NBA ALL-ROUND MAGIC オーランド・マジック&NBA最新情報ktkr!

え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

2011-2012シーズン

Strange Days

ブログネタ
NBA に参加中!
ペイサーズ103-98ラプターズ
マジック119-89ピストンズ
ウィザーズ113-85ボブキャッツ
レイカーズ93-91ホーネッツ
サンダー109-89バックス
グリズリーズ94-85クリッパーズ
ナゲッツ123-84ウォリアーズ
サンズ114-90ウルヴス
ジャズ91-84スパーズ
ロケッツ94-89ブレーザーズ


☆本日のハイライト
・ペイサーズ東3位を堅持
・コービーお休み中のレイカーズは辛勝
・ダンカン、ジノビリ、パーカーお休みのスパーズは惜敗
・サンダー、プレーオフに行きたいバックスに痛い1敗を食らわし単独西1位に戻る
・西4・5位決戦に勝ち、熊五郎ズがクリッポーズに0.5ゲーム差と迫る
・プレーオフ当落線上のロケッツ、ガリナリ復帰のナゲッツ、サンズ、ジャズ全て勝利
オドムはマヴスから離れ、今季はもうプレーせず
ホーネッツのジャレット・ジャックも右足疲労骨折で今季を終了
デリック・ローズ、ニックス戦で踵を痛めていた



やっぱおかしいですよね、このチーム。先日までエースがトレードを要求し、今そのエースがHC解任を要求しているらしいチームですよ、今のマジック。確かに先のシクサーズ戦ではそのエース、ドワイトが背中の痛みを押して奮闘し、ライアンとタコルー不在の穴を埋めて何とか連敗をストップはしました。しかし、ホームに戻って来たマジックにはキビシイ現実が横たわっていました。

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-09/sports/os-orlando-magic-news-0408-20120409_1_stan-van-gundy-dwight-howard-magic-game
http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-chris-duhon-suspension-0410-20120409,0,1001084.story

まずドワイトは背中の痛みの為に、今日明日と2試合を休む事が確定。次にデュホンがよりによってこんな人手不足な時に、チームに有害な事を起こしたとやらで1試合出場停止処分を受けたのです。デュホンが何かやらかしたと聞くと当ブログとD誌イヤーブックをお読みの方なら「おお、またお姉ちゃんパーティーか」と思わすにはいられません。実際には無断で練習を欠場したみたいですが、これはやはりお姉ちゃんとお楽しみで寝坊か!と考えてしまう私は銀魂最新刊の読み過ぎです。銀さんがギンギンさんになったか!

http://scores.espn.go.com/nba/preview?gameId=320409019
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-08/sports/os-magic-pistons-preview-0409-20120408_1_amway-center-pistons-facts-orlando-magic

デュホンのナイトライフを詮索するのはこれぐらいにしておきますが、マジックに更にハードモードだったのは、こんな時に対戦相手は未だに苦手なピストンズだった事でした。先日も苦杯を舐めさせられたばかりなのに、しかもドワイトとタコルーとデュホン抜きですよ。せめてもの幸いは遂にライアンが戦線復帰した事ぐらいでしたが、正直これは相当勝利は難しいだろうと踏んでいました。何しろドワイトありきのこのチームがドワイト抜き、しかもピストンズと対戦というだけでもうだめぽ感が凄いじゃないですか。負けてもいいなんて思いませんが、まあ普通に苦戦する絵しか浮かばなかった訳です。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=320409019

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-09/sports/os-orlando-magic-detroit-pistons-0410-20120409_1_live-updates-orlando-magic-chris-duhon

http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/10/2937518/detroit-pistons-vs-orlando-magic-final-score-2012-recap-ish-smith

それだけに、こんな試合展開は全く想定外でありました。特に圧巻だったのが2Qでして、マジックは一気に17-4のランを決めて22点ものリードを奪うと、いつもの悪い癖で油断からリードを削られる事も無く、むしろ30点超にまでリードを広げ、試合を終わらせてしまったのです。何しろ最近まるで出番の無かったジャスティン・ハーパーが今日は4Qにかなり出番をもらえたぐらいですからね。

そして先程の2QのランをリードしたPGが、デュホンの不在の隙にチャンスを得たイッシュ・スミスだったのです。ガベージタイム以外ではここまで殆どチャンスを貰えずにいた第3PGが遂に輝く時が来たのです。およそ19分の出番を得たクリス・ポールの後輩は6得点7アシスト3スティール、そして僅か1つのTOという華々しい戦果を上げたのです。しかもこのスタッツの殆どは勝負が決まったガベージタイム以外、ガチモードで勝ち取ったものでした。スミスは出来る子やと信じとったでえ(つД`)

故障者相次ぐチーム状況もあってヴァンガンディHCが珍しくオートンをもガベージじゃない時間に投入するなど、なかなか目新しい采配が目立った今日の試合、まあピストンズも昨日ヒートにボコられた翌日で疲れてたのは否めません。が、それにしてもドワイト抜きのマジックにここまでやられるような戦力差では無いはずです。

http://www.nba.com/games/20120409/DETORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

マジックにとって大きかったのはやはりライアン復帰でしょう。得点面は言うに及ばず、ビッグマンとしての仕事もちゃんとやってくれます。でもまあ、やはり今はグレン・デイヴィスですよね。マジック加入当初チームにフィット出来ずに焦っていた頃が嘘のようです。今の活躍はセルティクス時代、KG不在時と同じ、いやむしろあれ以上かも知れません。ドワイトの言う通り彼を連れて来たのはどうやら大当たりだったようですね。今日もドワイトの代わりに16得点16リバウンドと申し分無しです。FG7/10のJ-Richが22得点、ネルソンが18得点9アシスト、レディックが20得点、そして戻って来たライアンが14得点7アシスト、つまり先発全員2桁得点・・・もう北島選手並みになんも言えねえ状態、完璧でしたね。しかもブローアウト勝ちでしたから主力の出場時間も些か抑制出来た状態で明日のウィザーズ戦に臨めます。ドワイトだって枕を高くして治療に専念出来るというものです。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/7793756/orlando-magic-executive-says-dwight-howard-stan-van-gundy-co-exist

なお、本日ドワイトとヴァンガンディの去就について、マジックフロントの上級副社長、パット・ウィリアムズが来季以降も両者を長期プランでマジックに残留させるつもりである旨を発言しております。ちょっとこれもビックリですね。普通はあんな事をHCが言ったら、シャックやメディアの方々が確信したようにいいとこ今季一杯でおさらばじゃないですか。そこを両方残すという難度Gの技に挑むってんですよ!

でもまあ、よくよく考えればマジックは既に、本人のリクエストにも拘わらずドワイトをトレードする事無く、しかもETOを破棄させて残留させるという浅田真央ちゃんのトリプルアクセルより難しい技を成功させているのです。時間をゆっくりかければ、この頭のネジが飛んでるとしか思えないフロントは何とかしてしまいそうな気もしてきました。

トレード要求をひっくり返した後もチームと世間を驚かせるエース、それに動じず例年通りの成績を出してみせるHCとチームメイト達、土壇場でエースからまさかの譲歩を引き出すフロント、そしてエース不在の日に毎度苦戦するはずのチーム相手にブローアウト・・・このチーム、明らかにどうかしてます。そして、そんな異常な状況下でこの成果を出し続けている素晴らしくクレイジーなチームを心から誇らしく思うんです。

ブルズ、ヒートにセルティクス、サンダーにスパーズにレイカーズあたりまでが正統派の優勝候補だとするならば、マジックは異端中の異端です。このチームは1stラウンドで呆気無く轟沈するかも知れない一方で、突如今日みたいな圧倒的なパワーでどんなチームでも捩じ伏せてしまう爆発力を秘めています。不確定要素に満ち溢れたポテンシャルを持つこの異様なチームのファンである幸せを満喫しつつ、ドワイトの故障からの復帰、そしてプレーオフの時を楽しみに待ちたいと思う次第です。






まぼろしの世界まぼろしの世界
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銀魂―ぎんたま― 44 (ジャンプコミックス)銀魂―ぎんたま― 44 (ジャンプコミックス)
著者:空知 英秋
集英社(2012-04-04)
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NBA金融道またはNBAの帝王〜世の中ゼニでっせ?

ブログネタ
NBA に参加中!
ニックス100-99ブルズ(OT)
セルティクス103-79シクサーズ
ヒート98-75ピストンズ
ネッツ122-117キャヴス(OT)
スパーズ114-104ジャズ
サンダー91-75ラプターズ
ロケッツ104-87キングス


☆本日のリン・ワシントン
大麻疑惑は不起訴処分となるも引退を発表、アメリカ帰国へ

☆本日のハイライト
・終盤同点3&OTで決勝3、カーメロ43得点の活躍でローズ復帰のブルズを倒してガーデンの主役の座を奪回
・ヒートはウェイドを休ませても楽勝
・セルティクス、シクサーズを倒して東4位の座を確たるものに。シクサーズはニックスとゲーム差0に
・スパーズ怒濤の11連勝
・サンダーは24-0ランでラプターズを圧倒、スパーズとゲーム差0で並走
・ジェラルド・グリーン32得点、ネッツOT勝ち
・ロケッツも強し、只今西6位
ナハラ、今季orキャリア終了(´・ω・`)
アントワン・ウォーカー、カムバックを諦めて完全引退(´・ω・`)

実はラファー・アルストンが現役復帰しようとしてたのよって記事を書こうと思いましたがNBADLで4試合出ていまいちだったのを最後に続報が無いので諦めました。多分スパッド・ウェッブと一緒で最後はボロボロだったんだろうなあ。アントワン・ウォーカー共々お疲れ様でした。リン・ワシントンも詳細は分からないけどとりあえず乙です。

さて日本のプロ野球の話題です。只今、最下位は毎度お馴染み横浜なんですが、想定外な5位に沈んでいるのが巨人であります。確かシーズン開幕前はブッチ切りの優勝候補だと聞いていたんですが、昨日阪神にようやく勝つまでは最下位だったそうで・・・。ナベツネの激怒振りが目に浮かぶようですね。流石に今の調子のまま底辺に沈む事は無いと思うんですが、もしもクライマックスシリーズにすら行けないようなら原監督以下誰も彼も総取っ替えは必至でしょう。清武さんとあんな事になって訣別し、ナベツネ式金満補強を復活させて優勝チームからエース2人を強奪し、今シーズンの補強は完璧だとオーナーが豪語してこの有り様では、ああ清武さんの方がまだまともなマネージメント出来てたんですね本当に有り難う御座いましたって感じです。

金満補強そのものはプロスポーツの世界において珍しくも何ともありません。サッカーの銀河軍団ことレアル・マドリード、MLBのニューヨーク・ヤンキース、そしてNBAニューヨーク・ニックスはその代表格と言えるでしょう。では、果たして金で優勝は買えるのか?が今回のお題です。まずは世界のスポーツ界でも金満補強度トップ4を行くであろうレアル、ヤンキース、巨人、そしてニックスの球団成績を比較してみましょう。球団名、創立年、優勝回数、そのチーム以外で優勝回数の多いチームと回数を以下に示します。サッカーは良く知りませんがレアルについては国内リーグの優勝回数に絞りましょう。

・レアル(1902〜)31回/2位バルセロナ21回
・MLBヤンキース(1913〜)27回/2位カージナルス11回
・NPB巨人(1934〜)21回/2位西武10回
・NBAニックス(1946〜)2回/1位セルティクス・レイカーズ(NBL時代含)17回


ゼニや!世の中やっぱりゼニやでえ!と言いたくなりますがちょっと待った。いや、オチがニックスなのはもう皆読む前から分かってるだろうからそこはもう流しましょうよ。そこじゃなく、優勝回数=金満度数とは限らないだろうと言いたいのですよ。ほら、昔の方が球団の数も少ない訳だし。それに昔からどこも金満球団だった訳じゃありませんよね。予想してみるに、

昔からある大都市球団だったのでナチュラルに強かった→優勝回数増える→常勝伝説→球団増えてきて優勝難しくなる→常勝時代のオッサンファンから「昔は強かったのに」→勝つためにはゼニや!で金満補強

こんなプロセスを辿って今に至ってると思うんです。じゃあだいたいいつ頃から金満化したのかなーとつらつら考えてみるに、露骨な札束攻勢は'80年代より後じゃないかなーと。つー訳で今度は'90年以降に絞って再度比較を行いましょう。

・レアル7回/1位バルセロナ11回
・MLBヤンキース5回/2位カージナルス、レッドソックス、マーリンズ、ブルージェイズ各2回
・NPB巨人4回/1位西武5回
・NBAニックス0回/1位ブルズ6回


あれあれ、レアルはバルサに負け、巨人は西武に負けてしまいました。ヤンキースだけは面目を保ってますね。ニックスは・・・もうそっとしておいてあげて下さい。ファイナルには2回出たんですしおすし。

NBAで面白いのはブルズ6回の優勝はジョーダンとトライアングルオフェンスの功績として、セルティクスが1回の優勝のみに沈んでしまうところ。近年はビッグ3で強くなりましたがそれまではなかなかキビシイ時代が続きましたからね。因みにレイカーズは3ピート+コービー時代で2回ですから5回、なかなかの安定振りです。本当はNBAでの金持ちチームにはこちらを参考にするべきなんですよ。

つー訳で更に時間を切って、2000年以降の優勝回数を比較してみます。ニックスは今回も0回なので退場して頂き、代わりにレイカーズに入ってもらいましょう。

・レアル4回/1位バルセロナ5回
・MLBヤンキース2回/1位タイカージナルス、レッドソックス2回
・NPB巨人3回/2位西武、ロッテ、ソフトバンク2回
・NBAレイカーズ5回/2位スパーズ3回


これでもレアル<バルサは動かず。ヤンキースも巨人も一応1位ですがあまり圧倒している感は無いですね。レイカーズとスパーズはスゲエなあ。ニックスは・・・まあもう皆まで言うな(´Д`)暗黒卿アホザイア(〔c〕Kennyさん)が皆悪いんや・・・。

つー訳で、レイカーズというグレートな成功例を除き、金で優勝が買えるとは限らないという結論になりそうです。サッカーのレアルとバルサはどっちもスター集めまくりなんスか?レアルの方がよりド派手にやってる印象がありますが、じゃあレアル最強かというとそうとも限らないのですね。ヤンキースと巨人もコストに見合った成果なのかは疑問が残ります。ニックスは最早言わずもがなですね。

ニックスばかりでは可哀想なので、他にも金満体制でズッコケた例を出しておきましょう。はい、ブレーザーズ2000です。NBAの世界において、あれこそが金で優勝が買えるかという命題を真剣に追求した体制だったんじゃないかと思うんです。何しろこんなラインアップだったんですよ。

PG→デーモン・スタッダマイヤー、グレッグ・アンソニー
SG→スティーヴ・スミス、ボンジ・ウェルズ
SF→スコッティ・ピペン
PF→ブライアン・グラント、ラシード・ウォーレス
C→アルヴィダス・サボニス、ジャーメイン・オニール

・・・ブレーザーズだけでオールスターチームが組めるかとさえ思えた、正にスター軍団でしたね。実際にはラシードがセンターの控えまでやっていて、高卒のジャーメインには殆ど出番が回らない超豪華チームだったんです。後にオールスターになるジャーメインがですよ!オーナーのポール・アレンがマイクロソフトで得た巨万の富を惜しみ無く投入した、正に金こそは力、を地で行くチームでした。

このチームはカンファレンスファイナルでシャック&コービー時代のレイカーズと互角以上に渡り合いました。実際第7戦、ブレーザーズはセーフティーに近いリードを持って4Qに臨んだはずでした。が、突如チームは崩壊。ピペンのような百戦錬磨の選手がいてもなお、それを避ける事は叶わず、レイカーズは一気にブレーザーズを粉砕してファイナルまで駆け上がり、その勢いのままにシャックとコービーにとって初のリングを獲得する事となります。

ブレーザーズは更に金をつぎ込み、今度はシャック対策にビッグマンを、とショーン・ケンプやデイル・デイヴィスといった人材をかき集めます。が、2000年プレーオフ以上の成果は最早得られませんでした。チームはプレーオフ1stラウンドでレイカーズの前にスウィープで粉砕されてしまったのです。やがてポール・アレンもこのチームによる優勝を諦めて、この金満体制から離れていきます。しかし、チームはその後ラシードやザック・ランドルフなどの素行に問題のある選手ばかりとなりトレイルブレーザーズならぬ「ジャイルブレーザーズ」と揶揄される存在へと変わってしまったのでありました。

かように、カネにモノを言わせたゴールデンメンバーでも勝てる保証なんざありません。むしろスター選手が多過ぎて俺が俺がの、船頭トゥーマッチ状態になってしまいがちなんです。レイカーズでさえ、シャック&コービーにペイトン&カール・マローンというドリームチーム体制ではファイナルには進めても、ラシード&ベン・ウォーレス以外はネームヴァリューあるスター選手のいなかったピストンズの前にあっさり敗れてしまっています。実は金額云々より、タレント過剰である事の方がチームには害を為すもんなんですね。かつて、同じくジュリアス・アーヴィングを筆頭に一大スター軍団を築き上げながらファイナルで散ったシクサーズもそうでした。スター選手は3人ぐらいまでが限界なんじゃないでしょうかね。金で優勝は買えなくはない、でも最強を手に入れられるとは限らない・・・当たり前の心理ですな。

私はプロ野球の巨人って、数ある金満補強チームの中でもある意味一番アコギなと言いますか、やり過ぎな補強をしてると思うんですよ。だって、他の球団は単に札束で頬っぺたシバキながら大物フリーエージェント選手を奪う、みたいな感じでしょ?ドラフトでまでやりたいようにやって、他球団の指名には入団拒否をちらつかせてまで指名候補選手を確保する・・・ここまでえげつない手段を行使する球団は世界的に見ても巨人だけです。協定で決定された以上の金額を巨人がドラフト指名選手に支払っていた事実も明るみに出たばかりですよね。紳士たれ、ですか・・・。日本球界、このままだとドラフトにウェイヴァー制度が導入されても巨人以外の球団に指名されたら入団拒否とかやりかねないなーと思います。



ここまで書いてるとアンチ巨人ファン乙と思われそうですが、そうでもありません。昔から侍ジャイアンツ好きですし、原監督は結構好きなんですよ私。むしろ阪神まであんなコストパフォーマンスダメダメな補強してるんじゃねーよ、が私の偽らざる心境ですね。あれはニックスに通じるものがあるようにさえ思いますね、ハイ。

とはいえ、金満+ドラフトも支配、ここまでやってなお現在の状況・・・世界一エグい球団経営をやってる球団は?と尋ねられたら、正直巨人一択と言わざるを得ません。だから巨人ファンをやめろってことじゃありませんよ。巨人に対するアンチファンが多いのにはそれなりに理由があるって事を理解した上で巨人ファンを続けて頂きたい、って事です。アンチファンがいるのも人気球団の宿命、そう笑っていればいいじゃない。金満球団のファンの皆様におかれましては、そういう心の広さを持ってアンチな声にもご理解頂きつつ応援に励んで頂ければ、と思う次第です。え、マジックも金満だろって?ディヴォスオーナーの老後の趣味的投資のため期間限定な上に、アリーナスのアムネスティ分は今や別腹なんで許して下さいませw




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ミナミの帝王 114 (ニチブンコミックス)ミナミの帝王 114 (ニチブンコミックス)
著者:天王寺 大
日本文芸社(2012-04-07)
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侍ジャイアンツ DVD-BOX侍ジャイアンツ DVD-BOX
出演:富山敬
デジタルサイト(2006-07-28)
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Land Of Confusion〜混迷の地

ブログネタ
NBA に参加中!
セルティクス86-72ペイサーズ
ホーネッツ99-90ウルヴス
ホークス116-96ボブキャッツ
マジック88-82シクサーズ
グリズリーズ94-89マヴス
バックス116-94ブレーザーズ
サンズ125-105レイカーズ
ウォリアーズ112-97ナゲッツ
クリッパーズ109-94キングス


☆本日のハイライト
・セルティクス、好調ペイサーズを一蹴してアトランティック1位堅守
・ホークスも勝って東5位をキープ
・バックス遂に東8位のニックスに0.5ゲーム差と迫る
・マヴスまたしても不調、ブレーザーズに続きグリズリーズに屈して西8位に。但し6位ロケッツ、7位ナゲッツとはゲーム差無し
・サンズ、コービーを休ませたレイカーズに圧勝でその3チームに2ゲーム差
・クリッパーズは勝って西3位のレイカーズに1.5ゲーム差

1


※画像引用元

このセンス溢れるジャージー作った人達は何者なんだw ええ、マジックは確かに問題山積みです。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2012/04/potential-lakers-trade-could-have-factored-into-howards-decision-to-waive-his-opt-out.html
http://www.nypost.com/p/sports/nets/nets_nearly_bagged_howard_EFqz8xRs8i5NoU0tzoXxeM?%20utm_medium=rss&utm_content=Nets

ドワイトとヴァンガンディHCのエトセトラ、相次ぐ故障者、そして更にここに来てドワイトがあのトレードデッドラインにネッツではなく、実はレイカーズにトレードされそうだったなんて話まで出て来ました。まあニューヨークポスト紙の記事なのでどこまで信用して良いのか分かりませんが、これによると本当はマジックのフロントはドワイトに対し、ETO破棄の書類にサインしないとレイカーズへトレードするぞ、と脅してドワイトを残留させたって事なんだそうです。えーと、レイカーズって確かドワイトの移籍希望先候補だったはずなんですが、いつからこうなったんですかドワイトさん。まあこの記事によればドワイトはもうネッツ以外眼中に無いように見えますね。

この記事が本当なのか、はたまたドワイトが言う「Loyalty」が本当なのかは分かりません。ただ、今言えるのはドワイトが今何を言っても信用されないだろうなーって事ですね。当然ドワイトが言った「Loyalty」の信頼性も今や風前の灯であります。ウェイドさんの「Loyalty hahahahaha」も今や神ツウィートやったんや!となりかねない勢いですな。うん、でもやっぱウェイドさんは迂闊だと思いますがw

http://espn.go.com/new-york/nba/story/_/id/7781306/orlando-magic-dwight-howard-more-supervillain-superman

もっともそのネッツに近い立場のはずの記者からも今や、「ネッツは今でもこんな悪役になったドワイトが欲しいの?」なんて記事が飛び出す始末です。昔ドワイトはレブロンを越えられると言ったけど確かに越えたよね、悪役としてなんて書かれてしまっております。

http://sportsillustrated.cnn.com/2012/writers/ian_thomsen/04/06/dwight.howard/index.html?sct=nba_t13_a0

紹介しそびれていましたがスポーツイラストレイテッド誌HPでももうドワイトは出て行くしかないんじゃね?って感じです。これはドワイトに対する批判でもあると同時に、ヴァンガンディHCに対する擁護でもあると思います。

http://nba-point-forward.si.com/2012/04/05/the-dwight-howard-circus-hits-rock-bottom/?xid=si_nba

この記事でも指摘されているように、ヴァンガンディはマジックの選手達の才能を最大限生かし、弱点を最小限に留めるような、そんなシステムを構築してきたと私も思っています。抹茶さんが仰るようにそれは退屈に見えるかも知れませんが、決してオフェンス面において安心してボールを託して良いとは言えないドワイトを中心に築き上げられた、よく出来たシステムだと思うんですよ。こんな素晴らしいコーチを辞めさせたいだなんてドワイトは何考えてるの?ってのがメディアがここまでドワイトに対して刃を向ける理由のひとつじゃないかと思います。

http://scores.espn.go.com/nba/preview?gameId=320407020
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-06/sports/os-magic-sixers-preview-0407-20120406_1_sixers-facts-jrue-holiday-philadelphia-76ers

ともあれ、試合は待ってはくれません。マジックのドツボな状況など世間は知った事ではなく、今日もマジックには戦うべき相手がいました。もっとも、対戦相手はそっちはそっちで苦労しているシクサーズ先輩だった訳ですが。5連敗のマジック、ここ12試合8敗のシクサーズ。ある種、どっちも勝ち星が必要な状況だったわけですよ。そんな試合前、なかなか傑作な画像がtwitterで流れました。

Ap6xA_VCIAAQQan


※画像引用元

私がこの画像を知ったのはこのツウィートなんですが、追加されたコメントが"Jordan didn't like me either"だったのには思わず受けてしまいましたw ああ、そう言えばシクサーズの現HC、ダグ・コリンズはジョーダン時代のブルズを率いた後、フィル・ジャクソンにその座を譲ったのでしたね。後にジョーダンがウィザーズで現役復帰した際にコリンズがHCに就任した事で2人の関係は思ったほど悪くなかったのね、となりましたが。ま、本当はコリンズが何と言ったかは知りませんが、HCという仕事の悲哀を良く知る2人ならではの良いショットだったと思います。

ともあれ、本日のアウェーゲーム、マジックはタコルーを欠き、Q.リチャードソンを欠き、更にはライアンも復帰ならずという厳しい事態に直面しました。この状況でヴァンガンディHCが並べたスターティングラインアップはこちらです。

ネルソン
レディック
J-Rich
グレン・デイヴィス
ドワイト


今季度々見せていたJ-RichのSF起用を先発からやらざるを得ない状況に追い込まれたんですね。これでマジックのチーム状況に余裕があるならリギンズなりジャスティン・ハーパーなりを試してみるのも手なんですが、なんとしても連敗を脱出したいこの状況下ではそんなトライに挑む余裕すらありません。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=320407020
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-07/sports/os-orlando-magic-philadelphia-76ers-0408-20120407_1_redick-magic-offense-chris-duhon
http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/8/2933565/philadelphia-76ers-orlando-magic-final-score-2012-recap

かくてマジックが臨んだこのゲーム、序盤はいきなりマジックが12-2と謎のジャンプアップスタートを切るものの結局追いつかれます。そしてシクサーズはミークスが絶好調。背中の痛みを抱えたドワイトを1Qフル出場させた上に2Q序盤まで引っ張るという厳しい選手起用のマジックを尻目に次々ショットを決め、2Qには形勢逆転。37-45と完全にひっくり返った状態で後半へ突入します。

が、マジックも3Qに再び押し返します。ここで頑張ったのはグレン・デイヴィスでした。デイヴィスはドワイト不在時の好調をそのまま維持し、この3Qに次々とショットを決めまくってマジックを牽引し、再び試合を互角の展開に持ち込みます。彼が23点目となるFTを沈めて3Qを締めた時、スコアは62-61。なんとマジック、再びリードを奪ったのです。

4Q、マジックは戦い続けました。Q開始すぐドワイトのダンク、J-Richの3、そしてドワイトのフック。一気に8点のリードを取ったマジックに対してシクサーズはヤング1人で8-1ランを決めて1点差に戻しました。が、今度はレディックが立ち上がります。マジック得意のスクリーンでフリーになるとレディックは次々とジャンプショットを沈め、一度は再逆転してきたシクサーズを再度突き放しにかかります。特に残り3:23に決めた3ポイントで6点差に引き離したのは大きかったです。この事態にシクサーズはレディックのディフェンスになんとイグオダラを投入したほどでした。

なおもホリディのジャンパーとルー・ウィリアムズのFT×2で再度2点差に迫ったシクサーズはしかし、この後全くオフェンスで得点出来なくなりました。その間彼らはドワイトをフリースローラインに送り続ける事となります。が、この日のドワイトはFTの成功率が良かったんですね。この終盤に8本のFTを放って5本、試合を通じて18本中12本。2/3の確率は彼としては上々でしょう。このFTで最後はシクサーズも試合を投了したと言えます。ともあれ、ここにマジックの連敗はストップ。苦しみながらもマジックはキッツイ状況下で勝ったのです。

http://www.nba.com/games/20120407/ORLPHI/gameinfo.html#nbaGIboxscore

ドワイトはFG4/14ながら20得点22リバウンド6アシスト2ブロックと、背中を痛めて苦しみながらも結果を出しました。少なくともヴァンガンディをクビに追い込みたくて手を抜いているといった憶測は否定出来たと思います。そして素晴らしかったのがグレン・デイヴィスとレディック。デイヴィスは23得点12リバウンドでライアン不在の穴を埋める活躍を見せましたし、レディックは4Qのスパークで19得点4リバウンド2スティール。J-Richも10得点ですが8リバウンド5アシストと微妙にタコルーっぽいスタッツで結構良かったと思います。ネルソンはFG2/12で8得点5リバウンド3アシスト3TOと微妙でしたがまあ彼も故障上がりですからね。結局ベンチから出てきたのはデュホン、ウェイファー、クラークの3にんでしたが3人とも特筆すべき点は特に無しですね。ネルソンとデュホンという超小型バックコートが一瞬見られた事だけご報告しておきます。

では、まずスタンのおっちゃんの喜びの声です。

“I told them that's the best one of the entire season.”

うん、そうですね。今年メンタル的にも戦力的にも一番タフな勝利だったかも知れません。続きましてレディックさんどうぞ。

“That was the best I felt after a win in a long time. Seriously, I was screaming on my way back to the locker room.”

あのイケメンレディックがそこまでテンション上がりますか!ロッカールームへ引き返しながら叫びますか!レディックさんもう一言お願いします。

“One of the things that I talked about with Dwight was that our spirit has been kind of crushed a little bit these past five games. We had to get that spirit back, and I think we did that.”


精神的なものがちょっとこの5試合壊れてたよね、とレディックはドワイトと話していたそうです。おお、アンチスタン派とスタン擁護派が手を組んでいる。では、ドワイトさんどうぞ。

"I'm not a bad guy. Regardless of whatever's being said or how people want to portray me, I'm still going to be who I am. I'm the same person. I've never been a bad guy my whole life. But it happens. Everybody goes through trials and tribulations or whatever. This is what makes you. I'm not going to let it break me."

うむ、言い訳はまあ聞いときましょう。

"Like I've said before, regardless of how many points I've got, I would never quit on my team, I would never quit on my coach, I never quit on anything. I'm not a quitter. That's just in me to play hard and fight every night."

“I gave everything I had. That's what we've all got to do every night. Despite everything that happens around us, when we step on the court we've got to just give everything we've got.”


これは認めましょう。確かにドワイトは背中を痛めて苦しそうな中、文句言わずにハードにプレーしていたと思います。

“I just think our effort, our energy was where it needed to be the whole game. We just kept believing that we were going to make the next shot and was going to get a stop every time down. So it was a great win for our team.”

チームをかき回してるドワイトが言うのも変ですが、まあ確かにチームの勝利ですので良しとしましょう。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/7786679/dwight-howard-did-not-ask-orlando-magic-gm-fire-stan-van-gundy

なお、試合前にオーティス・スミスGMはドワイトがヴァンガンディHCの更迭を頼んだという話を否定しました。また、今季終了まではスミスGMがHCである事を明言したものの、来季以降もそうであるかは言を濁しました。まあ、スミス自身も今季終了後にマジックに留まっていられるか分かりませんからね。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/basket/headlines/20120408-00000017-spnavi-spo.html

ともあれ、連敗は何とか止まりました。現状をシンプルに纏めればこの杉浦大介さんのコラム通り、マジックは未だ混迷の中にあると言って良いでしょう。ですが、理由はともあれ何だか弛んでいたチームに危機感が再度芽生えたのも事実です。レディックがそうだったように、マジックの面々の闘志に再び火が点り、再度高みを目指すチームとして再浮上する事を信じたいと思います。






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ペイサーズ103-98サンダー
キャヴス84-80ラプターズ
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グリズリーズ97-82ヒート
スパーズ128-103ホーネッツ
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ジャズ104-98ウォリアーズ
ナゲッツ105-99サンズ
ロケッツ112-107レイカーズ

☆本日のハイライト
・ペイサーズの勢い、サンダーも倒す
・その隙にスパーズ、10連勝で遂にウエスト1位を奪取
・グリズリーズ、ヒートのホーム連勝を17で止める
HCの警告も空しくバイナム退場、レイカーズもロケッツに敗れる
・アルドリッジのブザービーター、マヴスをOTで仕留める
・ホークス、勝ってマジックを抜きイースト5位浮上
・プレーオフ出場枠の争い、ナゲッツがサンズを2ゲーム差に突き放す
・バックスは東8位のニックスに1ゲーム差と迫る

Dwight_Howard_Stan_Van_Gundy


※画像引用元

さてさて、ドワイトとヴァンガンディHCの確執的なものが遂に明白に示されてしまったマジック。twitterでも物凄い勢いで色々と騒がれ倒したドワイトさんは今やレブロンと同格、またはそれ以上の悪役扱いになりそうな勢いですね。そう言いつつメディアのトップニュースは既にそっちではなくなりつつあるので、実際にはジャージー火祭り程の炎上になるのかねこれ?という疑問は正直あります。



とはいえ、やはりあれだけやらかしてしまった上に試合後の記者会見がこの体たらくだったんでは彼のイメージ失墜は裂けられそうもありません。トレードデッドラインでフラフラしてた時点でドワイトにガッカリしていた向きもあったと思いますが、今回の件で更にガッカリ度アップですよね。



はいこちら、ニックス戦終盤でのこの笑顔も後々問題になりそうです。見たところオーランドの試合なのに大勝利に沸くニックスファンに対する半ば挑発的なニュアンスのしぐさもあったようですが、そうだとしてもどう見ても白い歯を見せる場面じゃないですよね。ましてや自分がやらかしてしまった後だというのに、です。KG先輩が今もしマジックのメンバーならブチ切れて試合後呼び出しの刑でしょう。KGを知るグレン・デイヴィスとウェイファーならそう思っているかも知れませんね。

では、NBAのOBの皆様のご意見を伺いましょう。まずはマジックの先輩、デニス・スコットです。

DSA! Damn Shame Awards! D12

これ、ニックス戦での敗戦直後のツウィートです。あのシャックと一緒に陽気にやっていたスコットが「Damn Shame Awards!」とはなかなか激しいですね。

http://sports.yahoo.com/blogs/nba-ball-dont-lie/stan-van-gundy-dwight-howard-gives-inside-nba-154633646.html;_ylt=AlfQhvwqPC4SypGgZ0S0hGm8vLYF

もっと多くのOBのご意見を伺いましょう。はい、これは豪華です。TNTの「Inside the NBA」にてこの問題を語ったのは御馴染み籠球界のご意見番チャールズ・バークリー、現役時代以上に口の立つケニー・スミス、そしてドワイトには一言あるシャキール・オニールの面々です。あと1人はキャスターのアーニー・ジョンソンですね。





http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-05/sports/os-charles-barkley-stan-van-gundy_1_stan-van-gundy-dwight-howard-charles-barkley


ここはオーランドセンチネル紙の方が記事として纏まってますので、そちらを引用しましょう。

Charles Barkley: "Let me take this one from here. I want to go right for the jugular on this one. We don't know what's true it's all conjecture. I don't think Stan Van Gundy should have broke that out right now and I don't think Dwight Howard should have asked to have his coach fired. But I have a serious problem with somebody in management. If they had a private conversation with Dwight Howard, it should have stayed private. They should not have shared it with coach Van Gundy. I like coach Van Gundy, I don't think that was the appropriate time to drop that bombshell, especially on game day. But like I say, Dwight Howard should not try to get his coach fired. But whoever the scumbag is, if it's true, who had a private conversation with Dwight Howard to leak that to coach Van Gundy, that's just a punk [expletive] move in my opinion."

Kenny Smith: "I get what you're saying about the private conversation. But it was always private until Van Gundy says it to the media. He didn't have to say it. So now if he doesn't have to address it at all, why does he address it? That's Otis Smith's job to address that. Is this coach being fired? He's the only one who fires and hires is the general manager. That's Otis Smith's job...I don't understand, Shaq, the relevance of him bringing it out. What is he accomplishing by saying it to the media?

Shaquille O'Neal: First of all, private conversations should never be brought public. I think it was a bush league move by Stan Van Gundy, really, personally. First of all, he's lost his team forever now. That right there can never be repaired. You threw your main guy under the bus. Even if you guys did have a terrible relationship now it's even worse. It cannot be repaired. Even if they did have that conversation, I think it was the right conversation to have. Let me tell you why, players respect guys with proven resumes. You know Stan's been there a while, he's a good coach. But as you know in this league, good is not good enough. It's all about winning championships and I think sometimes they don't respect his decision making.

Ernie Johnson: What's more of a bush league move, going to management move and saying you need to fire this coach or a coach responding to a question about 'hey you're hearing this what do you feel about it?'

Shaquille O'Neal: It's been done before. If I'm working in a corporation and I'm one of the leaders and I'm talking to the head [guy] and you guys are trusting me, it's been done before behind closed doors...trust me, it's been done before.


各人の意見を簡単に纏めるとこんな感じですかね。

バークリー「俺達は何が真実か知らない、全て推測だ。スタンはバラすべきだったと思わないし、ドワイトはコーチをクビにしてくれと頼むべきだったと思わない。だがマジに問題なのはマジックのマネージメントだな。ドワイトとプライヴェートな会話をしたんなら秘密にしとけよ、ヴァンガンディに披露するべきじゃない。」

ケニー・スミス「プライヴェートの会話についてはチャールズに同意見。でも、ヴァンガンディがメディアに言うまではプライヴェートだった、彼は言うべきじゃなかった。それを言うのはオ−ティス・スミスの仕事だ。解雇・雇用するのはスミスだけだ。」

シャック「プライヴェートの会話は決して公的なところに持ち出されるべきじゃない。それはスタン・ヴァンガンディによるマイナーリーグムーヴだったと思う、実際に個人的にね。彼は今チームを永遠に失ってしまった。その権利は決して修復出来ない。(マネージメントとドワイトが)あんな会話をしたとしても、それは正しい会話を持ったと思う。スタンはマジックでしばらく良いコーチだった。だがこのリーグでは、『良い』は十分『良い』ではないんだ。全てはチャンピオンシップを勝ち取る事であって、時々マネージメントとドワイトはスタンの意思決定を尊重していないと思う」


あれ、3人とも矛先はドワイトに向いていないように見えます。バークリーはマジックのマネージメント、ケニー・スミスはオーティス・スミス、シャックはスタンを主に責めてませんかねこれ。特にシャックは完全にドワイトの味方っつーか、弁護士か!って感じですね。これは思うにシャックもHCについてはフィル・ジャクソン以外は色々あったからでしょう。彼はフランチャイズスターならそれぐらいの権利はあって当然、というスタンスなんじゃないかなと。

なお、ヤフーの記事の方を見てみるとバークリーがマジックのニックス戦大敗に大変おかんむりで「精神的な混乱の中にいるドワイトとチームメイト達を見るのは、スポーツを愛する者として失望した」と言ってます。その他にもちょこまかとオーランドセンチネル紙に書き切れてない内容もあるので、そちらもチェックをお勧めします。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/7784782/orlando-magic-stan-van-gundy-dwight-howard-agree-focus-games
http://www.nba.com/magic/news/denton_feature_040612.html

さて、とりあえずヴァンガンディとドワイトは一時休戦のように見えます。とにかく目の前の試合に集中だ、となったようですね。ドワイトもとりあえずこんな言い訳を口にしております。

“I'm not a bad guy. So regardless of what people may say, they aren’t here and they only go by what they hear or read somewhere. But everybody knows me knows that I'm not a bad guy. I've been the same guy from Day 1. People can say whatever they want and that's the life we live now where the drama is what sells. But I'm not going to change who I am. I'm not going stop being the fun-loving Dwight. But it's just a tough situation for everybody.”


タフなシチュエーションを生み出したのはお前だろと突っ込まれそうです。ドワイトはなぜ自分がこんなに責められてるのかまだ分かっていないかも知れません。悪者じゃないよって大概の悪者は主張するという事を、ドワイトは分からないといけません。ああそうか、スーパーマンみたいな分かり易い悪役しか見てないんですね彼は。誰かドワイトに「ふっふっふっ、本当は私が黒幕だ」みたいな話でも教えてあげて下さいな。・・・銀魂とかか?

“We'll keep that in the family and we'll keep that in the locker room. There's no need to go back and forth with what (Van Gundy) said. What we said will stay between us and the team. There's no need for me to clear the air. It's on us as a team to stick together as a team.”

“Right now the leader is getting attacked from all angles and it's my job to stay strong for the team and not allow anybody to break my spirit or who I am as a person and the rest of the guys will follow. We can still be effective as a team as long as we stick together through this and fight through it. It's a very tough situation, but we're going to do what we can. ”


ヴァンガンディが言った事を蒸し返さず、触らずに行こうというスルー作戦を取るみたいですね。果たしてその作戦で行けるでしょうか?

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-07/sports/os-orlando-magic-news-0408-20120407_1_stan-van-gundy-gundy-and-general-manager-orlando-magic-coach

http://espn.go.com/nba/story/_/id/7786679/stan-van-gundy-wants-return-coach-orlando-magic


それと言うのもですね、ヴァンガンディHCはオーランドセンチネル紙のインタヴューに対して、来季以降もマジックのHCとして引き続き指揮を執りたい旨の発言をしているんですよ。

http://probasketballtalk.nbcsports.com/2012/04/07/report-howard-wanted-brian-shaw-or-michael-malone-to-replace-van-gundy/
http://www.cfnews13.com/content/news/cfnews13/sports/article.html/content/news/articles/bhsn/2012/4/7/bhsn_exclusive_who_d#.T4CftA-QmBI.twitter

ところがここに来て、Kenchさんツウィート情報で知りましたがドワイトがヴァンガンディの後任として元セルティクス、マジックかつレイカーズの選手であり、レイカーズでACを務めていたブライアン・ショー、そしてマジックの現ACであるブレンダン・マローンの息子でウォリアーズのACであるマイケル・マローンを望んでいるなんて報道まで出てきた訳です。ほう、マクミランじゃないんですか。

http://www.hoopsworld.com/why-would-howard-want-van-gundy-gone

なぜドワイトがヴァンガンディでなくこういう若いHCを臨んでいるのか、最近大活躍のHOOPSWORLDさんが説明して下さいました。大雑把に申し上げれば、ドワイトはヴァンガンディみたいな「俺はコーチする、お前はプレーしろ」タイプの古典的HCよりも、スコット・ブルックスやタイロン・コービンみたいなスター選手達と距離を取らないで積極的に話しに行くタイプのHCを望んでいるんですね。別におっさんが駄目とは限りません。ポポヴィッチやカーライルはおっさんですがスター選手達と親しくやっていくスタンスですからね。ドワイトが嫌がっているのはヴァンガンディのスターを突き放してやっていく、星一徹なスタイルなのでしょう。

しかし、HCとスターが仲良くやっていくスタイルが果たしてドワイトにフィットするスタイルなのでしょうか?あれはデュラント、ダンカン、ノヴィツキーといった独り立ち出来ている、はっきり言えば大人の選手達だからこそHCとのそういう関係が成り立つと思うんです。今季ここまでチームを振り回して来たドワイト、そして今も好調だったチームにむしろ混乱を巻き起こしているドワイトにそういうコーチが良い結果を出せるでしょうか?私はドワイトにはそういうタイプのコーチはまだ早いと感じています。

http://probasketballtalk.nbcsports.com/2012/04/07/andrew-bynums-two-steps-up-one-step-back-dance-with-maturity-continues/

またまたKenchさんツウィート情報の力をお借りしてしまいますが、レイカーズの高卒センター仲間、バイナムも丁度今その未熟さを指摘されていますね。彼の場合はフィル・ジャクソンから若いマイク・ブラウンにHCが代わって、より問題が顕在化してしまったように思えます。既に自立したコービーにはHCの交代で変わることはありませんでしたが、バイナムにはまだマイク・ブラウンみたいなタイプは早過ぎたんじゃないでしょうか。テクニカルファウル道ではバイナムの上を行くドワイトが、ヴァンガンディからより若い、ヴァンガンディよりはドワイトに厳しくないHCに代わった時、バイナムと同じ過ちを犯さない保証はありません。

さて、最後にここでH誌4月号P83にある、ドワイト特集記事「NBAスーパースター立志伝Vol.12 Dwight Howard」に掲載されているヴァンガンディHCのインタヴューを引用しましょう。ヴァンガンディは2008年の頃には、ドワイトが高得点を記録しても必ずしも勝利に繋がっていない事、33勝21敗のチームがドワイトが3ブロック以上を記録した試合では22勝3敗だった事などをドワイトに対して諭していたそうです。そしてドワイトについてこう語るのです。

「いつか私にもマジックを去る時があるかもしれない。その時、ドワイトが私を嫌っていてもかまわない。でも・・・あのコーチは、十分に僕を鍛えてくれなかったとだけは言われたくないんだよ」

・・・どうでしょう?私はドワイトに必要なのは依然として、こういう厳しいスタンスで臨むHCだと思います。ここまで縺れて両者が来季以降マジックで共存出来るかと言われれば極めて困難であると言わざるを得ませんが、私は何とかそうなって欲しいと願う次第です。



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☆本日のハイライト
※全部マジックが持って行きました



春の嵐が、再びオーランドに吹き荒れつつあります。ウェルカムバック、レブロンストリートへ。

今日のニックス戦前、スタン・ヴァンガンディHCから飛び出した「ドワイトは自分を解任して欲しがっている」というコメントはたちまちNBA関連報道のヘッドラインを独占してしまいました。トレードデッドラインも終わり、後はプレーオフ開始まではせいぜいMVPはじめ各賞の候補予想とプレーオフ席取り合戦ぐらいしかトピックが無いはずだったのが一転、悪い意味でマジックがリーグを席巻してしまった訳です。

あれだけ自らの進路を迷いに迷いまくった為に悪くなったイメージを、レブロンやカーメロと違う道を選んだという事で「Loyalty」の信奉者というポジションを確保する事で改善出来たはずのドワイトでしたが、このスタンのコメントを持ってドワイトは再び悪役商会に出戻りです。しかも、移籍騒動→Loyaltyのコンボからさして日が経ってないところが更に皆の印象を更に悪くしてしまった感はあります。

つーかですね、今回なんと一部始終が映像で録画されているじゃないですか!おいおいこれはドワイトさん、なかなか言い訳利かないんじゃないですかね。では、ドワイトが後で事の顛末を聞かされて真っ青になったという噂の映像を、是非ご覧下さい。凄い絵ですよこれ。



http://www.hoopsworld.com/what-stan-van-gundy-really-said

前回紹介済のHOOPSWORLDの記事から、以下両者の発言を全て抜粋します。まずはスタン。

“Look, stuff like that, it happens in the NBA and when it comes out that one of the highest profile guys in the league has asked for his coach to be fired. It's going to be the story, but it's disappointing. I'd rather not have it come out, but I'd rather it hadn't rained a couple of days ago. Life goes on.”

で、ドワイトがスタンを辞めさせたがってるんじゃないの?という質問に対しての回答がこちら。

“I didn't say it was untrue. I just said you move on. Look, what's important right now is that we play basketball, but that's where our focus needs to be. There doesn't need to be any focus on my job security. Nobody has to worry about me. I'll be fine. If I need to, I could get another job. I have money put away, so there's no concern about my job security and there shouldn't be any concern about what Dwight wants right now, honestly. That's not what it's about. What it's about is everyone of us, coaches, players, everybody, Dwight, his teammates and all of us as coaches working our asses off every single day to get better as a team and get ready for the playoffs. That's what it's about and that's what it's got to stay about. The rest of it is, management takes care of all of that, they decide it. The day you take a coaching job, I don't think there's anybody taking a coach job in this league saying ‘I'll probably be here until the day I die.’ (Stuff)’s going to happen at some point. You don't worry about that.

・・・微妙な言い回ししてますね。「それが真実で無いとは言わなかった」ってどえらい遠回しな表現です。ただ、スタン自身はそんな事より目の前の仕事だろ、という事を本当は言いたいのでしょうね。HCの仕事なんていつクビになるか分からないもんだ、そんな事気にしない、ってな感じですね。

“Yes. I know he has. That's just the way it is. So, again, I've been dealing with that all year. It's not anything real bothersome. You go out and do your job.”

これは要するにドワイトは自分をクビに出来る権利を持ってる、ぐらいの意味でしょうか?それともクビにするリクエストをしている、という現在完了形でしょうか?

“It's not a matter of being committed to me, it's a matter of being committed to the team and trying to do everything you can to help the team win games, that's all I'm concerned with. As far as the other stuff, I don't think that matters. I don't need love and support here at my job. I'll turn to my family for that. I don't need these guys giving me hugs and pats on the back. I don't really need that.”

これは今まで言った事の繰り返しみたいなもんですかね。さて、ここからが動画の発言です。

“(Management) hasn't told me anything. They don't need to. I'm the coach right now and I'm the coach until they decide I'm not the coach. They don't need to tell me anything and I don't expect them to tell me anything. What I expect is that we play better defense tonight. You guys think that stuff's crazy but that's honestly the truth. The rest of it, I said this before. I don't care about that stuff. If they want to, it's 12:02 right now. If they want to fire me at 12:05 I'll go home and find something to do. I'll have a good day. I'm not worried about that at all. What I'm worried about is at 7:00 tonight are we going to be able to guard Carmelo Anthony? That concerns the hell out of me.”

このあたりはESPNの記事にも出てましたね。

“Look. If you're a player, I mean, forget players. Anybody in this world, I'll bet in this group that we have at least one person here who has an issue with their boss and maybe doesn't like them. Maybe one person in this room, but still works very hard and does a very good job. That's normal, every day life for everybody and it's no different for anybody else. What matters is how people approach their job and go out and do it on the floor. You're playing for your own pride, for your teammates more than anything else. That's what matters.

“To me, since everything came out yesterday, I'll be honest, you know you're going to get asked and you think about how you're going to respond and the whole thing. The only thing I'm ever uncomfortable with is bull(puckey) and so to come in and no comment or deny that it's true and everything. The only thing that ever liberates me is be honest and deal with what's out there. Some people have a hard time with what's out there I guess but to me that's a lot easier to deal with than bull(puckey).”


マジックのマネージメントはドワイトの言う事を聞いてるの?の質問に対する回答がこちら。

“I have no idea. Obviously, it will be a management decision. They have to make the decision but I'm not worried about.”

・・・とまあ、ここまで話してたらドワイトが乱入してスタンの肩を抱きながら喋り出した訳ですよ。

ドワイト“Yeah, Stan, we're not worried about that, right?”

スタン“That's what I just said. We have to be worried about winning games.”

ドワイト“What's our main concern?”

スタン“We have to be concerned with stopping Carmelo Anthony and the New York Knicks.”


・・・てな感じで2人の絡みが記者達の前で展開された後、スタンは映像の通り退場となり、あとはドワイト独演会となった訳です。

http://scores.espn.go.com/nba/preview?gameId=320405019

twitterと映像の力は偉大です。あっと言う間に情報は拡散し、ドワイトのイメージは最早嘘つきそのものです。私もすいませんウェイドさん、貴方の言う通りでした、「Loyalty hahahahaha」と焼き土下座しなきゃいけないレヴェルかも知れませんよこれ。その結果ドワイトを待っていたものは、あれだけの移籍要求をしていた時さえもほぼ聞こえなかったブーイングだったのです。ええ、ホームにニックスを迎えてのゲームだったんですよ。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=320405019
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-05/sports/os-orlando-magic-new-york-knicks-0406-20120405_1_live-updates-stan-van-gundy-dwight-howard
http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/5/2929332/orlando-magic-vs-new-york-knicks-final-score-dwight-howard-stan-van-gundy
http://www.nba.com/games/20120405/NYKORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

更に間が悪い事にマジックはまたしてもボロボロでした。ライアンは引き続き戦列を離れ、ドワイトとネルソンは復帰したものの病み上がりか不調。特にドワイトはタイソン・チャンドラーのディフェンスもあって前半0得点と来たもんです。ようやくFGを決めたのは3Qの終わり頃、残りのFGなど殆ど無意味なガベージタイム寸前のものだったのです。



まだ万全では無いだろうドワイトのコンディションには正直同情します。しかし、自分がHCを解任したいと皆に思われている状況で、自分が得点なりリバウンドなりで結果を残せなかったら何と言われるか分からなかったドワイトではないでしょう。それにも拘わらずこの体たらくだったのでは尚更観客に不満が残ります。「ああ、スタンの言った事は本当なんだ」と思われるのは自然な話です。これがドワイトの追加バッシングポイントその1でした。

追加バッシングポイントその2がまたヤバいんです。不運が重なってタコルーも試合を抜けた事もあって、不甲斐無くリードを奪われブローアウトされたマジックのベンチで、なんとドワイトは笑っていたというんですね。5連敗に沈むチームを盛り立てようとしたのか知りませんが、普通「チームがボロ負けしているのに笑うとは何事か!」ってなりますよね。いや、この場合はもっとヤバくて「OK、これでスタン更迭は決まったな」と思ってた疑惑さえ持たれるでしょう。

そしてとどめ、追加バッシングポイントその3が試合後のインタヴュー。当然ながらスタン関係の質問が飛び交う中、ドワイトはそれらの質問に全て「Next Question」としか答えなかったのです。これ、最早スタンの言った内容、解任要求を認めたようにしか聞こえません。

かくてドワイトはまたしても、自覚しているかは分かりませんがレブロンもビックリの悪役になってしまいました。あの移籍騒動の際、一旦ETOを破棄すると言った後にそれを取り下げた時と同じですね。あの時、あのままドワイトがネッツ移籍まで突っ走っていたらこれぐらいの勢いで大騒ぎになっていたでしょう。つまり、今はそれぐらいドワイトに凄まじいアゲンストが吹いているんです。特に嘘つきイメージが付いたのはベイビーフェイスだったドワイトには甚大なダメージでしょう。

こうなるとドワイト側が打てる手は正直限られます。一番安全なのはあの移籍騒動時と同じく、全面的に撤回してスタンに詫びを入れる、これでしょう。もっとも、既にカメラの前であんな芝居をしてしまったドワイトが今更何を言って信用してもらえるのか、って話です。

言葉で駄目なら行動で示すしかありません。焼き土下座する訳にも行かない、てか土下座ごときではパフォーマンスとしか見てもらえないだろうドワイトがここから立ち直るには何をすれば良いのでしょうか?ひとつ考えられるとしたらそれは契約延長、ですね。ドワイトが少なくとも3年はマジックとの契約を延長し、スタンも同じく契約延長を発表し、2人揃って仲良くサイン、ぐらいやらないととても信頼してもらえないでしょう。あるいはエージェント、ダン・フェーガンと手を切るのという手法も考えられます。以前から言っていた「間違ったアドヴァイス」がフェーガンによるものだった事にして、彼に色々押し付けて逃げるのもアリかも知れません。

このままドワイトが押し切り、今すぐHCとGMを交代、も選択肢です。ただ、ドワイトが果たしてバッシングの嵐に耐えられるでしょうか?ドワイトはシャックの事しか気にしていなかったでしょうが、ドワイトは今、シャックの元相方、ペニーと同じ道を歩みつつある事に気付いていないと思われます。古株ファンなら勿論ご存知ですよね。シャック移籍後にペニーが音頭を取ってブライアン・ヒルHCを解任に追い込んだ結果、一気にマジックファンからバッシングを受ける存在へと舵を切ってしまった事を。ドワイトはシャックの轍を踏む事を避けたつもりが、今度はペニーの轍を踏もうとしているのです。またしてもドワイトはマジックファンのトラウマに触れてしまったんですね。

GMはともかく、スタンをこのタイミングで更迭したとしてどうなんでしょう?HCをやりたくてしょうがないユーイングの昇格が一番ありそうなシナリオですが、それで勝てると思います?流石に今すぐマクミランを呼べるとも思えませんし。プレーオフまであまり時間も無いこのタイミングでそういうチーム改革はいくら5連敗中でも賢明とは言えません。

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-05/sports/os-magic-van-gundy-postgame-0406-20120405_1_stan-van-gundy-dwight-howard-orlando-magic
http://www.hoopsworld.com/magic-howard-van-gundy-move-past-drama

そして差し当たり、スタンは今季このままマジックのHCとしてシーズンを終えそうです。まあ現実的に考えてそれしか選択肢が無いんですよね。後はドワイトとスタンがお互いにどうやって折り合って行くかです。それが今季までなのか、来季以降も続くのかはちょっと現時点では全く読めませんが。レディックがスタンのためにプレーしたいと言ってたりするように、スタンは選手達の信望を失っている訳ではないようですし、その意味でも性急なHC更迭は起きないと見るのが正解でしょう。

http://www.nba.com/magic/news/denton_turkoglu_040612.html

悪い事は重なるもので、タコルーはこのニックス戦でカーメロの肘を顔面に喰らい、手術の為に3週間の欠場となります。つまりレギュラーシーズン終了までタコルーは戻らないのです。プレーオフには間に合うという事だけが救いですが、ライアンに次ぐこの戦線離脱は痛いですね。ついでに言えば、Q-Richも背中のこりの為、次のシクサーズ戦を欠場する見込みです。こうなってくるとリギンズを筆頭に若手起用も必要になってくるでしょう。グレン・デイヴィスはじめ主力選手達の出場時間を伸ばし過ぎて彼らまで故障してしまったらもう悪循環ですからね。

全く今季のマジックは退屈させてくれません。ドワイトの移籍騒動でシーズン前半をかき回し、それがようやく収まったと思ったら今度はスタン解任騒動と来たもんですよ。これでハッピーエンディングだったらマジで映画化決定なんですけどね。ただ現状は5連敗、イースト6位に転落、相次ぐ故障者、そしてHCとエースの対立、これが現実です。このままチームは空中分解してしまうのか、それとも奇跡的なカムバックがあるのか。今季試され続けて来たマジックというチームにとって、これはもしかすると今季最大の試練が訪れているのかも知れませんね。





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☆本日のハイライト
・レブロン「ワイがMVPや!ほんまもんのMVP魂を見さらせい!」デュラント「ぐぬぬ」
・東西人間国宝対決、1点差でサンアントニオの職人達が勝つ
・イーストプレーオフ争い組はペイサーズ、ホークス、バックス↑、セルティクス、シクサーズ↓
・レイカーズ、コービーのクラッチショットでL.A.マッチを制す
・マリオンが16点中10点を4Qに集中、マヴスが疲れてリラックマ状態のグリズリーズを倒す
・サンズ、直接対決でジャズを引き摺り下ろして西9位に、8位ナゲッツまで1ゲーム差
NCAAトーナメント優勝のケンタッキー大カリパリHC「だからNBAには行かないと何度言えば(ry」



静かに、不穏な空気が流れております。そんなもん理由は違えど世界中で流れてるもんなんですが、オーランド・マジックにとってそれはつい最近まで、チームのフランチャイズスターがまたしてもチームを去ってしまうという危機でした。今、とりあえずそのリスクが(トレードが無い限り)来季終了まで棚上げされたマジックには当面、何の問題も無いはずだったのです。

ところが、あの時実はマジックに吹き荒れていたドワイト騒動の嵐の中に、見逃せない一陣の風が吹いていたのに気付いた方はいかほどいらっしゃったでしょうか?あのトレード騒動ではドワイト自身の去就に話題が集中していたため注目度は当然ながら低かったものの、それは決して聞き逃せない不協和音だったのです。

「ドワイトが自分をクビにしたいならすればいい」

覚えているでしょうか、この言葉を。これはドワイトがヴァンガンディHCとオーティス・スミスGMを更迭して欲しいらしい、という情報が流れた時に二人が口を揃えて語ったコメントです。あの時、冷静に考えてみればこれは不思議な情報でした。まだドワイトが移籍するともしないとも確定していなかったあの時、私が何と書いたかを当時(まだそんなに日にち経ってませんが)のエントリーからセルフコピペしてみましょう。

マジックは既にドワイトに対してトレードデッドラインまでに優れた選手を加える事を約束し、ドワイトはスミスGMとヴァンガンディHCの運命(クビか否か)を決める事が出来るんだそうです。つまりもうスミスGMの頭ごなしに、マーティンスCEOとドワイトの話し合いで事は進んでいるのでしょう。

トレードデッドラインまでの約束はドワイト自身の一人夢芝居もあってご破算となりましたが、そこはどうやらオッケーであるようなので省略しましょう。今の問題はそこじゃないですね。ええ、その後のセンテンスこそが重大です。

要するにこの時、ドワイトとマジックフロント側で駆け引きがあったんだろうという推測が成り立つ訳です。ええ、もうお分かりですね。ドワイトはマジックに残り、しかもアーリーターミネーションを破棄する代償として、マジックの人事権をより掌握しようとしたんじゃないの?って仮説が成り立つんです。この可能性をいち早く示唆したのはヴァンガンディでした。いいえ、うちのHCじゃなく弟さんの方です。弟ジェフ・ヴァンガンディは兄さんの危機に立ち上がったんですね。鋼の錬金術師か!

http://articles.orlandosentinel.com/2012-03-27/sports/os-mike-bianchi-magic-knicks-0328-20120327_1_dwight-howard-stan-van-gundy-magic-fans

http://hangtime.blogs.nba.com/2012/03/28/jeff-van-gundy-blasts-howard-magic/


オーランドセンチネル紙のマイク・ビアンキがまず「スタン・ヴァンガンディがニックスの次のコーチになれるか?」という見出しの記事を書いてまして、それを受けてNBA.comに「(ジェフ・)ヴァンガンディがハワードとマジックを非難する」という見出しの記事が載りました。これ、申し訳無いんですけどマイク・ビアンキの記事の方が見出しに全くセンスがありません。ジェフが言いたいのはスタンがニックスのコーチになる可能性じゃなくてスタンがマジックのコーチを解任される可能性のほうでしょうに。ま、ビアンキは敢えて直接的な見出しを付ける事を避けたのかも知れませんがね。つー訳で、ジェフさんの言い分です。

"To me, only the most gullible fans would believe that this was about loyalty. I think it was about power and control. … I don't know what they agreed to, but anybody who doesn't think senior management and Howard have come to an agreement on either trading players to get people he (Dwight) likes or changing the coach or changing the general manager or changing the marketing of him. … Whatever they agreed to, there's been an agreement made.

"… What the Magic senior executives are doing right now is unbecoming. The groveling and begging is hard to read and watch. His (Dwight's) opinion should matter, but the strong organizations stand for something rather than fall for anything."


http://www.clickorlando.com/sports/Sources-Howard-demands-Van-Gundy-be-fired/-/1636890/10177084/-/fpxj9s/-/index.html
http://hangtime.blogs.nba.com/2012/04/04/report-howard-wants-van-gundy-fired/

で、clickorlando.comというサイトにジェフの発言を裏付ける記事が出ました。「ドワイトは(スタン・)ヴァンガンディHC解雇を求めている」・・・これを受けてNBA.comには上のジェフのついての記事と同じライターが同趣旨の記事を書いたのです。NBA.comのブログにこういう内容の記事が連打で載った時点で、私は結構危機感を抱いてはいました。

記事の内容はドワイトもマジックもその噂を否定していたものの、NBAで働く人間には全く驚きでは無いという話、そしてこの件はドワイトの要求に基づいた既定事項であり、マジックは既に今季終了後に決断を下す材料を収集しているというのです。ただ一方で、そこまで事態が進んでいるように見えているにも拘わらず、あるマジックの選手からヴァンガンディが解任されず引き続きコーチを続ける可能性があるという見解も出されていました。また、それを裏付けるかのようにディヴォスオーナーも「ドワイトの意見は聞くが決めるのはワシ等じゃ」という発言をしています。もっとも、意見聞いてる時点で相当ヤバいですけどね。

http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/5/2926878/nba-coaching-rumors-2012-stan-van-gundy-magic-dwight-howard

orlandopinstripedpost.comが上記clickorlando.comの記事を受けて打った続報記事には、ドワイトがヴァンガンディの後任としてネイト・マクミランを望んでいるという記述がありました。マクミランは'08五輪代表のアシスタントコーチを務めており、ドワイトとは知らない仲ではありません。先にブレーザーズを去ったマクミランの手腕については皆さんご存知の通りですね。あれだけ主力含めて故障者が続出したチームをプレーオフに導き続けたマクミランの手腕は確かに評価するべきものです。しかしまあ、まさかブレーザーズがマクミランを出した事がこんな形でこっちに響くとは思いもしませんでしたね。

http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/3/31/2917171/nba-rumors-stan-van-gundy-quit-magic-coach-dwight-howard

実はorlandopinstripedpost.comは少し前に、スタンが今季終了後にHC職を辞任する可能性を既に報じてはいました。これは元はと言えばHOOPSWORLDのスクープです。

http://www.hoopsworld.com/nba-saturday-jason-kidd-discusses-future

こちらでは、マジックの組織内で働いている人間の多くがスタンが今季終了後に辞任すると信じているというのですね。スタンはあのドワイトのトレード騒動をまた経験したくないと考えているというんですね。そしてニックスとブレーザーズがスタンを次期HCにしようとするだろう、とも書いてます。つまり、場合によってはマジックとブレーザーズでHCの交換になる可能性もある訳ですね。

http://espn.go.com/nba/dailydime/_/page/dime-120330-31/weekend-dime-latest-word-big-nba-coaching-decisions

この件、ESPNでも軽く触れられていました。こちらではマクミランがボブキャッツの将来のHC候補でもあるという話も出てますが、今やケチで御馴染みのジョーダンがHCにそんなに金を使うのか?という懐疑論もあったそうです。もうジョーダンオーナーの扱いが少し前までのクリッパーズ、スターリングオーナーと全く同じですなw

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-04/sports/os-orlando-magic-news-0405-20120405_1_stan-van-gundy-dwight-howard-magic-ceo

ともあれ、これらの記事・噂を裏付けるようにオーランド・センチネル紙からまず出たのがこの記事。ドワイトとすっかり仲良しの(?)アレックス・マーティンスCEOが、今季終了後にスタンとオーティス・スミスGMのパフォーマンスが評価を受ける、との内容でした。マーティンスCEOはコーチ・選手達は信じられないほど立派な仕事をしている、とも言ってますが、まあそんなんチームに今刺激を与えたくないからそう言ってるだけなんちゃうん?と言われればそれまでです。火消しのつもりでこんな事を言ったのかも知れませんが、私はむしろ「ああ、本当にドワイトが要求してるな」と確信しましたよ。私が当エントリーを書き始めたのも、この記事を受けてのことでした。

http://espn.go.com/nba/story/_/id/7778991/orlando-magic-stan-van-gundy-dwight-howard-wants-fired
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-05/sports/os-stan-van-gundy-fired-dwight-howard-20120405_1_stan-van-gundy-dwight-howard-superstar-center

で、遂にスタンがぶっちゃけてしまいました。スタン自身が、ドワイトがマジックに自らの解任を求めたと明言したのです。ESPNの方が記事として良く出来てるので、そっちからまずヴァンガンディがシュートアラウンド後に話した事を引用します。

"I was told it was true by people in our management. So right from the top."

"They haven't told me anything, and they don't need to. I'm the coach right now, and I'm the coach until they decide I'm not the coach. It's 12:02 right now. If they want to fire me at 12:05, I'll go home and find something to do. I'll have a good day."


マネージメントの人間からそれが真実だと聞かされた、彼らは自分に何も言ってこないし言う必要も無い。私は今コーチで、彼らが私がコーチでないと決断するまではコーチだ、今解雇されたら家に帰って何かやる事を見つけるだけだよ・・・スタン、全く腹が据わってます。しかも何が凄いかと言って、この直後にドワイトがスタンのこの発言内容を恐らくは知らないままにスタンに話しかけているという凄い事になってます。

「スタン、僕達はそれについて心配する事は無いよね?」

これに対してスタンの返事が、

「それは今言ったよ、我々は試合に勝つ事を心配するんだ」

恐らく、ドワイトはまさかスタンがそこまで踏み込んだ事を言ってるとは思ってなかったんでしょう。せいぜいそれまでの報道ベースで、スタンが今季後解任の可能性がある事について聞かれているんだろう程度の感覚でいたんじゃないですかね。スタンもドワイトへの返事がこれだけってのが凄いですな。

http://blogs.orlandosentinel.com/sports_magic/2012/04/schmitz-take-do-stan-van-gundy-a-favor-and-let-him-go.html

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-05/sports/os-mike-bianchi-stan-van-gundy-fire-0406-20120403_1_stan-van-gundy-dwight-howard-post-shootaround
http://blogs.orlandosentinel.com/en_fuego/2012/04/dwight-van-gundy-feud-means-magic-season-officially-toast.html


マジック側の意向を気にしてか、今までこの件についてあまり触れていなかったオーランド・センチネル紙も一気に記事が出ました。クビにするなら今やれとかさよならコーチとかまあいろいろ書かれております。が、正直これらの記事は何ら問題の本質に触れている気がしないので省略。

http://sports.yahoo.com/nba/news;_ylt=AuGlQDLWaPvSkblJfUk22iK8vLYF?slug=aw-wojnarowski_dwight_howard_van_gundy_magic040512

こういう時はやっぱりこの人でしょう。ヤフーが誇る敏腕記者、ワジロフスキーの出番です。彼はこの状況を明快に解説してくれます。彼に言わせれば、スタンがここでこの発言をした意図はこうです。

「イエス、私は去る。だから溜め込むのはやめよう。私を解雇しようとするのは止めたまえ。シーズンが終われば君の願いは叶う。今は、プレーしよう。勝とうじゃないか」

そういう事なんでしょうね。だからESPNの記事にあるドワイトへのスタンの発言も何ら嘘ではない訳です。そして流石はワジロフスキー、更にこの件の本質を捉えました。

ドワイトはあのトレード騒動の時、自らがレブロンストリート(意味は分かりますよね?)をドライヴしている事に気付いて逆送した、もう1年留まり、オーランドでスタンディングオヴェーションを受け、来夏にこのサーカスをリスタートする・・・ワジロフスキーさんはドワイトのマジック残留をまだ確実視してないのが分かりますね。そして、今回の件についてもドワイトがその要求について明言する勇気は無いと断じています。ええ、恐らくそうでしょうね。そしてワジロフスキーは更に言うのです。

This is a star league, and Howard had always believed that he needed to leave Orlando to have the stage, the platform, to be the biggest in the world. Well, he finally had it on Thursday, and he stood there, stunned, stammering and waiting for someone to save him. Everyone could've lived with this unpleasant truth, this behind-the-scenes reality, but Dwight Howard had to keep playing make-believe in the Magic Kingdom. He finally drove back down LeBron Street, pedal to the floor, and there's no turning back now.

ドワイトはレブロンストリートに戻ってしまった、ですか・・・。確かにそれは否定し難いですね。ドワイトはあのトレードデッドライン前の騒動で謝罪してたのを覚えてますか。彼は自らの去就問題でチームやファンに迷惑がかかった事をあの時詫びた筈です。それなのに今、またしてもこんな問題が浮上してしまいました。無論、あの時言っていた事が時間差で出てきただけであるという可能性もあるとは思いますがね。

しかも、丁度今ドワイトは背中の痛みで欠場中です。チームが4連敗、しかもドワイトが欠場・・・ドワイトはもしかして「スタンがチームを去らなければ出場しない」というストライキをしているのでは?という見解が提示されてもおかしくありません。そうだとしたら相当がっかりですね。スタンは確か「ヘイウッドがドワイトの背中を叩いたからだ」と主張し、わざわざNBA側に映像まで送っていたので仮病とは思えませんが。スタンがドワイトの歓心を買いたくてやったかって?そんな人間が公衆の前で「ドワイトが自分を解任させたがってる」なんて言いますか。スタンはこの件については腹が据わってますよ。

http://espn.go.com/nba/story/_/page/5-on-5-120405/nba-dwight-howard-stan-van-gundy-debate

ESPNも速攻特集記事を突っ込んできました。5人に意見を聞く恒例のフォーマットですが、スタンの解任には全員賛成していないように読めます。選手がHCに解任を要求する事は否定しないものの、出来ればドワイトとスタンの両方残すべきという見解が2人いますね。後の3人はドワイト一択です。そりゃまあどっちかだけ取れと言われればそうなってしまいます。

ところでこの件、ドワイトは当然ですが事実の有無に拘わらず「うん、更迭を要求したよ」なんて言うハズがありません。となると頭にちらつくのは今回のドワイト残留でクビになると噂されながら踏み留まっているあのエージェント、ダン・フィーガンですね。彼はドワイトの移籍を諦める代わりに、新たな方向を目指しつつあるように見えます。即ち、マジックを意のままに操る事です。

彼がまだドワイト移籍を企んでいるという説、そもそもドワイトとフィーガンの打った芝居なんだという説も依然として存在します。が、もしもフィーガンとドワイトがドワイト自身の去就を武器にマジックのフロントを完全に押さえ込もうとしているとすれば、スタンやスミスGMが更迭されるかも知れないという情報は見事に辻褄が合うんです。スミスGMがドワイトの意思を確認せずに補強を行っていた事、それにドワイトがご不満だった事は既報の通りですし、スタンの指揮に関してもドワイトはクラッチタイムに自らを起用する事を望んでいる事を自ら語っていました。色々と好都合なんですよね、ドワイトにもエージェントにも。フィーガンにとっては金銭的な事よりも、どちらかと言えば今回マジックのフロントにしてやられた事へ反撃といったところでしょうか。ドワイトの口を借りて自らの顧客をマジックへ売り付ける・・・なんて事も有り得るかも知れません。

さて、問題はこれでマジックが強くなるかです。私、スミスGMの仕事に必ずしも厳しい評価はしてませんが、ニックス復活の礎を築き上げたウォルシュ翁が代わりに来ると言うならばスミスGMの更迭には異論ありません。しかし、スタンとなると話は別です。前々から一貫して申し上げている通り、もしもドワイトサイドが彼をマジックから追い出そうと画策しているとすれば、それは至って愚かな行為であると思います。彼は現在NBAにおいて間違い無く、ベストコーチの1人です。

スタンを解雇して、代わりに誰を連れてくるのでしょう。マクミランは悪く無いかも知れませんが、スタンと交換するべきかは分かりません。わざわざ交代してチームが弱体化するリスクを考えるとちょっと悩みますね。ラリー・ブラウンやフィル・ジャクソン級の大物が呼べるなら話も違いますが、ブラウンはどちらかと言えば弱いチームの再建の方が好きそうですし、フィルは流石に現場復帰しないでしょう。彼らが呼べない限り、私はスタンの解任がグッドアイデアだとは思いません。今季これだけ危機的な状況だったチームをイースト3位(今は5位に陥落しましたが)に導いた手腕は相当なものですよ。

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-05/sports/os-dwight-howard-stan-van-gundy_1_dwight-howard-dwight-howard-svg

twitterでもドワイトに対する批判が一斉に流れているようです。CBSケン・バーガー記者の「ドワイトはレブロンになりたくなかったが、レブロンより悪くなった」には同感です。他の方の「ドワイトはNBAのキム・カーダシアン(ハンフリーズとセレブ婚して離婚した方ね)だ」もなかなか辛辣です。

・・・さて、この後この件どうなりますかね?恐らくドワイトは世間の風向きの強さに慌ててスタン擁護に動くと見ます。少なくとも今は、です。この件、時間と共に続報が増えそうなのでニックス戦後に更に続きを書く事になるでしょう。

http://www.hoopsworld.com/what-stan-van-gundy-really-said

とりあえず現時点で出た記事では、HOOPSWORLDさんがスタンの発言内容を全公開していますね。この記事はスタンはドワイトが自分の解雇を求めた、とは言ってないという趣旨です。このあたりから事態の沈静化が始まるのでしょうか?ともあれ、続報をお待ち下さい。



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☆本日のハイライト
・レブロン今季ハイの41得点、ウェイド不在もシクサーズを倒す
・カーメロ今季ハイの39得点、アマレ&リン不在でペイサーズに倒される
・スパーズ止まらぬ8連勝
・レイカーズとグリズリーズは辛勝
今日も勝ったサンズのナッシュ、今オフに3年契約を希望



http://gahalog.2chblog.jp/archives/52086156.html

大阪対決だった選抜高校野球も本家大阪の勝ちで幕でしたね。え、準優勝は青森じゃないの?って方、情報のアンテナが感度低いですよ。野球留学ってその地元の人間にとってどうなんだろかと、猫ひろしの件もあって迷える六伍壱です。何しろ光星学院って学校名も凄くて、大阪に星光学院って学校が昔からありますからねえ。学校の歴史は同じぐらいなところがまた謎です。関西に縁有り過ぎだろう青森(^_^;)

http://espn.go.com/nba/story/_/page/5-on-5-120403/nba-draft-anthony-davis-better-blake-griffin

さて、期せずしてセンバツと同タイミングで終わったNCAAトーナメント。エースたるアンソニー・デイヴィスのドラフト1位指名は最早確定事項とさえ思われておりますね。ESPNなんか早くもブレイク・グリフィン以上じゃないかなんて記事を載せています。

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-03/sports/os-orlando-magic-news-0404-20120403_1_jameer-nelson-orlando-magic-magic-fall

そんな中、ここマジックでも母校の優勝を喜ぶOB選手が2人いました。ダニエル・オートン、そしてデアンドレ・リギンズです。彼らは今回優勝したメンバーに知り合いも多くいます。特にオートンなんかは優勝メンバーに元ルームメイトまでいるんですね。母校敗退にガックリなチームメイト達を尻目に、若い2人は喜びを隠すのがさぞ大変な事と思います。が、彼らは正直そんなに喜んでもいられませんでした。別にケンタッキー大の優勝を喜んでいたら先輩方にいびられるとかそんな理由じゃありませんよ(^_^;)だいたい、うちのエースは高卒だからNCAA関係無いですしね。

http://scores.espn.go.com/nba/preview?gameId=320403008
http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-pistons-preview-0403-20120402,0,6394772.story

問題は、マジックの相次ぐ怪我にありました。先のナゲッツ戦にてドワイトが欠場したのに続き、今度はライアン、更にはネルソンまでが今日の試合を休んだのです。ドワイトは背中下部の痛み、ライアンは右踵を故障。更にネルソンは左ふくらはぎの痛みと、先発3人が今日のアウェーゲーム、しかも苦手のピストンズ戦を欠場したのです。なかなかの死亡フラグ立ちまくりですね。

http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=320403008
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-03/sports/os-orlando-magic-detroit-pistons-0404-20120403_1_live-updates-chris-duhon-stan-van-gundy
http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/3/2924119/detroit-pistons-vs-orlando-magic-final-score-recap-2012

しかしながら、デュホン、J&Q-Rich、タコルー、グレン・デイヴィスという見慣れない先発ラインアップで臨んだマジックは予想以上に互角な戦いを繰り広げました。実際3Qが終わるまでマジックは僅差で食らい付いていたのです。マジックの面々は頑張りました。デイヴィスはドワイトの代わりにまたもや大奮起し、またまたキャリアハイとなる31得点、そして10リバウンドをマークしました。シュートが決まらなかったレディックと、そもそもシュートを放たなかったオートンを除けば出場した選手は概ね申し分無いプレーだったと思います。オフェンス面では。

http://www.nba.com/games/20120403/ORLDET/gameinfo.html#nbaGIboxscore

問題は今回もまた、マジックが取った以上にバカスカ点を持っていかれるザルディフェンスにありました。被FG成功率.566 は今季ワーストであり、更には後半の被FG成功率は67%近く。3本に2本のシュートを決められて勝てるか!って話です。ドワイトがいなかった?いたらお前らのディフェンスも良くなるんかいと。ドワイトがいるいないとペリメーターディフェンスの問題は関係ありませんよ。ドワイトの有無以前にマジックのディフェンスには問題があります。

つー訳で今日はHCと、今日の試合で一番頑張ったヒトの小言を伺いましょう。まずはヴァンガンディさん、どうぞ。

"We don't play any defense. Dwight would obviously help, but we don't guard. We don't guard when Dwight is on the floor and we don't guard when Dwight is off the floor. If that doesn't change in the next three weeks, we aren't going anywhere."

ドワイトはディフェンスの助けになるけどドワイトがいてもいなくても我々ディフェンスしてない、これが向こう3週間変わらないなら我々は(プレーオフで)何処にも行けない・・・一言一句、スタンに同意ですね。では次、グレン・デイヴィスさんどうぞ。

"We won't contend for nothing if we don't play defense."

HCと同じ事を、彼はよりシンプルに言ってます。セルティクスでの経験とリングが、彼にこれを言わせる権利を与えているのは前にも言及しましたね。てか、何回同じことを言わせるのかと。

いや、分かりますよ。ライアンがいないからオフェンスリバウンドを取りに行く選手がいないし、ネルソンみたく何とかして得点出来るPGがいなかったし、言うまでもなくドワイト不在でいいようにモンロー以下ピストンズのフロントコートにしてやられましたし。でも、今のマジックのメンバーがピストンズを倒せない戦力だった訳じゃないでしょう。モンローは間違い無く次代のピストンズを支えるスター候補ですけどね。

今日ペイサーズが勝ってマジックが敗れた結果、マジックは東3位から一気に5位に落ちました。これはアトランティック1位のセルティクスには勝率に拘わらず東4位が約束される為です。今日は7位シクサーズがヒートに敗れましたが、このままズルズル敗けが混むようなら6位のホークスとシクサーズが一気にマジックを抜き、7位まで蹴落とす事も十分考えられます。そうなればマジックの1stラウンドの相手は8割方ヒート、そうで無ければブルズですよ。今の位置関係のままポストシーズンに入った場合もマジックはいきなりセルティクスに当たる事となります。

正直、今の体たらくでマジックがプレーオフを迎えるようなら、ヴァンガンディやデイヴィスが言うようにマジックはドワイト達が戻ろうが戻るまいが1stラウンドで店じまいでしょう。現在出場している面々が今のドワイト不在でまだ危機感を持たないならば確実にそうなります。

ところで私は、だったらイッシュ・スミスはじめ若い奴等を使えばいいじゃないと言ってきました。しかし、それも残念ながら多くを期待出来る訳では無い事をHOOPSWORLDのスティーヴ・カイラーさんに教えられました。私も忘れてましたが、今季マジックが指名した面々はロックアウトのため、サマーリーグもなく、コーチングを受ける時間も短いままにシーズンを迎えています。オートンにしても昨季故障でほぼ出番が無く、後はルーキー達と同じ境遇です。要するにチームの基本戦術を理解する時間も機会も少ないんですね。ドラフト上位指名でも無い選手達にそういう順応性を求めるのは可哀想です。ロケッツのイケメン、チャンドラー・パーソンズは別ですが。地元フロリダ大出身のイケメン指名しとけばよかったんや・・・。

つー訳で、カレッジでみっちり卒業までやってきたリギンズや既にNBA経験のあるイッシュ・スミスはまだしも、オートンやジャスティン・ハーパーに今季多くを求めるのは酷かも知れませんね。オートンはこの試合、人手不足もあってか珍しく4Qのガベージタイムではなく試合中の割とまともな時間で出番がありましたが、登場するなりイリーガルディフェンスで笛吹かれてましたからねぇ。ハーパーはシーズン開始前は確かフランスでプレーしてたんですが。

http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/4/2925879/dwight-howard-injury-jameer-nelson-ryan-anderson-magic-knicks-game

ドワイト、ネルソン共に故障は深刻では無さそうですが、次のニックス戦も出場の可否は試合当日の判断となります。そしてライアンは次もどうやら欠場確定・・・キビシイ状況は続きそうです。





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ロケッツ99-93ブルズ
グリズリーズ94-88サンダー
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ジャズ102-97ブレーザーズ
キングス116-108ウルヴス

☆本日のハイライト
・ロケッツ、ブルズに初の連敗を見舞う
・サンダーの連勝は6でクマ吉くん達がストップ
・フォイのチーム記録タイとなる3ポイント×8本成功でクリッパーズ、実に20年振りの6連勝
・ブレーザーズ&ウルヴス、共にプレーオフが遠のく1敗
予想通りヘイウッドがドワイトをしばいた(?)件はお咎め無しの模様
レジー・ミラー、ラルフ・サンプソン、ドン・ネルソン、チェット・ウォーカー、メル・ダニエルズ、ドン・バークスデイル、フィル・ナイト(ナイキ共同創設者)、Lydija Alexeeva(旧ソ連)がバスケットボールの殿堂入りを果たす



はい、こんな日にNBAなんか誰も見てませんね。アメリカではNCAAトーナメントファイナル、日本では台風並みの春の嵐です。因みに例年NBAはNCAAトーナメントのファイナルと、あと準決勝もかな、その日は試合をやりません。これは別に視聴者に対する配慮でも何でもなくて、そんな日に試合やっても誰も見る訳無いじゃんという至ってビジネスライクな理由です。今季は短縮スケジュールでそれどころじゃないので仕方無くスケジュールが被ったというだけの話ですね。

日本で高校野球人気がもっと凄かった時にプロ野球とスケジュール被ったら同じような現象が起きていたでしょうが、高校野球は昼間だからナイターのゲームとは被らないんだなこれが。多分昔からそのあたりは意識してやってたんだろうと思います。逆に言えば、高校野球ってNCAAよりかは商業主義がマシなんかも知れませんな。

さて、今日はほぼ台風みたいなもんが日本縦断中ですので私の会社も14時で業務終了、帰宅中です。電車が止まるか止まらないかって感じですんで、帰れる時にはよ帰りや〜。私も続きは帰宅してからにしますんで一旦アディオス!(←EDDIEさん風)

*************************

で、無事家に辿り着いた私ですが、今日はちょっと前から温存してたネタで行きます。以前、当ブログでNBAでもユニフォームに広告が入るんじゃないかと言ってた私ですが、どうやらその可能性が全く無い訳でも無さそうです。

http://aol.sportingnews.com/nba/story/2012-03-05/sbj-nba-teams-could-vote-on-jersey-sponsorships-in-april

http://content.usatoday.com/communities/gameon/post/2012/03/nba-to-consider-selling-ads-on-uniforms/1#.T3qi0fB1Djs
http://www.star-telegram.com/2012/03/27/3840484/nba-considers-selling-advertising.html

NBAがですね、なんとユニフォームに広告を入れる可能性を示唆しています。4月のリーグ経営者の会議で実際にこの話が取り沙汰されるようです。マーク・キューバンは割と乗り気っぽいですね。

http://espn.go.com/nba/story/_/page/5-on-5-120328-ads/nba-ads-uniforms

この事態を受けて、ESPNも広告入りユニフォーム是か非かみたいな記事を載せてますね。見たところ意見は割れてるようです。気が早い話ですが、どんな会社の広告が入るかの予想まであります。

http://espn.go.com/blog/truehoop/post/_/id/39668/at-right-price-please-advertise-on-uniforms

こちらの記事ではヘンリー・アボット氏がやりゃあいいじゃないの?というスタンスながら、考えられる問題点を挙げています。

・広告ロゴのサイズと設置箇所
・認識し得るグローバルブランドを構築し続ける為に(広告が入っても)目立ち続けるチームロゴとチーム名の必要性
・スポンサーからの利潤をリーグ、チーム、選手達に分配する方法
・広告収入がアリーナ命名権、コートサイドのマーク、TV広告などに対して実際にどれだけ新しいのか


うーん、正直さしたる問題じゃないなあと。そもそもアメリカのメジャースポーツ以外でユニフォームなどに広告が入ってないスポーツを探す方が難しいです。日本のプロ野球は昔は入って無かったって?球団名の時点で読売だの阪神だの入ってまんがな。サッカーファンにとっても企業広告なんてのは見慣れた光景でしかありませんよね。

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※画像引用元

亀田製菓の文字が堂々鎮座ましますアルビレックス新潟のユニフォームは外国人DJに大人気と聞いたことがあります。コンサドーレ札幌の「白い恋人」もいいですよね。最近だとなでしこリーグのINAC神戸レオネッサの「黒棒ドーナツ棒」がインパクトありますよね。なでしこジャパンがW杯で優勝した直後のなでしこリーグでちゃんとスポンサーに気を使って黒棒ドーナツ棒を宣伝しまくってた川澄ちゃん可愛いよ川澄ちゃん。

吉藤宗弘さんもかつて広告に関する考察をナイキのサイト上での連載で行っておられました。確か「広辞苑」とか「聖護院八ツ橋」とか「老いてこそ人生」とか入ってたら面白いんじゃないかというような内容だったと記憶しております。そうだなぁ、サラ金とかパチンコとかアレな方向の広告じゃなきゃOKなんじゃないスかね。



一番分かり易いのはモータースポーツの世界でしょう。何しろ金がかかって仕方無いあのスポーツ、車もドライヴァーも歩く広告塔状態です。F1を見れば優勝候補の強豪チームと、それ以外のアレなチームで入ってる広告の数の差が歴然としているのに気付く事と思います。広告の少ないチームほどクルマの開発費用に苦しみ、借金を抱えてチームが破産・・・なんて良くある話ですね。小林可夢偉のザウバーフェラーリとか白いボディーに広告が少ない少ない(´;ω;`)頑張れ可夢偉、次は表彰台だ!

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それはさておき、気の早い人はいるものでして、じゃあNBAのユニフォームに広告が入ったらどんな感じになるのっと早速作ってみた人もいます。上掲のものはさっきの記事にあったものですが、他にもテキトーに検索したら出て来ましたので見てみましょう。

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※画像引用元

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※画像引用元

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※画像引用元

LUKE


※画像引用元

・・・如何でしょう。最後の画像、ウォルトンを選んだところに何らかの悪意を感じるのは私だけでしょうかw それはさておき、皆さんどういう風に感じられましたか。やっぱ違和感あります?割と平気?私、実はそんなに気になりません。むしろ予言しましょう。もしNBAのユニフォームに広告が入ったとして、それに違和感を呈する者は遠からずオッサン扱いされます。ドラえもんの声が大山のぶ代でなければいけないと、今の子供達に訴えるようなものですよ。若い連中は遠からず「サッカーと一緒だよね〜」ってなノリで広告入りのユニフォームに慣れる事でしょう。で、我々古い人間が「広告入りのユニフォームなんて・・・」とか言ってるのを「これだから懐古厨はw」って感じで嘲笑うんです。間違いありません。

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※画像引用元

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※画像引用元

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※画像引用元

だいたい、ユニフォームへの広告は既にWNBAが既に先行して導入しているんです。どうですか皆さん、そんなに違和感ありますかこれ?私は正直特に何とも思いません。そしてこの導入例がNBAに適用されるのは時間の問題である気さえしてます。マイクロソフトだってNBAの方が高い広告料金出してくれるでしょうし。この不景気なのでアメリカでもそう簡単に広告決まるのかは知りませんが、まあハイアールとかサムソンとかのアジア系の会社がガンガン来るのかなあとは思います。これが日本のバブル絶頂期ならSONYにTOYOTAにFUKUSUKEにと日本企業の広告が溢れ返っていた事でしょうね。

という訳で、NBAのユニフォームも広告入れちゃえばいいじゃない的な流れで私も賛成・・・と思ったけど手の平返しで反対!だってマジックでユニフォームに広告入れたら、下手したら親会社のアレが広告に入ってまうやないですか!しょうがないなあ、じゃあ近場のディズニーで・・・それも嫌だあ!スティッチが胸で踊ってるマジックのユニフォームなんか超いらねぇよお。つー訳で総論賛成ですが、ごくごく個人的な動機でユニフォームの広告に反対な私でしたw

P.S.

http://emerging-advertising-media.wikispaces.com/Sports+Uniform+Ads

プロスポーツのユニフォーム広告についての記事ではこちらも参考になりそうです。

http://www.netsdaily.com/2012/3/5/2848051/yormark-favors-nets-uniform-ads

こちらにも色々面白そうな画像が貼られてました。

P.S.2

https://twitter.com/#!/ALLROUNDMAGIC/status/185136237265428480

NBAイケメンパラダイス、投票頂いた皆様誠に有難う御座います。が、私が忙しくて集計が遅くなりそうなので締め切りを延長します。4/13(金)終日までに再度締め切り設定しますので投票まだの方は上のリンクからtwitter投票するか、私のブログの該当エントリーへ飛んで、そちらのコメント欄にて投票をお願いします。当エントリーに投票頂いてもかなりの確率で集計し忘れると思いますのでお手数ですが元エントリーにての投票宜しくです。

重ねて申し上げますが、エントリーのメンバーに無い選手の投票もOKです。ミリチッチがおらんやんけ!とかそういうの大歓迎ですよ。但し、1人につき1回、1人だけの投票ですのでそこだけはご容赦願います。



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Without You

ブログネタ
NBA に参加中!
サンダー92-78ブルズ
セルティクス91-72ヒート
ナゲッツ104-101マジック
ラプターズ99-92ウィザーズ
ペイサーズ104-102ロケッツ(OT)
サンズ92-75ホーネッツ
ブレーザーズ119-106ウルヴス
レイカーズ120-112ウォリアーズ


☆本日のハイライト
・東西頂上対決もローズ不在、サンダー勝利
・ロンドがトリプルダブル、セルティクスがヒートに完勝
・OT勝負、IND「勝って嬉しい第5シード」HOU「負けて悔しい第8シード」
・レイカーズはバイナムが左踵故障も大事に至らずの模様
・プレーオフ圏外ギリギリの争い、ブレーザーズが勝つ



「殴られた」とヴァンガンディHCが言うと、あらあらおじさん親父狩りにあったんですかとか、ドワイトに「クラッチタイムで俺を使えこのヤロー」ってぶん殴られたんですかとか、「お前の弟がいけないのだよハッハッハッ」とか言われながらパット・ライリーにしばかれたのかとか、ああそもそもマリオだからクッパに一撃喰らったのねとか色々想像が広がるそんな春、しかしそんな妄想は全部外れです。殴られた被害者だとヴァンガンディが言っているのは彼自身ではありません。ドワイト・ハワードです。

http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-01/sports/os-orlando-magic-news-0402-20120401_1_dwight-howard-stan-van-gundy-orlando-magic
http://espn.go.com/dallas/nba/story/_/id/7761998/dallas-mavericks-brendan-haywood-denies-punch-back-orlando-magic-dwight-howard

先のマヴス戦、マヴスはブレンダン・ヘイウッドが久々に登場していました。元々はマジックが指名したUNC出身のこのセンターは当然ながらドワイトとマッチアップしたんですが、その際にヘイウッドがドワイトの背中下部をどついてたとスタンのおっちゃんは言う訳です。まあ言うまでも無く、ヘイウッドとマヴス側はそれを否定してますが。スタンはとりあえず証拠として試合の映像をNBAへ送り付けたそうですが、ヘイウッドは特にリーグから聞き取り調査すら受けていないと言ってますんで特にお咎めを受ける事は無さそうに見えます。ただ、多少ドワイトに対するフィジカルなディフェンスが緩和される可能性はあるかもですね。ドワイトもヴァンガンディHCも以前からドワイトはディフェンダーにボコボコに痛め付けられてるのに審判は笛を吹いてくれないと嘆いてましたから、恐らくその辺りのアピールが真の目的なんじゃないかなーと。

http://espn.go.com/nba/preview?id=320401019

ただ問題は、ドワイトが本当にマヴス戦で今季初のDNPとなった事です。そんな事言っといて本当は故障のフリして休ませたいだけなんじゃないの?という気もしなくはないですが、ともあれ代わりに先発センターに入ったのはグレン・デイヴィス。いかにガリナリのいないナゲッツ相手でもこらアカン、と正直思いましたよ。ゴタートがいた頃ならそれでもそんなに心配しなかったでしょうが、まあ仕方ありません。

http://sports.espn.go.com/nba/recap?gameId=320401019
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-01/sports/os-orlando-magic-denver-nuggets-0402-20120401_1_dwight-howard-live-updates-amway-center
http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/1/2919032/denver-nuggets-vs-orlando-magic-2012-final-score-recap

実際、ドワイト不在は分かり易過ぎる形でマジックのディフェンスに響きました。ナゲッツのこの試合でのFG成功率、実に.556ですからね。これは今季マジックと対戦したチームの中でも最高の成功率です。マジック?.420ですが何か?

ここだけ聞いていたら正直マジック惨敗にしか思えませんよね。ところが、マジックは粘りました。それはここ10試合で平均17を数える大量生産体制と化していたTOを12まで減らせたからです。12でも多くね?とは思いますが、ともあれ改善されたのは悪い話じゃありません。

かくてマジックは試合終盤まで粘りました。レディックの3ポイントプレーで97-99まで迫るとファウルゲームでアンドレ・ミラーを4度フリースローラインに立たせ、1度彼がミスしてくれたお陰でなんとか3ポイントで同点のところまで持ち込んだのですから。ただ残念な事にもうタイムアウトは残っておらず、J-Richがこの日放って全てミスとなった3ポイントの最後の1本を持ってゲームは惜敗。マジックの3連敗にして、ホームでの対ナゲッツ戦としてはここ19試合で2敗目でした。

http://www.nba.com/games/20120401/DENORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore

ネルソンは27得点3リバウンド5アシストとキャプテンに相応しい活躍でしたね。仲間の選手達に向かって檄を飛ばす姿勢もリーダーとして花マルでした。今日ばかりは4TOにも目を瞑ります。試合最終盤も連続FGで望みを繋ぐなど、よく頑張りました。ライアンも20得点9リバウンド、そしてビッグベイビーは18得点に加え、キャリアハイの16リバウンドで、彼なりにドワイトの穴を塞ごうと頑張りましたね。ベンチ組は15得点3アシストのレディック、そしてスタッツは特に目立ちませんがライアンとデイヴィスの控え役を務めたアール・クラークは誉めてあげたいです。

とはいえ、マジックはドワイト抜きではやはり厳しいという現実は見えました。試合結果だけ見ればよく頑張りましたし、むしろドワイト抜きでよくやったとは言いたいのですが、ブルズはローズ抜きで勝っとるヤン!と言われると私も斑目委員長みたいに黙るしか無くなってしまいます。



そう、ファイナル進出時前後のマジックは異常な選手層の厚さを誇りました。アンソニー・ジョンソン、レディック、ピートラス、ライアン、ゴタート。トレードやら何やらでマジックの選手層は薄くなり、しかも弱くなってしまったんですね。まあルイス出してアリーナス、カーター+ゴタート+ピートラス出してJ-Rich+タコルー+クラークでしたもん。

ただ、今のマジックはファイナル進出時のピークを過ぎ、一旦低迷した後に主軸以外の選手を入れ替え復活しつつある時期なんだと思うんですね。つまり優勝前のマヴス状態じゃないかなと。先日ネルソンとジェイソン・テリーが競争して勝ったのもきっと何かの縁ですよ(笑)。あのマヴスで2度ファイナル進出を果たしたのはノヴィツキーとテリーだけでしたかね。私はドワイトとネルソン(あ、タコルーとレディックもか)にもそうなって欲しいと願っています。

今日は頼りのドワイト不在の中でマジックの各選手がよく頑張ったとは思うんです。ニューヨークで酒に溺れてボロボロだった時を思えば、今回はだいぶ緊張感がありました。ドワイトお休みは良い刺激になったんじゃない?とは思います。が、やはりドワイトがいないからってこのディフェンス壊滅はどうなのよって話ですな。はい、今日もヴァンガンディの小言をどうぞ。

"We couldn't stop 'em at all. At all. They shoot 56 percent. We could not get a stop on any situation, so it was a very frustrating night. And I've been saying it all along: We need to get a lot, lot, lot better defensively, and tonight that was certainly exposed."

ドワイトがもしあのトレードデッドラインでネッツへ去っていれば、マジックはずっと今日のような状態で戦わなければならなかったんです。ヴァンガンディHCの小言も毎試合この調子で続いてたんじゃないかと思います。もしそうなっていたら・・・そんな薄ら寒い思いを選手達も味わったのは良い薬になったんじゃないでしょうか。

http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/2/2919433/ryan-anderson-injury-right-ankle-magic-nuggets-nba

ただ、試合終盤にスイッチしてタイ・ローソンをディフェンス中にライアンが右踵を痛めてしまったのは懸念材料です。ダメージが深刻なものではなかったのは救いですが、次の試合に出場出来るかどうかは分かりません。次の試合はいつかっ?1日空いてのアウェーゲーム、未だ何故か苦手なピストンズですよ。更に1日空けたら次は先日フルボッコにされたニックスが待っています。

この時期の3連敗は正直響いてまして、マジックが守ってきたイースト3位の座は結構危うくなってきました。4位のセルティクスは1.5ゲーム差ですが5位のペイサーズが0.5ゲーム差、6位のホークスが1.0ゲーム差まで迫っています。うかうかしてたらこの3チームに一気に抜き去られて3位から6位に転落する恐れは十分あります。

この時期、故障で苦しいのはどこのチームも同じです。実際ブルズなんかエース不在のまんまで戦ってますからね。チームの得点源NO.1と2が故障した今、それ以外の選手が奮起出来るか、はたまたこの事態に今まで出番の少なかった若手が台頭するチャンスを掴むか。ピンチをチャンスに変え、ポストシーズンへ向けて弾みがつくようなブレイクスルーに期待したいものですね。ま、さしあたり選手達は今エントリータイトルの名曲でも歌いながらドワイトさんに愛を誓えばいいじゃないと思います。こんな感じでw






Everybody's Talkin: Very Best ofEverybody's Talkin: Very Best of
アーティスト:Harry Nilsson
RCA(2006-05-23)
販売元:Amazon.co.jp
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ニューヨーク今昔物語〜マーブリーの復活 in China

ブログネタ
NBA に参加中!
レイカーズ88-85ホーネッツ
シクサーズ95-90ホークス
ニックス91-75キャヴス
ピストンズ110-107ボブキャッツ(OT)
グリズリーズ99-95バックス
スパーズ112-103ペイサーズ
ネッツ111-99キングス
クリッパーズ105-96ジャズ


☆本日のジェレミー・リン(最終回)
・本文にて

☆本日のハイライト
・レイカーズ、コービー15本連続FG失敗からの逆転勝ち
・クリッパーズ、実に'06年以来となる5連勝達成
・スパーズは今季NBAベストとなる7連勝
・イーストプレーオフ順位争い、シクサーズが競り勝つ
・バックス痛い、プレーオフが遠のく一杯
ナッシュ「今季後ヒート行きも考える」
キングス、テレンス・ウィリアムズとシーズン終了まで契約

http://espn.go.com/new-york/nba/story/_/id/7759848/jeremy-lin-new-york-knicks-surgery-torn-meniscus

はい、ジェレミー・リンのシンデレラストーリーが遂に、今季段階での結末を見ました。残念ですがリンはここのところ欠場していた原因でもあった左膝の故障を治す為に来週から手術に入り、6週間欠場を見込んでおります。即ち今季のリンのシーズンはニックスが奇跡のプレーオフ快進撃で1stラウンド突破とかでも無い限り、終了という事です。

http://www.nba.com/playerfile/jeremy_lin/career_stats.html

35試合出場、25試合先発で平均26.9分出場、14.6得点3.1リバウンド6.1アシスト1.6スティール3.60TOが今季のリンの残した足跡でありました。プレーオフさえ危うかったニックスをここまで持ち直させた功績は間違い無く彼のものですね。MIPはマジックのライアン、ウルヴスのペコヴィッチと彼の三つ巴で争われる事となるでしょう。NBAのみならず世間一般にも大きなインパクトをもたらしたリン、マジックでドワイトに次ぐNo.2得点源となったライアン、そして好調ウルヴスで一気にブレイクしたペコヴィッチの三人ともなかなか甲乙付け難いですが、出場試合数が減るとは言えやっぱりリンが持っていくのかなとは思います。

ニックスには幸いバロン・デイヴィスとビビーがいますし、彼らのどちらかが欠場の場合でもシュンパートやトニー・ダグラスがいますのでPGポジションは何とかならなくもないでしょう。特にビビーはホークス時代にウッドソンの下でプレーしていますからね。リン抜きでポジションアップ出来るのか疑問は残りますが、まあある程度は何とかなるんじゃないかなーとは思います。

さて、一方元ニックスの先発PGの話です。極東、中国CBAに渡ってプレーを続けるその男の名前はステフォン・マーブリー。'96年組を代表するPGの1人として、一時はNBAの看板選手の1人として活躍した彼も最初に在籍したウルヴスはともかく、ネッツ、サンズ、ニックスと球団を移籍する度にそのチームが弱くなり、しかも彼が去った後にそのチームが次々強くなるというオチまで付きました。挙句の果てにニックスでは完全に選手としての評価を無くし、バイアウトするしないで散々揉めた挙句にニックスをウェイヴ。

その後契約するチームが現れないという屈辱を味わった後、ウルヴス時代のチームメイトだったKGのお情けを頂いてセルティクスに加わった姿は、まるでビートたけしのおかげで仕事をもらえた時のビートきよしみたいでしたね。一応セルティクスでも先発した事はありましたし、プレーオフでもKG不在の中でマジック相手に活躍してみせるなど多少の意地は見せたものの、結局その'08-'09シーズンを最後にマーブリーの姿はNBAから消えてしまったのです。

やっと彼が再びコートの上に立った時、そこはアメリカではありませんでした。中国CBA、そこが彼の新天地だった訳です。自ら手掛けたスニーカーブランドのセールスの為だったとも言われましたが、どうせ長続きしないだろうと思いきや、どっこい彼は中国に留まり続けました。

http://sports.yahoo.com/blogs/nba-ball-dont-lie/video-stephon-marbury-wins-chinese-basketball-association-championship-185223092.html;_ylt=Al9tsG__CS4nTbWDKSV9hsu8vLYF



そして先日、なんとマーブリーは北京ダックスでファイナル進出を果たし、ファイナル5戦で実に平均33.4得点をマークする大活躍。第5戦では残り1:21を残して無念のファウルアウトとなりましたが、元ホークスでドワイトの仲良しでもあるランドルフ・モリスがドワイトと違いクラッチなFTをキッチリ2本決めるなどし、ダックスは3点のリードを奪います。そして対戦相手、ディフェンディングチャンピオンにして4回の優勝を誇る強豪、広東サザン・タイガースのアーロン・ブルックス(そう、彼はここにいたんですよ)の同点3ポイントブザービーターは外れました。ここに北京ダックスは、球団創設以来29年目にして初の優勝の栄光を勝ち取ったのです。北京みたいな大都市でもなかなか優勝出来なかったってのはニックスに通じるものがありますな。

http://www.niubball.com/2012/03/beijing-guangdong-game-5-ducks-win-ducks-win/

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ちょっと見て下さいよ、この本当に嬉しそうなマーブリーの姿。実は彼にとってチャンピオンという称号は高校以来の事。NCAAには1年しかいませんでしたし、NBAでは言わずもがな。最も勝てるチャンスのあったセルティクス在籍時はKG不在もあってマジックに敗れてしまいましたしね。そんな彼にとって、この優勝は'01オールスターの大逆転勝利にも勝る充実した瞬間だったんじゃないでしょうか。

http://www.sheridanhoops.com/2012/03/31/weijia-marbury-wins-title-wants-to-coach-chinese-national-team/

中国CBAのルールでは中国人以外ファイナルMVPになれないというちょっと偏狭な気もするルールがあるため、マーブリーはこれだけの結果を残してもファイナルMVPには選ばれません。過去の彼を知る我々ならまたマーブリーがブーたれるんだろうなと思ってしまうところですが、彼がこの事について何て言ったかご存知ですか。

“This is the league of Chinese, it was reasonable that they wanna to issue the MVP to Chinese players. I did not care for the MVP trophy, but did for the championship. That's what I have dreamed about for years since my childhood.”

中国のリーグなんだから彼らCBAが中国人選手にMVPを与えるのは理由がある事だ、MVPトロフィーじゃなくチャンピオンを望んだんだ、子供の頃からの何年もの間の夢だったからね・・・大人だ!マーブリー35才、物凄く大人だ!

なんかこんな綺麗になっちゃった人を私は他にも知ってるぞ。ああ思い出した、中村紀洋さんだ!この人も近鉄バファローズ時代に色々ありましたが、中日で見事復活して大活躍、「綺麗なノリさんや!」とそれまで叩かれていた2chでも一転して人気者になったもんです。あれとおんなじノリがこのマーブリーの活躍には感じられるんですよね。そんな綺麗なマーブリーさんの発言をもう一つどうぞ。

“I was standing on the opposite side of the whole world. There wasn't anybody who believed in me in the U.S., they all said something just like: ‘He wouldn't pass the ball to anyone on the court', or ‘He wasn't able to integrate into any team'. So I didn't tell them that I had decided to play in China, because I know if they were informed of it, there shouldn't be any positive report. They would say: “He just wants to sell his shoes in China.' ”

マーブリーは自分がボロクソに言われている事を分かってました。誰にもパスしないだろう、チームに溶け込めないだろう、中国で靴を売りたいだけだろう・・・。だから黙って中国に渡ったというのです。まあ実際上記のような事を言われてましたし、私も言ったかも知れません。

http://2daysports.com/stephon-marbury-makes-cover-of-sports-illustrated-in-china-1245.html

stephon-marbury-on-cover-of-sports-illustrated


しかし中国に渡って3年、今やこの通りマーブリーは中国版スポーツイラストレイテッド誌の表紙を飾る程のスター選手です。なんでも表紙にしないとインタヴューに応じない、とスポーツイラストレイテッド誌側には言っていたそうですが、それはまあ昔フルボッコされてた事へのせめてものリヴェンジなんでしょうね。

そして何より私がこのマーブリーの復活劇を快く思うのは、彼はアイヴァーソンと違ってNBAへの未練など微塵も無い事です。そう、驚いた事に彼の夢は今やこの中国で代表チームのHCになる事だというのです!おいおいもう完全に中国に住み続ける気じゃないですかそれ。

http://nbadraft.net/nba_draft_history/1996.html

Go New York Go!のKennyさんによってミーブリー、「名前を言ってはいけない男」、しまいにはワセリン男なんて傑作なあだ名までついていたマーブリーさんは今、35才にして本当のスターブリーになれました。高卒のためそもそも若いコービーを除けば、'96年ドラフト組で今この時点でここまで充実したキャリアを送れている選手はナッシュとレイ・アレン、フィッシャーぐらいのものでしょう。おっとキャンビーもまだ元気でしたね。アントワン・“破産”・ウォーカーの現役復帰の試みはもう終わったのでしょうか?

ともあれ、紆余曲折色々ありましたし、正直過去のマーブリーの行動についてやっぱりアレだよなと思うところが少なくなかったのは否定出来ません。しかしながらニューオリンズを襲ったハリケーンの被害に、全く面識も無い被害者達のために涙を流せるこの男は、かなりおかしなところもあるものの悪人では無いのかもしれないなとは思っていました。そんな彼が遂に綺麗なマーブリーさんになり、人生で最大の充実した時を迎えた事を本当に嬉しく思う次第です。アイヴァーソンさん、今からでも遅くないからマーブリーと一緒に中国で出直してみたら?



Stephon Marbury/Sebastian Telfair 2004/05 SP Signature Edition Marquee Marks 100枚限定!
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この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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