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皆さんお元気ですか。私はシルヴァーウィークの間、ずっと関東エリアを離れていたので更新頻度がやや落ちてました。うむ、流石に出先で更新し続けるのって厳しいですなあ。

そういやあ、D誌とH誌も新しい号が出ましたね。ドワイトの来日記事、インタヴューはD誌のが充実してましたが読者プレゼントはH誌の圧勝だったというオチがつきました。サイン入り手形とシューズつけられちゃあねえ。ちょっくら応募してくる(`・ω・´)シャキーン

ロックアウトで全く労使交渉も進まない中、ネタの少ない状況下での両誌編集の皆様の努力には本当に頭が下がりますね。実際、只でさえネタの少ないオフなのにロックアウトでFA契約も何も進展しようが無いところで誌面を埋めるのは大変だと思うんですよ。だからD誌がまたしても冒頭から補強策考察記事なのも分かるんですよね。同じ吉藤さんがマジックについて書いた記事では前回から補強策の方向性がかなり変わってたのにはズッコケましたが、まあ今回の分析の方が正しいと思うのでいいです。てか私、吉藤さんファンだし。

それとD誌は'90年代特集のペニーインタヴューも良かったですね。最近まで現役指向だったためか、ペニーがあの頃を振り返るインタヴューってあまり見た覚えがありません。ペニーがラジオ番組で解説をやってると知ったのも嬉しい収穫でしたね。それにしても'90年代を語らせるインタヴュー記事でペニーという人選、マジックファンならずとも納得じゃないでしょうか。誌面埋めとしては非常におっさんキラーな記事、お見事でした。

さてさて、エントリータイトルはどこに行ったんじゃって感じの話はそろそろ打ち止めて、本題に参りましょう。以前に私がスニーカー買いまくりでえらいこっちゃだった話は「余は如何にして〜」シリーズでも触れたと思います。このシリーズもそろそろフィニッシュまで持って行かなきゃですが。

ところが、現在の私は1年に数足、それもあくまで日常用のスニーカーしか買ってません。スーツ着用の職場じゃないので革靴ではありませんが、全盛期(?)を思えばどえらいペースダウンです。そうなった最大の理由は所帯を持った事である事は言うまでもありません。家が靴とCDの倉庫状態になってるのを許す心広い嫁なんか普通いませんし、まあ当然ながら経済的な問題も付き纏います。好き勝手にモノを買えるのは今や本だけですし、それすらも数誌は定期購読を止めたりしてます。

しかしながら、嫁やら金やらがどうとかいう前に、そもそも今、私が欲しいスニーカーがあんまり無いんですよね。たまに気になるものがあっても基本的に復刻かリメイクばかりです。実際私が最近最後に買ったバッシュはエアペニー2を2足ですしね。ペニー1/2セントやエアージョーダンのミックスもの(過去のエアージョーダンのパーツを組み合わせたタイプ)みたいなパターン除けば、純粋な新作で気になったのはリーボックのジグザグぐらいのもんです。

音楽でも何でも、新しいモノに興味を失ったら感性としてはオッサンだと思う訳ですよ。夏目漱石やビートルズやら、クラシック的なスタンダードは必要ですが、昔のモノしか誉めないヤツは基本的に感性が昔の年代で止まっているんだと私は思うんですよ。機動戦士ガンダムは名作ですけど、ガンダムだけが名作アニメかというとそれも違うでしょ?何のジャンルでも同じ事です。

じゃあスニーカーに関してはもう私の感性がジジイになってしまったんでしょうか?いや、私はそうとは思ってないんですよ。実は、スニーカー買い倒してた頃から、デザイン面に関して私は徐々に不満を抱くようになっていたのです。

私がスニーカーに突っ走ったきっかけもまたエアペニー2でした。時はエアマックス'95の熱狂も覚めやらぬ頃、私もその復刻版を仕入れるのにどえらい苦労をさせられたものでした。あの時のスニーカーブームを牽引したのは、間違い無くあのエアマックス'95の革新的なデザインだったと言えます。

その後もエアマックス'97、フォームポジットなど、ナイキからのオリジナリティー溢れるデザインは続きました。リーボックからもポンプフューリーのような佳作が登場し、アディダス、コンバース、FILA等々各社がアイデアを絞りあったのです。

そこへ燦然と登場したのがAND1でした。バスケ専門という異色のこのメーカーはまずミックステープを通じてストリートバスケシーンを押さえて会社の基盤を作り上げると、マーブリーやダレル・アームストロング、そしてスプリーウェルが着用する事で徐々にそのステイタスを向上させていきました。

そしてAND1は全くの偶然から、大ヒットのきっかけを掴みます。プーマとの契約を無理矢理終わらせてスニーカー浪人と化していたヴィンス・カーターが彼らの最強のセールスマンとなったのです。ダンクコンテスト2000。この大舞台で、そのシーズン色々のメーカーのバッシュを試していたカーターが履いたのがAND1の最高傑作、タイチだったのです。その大胆な二色使いのデザインは東洋趣味もあってか大ブレイク、AND1の代名詞と言える一足になったのです。

しかしながら、私はここがバッシュの世界におけるデザインの停滞の始まりだったと考えています。いえ、タイチに問題があったんじゃありません。むしろタイチのデザインが素晴らし過ぎた事にこそ問題がありました。エアマックス'95やフォームポジットは革新的過ぎてデザインを模倣するのも難しかったんですが、タイチはシンプルなデザイン故に割と模倣し易かったんですよね。結果、2色使いのデザインがやたら各社に増えていきました。つまり、各社のデザインコンセプトが被り始めたんですよ。

これはデザイナーが会社間を移動し始めた事にも原因を求められる気がします。ナイキで仕事していた人がアディダスに移ったりして、意図しなくてもデザインの流れを引き継ぐ可能性はありますよね。勿論デザイナーはメーカーの意向を受けてデザインするんですけど、例えばリーボックと契約していたアイヴァーソンは本当はナイキのエアフォース1が好きなので、それを模したシューズを彼の為に作る、なんて事もありました。そういうパターンもあったりするんですよね。

まあ要するに、デカいメーカーほどあまり冒険をせず、他社と同じようなコンセプトのモデルを出すようになってしまったと思うんですよ。それが2000年代に入ってからかなり顕著になってから、だんだん私もテンションが下がってしまったんですよね。そしてAND1までもその仲間に入ってしまった感があるんです。

その流れは今日でも続いているように思えるのです。ほら、今だってナイキ、アディダス、AND1が揃って「超軽量モデル」を出してるでしょ?なんでそこで足並み揃えるのよって話です。何だか絵に描いたような大企業病に陥ってません?

この状況を打開するのは恐らく、AND1の登場時と同じく新規メーカーでしょう。得てしてイノヴェーションを起こすのは大企業ではなくヴェンチャー企業です。はっぴいえんどやニルヴァーナみたいな音楽界の革命児がインディーレーベルから登場するのは決して偶然ではないのですよ。

その意味で私が今期待しているのはアンダーアーマーのような新興勢力、そしてリーニン等の中国企業ですね。彼らが従来のデザインにとらわれず、新しいテクノロジーなりデザインコンセプトなりを生み出せば、タイチ登場時以来のインパクトを市場に与える可能性は十分あると思います。ただ、それはもう少し先のことかなと思えますね。まだ彼らも現状では既存シューズの模倣の域を越えていないように見受けられます。AND1がタイチを生み出すのに時間がかかったのと同じく、彼らにもまだ時間が必要なのでしょう。その時が来るまで、今はまだスニーカーを語らず・・・つまりそういう事です。

各社デザイナーの皆様の頑張りに期待しつつ、今はこれ以上スニーカーを語るのは止めておきます。良い意味で一言言いたくなるような、そんなシューズの登場を心待ちにしたいものですね。




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