てな訳で、またひとつシーズンが終わりましたね。とりあえずファイナル答え合わせだけ簡単に済ませるなら、
予想マヴス4勝3敗→結果4勝2敗
まあまあでしたね。ヒートが思ったより崩れるの早かったヨネ―(´・ω・)(・ω・`)―って話でした。
つー事で、このシーズンを象徴する事象を思いつきで並べていくてしましょうか。
☆世代交代
まあやっぱりまずはこれでしょう。昨ファイナルを戦ったセルティクスとレイカーズが共に散り、第1シードで再び猛威を振るうかと思われたスパーズもなんと1stラウンドで撃沈。そしてシャック引退・・・時の流れを感じずにはいられません。
一方東では若きブルズが第1シードとなり、ホークスもマジックを倒して一歩前進。西では勿論サンダー、そしてグリズリーズがプレーオフで躍進とこれまた若いチームが目立ちました。終わってみれば優勝したマヴス相手に4勝2敗まで持ち込んだブレーザーズも評価されて良いでしょうね。
ここ数年静かに進行していた世代交代の流れが遂に本格的に顕在化したのが今季だったって事かなと思います。ま、でも最後に笑ったのは30台軍団のマヴスだったんですが。
☆世界選手権組のブレイク
今季、ずっと言いたかったのがこれです。スリーキングスやドワイトはじめ五輪組の選手達が揃ってキャンセルした世界選手権でしたが、今回出場した選手達がNBAで特に活躍したのが今季でした。アメリカ代表で出場すると夏の休みが取れず成績はダウンするのが今までのパターンでしたが、今回は珍しくも逆パターンだったようです。
ローズ、デュラントについては今更言う事も無いでしょう。世界選手権後に最もブレイクしたのは、今やドワイトをも凌ぐリバウンド王となったケヴィン・ラヴ。MIP選出も納得の結果でした。ウエストブルックもプレーオフ終盤以外は飛躍の年だったと思います。チャンドラーは・・・つい先日まで活躍してましたよね!
オドム、イグオダラ、ビラップスは揃ってプレーオフに出ましたし、エリック・ゴードンはクリッパーズでのステイタスを確立。グリフィンの加入もプラスに働いているでしょうが、かなり安心して見ていられる選手になった事は間違いありません。スティーヴン・カリーも引き続き良かったですね。今一つだったのはそもそも出番が少なかったグレンジャーぐらいかなと思いますが、彼もプレーオフには出られました。
結局、懸念された長期離脱はゲイとゴードンの2人だけでしたね。この事実は今後のアメリカ代表での出場にプラスに働く気がします。
☆レブロン・ショー
まあでもやっぱり、今季は基本的にレブロン中心に動いた事は否めません。史上最大かつ最熱のFA祭を締め括ったあの「The Decision」での大炎上。自ら燃料をコンスタントに加える炎の料理人っ振りがまた更に延焼を誘発し、クリーヴランドは背番号23のジャージー火祭りのメッカとなりました。マイアミではスリーキングス結成祭が開かれ、これがまたヒート以外のファンの神経を逆撫でしたのも記憶に新しいところです。
シーズン序盤こそ出遅れてましたが、あのクリーヴランド凱旋を機に立ち直ってからはヒートも強くなりましたし、レブロンの言動も多少は収まりましたよね。で、プレーオフではセルティクス、ブルズを連破する強さを見せつけておいて最後は正義の味方化したマヴスに敗れるという、悪役として申し分無いフィニッシュでした。スターウォーズの帝国軍に例えたのも我ながら合ってましたね。あ、という事は来季は帝国の逆襲があるのか(^_^;)
思うんですが、レブロンって苦しいところに追い込まれると、いらん事を口走りますよね。古くは'09カンファレンスファイナルでマジックに敗れた時に相手を祝福もせずに帰って罰金食らった時がそうでした。スリーキングス結成後のアレな言動もそうですし、今回のファイナルでのノヴィツキーの風邪をウェイドと一緒にからかった件もそうです。「レブ論」でも再三指摘しましたが回りの大人が首に鈴つけないといかんでしょう、これはもう。
http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=Atw06Yu1mghJNSQ9Al96Ree8vLYF?slug=mc-spears_heat_failed_lebron_james_dwyane_wade_061311
因みに今回もファイナル敗退後にいらん事を言ったみたいですね・・・(-_-;)
“All the people that was rooting on me to fail, at the end of the day they have to wake up tomorrow and have the same life that they had before they woke up today. They have the same personal problems they had today. I'm going to continue to live the way I want to live and continue to do the things that I want to do with me and my family and be happy with that. They can get a few days or a few months or whatever the case may be on being happy about not only myself, but the Miami Heat not accomplishing their goal. But they have to get back to the real world at some point.”
物凄く意訳ってか超訳すると「ヒートが負けてざまあなんて思って現実逃避して幸せでいられるのなんて数日か数ヶ月だよ。俺は家族と楽しくやってるけどな!」ってなもんですかね。うーん、負けて悔しいはないちもんめな心境はお察ししますが、また余計な事言っちゃってって感じです。沈黙は金、ってワールドワイドな諺のはずですよね。誰かレブロンに教えてあげて!
・・・どーもレブロン嫌いだと思われるのは侵害なので改めて念押ししておきますが、私はレブロンの高校時代のレプリカジャージー、ジャージーカード等の秘蔵レブロングッズを持っており、今回のファイナルではレブロン史上最も格好良いダンクを見る機会に恵まれ、またレブロンのパスセンスの良さを久々に再確認したような人間です。要するにむしろ好きな選手なんですよ。だからこそ、ここですぐ優勝して増長して欲しくないと思うんです。
今のレブロンに必要なのは、マイケル・ジョーダンもかつてぶつかった「壁」のような存在なのかも知れません。セルティクスではもうその役回りは荷が重くなりましたし、ブルズも来季更に飛躍出来るかどうか、ですよね。マジック?こっちはとりあえず色々立て直さないといけないので・・・うーん、東にヒートの壁になれるチームはあるでしょうか
ノヴィツキーだってキッドだって散々負けて負けて、やっと勝者になれた今日があります。レブロンもマイアミの地で優勝へのショートカットを見つけたつもりでは、まだ頂点は遠いのかも知れませんね。ま、夏は長いですし、労使の交渉如何ではもっと長くなる可能性もあります。若いレブロンには人生を色々見つめ直して欲しいですな。
P.S.
http://ameblo.jp/sumiko-playground/entry-10923528096.html
やっぱりこういう発想の方がおられたんですねw Kenchさんのtwitterで知りました。
A LONG VACATION 30th Edition
アーティスト:大滝詠一
SMR(2011-03-21)
販売元:Amazon.co.jp
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予想マヴス4勝3敗→結果4勝2敗
まあまあでしたね。ヒートが思ったより崩れるの早かったヨネ―(´・ω・)(・ω・`)―って話でした。
つー事で、このシーズンを象徴する事象を思いつきで並べていくてしましょうか。
☆世代交代
まあやっぱりまずはこれでしょう。昨ファイナルを戦ったセルティクスとレイカーズが共に散り、第1シードで再び猛威を振るうかと思われたスパーズもなんと1stラウンドで撃沈。そしてシャック引退・・・時の流れを感じずにはいられません。
一方東では若きブルズが第1シードとなり、ホークスもマジックを倒して一歩前進。西では勿論サンダー、そしてグリズリーズがプレーオフで躍進とこれまた若いチームが目立ちました。終わってみれば優勝したマヴス相手に4勝2敗まで持ち込んだブレーザーズも評価されて良いでしょうね。
ここ数年静かに進行していた世代交代の流れが遂に本格的に顕在化したのが今季だったって事かなと思います。ま、でも最後に笑ったのは30台軍団のマヴスだったんですが。
☆世界選手権組のブレイク
今季、ずっと言いたかったのがこれです。スリーキングスやドワイトはじめ五輪組の選手達が揃ってキャンセルした世界選手権でしたが、今回出場した選手達がNBAで特に活躍したのが今季でした。アメリカ代表で出場すると夏の休みが取れず成績はダウンするのが今までのパターンでしたが、今回は珍しくも逆パターンだったようです。
ローズ、デュラントについては今更言う事も無いでしょう。世界選手権後に最もブレイクしたのは、今やドワイトをも凌ぐリバウンド王となったケヴィン・ラヴ。MIP選出も納得の結果でした。ウエストブルックもプレーオフ終盤以外は飛躍の年だったと思います。チャンドラーは・・・つい先日まで活躍してましたよね!
オドム、イグオダラ、ビラップスは揃ってプレーオフに出ましたし、エリック・ゴードンはクリッパーズでのステイタスを確立。グリフィンの加入もプラスに働いているでしょうが、かなり安心して見ていられる選手になった事は間違いありません。スティーヴン・カリーも引き続き良かったですね。今一つだったのはそもそも出番が少なかったグレンジャーぐらいかなと思いますが、彼もプレーオフには出られました。
結局、懸念された長期離脱はゲイとゴードンの2人だけでしたね。この事実は今後のアメリカ代表での出場にプラスに働く気がします。
☆レブロン・ショー
まあでもやっぱり、今季は基本的にレブロン中心に動いた事は否めません。史上最大かつ最熱のFA祭を締め括ったあの「The Decision」での大炎上。自ら燃料をコンスタントに加える炎の料理人っ振りがまた更に延焼を誘発し、クリーヴランドは背番号23のジャージー火祭りのメッカとなりました。マイアミではスリーキングス結成祭が開かれ、これがまたヒート以外のファンの神経を逆撫でしたのも記憶に新しいところです。
シーズン序盤こそ出遅れてましたが、あのクリーヴランド凱旋を機に立ち直ってからはヒートも強くなりましたし、レブロンの言動も多少は収まりましたよね。で、プレーオフではセルティクス、ブルズを連破する強さを見せつけておいて最後は正義の味方化したマヴスに敗れるという、悪役として申し分無いフィニッシュでした。スターウォーズの帝国軍に例えたのも我ながら合ってましたね。あ、という事は来季は帝国の逆襲があるのか(^_^;)
思うんですが、レブロンって苦しいところに追い込まれると、いらん事を口走りますよね。古くは'09カンファレンスファイナルでマジックに敗れた時に相手を祝福もせずに帰って罰金食らった時がそうでした。スリーキングス結成後のアレな言動もそうですし、今回のファイナルでのノヴィツキーの風邪をウェイドと一緒にからかった件もそうです。「レブ論」でも再三指摘しましたが回りの大人が首に鈴つけないといかんでしょう、これはもう。
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因みに今回もファイナル敗退後にいらん事を言ったみたいですね・・・(-_-;)
“All the people that was rooting on me to fail, at the end of the day they have to wake up tomorrow and have the same life that they had before they woke up today. They have the same personal problems they had today. I'm going to continue to live the way I want to live and continue to do the things that I want to do with me and my family and be happy with that. They can get a few days or a few months or whatever the case may be on being happy about not only myself, but the Miami Heat not accomplishing their goal. But they have to get back to the real world at some point.”
物凄く意訳ってか超訳すると「ヒートが負けてざまあなんて思って現実逃避して幸せでいられるのなんて数日か数ヶ月だよ。俺は家族と楽しくやってるけどな!」ってなもんですかね。うーん、負けて悔しいはないちもんめな心境はお察ししますが、また余計な事言っちゃってって感じです。沈黙は金、ってワールドワイドな諺のはずですよね。誰かレブロンに教えてあげて!
・・・どーもレブロン嫌いだと思われるのは侵害なので改めて念押ししておきますが、私はレブロンの高校時代のレプリカジャージー、ジャージーカード等の秘蔵レブロングッズを持っており、今回のファイナルではレブロン史上最も格好良いダンクを見る機会に恵まれ、またレブロンのパスセンスの良さを久々に再確認したような人間です。要するにむしろ好きな選手なんですよ。だからこそ、ここですぐ優勝して増長して欲しくないと思うんです。
今のレブロンに必要なのは、マイケル・ジョーダンもかつてぶつかった「壁」のような存在なのかも知れません。セルティクスではもうその役回りは荷が重くなりましたし、ブルズも来季更に飛躍出来るかどうか、ですよね。マジック?こっちはとりあえず色々立て直さないといけないので・・・うーん、東にヒートの壁になれるチームはあるでしょうか
ノヴィツキーだってキッドだって散々負けて負けて、やっと勝者になれた今日があります。レブロンもマイアミの地で優勝へのショートカットを見つけたつもりでは、まだ頂点は遠いのかも知れませんね。ま、夏は長いですし、労使の交渉如何ではもっと長くなる可能性もあります。若いレブロンには人生を色々見つめ直して欲しいですな。
P.S.
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やっぱりこういう発想の方がおられたんですねw Kenchさんのtwitterで知りました。
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