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え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

2018-2019シーズン

Desperado〜親愛なる日本バスケットボール推進協議会の皆様へ

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俺にオーランド・マジックのエントリーを書かせろ!!!

いやほんと、なんでこう日本バスケの話題が続いてしまったのでしょうかね。ブログも再稼働したことだし私はNBAの話題を投下したいのですが、絶妙なタイミングで日本バスケの新ネタが投下されてしまいました。まずは入江元HOOP誌編集長が執筆するバスケットボールキングさんの記事から引用しましょう。

https://basketballking.jp/news/japan/20181216/122234.html

「12月16日、日本バスケットボール協会(JBA)においてFIBA(国際バスケットボール連盟)タスクフォース2024によるJBAモニタリングに関する記者会見が行われ、コーチェアマンの川淵三郎氏、同じくインゴ・ヴァイス氏、そしてメンバーの1人、スコット・ダーウィン氏が登壇した。JBAは2014年にFIBAから資格停止の処分が解除されたが、その後も、JBAと日本のバスケットボール界の動向についてチェックを受けている。」

要は川淵キャプテンがFIBAの要人2人と一緒に記者会見したんですよ。で、なかなかいいニュースがありまして、これまた端折って言ってしまえば、日本バスケ代表チームは恐らく男女揃って東京五輪に出場出来そうです。

女子に関してはもうこれは実力的に妥当ですね。そして問題の男子なんですが、こちらも背水の陣モードから渡邊&八村のヤングデュオに加えてファジーカス選手の帰化により一気にパワーアップ。怒涛の連勝で自力での出場枠獲得なるかというところまで巻き返して来ました。

正直なところ、FIBAとしては日本代表男子が出場枠を逃したとしてももう開催国枠として出場を許可すると見てほぼ間違いないと思われます。もちろん現時点でそうですとは言わないですが、FIBAのお二人の言を見る限りではもうそう言っているに近いですね。

もちろん、日本代表男子が自力で東京五輪出場を決めるのがベストであり、そうなって欲しいと私も願います。しかし、もしもそれが叶わなくとも東京五輪出場への道を固めておくのが裏方たる川淵キャプテンはじめJBAの仕事。川淵キャプテンの下、非常にいい仕事をしていることはよく伝わります。FIBAの方々の発言も現JBAの成果を高く評価しているのは明らかですね。

ところが、この会見のもうひとつの主役がいました。それが当エントリーのタイトルにもなっている「日本バスケットボール推進協議会」なる団体。これ、一応サイトが存在するんですが、今時SNSにも未対応な上に、2017年6月を最後に更新がストップしています。川淵キャプテン達がSNSを駆使しているのと何とも天地の差ですね。


そんなところからも日本バスケットボール推進協議会の古さが見て取れます。そう、彼らはかつて川淵キャプテンの新体制確立に当たって石もて追われた往年のJBAのメンバーだったお歴々。かつては日本代表選手、監督として戦った方々ばかりです。

彼らが何をしていたかについて、今回の記者会見で明らかになりました。ざっくり言えば現JBAの足を引っ張る動き、そして猟官運動ですね。


実はバスケットボールキングさんの記事はまだ優しい方でして、日本バスケットボール推進協議会の皆さんについてどんな辛辣な言葉が飛び交ったかはこちらに詳しいです。先程のバスケットボールキングさんの記事含めて4サイト、是非読んでみて下さい。悲しくなります。だって要約するとこうなんですよ。

・FIBAへ日本バスケットボール推進協議会が文章を送り、日本バスケ界の問題を精査して欲しいとの要望を送った
・が、その内容は具体的データを伴わない誹謗中傷だった
・今回の来日時に彼らと話し合おうとしたが会ってもらえなかった
・2014年の12月に彼らと会った時には役職に就きたいという話しか出てこなかった
・彼らは120歳くらいの頭の中身で、モントリオールや東京のオリンピックで止まっている

・・・アカン・・・こんなもんどうやっても擁護の余地がありません。日本バスケ界の未来のヴィジョンが問われていた2014年時点で役職に就く事以外何も考えておらず、新JBAに入りたくて今のメンバーを中傷するけどFIBAのメンバーと直接会う事は避ける、そんな人達をどう扱えというのでしょう。そりゃFIBAのヴァイス氏がこう断じるのも当然です。

テーブルにつく気がないのであれば、明日でなく今日中に日本のバスケ界から引退して頂きたい。率直に『黙っておれ』と、一言でお伝えしたい」

ここまで完璧に非難されるしかない団体ってのもなかなかお目にかかれ・・・いや最近結構あるかな。いや本当、まるで主張に理が無い団体ですね。


私の観測範囲で日本バスケットボール推進協議会の人が割と正しいことを言っていたのはそうですね、よくメディアに出ては現日本バスケ界の悪口を言うのが仕事になってしまった吉田正彦副幹事長の「日本代表にビッグセンターをNBAから帰化させるベき」、これだけですね。確かに210cmで元NBAのファジーカス選手帰化は日本代表強化に大いにプラスになったと思います。これについてだけは私もファジーカス選手の帰化前から賛成でした。

しかし、これ以外についての吉田副幹事長、いや吉田元全日本監督とお呼びするべきでしょうが、彼の発言はメディアに出る度にバスケファンから失笑を受け、スルーするべき内容として無視ないし嘲笑の対象となっています。申し訳ないですが、私もその点に関しては同意せざるを得ません。最早批判のための批判でしかないものに何ら生産的な意味を見出せない以上、日本バスケットボール推進協議会への糾弾を止める事は難しいでしょう。

ただ、だからといって彼らを老害だの××だのと罵倒するようなのもどうかとは思うのです。最近のネットの流れだと、こういう肯定するべき要素の無い人や団体は得てして袋叩きに遭って炎上するという、やや中世じみたことが頻発します。でもさっきの日本バスケットボール推進協議会の役員名簿をもう一度皆さんご覧下さい。


お判り頂ける通り、彼ら彼女らは日本バスケットボール界の黎明期を支えてきた人達ではあるのです。バスケットボールというスポーツがマイナーだった時代を生き、懸命に戦ってきたことは紛れも無い事実。この先人達の頑張りは認めなければなりません。

ただ悲しいかな、選手やコーチとしての手腕とこういう協会を運営して国内全てをコントロールするビジネス的手腕とは違うものです。川淵キャプテンの目覚ましい活躍はJリーグ以降皆さんご存知の通りですし、三屋JBA会長にしてもバレーボール引退後はなんと下着会社のシャルレ社長を務めたこともあるビジネスウーマンです。そういう才覚ある人材が、残念ながら旧JBAのバスケ出身者には不在だったということなんでしょうね。バスケットボール界ではない人達にJBAの運営を握られていることへの苛立ちは理解しますが、新旧JBAの成果を見比べた時、申し訳ないのですが旧JBAの方々に再登板頂くべき場面があるとはとても言えないでしょう。

日本でのNBA展開を牽引したのは伊藤忠商事の力が大きかったという話は何度かここにも書きましたが、思えば日本でのNBA展開が迷走してジャパンゲームが途絶えたのも彼らが手を引いてからでした。そんな無策時代を思えば、現在楽天がNBAにカネを投じてビジネス的な動きを見せているのは非常に有難いわけです。

今回、日本バスケットボール推進協議会の皆さんは電通がBマーケティングという会社に株主として入っていることについても異議を唱えていたようです。確かにかつてのアマチュアリズムからすればこういうところに広告代理店が名を連ねる事に対して違和感があるでしょう。しかし、最早アマチュアリズムでバスケットボール人気を維持出来る時代でなくなってしまった事もまた事実。それは1992年のバルセロナ五輪でのドリームチーム誕生により決定付けられてしまった流れでしょう。五輪商業化と同じく、バスケットボールもまた商業化なくして成り立つことは難しい。だからこそBリーグが誕生する必要があった訳です。そして、FIBAは日本バスケットボール界のそういう変遷を支持しているわけです。FIBAが日本バスケットボール推進協議会の方々を評して「モントリオールや東京のオリンピックで止まっている」と評したのは恐らくはそういう意味です。

日本バスケットボール推進協議会の皆さま。私は皆さまの現役時代の汗と活躍に敬意を表します。であるからこそ、皆さまの今のあまりに無残なありようを見ているのが辛いです。遥かに年下の若造達(川淵キャプテンは同年代か年上かもですが)にけんもほろろに叩かれてしまい、しかも擁護のしようもない。あまりといえばあまりですが、しかしそんな窮地に自ら飛び込んでいるのは皆さん自身なのです。

どうかFIBAの方々が仰る通り、もう白旗を掲げてご隠居頂けないでしょうか。FIBAの方々が「今日今すぐ引退して頂きたい」と言ったのはむしろこれ以上生傷に塩を擦り込むようなことにならないようにという武士ないし騎士の情けではなかったでしょうか。人生の先輩達、バスケの先輩達(私如きがそもそもバスケ界の人間かというセルフツッコミはありますが)を悪し様に言うのは私も全く本意ではありません。

敗軍の将、兵を語らず。日本バスケットボール推進協議会の皆さま、五輪予選に出られるかどうかも分からないところまで追い詰められていた日本バスケ代表は今や男女揃っての出場をほぼ確実にしました。この成果を見てももう明らかなように、喩えるなら大坂夏の陣は、西南戦争はもう終わったのです。

日本バスケットボール推進協議会の皆さま、どうか、どうかご理解頂けますと幸いです。そしてどうぞご自愛下さい。You better let somebody love you, before it's too late.


P.S. 本件につきまして、冒頭に引用させて頂きましたバスケットボールキング入江さんより補足頂きました。入江さんありがとうございます!

なるほど、正確には川淵キャプテンが切った人達というわけでは無いのですね。あと「乗せられて名前だけ」も大いにありそうです。その結果、一緒に槍玉に挙げられてしまうとすれば不幸な話ですね。 また、日本バスケットボール推進協議会のサイトですが私がこのエントリーを投下した直後からアクセスが困難でなかなか表示しません。たまに表示されたのを見る限りでは記事を全て削除したように見えますが、果たして?

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この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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