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え、このブログ終了したなんて誰も言ってないっスよ?いつの間にやら400万ヒットありがとうございます

映画

カンフーダンク 50点(100点満点中)

ブログネタ
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※今回は私が最も敬愛し信頼する映画評論ブログ、(´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ)トリビュート企画です。本家が更新されなくて残念なので、もしレビュー書かれてたらこんな感じかなと思って書きました。完全ネタバレですので、これから映画鑑賞ないしDVD購入をご検討の方はご覚悟の上でお読み下さい。そしてつぶあんこさん、もしもご覧になられましたら笑って許して下さいませ、いやむしろ厳しくレビューのレビューをお願いしますm(__)m

公式サイト

『ジャッキー・チェン ドラゴン特攻隊』『金城 武 チャイナ・ドラゴン』
など、エンタメ路線の作品を得意とするチュウ・イェンピン監督の手がけた台湾映画。

言うまでもなく『少林サッカー』の大ヒットの延長線上にある作品である今作、作品内でもわざわざバスケットボールを始める前に「サッカーやるか?」という台詞を入れる自虐ネタが笑えるが、「リバウンドを制する者はバスケを制す」という「スラムダンク」の台詞がそのまま引用されている点、チームのキャプテンの妹がチームのエースに思いを寄せている点、しかもそのエースには相手にされない妹に主人公が惚れるなど、これまた『少林サッカー』同様に日本マンガの影響を強く感じさせる作りとなっている。

幼くして親に捨てられ、カンフー学校で育てられた結果学校きっての使い手になるという導入部は無難な入り方なのだが、最初に主人公を拾って預けたホームレスが後の主人公並みのハイジャンプを見せて飛んでいくくだりがストーリーと全く関係無いのが気にかかる。また、主人公が成長し、一旦学校を追い出されるまでのくだりまでの細かいギャグがことごとく外し気味なのは残念。

主人公をバスケの道へ誘うリーとの出会いからカンフーアクションへの流れは前半の見せ場として十分機能しているが、学校を追い出されるまでに師匠4人との絆もあまり掘り下げた表現が無く、これでは後でピンチに陥った主人公を助ける場面での説得力が薄れてしまうのもマイナス。また、学校を追い出された主人公が第一大学バスケットチームに入学するまでのくだりが性急に過ぎるのが辛い。尺の都合でカットせざるを得なかったものと思われるが、このあたりはDVD発売の際に補完が望まれるところ。

ただ、肝心のバスケットボールのシーンは半ばやり過ぎ感があるぐらいのワイヤーアクション使用がハマっており、ここは高評価。『少林サッカー』と方法論は全く同じながら、サッカー以上に三次元での動きを要求されるバスケットボールという競技の特性がここではアドヴァンテージになり、激しくゴールし過ぎてネットが燃え尽きる、といった類の演出を使わずとも十分楽しめるアクションとなっており、またその動きもAND1などに代表されるストリートバスケットのムーヴを取り入れた、バスケットボールファンにも違和感の薄いものとなっている(明らかにゴールテンディングのプレーなどもあるが、ストリートバスケの動きと考えれば
OKか)。

決勝戦での相手チームキャプテンとの絡みはやや説明不足の面もあるものの、相手チーム入場のシーンはある種吹く事必至。試合展開の流れはなかなか秀逸であり、また逆転のブザービーターの行方、逆転の秘策が全く観客の予想外の展開を見せるなど、このあたりの脚本は良く練り込まれている印象。

主人公の親が名乗り出るくだりのフェイントもなかなか上手く出来ているが、そこからラストへのストーリー展開が吉本新喜劇のようなしんみり演出で終わるのは若干違和感の残るところ。主人公とヒロインとの恋の行方も多分上手く行ったんだろうとは思わせるものの、これまた説明不足な終わり方なのは惜しまれる。

音楽面では日本映画界の音楽プロデューサー、石川光IDEA Inc.が敢えて中国的な要素もヒップホップ路線も除外したサントラを作っており、これは好印象。バスケットボール≒ヒップホップカルチャーという認識は確かに間違いでは無いが、アジア発の作品でまでそれを必ず踏まえなければならない道理も無い。テンプレート的な流れをスルーした点は評価したい。

興業としては今ひとつ大ヒットとはいかなかったようだが、DVDにて完全版でリリースされ、説明不足の部分が補われれば一層作品としての出来は良くなると思われる。既に続編の製作も決定しているが、マンネリ感を出す事無くどんな新しい技・ギミックが登場するか期待。

蛇足:
上映前に『フライング☆ラビッツ』予告編が流れていたが、確かノンフィクションベースだったはずなのに石原さとみがどうみてもダンクとしか思えない動きを繰り出していて吹いた(笑

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バスケットボール映画の勧め(いろいろ編)

・・・このシリーズ、まだ取りこぼしありましたよ。ということで、ケンプの運転手さんからリクエストのあった作品を。まずは「プリティ・ダンク」、原題「Juwanna Mann」であります。NBAを追放された選手がWNBAに挑むというお馬鹿映画であります・・・あっちの映画ってこういう女装モノ多くないですか?因みにケンプの運転手さん、「エディー」はやっぱyoutubeに動画が見当たりません(´・ω・`)



プリティ・ダンク【字幕版】
Juwanna Mann


お次、古いぞ〜。1973年の映画「Cornbread Earl And Me」、これ知ってたら本当にマニアだと思います。因みに私はDVD持ってますが今日に至るまで未見です('A`)日本のアマゾンでは見当たらない風ですが、興味ある方は本家amazon.comで検索してみて下さい。



Cornbread Earl & Me


オーラス、一見古そうですが最新作を。お馬鹿映画「俺たちフィギュアスケーター」に続く「俺たちダンクシューター」、原題「Semi-Pro」です。ABAがNBAに吸収されるタイミングを描いたと書くと真面目そうな映画なのに、どう見てもお馬鹿映画ですな。グラミー賞受賞ラッパー、アウトキャストのアンドレ・ベンジャミン出演も何気に注目です。因みに、おすぎ先生大特選映画です(本当)。「見なければ今年の得の半分を失うよ」だそうですよ!日本公開はこれからですので乞うご期待!



「俺たちダンクシューター」公式HP(こちらにもトレイラーあり)

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エディー 勝利の天使

バスケットボール映画の勧め(非NBA編)

今回はNBA選手が出ていないバスケ映画を取り上げていきます。 覚えてる限り行ってみましょう。まずはストリートバスケットボール界において、依然として伝説の人たる「THE G.O.A.T.(GREATEST OF ALL TIME)」、アール・マニゴートの伝記映画、「リバウンド」より。マーヴィン・ゲイの名曲「インナー・シティー・ブルース」にのせてストバスの一シーンをどうぞ。DVD化はされてないようですね・・・。以前は日本版のVHSもあったような気がしますが・・・。 Rebound
お次はやや時代下って、'90年代のストリートバスケットシーンを伝える映画「アバブ・ザ・リム」。後に凶弾に倒れるラッパー、トゥパックが登場しています。色々な意味で貴重な一本ですね。 Above the Rim
次は「ソウル・イン・ザ・ホール」。こちらもヒップホップとバスケットボールとの綿密な関係を雄弁に語る一本ですね。ウータン・オールスターズのPVヴァージョンで映画の雰囲気を感じてもらえれば、と思います。日本版?ある訳ないでしょー。 Soul in the Hole (Dir Chk Sen)
さあ、来ましたよ。バスケットボールのドキュメンタリー中でも名作中の名作、「フープ・ドリームス」です。2人の少年達のバスケットボールにかける情熱を見て下さい! フープ・ドリームス
今度はNBA選手の伝記映画、「ザ・ピストル-バース・オブ・ア・レジェンド」です。あのトリッキーなプレースタイルは子供の頃から仕込まれたものだったんですね。 Pistol: The Birth of a Legend
学生バスケものの傑作「コーチ・カーター」置いときますね。サミュエル・L・ジャクソンのコーチ役はなかなかハマってますな。 コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション
最後はこれから公開の映画です。「カンフーダンク」、ええどう見ても「少林サッカー」のバスケ版ですね。日本公開アリアリなのでお好きな方はどうぞ。 「カンフーダンク」公式HP ・・・まだ取りこぼしがあるっぽいので、思い出したらまた追加しておきます。 banner_03 そこがいいんじゃない!みうらじゅんの映画批評大全1998‐2005

バスケットボール映画の勧め(NBA選手出演編)

今回は単発企画。NBA選手が本業のバスケットボールで活躍している映画を紹介してみましょう。日本でDVD化されてないのも正直あります。

まずはセルティクス優勝記念に(?)、レイ・アレンが天才バスケットボールプレーヤー役で登場する「HE GOT GAME」、邦題「ラスト・ゲーム」です。主演の父親役はデンゼル・ワシントン、この動画には出てませんがアレンを大学にリクルートする先輩役はリック・フォックスです。一瞬ですがトンプソンHC(ジョージタウン大)やマイケル・ジョーダンも出てたりします。本編もYoutubeに落ちてますが、まあDVDでの鑑賞をオススメします。お、ジャケ写変わったんですね。




ラストゲーム


続きまして、若き日のシャックとペニーが競演し、後にマジックでコンビを組むきっかけともなった映画「BLUE CHIPS」、邦題「ハード・チェック」です。NCAAでのルール違反のリクルーティングを批判した結構硬派な映画でした。ラリー・バードとか何気なく出てるからこちらも侮れません。これは地下バスケみたいなところで主人公のHCがシャックを見出すシーンです。・・・台詞がスペイン語吹き替え版ですが(笑)。なお、DVD化はされていないようです。VHSでどうぞ。



ハード・チェック(字幕スーパー版)
ハード・チェック(日本語吹替版)


続きまして、日本では公開されませんでしたがウェバー、キッド、デヴィッド・ロビンソン、カーター、アイヴァーソン、ナッシュといった一流どころのスターが揃って出演した「ライク・マイク」です。主演は少年ラッパーだったリル・バウ・ワウ(現バウ・ワウ)。どうみてもNBA全面協力です。まあ映画の内容は他愛ないものですが・・・。DVDは海外でしか発売されていない上、両面DVDになっててリージョンコードもありと日本で見るには壁が多過ぎますが、興味ある方は頑張って見て下さい。・・・1000円とかで日本版出ないかなあ・・・。

Like Mike


最後はやはりMJ御大に締めてもらいましょう。まずは毎度お馴染み、「スペース・ジャム」ですな。ジョーダン、バークリー、LJ、ボーグス、ブラッドリーといった面々が出演してました。これはDVD入手も容易ですね。



スペース・ジャム


そして、「マイケル・ジョーダン・トゥ・ザ・マックス」。「マトリックス」の撮影手法でジョーダンのダンクを捉えた貴重な映像、一度は見ておく事をお勧めします。



マイケル・ジョーダン トゥ・ザ・マックス


・・・次回いつになるかはアレですが、今回紹介し損ねた映画、NBA選手が登場してないものも含めたバスケットボール映画を紹介してみます。

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江頭2:50のエィガ批評宣言

映画に毛が3本! (KCピース)
この文を書きたる者
ペニー
六伍壱 ◆MAGICcvM2E
昔の名前はセントトーマスこと 「NBA MAGICAL INSIDE」 (現在更新停止)管理人、 2chマジックスレ は最近はご無沙汰。シャック&ペニー時代からマジックを追っかける'90s世代NBAファンです。耳寄り情報・ご要望・リクエスト・リンク希望・ツッコミetcはmagicalinside651@gmail.comまでドゾー。twitterにもおりますので「六伍壱」で検索してみて下さい。
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