こちらのシリーズも久々ですね。前回はスラムダンク漫画版について語りましたが、今回はアニメ版です。基本情報確認用に、再度ウィキペディア貼っておきます。

Wikipedia

とりあえず、オープニング&エンディング集をば。



これらの曲は全て、いわゆるビーインググループの楽曲ですね。古くはB.B.クイーンズの「おどるポンポコリン」に始まり、B'z、ZARD、T-BOLAN、WANDS、DEENといったヒットグループを量産した製作会社です。「君が好きだと叫びたい」のBAADもT-BOLANやWANDSの方法論をそのまま使ってデビューさせたグループでしょう。ただ、私も彼らが織田哲郎や栗林誠一郎といったビーインググループのソングライターから楽曲提供を受けていなかったとは知りませんでしたが・・・。因みに2代目主題歌「ぜったいに誰も」のZYYGは、見事に織田哲郎作曲でした。それにしてもよくこれだけ同じような声質の人を集められるものですね、ビーイング。

http://ja.wikipedia.org/wiki/BAAD

http://ja.wikipedia.org/wiki/ZYYG

エンディングはお馴染み大黒摩季に始まり、WANDS、MANISH(あまり記憶にないなぁ・・・)、そしてZARDと4曲が使われていました。・・・エンディングの方が面子豪華じゃね?

音楽話はそれくらいにしといて肝心のアニメ自体の話なんですが、ひとつ残念なのは、そもそもアニメ版は完結せずに終わってしまった事。インターハイ出場を決めて、その後猛特訓するとこまでは原作と同じなんですが、実際にインターハイに進む前で話は終わってしまいました。もっとも、代わりに陵南+翔陽連合チームとの練習試合なんていうオリジナルストーリーが最後にありますが。あと、映画版もオリジナルストーリーでしたね。

ただ、私がもっと残念なのはアニメ自体の演出です。セル画の使い回しなんて毎週放送のアニメでは常識ですし、むしろそこは大目に見てやりなよって感じなんですが、原作者の意図をアニメ製作側はどのくらい理解していたのかな、とは思います。確かインターハイ予選の陵南戦だったと思いますが、赤木キャプテンがリョータのアシストでアリウープを叩き込む場面がありました。このシーン、アニメだとパスからダンクまでにCMを挟むほど引っ張った演出になってます。が、原作だとリョータがひょいっと無造作にパスを出し、あれれと思ってページをめくるといきなりゴリがダンクを叩き込んでいるのですね。

TV放送などで見ている向きにはアリウープの動きは分かり易いですが、えてしてコートにいる選手にとってアリウープは意表を突く攻撃だと思うのですね。あれ、なんだろうこの高さのあるパスは・・・と思っていたらいきなりダーンク!みたいな。そういう驚きの感覚が原作には明らかに描かれていたのに、アニメ版にはそれがなくなっていました。少なくとも、視聴者としては全く意表を突かれなかったので、見ていてあまり盛り上がらなかったのです。演出過剰と言いますか、近年のオリンピック中継(特に民放)を見るようだったとでも言いますか。

・・・と言ってはみたものの、全体的には良く出来たアニメ化ではあったと思います。今のバスケアニメの殆どがCGで試合の選手の動きを再生していますが、当時は勿論セル画オンリーでしたから、手間暇の差は歴然です。それに上記のシーンも連載中作品アニメ化の常で、尺を伸ばすために必要以上に引っ張る必要が生じた結果だったのかも知れません。そう考えると、ちょっと責め辛いものがあります。

バスケットボール人気を盛り上げる立役者として「スラムダンク」が大きな役割を果たした、それは明白な事実です。まして全国放送されたアニメ版の影響力は更に上を行ったことでしょう。それだけで十分、この作品は凄過ぎます。細かい事は気にせず、素直に楽しんで見るのが一番正しい鑑賞の仕方なのでしょうね、きっと。

P.S.
「ダッシュ勝平」スカパーで見ました。・・・よくこんな内容のアニメ放送出来たな、と正直思いました。「まいっちんぐマチ子先生」一歩手前だと思います、あれ。

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