点差まで迫ったマジックはその後も6:34にルイスの3で2点差、4:24にルイスのジャンパーで3点差とスパーズに肉薄しますが、そこから詰める事が出来ません。フィンリーのフェイダウェイジャンパー、ジノビリのドライヴレイアップ、ダンカンのFT、またもジノビリの止められないドライヴレイアップ。・・・2:57で開いた10点差をもう一度ひっくり返すのには、タコルーとネルソンの力抜きではちょっと難しく、試合終了となってしまいました。

マジックはスパーズにシーズン勝ち越ししたことがない唯一のチームですが、今季もこれでシーズンスウィープ。ドワイトは24得点21リバウンド2ブロックでしたが、ネルソンを怪我させた事を気にして落ち込んでいました。ルイスもタコルーの穴を埋めるべく24得点7リバウンド、更にスーパーサブのドゥーリングが19得点4スティール、アロヨが17得点。そして、その他全員が4得点以下だったのです。最終的に3桁失点を許したとは言え、マジックのディフェンスは割りと上手くいったものの、オフェンス面ではやはりタコルーとネルソンの欠場が大きく影響しました。

ネルソンは早々に復帰出来そうですが、タコルーの故障具合は現時点でもはっきりしません。出来ればシーズン終了で無い事を祈るばかりですね。ここまでドワイト、タコルー、ルイスのBIG3の欠場はルイスが1試合だけというロスターの健康さこそがマジック躍進の鍵だっただけに、今はタコルーの無事を祈るばかりであります。幸い次の試合は現地3/28のバックス戦なので時間はありますしね。

http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=3311954

ウェバー、35才で公式に引退発表です(´;ω;`)左膝の故障はもう乗り越えられるものではなかったんですね・・・。ジャレン・ローズも既にコートを離れ、ファブ5も残るはジュワン・ハワードを残すのみとなりました。年月の流れを感じずにはいられませんね。

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長嶋茂雄現役引退試合?栄光の背番号3?