セルティクス(4勝)131-92レイカーズ(2勝)
…長かったですね、セルティクスファンの方。数々の不運と低迷の日々を乗り越え、遂に新アリーナ初にして通算17回目の頂点に、セルティクスが戻って来ました。ずっと西高東低を囁かれ続けていた今シーズン、しかしセルティクスがレイカーズをものともせず倒した意味は小さくありません。イーストの名誉のためにも大きな優勝ですよ、これは。
また、ファイナルMVPがピアースというところがまた泣かせます。そもそもドラフトで予想順位を下回ったが故に奇跡的にセルティクス入りした彼、セルティクスの低迷期には移籍という選択肢もあったのに、近年のスターにしては珍しくボストン一筋でここまで頑張って来ました。オールスター選出はあっても決して派手なスポットライトを浴びる機会に恵まれなかった彼が、その努力が遂に実って遂に頂点に立った…そのあまりに浪花節な展開はそのままジャンプで漫画化していいレベルだと思います。
一方でマジックを飛び出して未だ1stラウンドを突破出来ずにいるT-MACの事も脳裏に浮かんだりします。彼はそもそもマジック一筋だった訳ではありませんが、あの時ドワイトの能力を信じてもう1年試しにマジックに残っていれば…と。最近、T-MAC自身もそう思っている節がありますね。マジックが1stラウンドを突破した今では尚更でしょう。ピアースとT-MAC、残留と移籍が彼らの運命の分かれ道だったような気がします。
また、セルティクスが今回優勝した事はマジックとしても有難いです。あんな強力なチームが来季も優勝に飢えたままのハングリー精神全開で来られたらたまりませんからね。セルティクスは基本的に、今すぐ勝つように構成されたチームです。BIG3のサポーティングキャストもロンドとパーキンスはともかく、後はヴェテランが多く、この先長期政権を築くというよりはここ3〜4年を制するチームでしょう。
そして東のもう一つの強豪、ピストンズはデュマースがどうチームをいじるかにもよりますが、基本的には頂点は過ぎつつも依然として優勝争いに絡む力を渋くキープしていますが、これから上向くかというと難しいでしょう。そんな中、イースト第3のチームとして名乗りを挙げた我等がマジックは、まだまだ伸びしろのある未来志向のチームです。ドラフトやトレードでの勢力バランス変更もあるでしょうが、マジック以外で上昇志向の優勝候補チームはレブロン率いるキャヴスぐらいな気がします。
かつてダイナスティーと言われたチームの殆どが、既存の強豪チームを苦労の末に倒してやっと頂点を極めています。マジックもピストンズ、そしてセルティクスを倒さないとファイナルにも進めないのです。そして、いくらマジックが成長中とはいえ、まだまだ彼らと対等に戦えるところまでは届いていません。
NBA現役最強のセンター、ドワイトを擁するだけでマジックには圧倒的なアドバンテージがあります。ただ、ビッグセンターが居ればリング確定かと言えば、ドワイトの師匠ユーイングとニックスの例もあるわけで、やはり世の中甘くありません。何しろ30チームもあるわけですからね、NBAは。
基本的にマジックの将来への視界は極めて良好です。セルティクス、ピストンズという高い壁に挑み、何度となく跳ね返されつつもいつか乗り越えた時、我々マジックファンが今日のセルティクスファンと同じ喜びを味わう日がきっと来るでしょう。その日を信じて、これからも私はマジックを応援し続けたいと思います。
長いシーズンは遂に大団円を迎えました。さあ、'08-'09シーズンへの助走が今日から始まります。まずはドラフト、そしてFA。マジックフロントの明日への一手に期待しましょう。
あっ、ども。おひさしぶりです。(初回限定盤)(DVD付)
あっ、ども。おひさしぶりです。(期間限定盤)(DVD付)
あっ、ども。おひさしぶりです。(通常盤)
…長かったですね、セルティクスファンの方。数々の不運と低迷の日々を乗り越え、遂に新アリーナ初にして通算17回目の頂点に、セルティクスが戻って来ました。ずっと西高東低を囁かれ続けていた今シーズン、しかしセルティクスがレイカーズをものともせず倒した意味は小さくありません。イーストの名誉のためにも大きな優勝ですよ、これは。
また、ファイナルMVPがピアースというところがまた泣かせます。そもそもドラフトで予想順位を下回ったが故に奇跡的にセルティクス入りした彼、セルティクスの低迷期には移籍という選択肢もあったのに、近年のスターにしては珍しくボストン一筋でここまで頑張って来ました。オールスター選出はあっても決して派手なスポットライトを浴びる機会に恵まれなかった彼が、その努力が遂に実って遂に頂点に立った…そのあまりに浪花節な展開はそのままジャンプで漫画化していいレベルだと思います。
一方でマジックを飛び出して未だ1stラウンドを突破出来ずにいるT-MACの事も脳裏に浮かんだりします。彼はそもそもマジック一筋だった訳ではありませんが、あの時ドワイトの能力を信じてもう1年試しにマジックに残っていれば…と。最近、T-MAC自身もそう思っている節がありますね。マジックが1stラウンドを突破した今では尚更でしょう。ピアースとT-MAC、残留と移籍が彼らの運命の分かれ道だったような気がします。
また、セルティクスが今回優勝した事はマジックとしても有難いです。あんな強力なチームが来季も優勝に飢えたままのハングリー精神全開で来られたらたまりませんからね。セルティクスは基本的に、今すぐ勝つように構成されたチームです。BIG3のサポーティングキャストもロンドとパーキンスはともかく、後はヴェテランが多く、この先長期政権を築くというよりはここ3〜4年を制するチームでしょう。
そして東のもう一つの強豪、ピストンズはデュマースがどうチームをいじるかにもよりますが、基本的には頂点は過ぎつつも依然として優勝争いに絡む力を渋くキープしていますが、これから上向くかというと難しいでしょう。そんな中、イースト第3のチームとして名乗りを挙げた我等がマジックは、まだまだ伸びしろのある未来志向のチームです。ドラフトやトレードでの勢力バランス変更もあるでしょうが、マジック以外で上昇志向の優勝候補チームはレブロン率いるキャヴスぐらいな気がします。
かつてダイナスティーと言われたチームの殆どが、既存の強豪チームを苦労の末に倒してやっと頂点を極めています。マジックもピストンズ、そしてセルティクスを倒さないとファイナルにも進めないのです。そして、いくらマジックが成長中とはいえ、まだまだ彼らと対等に戦えるところまでは届いていません。
NBA現役最強のセンター、ドワイトを擁するだけでマジックには圧倒的なアドバンテージがあります。ただ、ビッグセンターが居ればリング確定かと言えば、ドワイトの師匠ユーイングとニックスの例もあるわけで、やはり世の中甘くありません。何しろ30チームもあるわけですからね、NBAは。
基本的にマジックの将来への視界は極めて良好です。セルティクス、ピストンズという高い壁に挑み、何度となく跳ね返されつつもいつか乗り越えた時、我々マジックファンが今日のセルティクスファンと同じ喜びを味わう日がきっと来るでしょう。その日を信じて、これからも私はマジックを応援し続けたいと思います。
長いシーズンは遂に大団円を迎えました。さあ、'08-'09シーズンへの助走が今日から始まります。まずはドラフト、そしてFA。マジックフロントの明日への一手に期待しましょう。
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