ペイサーズ103-98ラプターズ
マジック119-89ピストンズ
ウィザーズ113-85ボブキャッツ
レイカーズ93-91ホーネッツ
サンダー109-89バックス
グリズリーズ94-85クリッパーズ
ナゲッツ123-84ウォリアーズ
サンズ114-90ウルヴス
ジャズ91-84スパーズ
ロケッツ94-89ブレーザーズ
☆本日のハイライト
・ペイサーズ東3位を堅持
・コービーお休み中のレイカーズは辛勝
・ダンカン、ジノビリ、パーカーお休みのスパーズは惜敗
・サンダー、プレーオフに行きたいバックスに痛い1敗を食らわし単独西1位に戻る
・西4・5位決戦に勝ち、熊五郎ズがクリッポーズに0.5ゲーム差と迫る
・プレーオフ当落線上のロケッツ、ガリナリ復帰のナゲッツ、サンズ、ジャズ全て勝利
・オドムはマヴスから離れ、今季はもうプレーせず
・ホーネッツのジャレット・ジャックも右足疲労骨折で今季を終了
・デリック・ローズ、ニックス戦で踵を痛めていた
やっぱおかしいですよね、このチーム。先日までエースがトレードを要求し、今そのエースがHC解任を要求しているらしいチームですよ、今のマジック。確かに先のシクサーズ戦ではそのエース、ドワイトが背中の痛みを押して奮闘し、ライアンとタコルー不在の穴を埋めて何とか連敗をストップはしました。しかし、ホームに戻って来たマジックにはキビシイ現実が横たわっていました。
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-09/sports/os-orlando-magic-news-0408-20120409_1_stan-van-gundy-dwight-howard-magic-game
http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-chris-duhon-suspension-0410-20120409,0,1001084.story
まずドワイトは背中の痛みの為に、今日明日と2試合を休む事が確定。次にデュホンがよりによってこんな人手不足な時に、チームに有害な事を起こしたとやらで1試合出場停止処分を受けたのです。デュホンが何かやらかしたと聞くと当ブログとD誌イヤーブックをお読みの方なら「おお、またお姉ちゃんパーティーか」と思わすにはいられません。実際には無断で練習を欠場したみたいですが、これはやはりお姉ちゃんとお楽しみで寝坊か!と考えてしまう私は銀魂最新刊の読み過ぎです。銀さんがギンギンさんになったか!
http://scores.espn.go.com/nba/preview?gameId=320409019
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-08/sports/os-magic-pistons-preview-0409-20120408_1_amway-center-pistons-facts-orlando-magic
デュホンのナイトライフを詮索するのはこれぐらいにしておきますが、マジックに更にハードモードだったのは、こんな時に対戦相手は未だに苦手なピストンズだった事でした。先日も苦杯を舐めさせられたばかりなのに、しかもドワイトとタコルーとデュホン抜きですよ。せめてもの幸いは遂にライアンが戦線復帰した事ぐらいでしたが、正直これは相当勝利は難しいだろうと踏んでいました。何しろドワイトありきのこのチームがドワイト抜き、しかもピストンズと対戦というだけでもうだめぽ感が凄いじゃないですか。負けてもいいなんて思いませんが、まあ普通に苦戦する絵しか浮かばなかった訳です。
http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=320409019
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-09/sports/os-orlando-magic-detroit-pistons-0410-20120409_1_live-updates-orlando-magic-chris-duhon
http://www.orlandopinstripedpost.com/2012/4/10/2937518/detroit-pistons-vs-orlando-magic-final-score-2012-recap-ish-smith
それだけに、こんな試合展開は全く想定外でありました。特に圧巻だったのが2Qでして、マジックは一気に17-4のランを決めて22点ものリードを奪うと、いつもの悪い癖で油断からリードを削られる事も無く、むしろ30点超にまでリードを広げ、試合を終わらせてしまったのです。何しろ最近まるで出番の無かったジャスティン・ハーパーが今日は4Qにかなり出番をもらえたぐらいですからね。
そして先程の2QのランをリードしたPGが、デュホンの不在の隙にチャンスを得たイッシュ・スミスだったのです。ガベージタイム以外ではここまで殆どチャンスを貰えずにいた第3PGが遂に輝く時が来たのです。およそ19分の出番を得たクリス・ポールの後輩は6得点7アシスト3スティール、そして僅か1つのTOという華々しい戦果を上げたのです。しかもこのスタッツの殆どは勝負が決まったガベージタイム以外、ガチモードで勝ち取ったものでした。スミスは出来る子やと信じとったでえ(つД`)
故障者相次ぐチーム状況もあってヴァンガンディHCが珍しくオートンをもガベージじゃない時間に投入するなど、なかなか目新しい采配が目立った今日の試合、まあピストンズも昨日ヒートにボコられた翌日で疲れてたのは否めません。が、それにしてもドワイト抜きのマジックにここまでやられるような戦力差では無いはずです。
http://www.nba.com/games/20120409/DETORL/gameinfo.html#nbaGIboxscore
マジックにとって大きかったのはやはりライアン復帰でしょう。得点面は言うに及ばず、ビッグマンとしての仕事もちゃんとやってくれます。でもまあ、やはり今はグレン・デイヴィスですよね。マジック加入当初チームにフィット出来ずに焦っていた頃が嘘のようです。今の活躍はセルティクス時代、KG不在時と同じ、いやむしろあれ以上かも知れません。ドワイトの言う通り彼を連れて来たのはどうやら大当たりだったようですね。今日もドワイトの代わりに16得点16リバウンドと申し分無しです。FG7/10のJ-Richが22得点、ネルソンが18得点9アシスト、レディックが20得点、そして戻って来たライアンが14得点7アシスト、つまり先発全員2桁得点・・・もう北島選手並みになんも言えねえ状態、完璧でしたね。しかもブローアウト勝ちでしたから主力の出場時間も些か抑制出来た状態で明日のウィザーズ戦に臨めます。ドワイトだって枕を高くして治療に専念出来るというものです。
http://espn.go.com/nba/story/_/id/7793756/orlando-magic-executive-says-dwight-howard-stan-van-gundy-co-exist
なお、本日ドワイトとヴァンガンディの去就について、マジックフロントの上級副社長、パット・ウィリアムズが来季以降も両者を長期プランでマジックに残留させるつもりである旨を発言しております。ちょっとこれもビックリですね。普通はあんな事をHCが言ったら、シャックやメディアの方々が確信したようにいいとこ今季一杯でおさらばじゃないですか。そこを両方残すという難度Gの技に挑むってんですよ!
でもまあ、よくよく考えればマジックは既に、本人のリクエストにも拘わらずドワイトをトレードする事無く、しかもETOを破棄させて残留させるという浅田真央ちゃんのトリプルアクセルより難しい技を成功させているのです。時間をゆっくりかければ、この頭のネジが飛んでるとしか思えないフロントは何とかしてしまいそうな気もしてきました。
トレード要求をひっくり返した後もチームと世間を驚かせるエース、それに動じず例年通りの成績を出してみせるHCとチームメイト達、土壇場でエースからまさかの譲歩を引き出すフロント、そしてエース不在の日に毎度苦戦するはずのチーム相手にブローアウト・・・このチーム、明らかにどうかしてます。そして、そんな異常な状況下でこの成果を出し続けている素晴らしくクレイジーなチームを心から誇らしく思うんです。
ブルズ、ヒートにセルティクス、サンダーにスパーズにレイカーズあたりまでが正統派の優勝候補だとするならば、マジックは異端中の異端です。このチームは1stラウンドで呆気無く轟沈するかも知れない一方で、突如今日みたいな圧倒的なパワーでどんなチームでも捩じ伏せてしまう爆発力を秘めています。不確定要素に満ち溢れたポテンシャルを持つこの異様なチームのファンである幸せを満喫しつつ、ドワイトの故障からの復帰、そしてプレーオフの時を楽しみに待ちたいと思う次第です。
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・ペイサーズ東3位を堅持
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・西4・5位決戦に勝ち、熊五郎ズがクリッポーズに0.5ゲーム差と迫る
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・ホーネッツのジャレット・ジャックも右足疲労骨折で今季を終了
・デリック・ローズ、ニックス戦で踵を痛めていた
やっぱおかしいですよね、このチーム。先日までエースがトレードを要求し、今そのエースがHC解任を要求しているらしいチームですよ、今のマジック。確かに先のシクサーズ戦ではそのエース、ドワイトが背中の痛みを押して奮闘し、ライアンとタコルー不在の穴を埋めて何とか連敗をストップはしました。しかし、ホームに戻って来たマジックにはキビシイ現実が横たわっていました。
http://articles.orlandosentinel.com/2012-04-09/sports/os-orlando-magic-news-0408-20120409_1_stan-van-gundy-dwight-howard-magic-game
http://www.orlandosentinel.com/sports/orlando-magic/os-magic-chris-duhon-suspension-0410-20120409,0,1001084.story
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http://scores.espn.go.com/nba/preview?gameId=320409019
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デュホンのナイトライフを詮索するのはこれぐらいにしておきますが、マジックに更にハードモードだったのは、こんな時に対戦相手は未だに苦手なピストンズだった事でした。先日も苦杯を舐めさせられたばかりなのに、しかもドワイトとタコルーとデュホン抜きですよ。せめてもの幸いは遂にライアンが戦線復帰した事ぐらいでしたが、正直これは相当勝利は難しいだろうと踏んでいました。何しろドワイトありきのこのチームがドワイト抜き、しかもピストンズと対戦というだけでもうだめぽ感が凄いじゃないですか。負けてもいいなんて思いませんが、まあ普通に苦戦する絵しか浮かばなかった訳です。
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そして先程の2QのランをリードしたPGが、デュホンの不在の隙にチャンスを得たイッシュ・スミスだったのです。ガベージタイム以外ではここまで殆どチャンスを貰えずにいた第3PGが遂に輝く時が来たのです。およそ19分の出番を得たクリス・ポールの後輩は6得点7アシスト3スティール、そして僅か1つのTOという華々しい戦果を上げたのです。しかもこのスタッツの殆どは勝負が決まったガベージタイム以外、ガチモードで勝ち取ったものでした。スミスは出来る子やと信じとったでえ(つД`)
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なお、本日ドワイトとヴァンガンディの去就について、マジックフロントの上級副社長、パット・ウィリアムズが来季以降も両者を長期プランでマジックに残留させるつもりである旨を発言しております。ちょっとこれもビックリですね。普通はあんな事をHCが言ったら、シャックやメディアの方々が確信したようにいいとこ今季一杯でおさらばじゃないですか。そこを両方残すという難度Gの技に挑むってんですよ!
でもまあ、よくよく考えればマジックは既に、本人のリクエストにも拘わらずドワイトをトレードする事無く、しかもETOを破棄させて残留させるという浅田真央ちゃんのトリプルアクセルより難しい技を成功させているのです。時間をゆっくりかければ、この頭のネジが飛んでるとしか思えないフロントは何とかしてしまいそうな気もしてきました。
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ブルズ、ヒートにセルティクス、サンダーにスパーズにレイカーズあたりまでが正統派の優勝候補だとするならば、マジックは異端中の異端です。このチームは1stラウンドで呆気無く轟沈するかも知れない一方で、突如今日みたいな圧倒的なパワーでどんなチームでも捩じ伏せてしまう爆発力を秘めています。不確定要素に満ち溢れたポテンシャルを持つこの異様なチームのファンである幸せを満喫しつつ、ドワイトの故障からの復帰、そしてプレーオフの時を楽しみに待ちたいと思う次第です。
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